真鏡名ミナ

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真鏡名ミナ」を以下のとおり復元します。
#image(mina ken.png,left,float,title=私でいいの……)
-''名前'': 真鏡名 ミナ(まじきな みな)
-''初出作品'': サムライスピリッツ零 
-''生年月日'': 明和六年(1769年)三月六日
-''出身地'': 琉球
-''身長'': 五尺二寸(158cm)
-''三体数'': 二尺八寸、一尺九寸、二尺八寸(85・58・85)
-''体重'': 語らず
-''血ノ型'': AB型
-''武器銘'': 鎮聖八浄→正邪均浄(令サム)
-''流派'': 秘道・弓張月
-''好きなもの'': チャンプル
-''嫌いなもの'': 語らず
-''コンプレックス'': ひとりぼっち
-''尊敬する人'': いない
-''剣の道について'': あやかしを滅する力
-''特技'': 妖滅師
-''平和を感じる時'': 邪気のない場所でチャンプルと遊ぶとき
-''好みのタイプ'': [[男性不信>小笠原祥子]]
#region(チャンプル)
-''名前'': チャンプル
-''生年月日'': 明和十年 七月三日(ゴーヤ畑でミナに拾われる)
-''出身地'': 琉球
-''身長'': 一尺一寸
-''体重'': 二貫目
-''血ノ型'': 不明
-''好きなもの'': ミナー
-''嫌いなもの'': ゆくさー(嘘つき)
-''コンプレックス'': なちぶー(よく泣くこと)
-''尊敬する人'': ミナー
-''剣の道について'': あがー(痛い)
-''特技'': がんまり(いたずら)
-''平和を感じる時'': とぅるばる(ぼーっとする時)
-''好みのタイプ'': ミナー
-''声優'': [[生天目仁美(『零』『零SP』)、釘宮理恵(『剣』)>リムルル]]
#endregion
#clear
#region(『零SP』の絵はこちら)
#image(mina.jpg)
#endregion

#region(担当声優)
:[[雪野五月(現・ゆきのさつき)>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:ゆきのさつき|]]|『零サム』
:[[大沢つむぎ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:大沢つむぎ|]]|『剣サム』『コトダマン』
:[[田中理恵>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:田中理恵|]]|『クイーンズゲイト スパイラルカオス』&br()&s(){web版[[よみ>水原暦]]がTV版に!}
:米本早希|『侍魂オンライン』
:[[石川由依>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:石川由依|]]|『令サム』
#endregion

&ref(mina.gif,,,left,float,title=無限矢筒)


&font(22,b,i,#adadad){「いくよ、チャンプル」}
#clear

『[[サムライスピリッツ]]』シリーズのキャラクター。『サムライスピリッツ零』で初登場。
琉球王国生まれの神女(カミンチュ)で、長い白髪と褐色の肌が特徴の少女。
白い装束(やたらと露出が多い)を身に纏い、和弓を取って戦う妖滅師で、侍が少ないサムスピの中でも一際サムライじゃないキャラ。
上記の通り、苗字は「まじきな」と読む。
沖縄県(琉球)にルーツを持つ実在の苗字で琉球出身のミナにぴったり…なのだが、
本来の表記は「眞''境''名」(つちへん)であり、ミナの「鏡」(かねへん)は「じき」と読まない。[[誤植]]が[[そのまま定着した>緋雨閑丸]]のだろうか……?
//誤植→水無月 刃(壬無月と間違えた)

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**設定
生まれつき霊力が強く、琉球王国の神女(カミンチュ)になるべく育てられた。
しかし、その強過ぎる霊力故に人々から疎んじられ、ミナは徐々に笑顔を忘れ、極度の人間不信になってしまった。
そのため、彼女自身も自分の能力を嫌っている。
実は父親はアイヌであり、名前のミナはアイヌ語で「笑う」を意味するのだが、それとは裏腹に泣きも笑いもしない名前負けの暗い性格。&link_anchor(*1){*1}
シーサーのチャンプルにのみ唯一心を開いており、琉球の山小屋にチャンプルと静かに暮らし下界との交流は断絶している。
『零サム』においては、自分の留守中に故郷の村があやかしによって壊滅させられ、そのあやかしを滅するため旅に出る。

