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日本語吹替声優 |
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郷里大輔
- 1992年アニメ版(テレビ東京版)
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佐藤晴男
- 1992年アニメ版(トゥーン・ディズニー版)
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楠大典
- 『フューチャー&パスト』
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アメリカの
マーベルコミックスの人気シリーズ『
X-MEN』に登場するヒーロー。初出は1992年の『Uncanny X-Men #282』。
ストーム同様、比較的珍しい黒人のヒーローである。
ただし、作中でオーストラリア先住民のゲートウェイの孫である事が判明しているので、少なくとも四分の一はアボリジニの血を引いている事になる。
とあるエピソード(後述)で重要な役を演じたために人気が出て、1999年には単独シリーズも始まった。
本名は
ルーカス・ビショップ(X-Treme X-Men #4より)。身長198cm。体重125kg。
X-MENの時代からさらに80年ほど
未来からやってきた未来人のミュータントである。
未来における警察組織「Xavier's School Enforcers (X.S.E)」に所属しており、現代にやってきたのも犯罪者を追っての事である。
80年後の未来では、X-MENのメンバーは「とある裏切り者」によって
一人を除いて全滅しており、
「ミュータントのために戦った伝説のヒーローチーム」という扱いである。
ビショップは生き残った彼によって育てられ、伝説のヒーロー達の名前を受け継いだチームに入ったが、
彼が「裏切り者」なのではないかと常に疑っていた。
だが、やってきた過去の世界で、衝撃の事実に直面する事となる。
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ネタバレ注意 |
その「裏切り者」だが……ガンビットではなく、 非常に意外な人物であった。
詳しくは、 彼の項目を見てほしい。
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もう一つの衝撃の事実 |
プロフェッサーXにとっては裏切り者の有無<<<<<<<<ピクニック
いやまあ、「何時如何なる時も、無闇に焦らず気持ちに余裕を持て」って事なんだろうけど……。
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また、彼がやってきた未来の話とは直接関係は無いのだが、エグゼビア教授がX-MENを結成する前に死んでしまったために、
アポカリプスが世界を征服してしまったディストピア『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界において、
タイムパラドックスによって消滅した元世界の唯一の生き残りとして破滅の世界を放浪。
亡き友の理想実現に人生を捧げたヒーロー・
マグニートーの率いるチーム「X-MEN」らに本当の世界の復活という希望を与え、
苦難の末にエグゼビア教授が殺害されようとする瞬間に帰還し、暗殺を阻止。時間流修復の波に巻き込まれて消滅していった
(その場には以前の時間のビショップが残っていたため、彼の物語はまだ続いて行く)。
ヒーローとしての能力は、エネルギーの吸収と投射というスタンダードなもの。
具体的にはエネルギー系の攻撃を吸収し、蓄積したエネルギーを相手に跳ね返すというもの。
ビーム主体の
サイクロップスや
ケーブルにとっては天敵ともいえる能力と言える。
彼曰く、「俺の能力にはオンオフスイッチは無い」との事。
また、狙撃手として非常に高い腕前を持ち、近接格闘戦においても高い性能を誇る。
これらのスキルを組み合わせ、銃剣を用いた戦闘を主に行う。
性格は、荒っぽくて好戦的。少々アンチヒーロー寄りである。
育ての親についての悩みは持っているものの、あまり自分がミュータントである事に関しての悩みは持っていない。
だがしかし、彼がやってきた未来は当初はミュータントが凄まじく迫害されており、幼少の彼はミュータント隔離施設の中で過ごしていた。
顔に刻まれたMの文字はミュータントである事を示す印としてその際に付けられたものである。
このため彼はX-MENの裏切り者と共に、ミュータント迫害の元凶となったあるミュータントを憎悪していた。
しかし、後にはミュータントは解放され彼も「X.S.E」へと参加する事になる。
このような過酷な人生を歩んできたためか、未だミュータント差別が根強く残っており、
エグゼビア教授の穏健路線に従わざるを得ない現代での生活は相当なストレスになったようで、
あまり前向きな人間関係を築けなかったようである。
ウルヴァリン曰く、「おめえは、俺の若い頃にそっくりだぜ」との事。
余談だが、同じ未来からの来訪者でも
ケーブルの未来はビショップが来たのとはまた違う時間軸に存在する未来(パラレルワールドに近い)であり、
人類が
アポカリプスによって滅ぼされているという、ビショップの未来以上に絶望的な世界となっている。
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その後の彼は…(ネタバレ注意) |
「M-Day」によってミュータントが激減した事から、ミュータントの監視及び保護を行う警察組織「O*N*E」に移籍するが、
「M-Day」後に初めて生まれたミュータントの赤ん坊をめぐる戦いでX-MENを
裏切る
。
赤ん坊を連れて未来世界に逃げたケーブルを追ってタイムトラベルを行い、そこでケーブルの宿敵であるストライフと取引をする等、
最早ヒーローとはかけ離れたヴィランと言うべき存在に成り果ててしまう。
「裏切り者」を探していた彼が「裏切り者」になってしまうとは皮肉な話である。
もっとも、彼の未来においてはその赤ん坊はミュータント迫害の元凶なので、必死になるのも無理は無いのだが
(逆にケーブルの未来では赤ん坊はミュータントの救世主になる)。
とは言え自分の未来を救うためにケーブルの未来を破壊しようとしたり、
一般市民やかつての戦友でさえ容赦無く殺しながらケーブルを追っている所を見ると、
途中で手段と目的がすり替わり、錯乱した精神状態に陥っていた可能性もある。
その後は紆余曲折の末に自らの過ちに気付いてX-MENに復帰し、現在は再びヒーローとして活動しているようだ。
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MUGENにおけるビショップ
wucash氏とJETthePHOENIX氏が共同製作したキャラが海外サイト「Infinity Mugen Team」で代理公開されている。
その完成度は高く、凝った
コマンド表まで同梱されている。
拳銃や銃剣や手榴弾を駆使して戦う、近接よりの万能型になっている。
システム的には、
アイスマン同様に本来の能力を再現するのが難しいため、独自のエネルギーゲージを持ち、
特定の技を使用する事でエネルギーを上昇させ、ゲージ消費でエネルギー放出型の攻撃が可能となっている。
キャラクタ的には
コロッサスを基本として作成されており、
アレックスや
サガットも一部使用されているようである。
また、必殺技で使用されるライフルは
シエルの「第七聖典」を基に製作されている。
強程度の強さを持つ
AIが搭載されている。
出場大会
出演ストーリー
最終更新:2024年01月07日 22:38