ブローズ

「ブローズ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ブローズ - (2014/02/24 (月) 09:28:12) の編集履歴(バックアップ)


海外で製作された特撮作品『ウルトラマンG』の第1話に登場した怪獣。別名「双脳地獣」。
地底に生息していた両生類に、宇宙から飛来したゴーデス細胞が取りついて変異、誕生した怪獣。
頭が2つあるのが特徴で、当時の書籍資料によると、上の頭の脳が行動を、下の頭の脳が思考を行うとされている。
上の頭から生えている触手が武器で、振り回してビルを破壊し、相手の首を締め上げる。
また体中のイボから毒ガスを噴出することも可能である。
さらに念動力によってエネルギーの球体を作り出し、その中に相手を閉じ込める能力も持っている。

地底で地震(大きな地震ではない)を引き起こし、オーストラリア市街地のビル工事現場の地底から姿を現す。
頭の触手でビルを破壊し、念動力によって作り出したエネルギーの球体の中に防衛チームの戦闘機を閉じ込めてしまった。
ウルトラマングレートに対しても、触手を首に巻きつけグレートをビルに叩きつけてダメージを与える。
さらに全身から放出する毒ガスで、大気汚染に弱いグレートを苦しめたが、
グレートの必殺技であるバーニングプラズマを2連続で受けて絶命、大爆発した。

怪獣デザインはバガンスペースゴジラといった東宝怪獣を手掛けた吉田穣氏のデザインである。
2つの頭がある外見が特徴的な割に、下の頭が攻撃等に用いられることは劇中ではなく、
ビル街の立ち並ぶ街での戦闘になったことから下の頭が見えるシーンも少なかったりと、
残念ながら劇中では頭が2つあることをあまり活かせてはいなかった。

海外でSFC用に発売されたゲームにも登場。2番目の対戦相手として戦うことになる。
日本のSFC版ウルトラマンとは違い敵怪獣に投げ技が無い仕様もあって、
技のバリエーションが乏しく、上の頭での頭突き、ジャンプしての体当たり、
首から前方に向けて毒ガス噴射の3種類しか技がない。
攻撃のリーチが短めなことなどもあって最初の相手であるゴーデスよりも弱め。


MUGENにおけるブローズ

muu氏が製作したものが、2014年2月23日に公開された。ディスプレイネームは海外名のbogunになっている。
海外で発売されたSFCゲーム版のドットを使用しているが、性能はアレンジされており、
避け動作の代わりにガードも搭載され、技数も増えるなど全体的に一般的な格闘ゲーム寄りの性能に仕上がっている。
遠くに届くような飛び道具を持たず、全体的に技のリーチが短いのが特徴。
ジャンプの高さも原作ゲームに比べて低めだが、横方向へのジャンプ移動力は十分でジャンプ攻撃も搭載されている。
また常時体力が自動回復するが、理不尽な勢いでもなく一般キャラでも削りきることは可能だろう。

上の頭で攻撃する技だけでなく、下の頭の大きな口でかみつく攻撃が搭載されており、
原作にはなかった下の頭での攻撃を使うことができる。2つの頭がある利点を発揮させてやるといいだろう。
原作ゲームでは前方のみだった毒ガス噴射攻撃も、エフェクトが変更されてガスっぽさが増し、
前方版と周囲に放出する版に種類が増加している。前方版はリーチが長めなのでうまく活用したい。

超必殺技として、1ゲージ消費の投げ技である「念力波」が搭載されている。
相手をエネルギーの球体に閉じ込めてから空中に浮遊させ、その後地面に叩きつける技であり、
通常の相手なら3割近いダメージを与えられるが、射程は短く、相手にかなり接近しないと当たらない。

その性質上、遠くから飛び道具を連射してくる相手への対抗策に欠け、そういった相手に弱い。
また高火力な相手だとライフ自動回復が追い付かなくなるため、レトロゲーム再現の火力高めのキャラにも苦戦しやすい。
そのため、飛び道具が強く火力高めと両方そろったゴジラ 怪獣大決戦のキャラは天敵と言える。
デフォルトでAIも搭載されている。
現時点では一般キャラと言える性能だが、飛び道具を苦手とするため、
多くの強キャラと安定して戦えるほどの強さはないと言える。
怪獣キャラならば近接中心のドラゴリーやmuu氏版アンギラスといい勝負になりやすい。
足元が隠れるステージだと下の頭が見えなくなるので、ステージ選びに気を付けてみるのもいいかもしれない。

出場大会


出演ストーリー