#region(しかしそのEDでは……(ネタバレ注意))
死闘の末、闇キ皇と化した[[我旺>兇國日輪守我旺]]を倒したミナ。
しかし、ミナが虚無感に打ちひしがれていたその時、チャンプルの様子が急変する。
瞬く間に巨大なシーサーと化し、一般人を襲い始めるチャンプル。
暴走するチャンプルから発せられる妖気は、ミナが忘れられないものであった。

&font(b,i,#949495){「……。……………そう…………だったんだ…………その邪気……忘れてないよ……}
&font(b,i,#949495){ ずっと……ずっと……強すぎる邪気に当てられて……自分をおさえられなくなっちゃった……?」}

彼女は気付く。かつて彼女の故郷の村を滅ぼしたのは、他ならぬチャンプルであるということを。
ひとりぼっちだった彼女が唯一信じられた友達、そのチャンプルに向かってミナは矢をつがえる。

&font(b,i,#949495){「ごめんね、チャンプル。約束、守るから……。私もすぐ……いくから……。」}

白くフェードアウトする画面。飛び散る鮮血。物語はそこで終わる。
&nicovideo(sm860410)

全体的に暗い雰囲気の零サムの中でもミナEDは[[全シリーズ屈指の鬱エンド>お市]]である。
その後彼女らがどうなったかは語られていない。
だが、ミナは自分で語る通り、チャンプルなしで生きていけるほど心の強い人間ではない。
恐らくは二人とも……?

#region(くるさりんどー)
本来シーサーは現地では&b(){魔除けの存在}とされており、恐ろしい魔物どころかむしろ守り神のような人間にとってありがたい存在である。
そのシーサーであるチャンプルが何故村の人々を殺めたのかはよく解っていない。
「月刊アルカディア」に掲載されたミナの設定によれば、村人はあまりに強い霊力を持ったミナを疎んじており、
ミナ本人の心象描写にも村に対して「良い思い出は無い」とある。
また、ミナのコンプレックス「ひとりぼっち」や極度の人間不信からも分かるように、理解者もチャンプル以外いなかったとされる。
これらの要素を鑑みると、神女としてのミナだけを都合よく望む村人達の「悪意」にチャンプルが反応したのかもしれない。
//このエンディングって「チャンプルを(魔除けの象徴である)シーサーだとミナは思っていたが、実は村を壊滅させちゃう魔物でした」ってオチだってのと、あくまでチャンプルはシーサーで、ミナにとっての「魔」が村人だったんだよってので解釈が別れたんじゃなかったっけ? 当時の論争を詳しく知らなくてまた聞きだから書けない……補足できる人、宜しく頼む
//アルカディアのみで公開された設定が考慮されていない書き方なので、追記しました。当時の論争はこちらもまた聞きですが、手元にある当時のアルカディアで確認したので「ミナが村人に疎まれている」「良い思い出がなく、友人もいない」という設定は確定です
あるいは、EDで何の関係もない旅人を襲おうとしていることから、単に[[変身すると理性が無くなってしまう>孫悟空]]のかもしれない
(見た感じ、チャンプル自身がまだ幼いと思われるので力を制御することに慣れてなくてもおかしくない)。
いずれにしても、その真相は謎のままである。

ちなみにチャンプルは、設定段階ではキジムナー(沖縄にいる樹木の妖精)だった。
キジムナーは普段は人間に敵意を抱かないものの恨みを買うと祟れるとされており、
この案が採用されていれば上記の行動にも納得がいったかもしれない。
#endregion
#endregion

