ヘラクロス

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ヘラクロス - (2022/05/24 (火) 19:08:02) の編集履歴(バックアップ)



      
 分類:1ぽんヅノポケモン
 高さ:1.5m(通常)→1.7m(メガ)
 重さ:54.0kg(通常)→62.5kg(メガ)
 タイプ:むし・かくとう
 特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる)
              むしのしらせ(HPが1/3以下の時に虫タイプの技の威力が1.5倍になる)
 隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
 メガ特性:スキルリンク(連続技が必ず5回当たる)

+ 担当声優
小西克幸
1997年アニメ版、『アドバンスジェネレーション』『サイドストーリー』『ダイヤモンド&パール』(サトシ、コウヘイの手持ち)
『ピカチュウのふゆやすみ2000』
三木眞一郎
『ダイヤモンド&パール』(ジュンの手持ち)
拝真之介
『みんなの物語』
うえだゆうじ
『新無印編』(ゴウの手持ち)

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。
虫タイプは弱いとされていた当時の環境で、ハッサムと並んで使いものになっていた数少ない種類である。
名前はヘラクレスオオカブトが由来と思われるが、角の形は日本の一般的なカブトムシである。


原作中の性能

異世界のポケモンであるウルトラビーストを除けば唯一のむし・かくとうの複合タイプを持つポケモン。
高い攻撃力を誇り、素早さも平均一歩越えた数値を持つ、物理アタッカー。
耐久面も平均レベルであり、無駄のない種族値を持つ。

メインウェポンは虫タイプ最強物理技の「メガホーン」と防御・防御が下がる高威力格闘技「インファイト」。
そこに、飛行タイプ対策で「ストーンエッジ」等の岩タイプサブウェポンを備えるのが基本型になる。
上記の複合タイプのおかげで、格闘タイプ対策として多用されるエスパー、多くのむしタイプに対してストッパーとなるはがねタイプに、
それぞれタイプ一致で弱点を突くことができる。特に両方が弱点となるあくタイプにとって脅威の存在となる。
仮に弱点同士を撃ち合う状況になったとしても、そこそこの耐久・素早さと先制技「フェイント」があるため、強気に攻めることが可能である。

特性で一番人気なのは「こんじょう」。状態異常で威力が上昇する「からげんき」とのコンボが強い。
変わった戦術では敢えて眠った後、「ねごと」を使用して回復しつつ、補整込みの攻撃を連発する戦術がある。
「むしのしらせ」は、「みがわり」や「こらえる」を使用したり、タスキを使ったりすることで気軽に発動できる。
有用な虫技は「メガホーン」くらいだが、体力が減ることで真価を発揮する「きしかいせい」と併用できる。
隠し特性「じしんかじょう」は1匹でも倒せばブーストがかかるため、2番手あたりで消耗した相手と戦わせるのがベター。

  • メガヘラクロス
第六世代で新たにメガシンカが可能なポケモンの1体として選ばれた。
素早さが低下する代わりに、火力と耐久面が飛躍的に上昇している。
この形態では特性「スキルリンク」の恩恵で連続技が常に最大回数命中するため、
通常時とは打って変わって、「ミサイルばり」、「ロックブラスト」、「タネマシンガン」がメインの攻撃技となる。
みがわり、タスキ持ち、がんじょう、マルチスケイルなどが多用されるメジャー級の相手に対し、これらの連続技は大きな脅威となる。
他には、これらの技を半減する鋼への対策で「インファイト」や「じしん」が採用されたりすることが多い。
また、「つるぎのまい」、「ビルドアップ」などの積み技も連続技と相性が良く、変化前より使われやすい。

特性やメガシンカの有無で戦闘スタイルが大きく変化するポケモンであり対人戦でも人気なのだが、
第6世代ではファイアローという天敵の影響で活躍の機会に乏しく、
第7世代でもフェアリータイプの猛威によって肩身が狭くなっている。

ニンテンドウカップ2000決勝戦で「むし!!」というニックネームのヘラクロスが窮地から「きしかいせい」で3タテを決めた、
正に起死回生の逆転劇は語り草となっている。

アニメ版でもサトシの手持ちの1体として登場している。担当声優はカビゴンも演じている 小西克幸 氏。
サトシがジョウト地方で最初にゲットしたポケモンである。
ジョウト編で加入したポケモンの中でも特に出番が多く、DP編でもリーグ戦において随所で強さを示した。
フシギダネを気に入っており、隙あらば背中に張り付いて蜜を吸うため、フシギダネからは苦手意識を持たれていた。

