アメリカの[[マーベルコミックス>アメコミ]]の人気シリーズ『X-MEN』に登場するヒーロー。 [[ストーム]]同様、比較的珍しい黒人のヒーローである。 [[仮面ライダーキバ>>http://www.tv-asahi.co.jp/kiva/]]の[[中間管理職]]の敵のボスとは関係ない。 とあるエピソード(後述)で重要な役を演じたために人気が出て、1999年には単独シリーズも始まった。 「ビショップ」はヒーローネームであり、本名は不明。 X-MENの時代からさらに80年ほど未来からやってきた未来人のミュータントである。 未来における警察組織『Xーエンフォーサーズ』に属しており、現代にやってきたのも犯罪者を追ってのことである。 80年後の未来では、X-MENのメンバーは「とある裏切り者」によって[[彼>ガンビット]]を除いて全滅しており、 「ミュータントのために戦った伝説のヒーローチーム」という扱いである。 ビショップは彼によって育てられ、伝説のヒーローたちの名前を受け継いだチームに入ったが、 彼が「裏切り者」なのではないかと常に疑っていた。 だが、やってきた過去の世界で、衝撃の事実に直面することとなる。 #region(close, ネタバレ注意!) その「裏切り者」だが……ガンビットではなく、非常に意外な人物であった。 詳しくは、[[彼>オンスロート]]の項目を見てほしい。 #endregion ヒーローとしての能力は、エネルギーの吸収と投射というスタンダードなもの。 また、狙撃手として非常に高い腕前を持ち、近接格闘戦においても高い性能を誇る。 これらのスキルを組み合わせ、銃剣を用いた戦闘を主に行う。 性格は、荒っぽくて好戦的。少々アンチヒーロー寄りである。 育ての親についての悩みは持っているものの、あまり自分がミュータントであることに関しての悩みは持っていない。 これは、荒廃しているがミュータントの存在が認められている未来社会で育ったためと思われる。 そのため、未だミュータント差別が根強く残っておりエグゼビア教授の穏健路線に従わざるを得ない現代での生活は相当なストレスになったようで、あまり前向きな人間関係を築けなかったようである。 余談だが、同じ未来からの来訪者でも[[ケーブル]]の未来はビショップが来たのとはまた違う時間軸に存在する未来(パラレルワールドに近い)であり、 人類が[[アポカリプス]]によって滅ぼされているという、ビショップの未来以上に絶望的な世界となっている。 **MUGENでは #image(bishop.gif) 海外のwucash氏によるものが公開されている。 その完成度は高く、凝ったコマンド表まで同梱されている。 拳銃や銃剣や手榴弾を駆使して戦う、近接よりの万能型になっている。