#region(『天下一剣客伝』でのED)
[[徳川慶寅]]から父親の所在を聞いた彼女はとある人物の墓の前にいた。
そこへ一人の老婆が現れ、こう語る。
「その墓の下に眠っている人はとてもいい人で、ずっと琉球に残した家族を気にしながら死んでいった」と。
さらに、
「一人娘にはこの地方の言葉で<<笑顔>>という意味を持つ名前<<ミナ>>と名行けた」と彼女に告げた。
今まで自分と母を捨てた父を許せなかったミナ。しかしその言葉を聞き、
「いまさら笑えないよ・・」と言いながらも、父が本当は家族を想っていたことを知り、涙を流すのだった。

&font(b,i,#949495){……あれ……空が、にじんでるよ……}

バッドエンド一直線だった『零』とは異なり、感動的な終わり方を迎えている。&link_anchor(*2){*2}
ミナ共々、前作で鬱のどん底に落とされていた多くのプレイヤーも救われたことだろう。
#endregion

#region(『令サム』)
時系列上『零』と『初代』の間に位置する『令サム』では第2弾DLCとして参戦。両者とも存命していたのだ。
ミナの体は邪気に蝕まれており、それを封じるために右目には幾重もの包帯を巻いている。&s(){くっ、邪気眼が疼く…}
またそれにより、弓を満足に使うことができなくなってしまっており、
代わりに弓に刃物を取り付けることで以前とは違う戦い方を身につけている。
ちなみにチャンプルの額にも札のようにも見える大きな絆創膏が貼られている。
&nicovideo(sm36392640)

#region(令サムED)
『零』ED直後、その弓矢は力なく地面に転がった。
彼女はチャンプルを討つことは出来なかった。
そしてチャンプルの邪気を自身の体に取り込むことで、チャンプルを救ったのだった。

[[ラスボス]]兼CPU専用キャラである「静御前」を倒し、
その昇天を見届けたあと自身の邪気が消えたことに気がつく。
それはまるで、浄化された静御前が彼女自身の邪気を持っていってくれたかのように…。

すべてを終えたミナとチャンプルは船を出し、どこかへと旅に出ていくのであった。
その際、自らの右目に巻かれた包帯を解いている。
&font(b,i,#949495){ずっと一緒に居ようね}
二人のその先にはきっと、明るい未来があるのだろう…。
#endregion
#endregion

#image(zero_face.JPG,left,float,title=そんな露骨に嫌な目で見ないでくれよ)
 サムスピ界に現れた第5の巫女。
 『零』の開発スタッフがコアなファンによるくノ一(女性忍者)の参戦要望を退け、
 「サムライスピリッツの正統ヒロインである[[ナコルル]]への挑戦」を意識した結果生み出されたキャラクター。
 そのため、琉球王国出身、褐色の肌、白髪、遠距離戦が得意、青×白の衣装など、
 ナコルルと相対する要素が多く盛り込まれている。&b(){胸のことは言うな}。
 更に企画当初は&b(){ナコルルと血縁関係がある}という設定があったという(『零-GRAPHICAL MANIAX』より)。
 様々な事情でボツとなったが、琉球王国出身にも関わらず名前がアイヌ語なのはこのボツ設定の名残である。
 後に名前については、『天下一剣客伝』で設定が作られ、下記の『DOM』でもより詳しく語られている。
#clear

人間不信ということで他のキャラとは殆ど接点が無い彼女ではあるが、
[[レラ]]にはどこかシンパシーを感じたのか『剣サム』の決勝戦会話を見る限り、非常に好意的である。
また妖滅師と言っても問答無用で退治したりはせず、人間に害を与えないいろはとかは見逃している。

なお、ミナの性格は『零』のディレクターの趣味によるものだそうで、曰く、&b(){「ミナのような子に『近寄らないで』と言われたら最高」}とのこと。
悠紀エンタープライズスタッフの[[紳士>ニコMUGENの二次創作ネタ#変態]]っぷりが窺える話である。[[いろは]]や[[きら様>大道寺きら]]を生み出しただけのことはある。
また「露出の多い衣装+白髪+褐色+巨乳」というキャラデザイン故か人気は高く、そしてどことなくエロい。
一部通常技の中にグラビアポーズ(いわゆる&b(){女豹のポーズ}など)がさり気なく入っているあたり、狙ってやっているとしか思えない。
そういう話題に関しては、いろはの存在によりあまり表立たないが、こうやって見ると良い勝負な気がする。