また、第7シーズンの主要キャラであるゴウのポケモンとしても登場。
ゴウは数多くのポケモンを捕獲しているがヘラクロスはOPで手持ちとして登場しており、
ゴウの手持ちの中でも主力格として扱われている。
元々はシンオウ出身の虫ポケ使いであるコロミというトレーナーの手持ちだったが、
紆余曲折を経て、ゴウが捕獲した2体目のカイロスと交換する形で入手した。
…しかし、同回で最も視聴者が注目したのはゴウが最初に捕獲したカイロスだった。
それ以前にもこのカイロスはバトルへの参加を拒んだり花を摘んだりとその兆候はあったが、
ロケット団に人質ならぬポケ質にされかけた際にヘラクロスに(カイロス視点で無駄にイケボで)助けられて、
少女漫画みたいな目でときめきだしたため、このカイロスが実は♀だったと確定したのである。
なお、カイロスからは好意を向けられているが、このヘラクロスはサトシ並みの朴念仁で気づいておらず、
カイロスのことは仲の良い友人と考えている模様。

ちなみに、コロミは元々シンオウに生息していないカイロスを欲しがっていたのに加えて、
ゴウのカイロスの心情を察した事やゴウが信頼するに足るトレーナーであった事、
さらにヘラクロスをあと少なくとも5体所持していたため交換に名残りは無かった模様。元から布教用に育てていたのだろうか?

『Pokemon GO』には2017年2月の第二世代の登場に合わせて参戦。
……したのだが、ヘラクロスは日本では一切出現せず、ブラジルやアルゼンチンなどの南米のみの出現となった。
これは、由来となったヘラクレスオオカブトが南米に生息していることに因んでと思われる。見た目は日本のカブトムシなのに
厳密には、アメリカ大陸における北緯29度線より南(これ以北ではケンタロスが出現)での出現のため、
これにかかるテキサスやフロリダなどの一部の州でならゲットのチャンスがある。 
性能はCPが高めでバランスが良く、中でも攻撃力がかなり高いためアタッカー向き。
もし入手できれば、あくタイプへの対抗手段として申し分なく機能するであろう。
…ただ、不定期で行われている特定のタイプのポケモンの出現率が一定期間上がるイベントにおいて、
同じく地域限定ポケモンのサニーゴだけ対象外だったことから、ヘラクロスが日本国内に現れる可能性は、極めて低いと言わざるを得ない


MUGENにおけるヘラクロス

2016年5月公開。新MUGEN専用。
リザードンを製作したGladiacloud氏と、ジュカインを製作したDylanius9000氏の合作である。
一切の飛び道具を持たず、近接攻撃や投げ技当て身技を駆使して戦う、接近戦向けのキャラクター。
ガードキャンセルの他に、特殊技として2ゲージ消費してアーマー状態になる技があり、
とにかく相手がどのようなタイプの対戦相手だろうと、近付いて戦うことに特化したキャラとなっている。
必殺技「かたきうち」で原作再現エフェクトが流れるなど、演出面も完備。
攻撃がやや大振りな所こそあるが、空中ダッシュや2段ジャンプなどで機動力はそれなりにあり、
これに突進技の「つっぱり」と当て身技の「カウンター」を組み合わせる形の動かし型で戦う。
超必殺技「メガホーン」ではメガシンカした姿になり、一直線に突進する。
デフォルトのAIは未搭載だが、ガレオ氏のAIが公開されている。
通常時はやや押されがちだが、アーマー化を利用して強引に押し切ってくる。
結果として強AI相手でも良い試合を演じることが多い。
紹介動画

+ 嫌な事件だったね…
かつて、マナーを知らないユーザーがMUGENキャラが存在しないのにヘラクロスなどのページを作り、
製作者にキャラの製作を要求するなどして騒いだため、Wiki及び談話室やWikiスレ内の空気が極めて険悪になる事件があった。
ある作者が一部のポケモンを数日で製作し、公開するという大人の対応をしたことで鎮静化したが、その当時に作られたページの一つに因んで、
オンバーン事件」と呼ばれており、乱立された記事の殆どがポケモンだったことから、
一時期は新規にポケモンのページが作られると「またあいつのしわざか…」と身構えるユーザーも少なくなかった。
事実、作者名のタイプミスが原因で「存在しないキャラ」としてページの削除依頼と記事を立てた人物が通報され、
事件の再発と騒ぎになったこともあった(問題になったページも現在は修正され、削除されずに済んでいる)。
現在も騒ぎが沈静化した頃にMUGENキャラが存在してないポケモンのページがまた作られるなど問題視されている。
MUGEN界隈ではこのようなトラブルで製作者が活動休止に追い込まれることもある。
MUGENで遊ぶ際は、ルールとマナーやキャラ個別の使用事項などを守ること。


出場大会

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