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月影なのは - (2014/06/05 (木) 18:39:30) の編集履歴(バックアップ)
「ただ“はばたきたい”んだ、行けるところまで」
プロフィール
キャッチコピー:翼の拳の少女
性別:女性
年齢:14
身長:148cm
体重:45kg
国籍:日本
血液型:A
職業:中学生
趣味:空手
特技:瞽女(ごぜ)歌
好きなもの:動物
嫌いなもの:言葉のナイフ、自分の身長(低い)
大切なもの:日々の修行
苦手なもの:人付き合い
好きな食べ物:御飯
好きな音楽:アニメソング
得意スポーツ:なし
格闘スタイル:空手
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ストーリー |
ここ最近路上に現れて連勝を重ねている新人のストリートファイター。
振るう空手技はまだまだ未熟で粗が見えるながら、得意の右正拳突きだけは珠玉の完成度を誇り、
正しく一打必倒、これが決まれば必ず勝つ、「必殺技」とも称される。
その正体が、実は若干14歳の男装した少女であることを知る者はまだ少ない。
幼いころに両親に死に別れ、柔道メダリストでもある叔父夫婦の元で育てられる。
亡き父もファイターであったと聞き、自分も強いファイターになることを目指すも、
元よりどちらかと言えばどんくさい部類の彼女に柔道の才気は無く、叔父にも才無しと評されてしまう。
しかしある時、偶然知り合ったある男から空手道を勧められ、
手始めとして基礎の一つ、正拳突きを伝授される。
男は多忙な身で、その後長いことそれ以外の指導をしてくれることは無かったが、
何か性格に一致するものがあったのか、それからの彼女は
唯一教えられたその正拳突きの練習を愚直に繰り返すことになる。
千本、二千本、三千本。
四千本、五千本。
日々数を増す練習量。
ひたすら積み重ねた一年間。
傍目にはバカげた「日常」の果て、
ついに彼女に訪れた「その時」。
その時自らが放った正拳突きの、嘗て感じたことのない震える「手応え」。
重ねた練習が体に宿ったという真の「実感」。
その時彼女は確かに感じた―――自分の拳に宿る「翼」を。
それから彼女はよりはっきりと「強くなりたい」
そう願うようになった。
それは「勝つ」ためではなく。
「負けない」ためでもなく。
ただ「羽ばたきたい」
―――この翼で飛べるところまで。
それは世界がひび割れた瞬間だった。
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(以上、キャラクターに同梱のテキストより引用)
「Fists Of Wings」の企画である「Fist With Wings」の主人公。
某白い悪魔や
御名方守矢の改変キャラとは全く関係ない。
製作は島村鰐氏、キャラクター原案は
クロウ=セイルで知られるナニコロ氏。
「Fists Of Wings」とは、ナニコロ氏が管理していたサイトのメインコンテンツ。
簡単に言えば、「こんな格ゲーキャラがいたら」という各々の想いを伝えようという参加・交流型企画で、
参加者が自分の考えたキャラクターの設定や技、台詞などをまとめて掲示板に投稿すると、
管理人がそれを整形してサイトにアップしてくれるという仕組み。
そして管理人によってその投稿の先陣を切ったのがこのキャラクター、月影なのはであった。
「Fists Of Wings」「Fists With Wings」の、またその他にも多くの企画が存在していた「FOW」サイト全体の顔、
主人公といえるポジションのキャラクターである。
誕生から時間にして十年後の2014年5月、MUGENというツールを得て格闘ゲーム化されたと考えると感慨深い。
同じく「Fists Of Wings」から、
日向義仲と
風生夏香の二人も同時公開された。
キャラクター概要
フード付きトレーナーにジーンズ、スニーカーという男装で戦う少女ストリートファイター。
空手の腕前はまだ粗削りで未熟ながら、唯一右正拳突きだけは極まった完成度と威力を誇り、一打必倒の必殺技と称される。
極めて真面目で求道者的な性格で、戦う目的は勝利して何かを得る為ではなくただ「羽ばたきたい」から。
純粋に自分の限界を極めたいということであり、その為に世界の強豪に挑むため武者修行の旅に出る。
ある意味これ以上なく格ゲーの主人公な設定である。
かつて格闘家の叔父から「才能は無い(意訳)」と評されたことがコンプレックスになっており、
非才を努力で埋めるという思い込みから、しばしば過剰な特訓などで自分を追い込んでしまいがち。
ただ、これはもともとの性格が一点集中型でしばしば周りが目に入らなくなるタイプであることにもよるらしい。
一撃必殺の武器を持つこともあり、格闘においてもその強度の集中力を活かし、耐えて凌ぎながら
一瞬の隙を見出して強烈な一打を叩きこむというスタイルとのこと。
キャラクター性能
「「Fists Of Wings」でコンプゲーを作ったら」というコンセプトで作成されている。
システムは既出の同氏作キャラと大体同じで、カプコン式にPKがそれぞれ弱中強ある6ボタン制。
サブシステムには小ジャンプ、回り込み、攻撃避けとカウンター攻撃などがある他、
コンビネーションアーツと呼ばれる特定のルートの順押しのみでつながるターゲットコンボのようなものがある。
また、地味にバックステップに無敵がある。
試合開始時にゲージセレクトで2種類のゲージシステムを選択出来る。
NORMAL MODEは最大1ゲージで、溜まると自動的にPOW.MAXモードが発動。
一定時間攻撃力1.2倍になり、超必殺技かガードキャンセル行動を使うと終了する。
さらに体力が35%以下になると超必殺技が使い放題になり、尚且つPOW.MAXモードなら
超必殺技よりも強力な「潜在能力」を使用できる。
AGGRESSIVE MODEは最大3ゲージで、残りゲージの本数に応じて1.05倍まで攻撃力が上昇。
こちらはゲージさえ消費すればいつでも超必殺技やガードキャンセル行動を行える。
要はCVSのSグルーヴとCグルーヴだが、超必殺技にレベルの概念は無く、
超必殺技と潜在能力は基本的に別の技が用意されている(なのはは同じ技の上位版になっているが)。
空手を扱う者に相応しく徒手空拳で、正拳からの風圧や飛び蹴りを使う。
主人公らしく波動昇竜と思いきや、飛び道具は途中で消え、無敵対空も無い。
更に機動力にも難が有り、体格が小さい為にリーチも頼り無い…とスタンダードとは言い難い。
しかし、全体にリーチは短い物の通常技は一部を除き癖が無く使い易いのに加え、
弱攻撃からつながるコンビネーションアーツがあるため接近できればラッシュ力、火力ともそんなに弱くない。
飛び込みはジャンプ強Pが判定、威力とも優秀なので、めくり可能な中Kと使い分けつつ
積極的に飛び込むのが良いと思われる。
自分が飛び込まれた時の対空技にはしゃがみ強Pの頭突きが強い。
また、超必殺技の「秘拳・風翼拳」は外した時の隙こそ大きいものの発生が早い上に突進力があり、
威力も大きい優秀な技。
潜在能力版のほうはさらに暗転後の発生が早くなり、暗転を見てからではガードが間に合わない上に
威力の方も一撃で体力半分を消し飛ばすほどになる。
システム的には大人し目な上に性能もかなり極端なので普段の立ち回りはなかなか厳しいが、
一撃を当てれば形勢逆転可能な設定通りの一発屋と言える。
デフォルトのAIは存在しない。
「押忍!ありがとうございました!」
出場大会