……そんなこと言ってたら、いろはに続いて『クイーンズゲイト』に登場してしまった。
ゲーム『クイーンズゲイト スパイラルカオス』にも登場しており、
同作のミナはなんとなく相手の拒否よりも相手の否定がちょっと強いような気がする。&s(){「死んで」ってかなりはっきり言ってくれるよ!}
まあこのゲーム、ミナに限らずほとんどのキャラがオリジナルの性格アレンジをされていたりするのだが。
彼女の場合技の殆どが飛び道具なので、攻撃モーションの殆どにアレンジが加えられている。
『[[スパロボ>ゲシュペンスト]]』的に言えばオリジナル攻撃。しかしそこは天下のバンプレなのでかっこよく作られている。
弓で高く飛び上がったり、落ちてきた敵を&b(){弓で}突き刺したり……かっこいいんだよ!?

#region(inギャルゲー)
&ref(mina_dom3.jpg,,height=300,title=安心と信頼の野外露出)
公式ギャルゲー『Days of Memories』では第3作『大江戸恋愛絵巻』にヒロインの一人として登場。
『零』のエンディングとは異なり(グッドエンドならの話だが)、ミナが救済される形になるストーリーとなっている。
衝撃的なエンディング故に謎の多いチャンプルに関しても、より多くの設定が明かされている。
作品自体も、『サムスピ』シリーズの未回収の伏線を拾ったり、マニアックな小ネタを仕込んだりと、なかなかにシナリオ面での評価が高い。
DSにも移植されているので、興味があるならやってみるべし。
なお、基本的にはお馴染みの&b(){警戒心が強い癖に警戒する気皆無な}いつもの格好だが、流石に町中では着物を着ていることが多い。
それでもやっぱり露出度は高いのだが。

&ref(mina_dom8.jpg,,height=300,title=この谷間で手を打とう)
後に第8作『風舞う都でつかまえて!』にも登場。
舞台が現代ということで、[[彼>八神庵]][[ら>ロック・ハワード]]や[[彼女>不知火舞]][[ら>ユリ・サカザキ]]と同じく主人公のクラスメイトとなっている。
両親が居ないため[[バイト]]で自ら生計を立てているが、原作や第3作ほど重い設定ではない。
ちなみに、無口キャラ仲間である[[レオナ>レオナ・ハイデルン]]と絡むシーンもあるが、案の定ほとんど会話にはならなかった。
その代わり、[[デュオロン>堕瓏]]の妹である[[笑龍]](全身毒の代わりに悪霊付きのような状態)と仲良くなっている。
なお、本作では&b(){露出はしない}。残念でした。
#endregion

#region(どうでもいい余談)
[[DMM.com>吹雪]][[配信>島風]][[のブラウザゲーム>北上]]「御城プロジェクト」では、
初期選択城娘として沖縄の古城「浦添城」が登場するが、『サムスピ』を知るユーザーからは彼女の容姿がミナに似ていると指摘されている。
白髪のポニーテール、褐色の肌、持ち武器が和弓&s(){そして凄まじい露出度の高さ}であるなどミナと共通する要素が多い。
ただしあちらは所謂[[褐色ロリ>マローネ]]であり、髪色も[[白髪>浜風]]というよりは[[薄い空色>チルノ]]に近い。
#endregion

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**ゲーム中の性能
#image(mina_.gif,title=さり気なく揺れる)
武器が和弓なだけに、[[通常技]]のほとんどが矢を放つ[[飛び道具]]という、『サムスピ』では掟破り的な性能。
しかも、矢を数本まとめて弓につがえ、連続で撃ち放つ「地弓心(ちきゅうしん)」や、
飛び上がってから斜め下に矢を連続して撃つ「天弓心(てんきゅうしん)」など、
[[必殺技]]までも殆どが飛び道具なため、遠距離戦では相当な強さを発揮する。
また、ミナの同キャラ対戦は「相手の連射を掻い潜りつつ、こちらの矢を当てる」という『サムスピ』らしからぬ[[弾幕]]ゲーと化す。

