アメリカの[[マーベルコミックス>アメコミ]]のシリーズ『マーベルスーパーヒーローズ』に登場するヒーロー。 初出は1967年の『#12』である。 ……なお、[[DCコミックス>アメコミ]]にも「キャプテンマーベル」というキャラクターが登場するので、かなりややこしい。 まあ、「marvel」という言葉には、「すばらしい」という意味もあるため、ヒーローの名前としては不自然ではないのだが。 ここでは、マーベルコミックスの方のキャプテンマーベルの解説を書くことにする。 本名は''マー・ベル(Mar-Vell)''。「クリー」という種族の宇宙人である。 本来はクリー帝国の民兵であり、地球には当初はスパイ目的でやって来た。 その際、死亡したばかりのケープカナベラルの科学者ウォルター・ローソン博士の立場を拝借した。 だが、地球で生活するうちに地球人に共感するようになり、クリーの尖兵である戦闘ロボット「セントリー」と戦い始める。 全てのセントリーを倒した後、彼は本来の名を捨て、ヒーローとして「キャプテンマーベル」を名乗った。 マーベルコミックスが社名をつけたヒーローだけあって、かなり力が入っている。 どうも、マーベルにおける[[スーパーマン]]の位置づけにしたかったらしく、宇宙規模の話でよく登場する。 そのためか、ファンタスティックフォーのメンバーとは因縁が多い。 アベンジャーズの一員として[[サノス]]と交戦したこともある。 もっともそのせいで、どちらかというとリアル寄りな『X-MEN』での出番は少なくなっているのだが。 ヒーローとしての能力は、非常に多彩かつ強力。 まずは種族的特性として高い身体能力を持っており、軍人としての経験からか戦闘知識も豊富。 さらにクリーのアイテムであるネガ・バンドを持っており、[[光速を越えて>フラッシュ]]飛べる。 また、Dr.ベンジャミン・サバンナの電磁放射を浴びたせいで[[太陽光を吸収する能力>仮面ライダーBLACK]]が身に付き、 自力での飛行能力と太陽エネルギーの投射能力も入手した。その代わり、夜には力が半減するようになったが。 おまけに、「宇宙意志」と連動しているらしく、過去と現在と未来に対する絶対知識すら備えている。 ただし、まともな人間には負担がかかりすぎるため、[[使いすぎると発狂する>ブロントさん]]。 **MUGENでは Acey氏によるものが公開されている。 『MvC』のスタイルで制作されており、多彩な技と動きを見せる。 キャラとしては、[[サイクロップス]]のようにビームを連射して戦うようになっている。 さらに、一部のビーム技は軌道の途中でコマンドを追加入力することで方向転換することも出来る。