その一方、接近戦の小回りが利かず、牽制攻撃の性能もイマイチという弱点がある。
また、ほぼ全ての攻撃が飛び道具なので飛び道具を反射・無効化できる相手との相性も悪い。
そしてなんと言っても最大の弱点は防御力。&b(){とにかく低い}。
曰く怒り中の[[覇王丸]]の「斬鋼閃」で即死。曰く怒り中の[[壬無月斬紅郎]]の屈大斬り(対空)で即瀕死。
相手が怒り中なら、攻撃力が普通程度のキャラの屈大斬りでも8割は吹っ飛んでしまう。
とにかく[[極端なほどに打たれ弱く>紙]]、相手が怒り状態というだけで死亡フラグというほどの脆さ。
[[炎邪]]相手に至っては、怒ってなくても即死の可能性あり。

なお、よく「巨体で動きの鈍い[[妖怪腐れ外道]]は封殺出来る」と言われるが、これは稼働初期の[[わからん殺し]]のイメージであり、
実際には、『零』では上級者になると若干不利、『零SP』に至っては大幅不利。
確かに動きは遅いが、前転等の長い無敵や高火力の技……と言うかキャラ性能差で詰ませにかかってくる。
『剣サム』では逆にミナの大幅有利だが、これも単純にキャラ差の問題と言うか、&b(){外道でなくてもだいたいのキャラにミナ有利}なので……。
詳しくは腐れ外道のページも参照。

ちなみにリーチが無い重量級の[[花諷院骸羅]]だとこうはいかず、ほぼ&b(){公開処刑}と化す。
その他では[[タムタム]]も、ミナに対して相性が悪いと言われている。
『剣サム』の&b(){[[ラスボス]]}である[[魔界を統べし我旺>兇國日輪守我旺]]に至っては&b(){ボタン1つ連打するだけでハメ殺せる}。

ランクとしては『零サム』では中堅、『零SP』では中の下~下位ぐらいか。
彼女を使う場合は当然相手を近付けさせない立ち回りになる上、時には必然的に壁ジャンプなどで逃げ回る必要もあるため、
ミナの上級者の戦いは一種卑怯に見えてしまうこともある。
傍から見れば「[[何でこのキャラが最強じゃないの>ラオウ]]?」と見えるかも知れない特異なキャラだが、[[そう簡単にはいかない>世紀末]]のがサムスピの世界。
//この辺かなり主観及び曖昧な知識で書いちゃってます。お目汚しなら消してしまって下され
まあ、そこは[[サムスピだからしょうがない>○○だからしょうがない]]ということで。
……と思いきや『剣サム』では体力の大幅増加(剣サムという作品自体が他シリーズよりも体力が軒並み高くなり、相対的に全体の火力が激減している)に加え、
何故かやたらと[[判定]]の強い通常技のおかげで近接間合いでも戦えるので、弱点と言えるものがなくなってしまった。
更に一閃バグ(飛び道具が画面にある間に一閃を出すと飛び道具の威力も一閃と同じになるバグ)の発見により通常攻撃は勿論、
ダウン追い打ち判定を持つ飛び道具にも適用されるなどのシステムにも恵まれ、最強クラスに位置付けられた。 

#image(win.gif,left,float,title=寝ろ)
 ところで常に彼女の傍に居るチャンプルは、&b(){何もしない}。
 本当にただ居るだけ。[[居て、喋りまくるだけ。>瑞麗]]&link_anchor(*3){*3}
 『サムスピ』史上初の&b(){戦力にならない}オプションである。[[本体疑惑までささやかれた忍犬>パピー]]とは正反対。
 戦わないオプションキャラというだけで言えばカプコンの[[アニタ>ドノヴァン・バイン]]という前例があるが、
 アニタと違ってチャンプルは[[コマンド]]技により指示は出せる。なのに、その中に全く戦闘行動が無い。
 それどころか&font(red,b){居ると心を乱される}という理由から、試合が始まったら
 まず最初に「チャンプル おやすみなさい」で眠らせて以後放置、なんてプレイヤーも多いとか。
#clear

ただし『剣サム』の家庭用移植版ではEX版ミナ限定だがアイテムを出したり、拾ってきたり、
敵を拘束したりという戦闘に影響する行動も取るようになった。&link_anchor(*4){*4}

さらにチャンプル自身もプレイアブルキャラとして登場している。技名はすべて沖縄方言。
スピリッツは「獣」で固定であり、特性上ガードができないが
[[体が小さい>ちびキャラ]]ので相手の攻撃をかわし易い。
その分リーチは短いものの、矢のような飛び道具を撃てるので遠距離でやることがないわけではない。
[[武器飛ばし技>超必殺技]]「くるさりんどー」(意味:&b(){ぶっ殺す})は『零』のEDで披露したシーサーの姿で突進。無敵が長いので強力。

#aa(){  /⌒ヽ
 // γヽ丶γヽ
//  ゝ, ヽ_ ノ
|l    ,'´〃  ヽ  私のことはほっといて…
|l    | ノ__/__|l__|
!     ヽリ ゚ -゚ノリ
    /|ヽ /\      . ____オパーイオパーイ
    / ( V/ ̄ ̄ ̄ ̄/. |/::::::\|
  __(__ニつ/ チャンプル /__(´・ヮ・`)__
      \/____/   ∪ ∪ 
}

『令サム』では、とある理由で容姿と戦闘スタイルが大きく変わる。
弓矢を用いた技は「構え」からの派生技のみとなり、
基本技は刃物をつけた弓による斬撃か格闘技となっている。

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**MUGENにおけるミナ
#region(エル氏製作)
-&b(){エル氏製作}
現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。
『天下一剣客伝』がベースとなっており、各種システムから秘奥義までほぼ全ての技が揃っている。無いのは[[ぬいぐるみ>挑発]]くらいか。
一見各種[[スピリッツ]]は再現されてないようだが、イントロ中に左右キーを押すことでスピリッツが選択可能。[[ボイス]]は『零』版が使用されている。

J・J氏による[[AI]]も公開されている。
原作でのガン逃げ戦法とは裏腹に、自ら前に進んでいったりもする戦い方をする。
見ている側からは面白いが、やはり「遠距離メインのキャラが前に進むとどうなるのか」という結果を見せる形になっており、
強さはそこそこといったところ。なお、前述のようにしっかりチャンプルを寝かせてくれる。

#endregion
#region(PriPri Man氏製作)
-&b(){PriPri Man氏製作}
『零』ベース。
同氏作の[[リムルル]]同様、残虐レベル設定ができ、血の色(デフォでは&b(){牛乳が出る})や、
[[真っ二つになる等切断やられ>コンバット越前]]の有無が変更可能。
現在は氏のサイトのトップページだけが消えているが、DLページ自体は生きており入手は可能。
AIは未搭載。
//これ以外に他のミナとの違いが分かる人、お願いします

#endregion
#region(アリ氏製作)
-&b(){アリ氏製作}
2015年4月1日の氏の引退と共に公開停止されたが、転載・改変自体は自由。
現在はfoxy氏のonedriveにて代理公開されている。
こちらは『零SP』がベースとなっており、[[絶命奥義]]まできっちり再現されており、完成度は非常に高い。
他のミナとの分かりやすい違いとして、こちらのミナにはチャンプルがいない。
デフォルトでAIが搭載されている他、ピータン氏による外部AIパッチも存在。
そちらは現在hamer氏によって代理公開されている。

#endregion
#region(ピータン氏製作)
-&b(){ピータン氏製作}
上記のミナのAIと同じく、現在はhamer氏によって代理公開されている。
こちらは『[[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』風にアレンジされており、『2002UM』のシステムが完備されている。
『サムスピ』と『KOF』のいいとこどりで、いつも通り[[紙]]だがサムスピ特有の高火力を持つ。
体力が減るとチャンプルがやってきて、[[援軍カウンター>戦国BASARA X]]が使えるようになる。チャンプルが来るかはオプションで調節可能。
MAX2で相手をKOすると[[BGM>絶命奥義]]とピータン氏手描きの[[カットイン]]が入る。&b(){揺れる。}
[[ブリス>ミッドナイトブリス]]にも対応しており、DOM第8作での制服姿が用意されている。
AIもデフォルトで搭載されており、対人用と対AI用にレベル調節可能。

#endregion
#region(cerenas氏製作 兇國真鏡名ミ旺)
-&b(){cerenas氏製作 兇國真鏡名ミ旺}
現在は公開停止。
[[ナコ月ルル娘]]や[[レラ草四郎時貞]]、[[リム神ルルキ]]でお馴染みcerenas氏の、例によってサムスピ女性キャラクターのカオスアレンジ第四弾。 
名前からも分かる通り、[[兇國日輪守我旺]]成分の混ざった[[真鏡名ミナ]]。名前の読み方は&b(){「きょうごくまじきなみおう」}と思われる。 
ついでに、チャンプルが我旺に変身する。……いや、我旺がチャンプルに変身してるのか? 謎である。 
攻撃を受けると専用の「祭ゲージ」が溜まり、MAXになるとしばらくの間「闇キ皇」に変身する。 

#endregion
#region(Felicity氏製作 ホークミナ)
-&b(){Felicity氏製作 ホークミナ}
『[[UMVC3>MARVEL VS. CAPCOM]]』に登場したマーヴル・コミックのヒーロー、[[ホークアイ>ホークアイ(マーベル)]]の仕様と氏お得意の『MVC』システムを無理やりミナとMIXさせたキャラ。
髪の色やコスチュームもホークアイ風に紫色になっており、ボイスもホークアイ(CV:クリス・コックス)のもの。
技名もクイックショット、ラグタイムショット、トリックショット等ホークアイ風。
アドバンシングガード、Xファクター、移動起き上がり、ハイパーコンボといったMVCシステムもしっかり搭載している。
特にアドバンシングガードは間合いを離したい彼女にとって非常に有難い値千金の効果。
あと、[[ストライカー]]で何故か黒い[[ナコルル]]と[[レラ]]を呼ぶ。
作者によるAIもデフォルトで搭載されており、中々の強さを見せる。[[防御力の低さ>紙]]にだけ注意!

#endregion
#region(SABA氏製作 レインボーミナ)
-&b(){SABA氏製作 レインボーミナ}
アリ氏製作のものを改変して製作されたもの。
名前こそ[[レインボー>ストリートファイターII#id_d454b4c7]]だが、[[ヒップアタックやプロレス技>レインボー・ミカ]]を使うわけではなく、氏の製作した[[壬無月斬紅郎]]同様&b(){[[カニミソ]]再現キャラ。}
[[師範動画>不破刃最強伝説:大会編]]の仕様を再現しており、ドリルキックが多段ヒット&無敵化、矢が多段ヒットしたり大量に分裂したりする。&s(){[[天からふりそそぐものが世界をほろぼす>ラヴォスコア]]}
通常射撃[[キャンセル]]は怒り爆発中限定になったので元ネタよりも挙動は大人しい。
[[分身]]発生やラウンド開始後一定時間無敵は再現されていないが、代わりに剣気ゲージ高速回復&減少量ダウン、
ガーキャン追加、弾き強化、バクステや技の無敵増加など全体的に強化されている。
また新システムとして怒り爆発の上位技「超怒り爆発」が実装、絶命奥義は超怒り爆発でなければ使えなくなった代わりに性能強化された。
チートモードが存在し、レベル1で剣気ゲージ常時MAX、レベル2で超怒り爆発の制限解除、レベル3で常時怒り爆発状態&無の境地出し放題になる。
氏自身による強力なデフォルトAIも搭載しているが、飛び道具特化のため相性ゲーになりやすい。金[[師範>不破刃]]とか。

#endregion
#region(Extravagant氏製作)
-Extravagant氏製作
//「author ="bebop"」となってますが動画の説明文ではExtravagant氏名義。改変元?
#image(mina_cvs.gif,title=実にけしからん)
『[[CVS2>CAPCOM VS. SNK]]』風アレンジ。VioFitz氏製作のスプライトを使用。
[[グルーヴ]]選択も可能で、肉弾戦用の通常技も新規[[ドット絵]]で追加されている。
しかし、それより何より注目すべきは&b(){長い腰布を巻いていない}ということであろう。
下半身が丁寧に描き変えられ、きれいな脚やお尻がよく見える。
チャンプルもいないので気が散ることなく堪能できる。
[[長さといい…細さといい…足首の締まり具合……最高じゃ!>タクアン和尚]]
AIは未搭載。
|紹介動画(DLリンク有り)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=vqSSusK-v2U){320,240}|
//動画単体で説明文を付けない場合、基本的に「||」で括る必要はありません

#endregion

ちなみに、お供のチャンプルも242氏製作のものがMUGEN入りしていたが、現在は入手不可。
ただし『剣サム』仕様ではない。見た目こそ普通のチャンプルなのだが…。
その攻撃方法は同氏製作の[[グロスプー>スプー]]と同じくらい&b(){グロい}ので苦手な方は注意しよう。
&s(){『剣サム』仕様はいつMUGEN入りするんだろう}

他にも608氏が[[ダック・キング]]を改変した&b(){「P」}の[[ストライカー]]として登場する。
また、ホーム[[ステージ]]である首里城を伊吹川氏が公開している他、同ステージの夜バージョンも海外で公開されている。


#image(mina_V.gif,left,float,title=もう……やめて……。意味なんてない……)
&br()&br()&br()
&font(24,i,b,#adadad){ 「………………消えて。死んでよ」}
#clear

***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[真鏡名ミナ],sort=hiduke,100)
}
#endregion
***出演ストーリー
#region(一覧)
[[stories]]
[[クロス・ゼロ]]
[[鬼神無双!]]
[[初本無限]]
[[少し遠く]]
[[積みまっくす!]]
[[覇亜斗の拳 ∞聖女伝説]]
[[飛竜の旅]]
[[水瀬家族計画]]
[[無限市吸血鬼事件]]
[[よろず屋『わふぅ!』]]
#endregion

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
パチスロ『サムライスピリッツ鬼』では、液晶演出としてチャンプルと一緒に水遊びをするミナの姿があるが、
そこでの彼女は名前の通り明るく振舞っている。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
『零サム』の未使用[[ボイス]](つまりゆきのさつき女史の声)に「あれ……? 空がにじんでる」というセリフがあることから、
同作のEDは当初『剣サム』のようなストーリーが考えられていたと思われ、
実際、ミナの名前の由来は『剣サム』で初めて明らかにされている。
『零サム』の悲劇的な結末が回避できたかもしれないと考えると非常に複雑である。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
この喋っている声、実際は「おっぱー(おんぶ)」と言っているのだが、
どう聞いても&b(){「[[おっぱいおっぱい>ジョルジュ長岡]]」}にしか聞こえない。どちらにせよ、&b(){戦闘中に言われても困る}。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
『クイーンズゲイト』でも自らの身を挺してミナを守る&b(){大活躍}である。&s(){おかげで「おいチャンプルそこどけ」という意見が絶たない}

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//|CV:ゆきのさつき|,|CV:大沢つむぎ|,|CV:田中理恵|,|CV:米本早希|,|CV:石川由依|,SNK,サムライスピリッツ,弓使い,紙装甲,巫女,ポニーテール,自殺,日本人,隻眼,眼帯,白髪,褐色

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