運命の切札を掴み取れ!!
■スペック
身長:201cm
体重:101kg
パンチ力:280AP(2.8t)
キック力:280AP(4.8t)
ジャンプ力:一跳び33m
走力:100mを5.7秒
必殺技:ライトニングソニック:3800AP(38t)
(100AP=1t相当)
+
|
他形態はこちら |
「ジャックフォーム」
身長:201cm
体重:111g
パンチ力:350AP
キック力:550AP
ジャンプ力:一跳び133m
走力:100mを4.6秒
必殺技:ライトニングスラッシュ:6000AP (60t)
「キングフォーム」
身長:201cm
体重:131kg
パンチ力:450AP
キック力:700AP
ジャンプ力:一跳び25m
走力:100mを6.6秒
必殺技:ロイヤルストレートフラッシュ:11200AP (112t)
|
「誰に命じられたわけでも無い… 俺は全ての人を守りたい!そう願った!」
. 人
(0w0)
+
|
担当俳優・声優 |
- 椿隆之
- 『剣』、PS2『剣』、『ディケイド』『超クライマックスヒーローズ』、『バトライド・ウォー』シリーズ
- 『ライダージェネレーション』シリーズ(『2』以降)、『仮面戦隊ゴライダー』『クライマックスファイターズ』『ジオウ』
-
前野智昭
- 『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』
-
河本啓佑
- 『クライマックスヒーローズ』シリーズ(『フォーゼ』まで)、『ライダージェネレーション』
-
鈴木拡樹
- 『ディケイド』
|
かつて地球の覇権をかけて争っていた、各種生物の祖先たる不死生物“アンデッド”を封印するため、
人類基盤史研究所「BOARD」の製作した「ライダーシステム」で変身しブレイドアーマーを装着する。
戦闘では剣である「醒剣ブレイラウザー」と敵であるアンデッドを封印した「ラウズカード」を発動し、
その力を引き出すことで闘いの幅を広げる。
+
|
装着者・剣崎一真について |
「君の言う通りかもな…。待ってても、ヒーローなんて来ない。
だから…、だから俺がみんなを守るって決めたんだ!」
装着者は 剣崎一真( ケンジャキけんざき かずま)。
明朗快活で裏表の無い性格だが、不器用で頭に血が上りやすくもあって友人は少ない。
序盤ではそのキレやすい性格や戦闘技術の未熟さ、先輩である 橘さんやライバルである始に出番を取られ
メインストーリーにも殆ど絡まなかったことから、最初の頃はファンの間で 「本当にこいつが主人公なのか?」という意見も多かったが、
途中からは性格も丸くなり、戦闘能力も、
「変身用カード以外の力を一切使わずに最強クラスであるカテゴリーKのアンデッドを圧倒し、封印できる」程に向上した
(下記の台詞の直後、拳で相手のバランスを崩して剣を奪い堅牢な盾を粉砕、ブレイラウザーとの二刀流で攻撃し止めを刺した)。
劇場版においても、冒頭において通常形態、それもカードどころかブレイラウザーすら使わずの白兵戦に持ち込み、
ライダーキックの一撃でジョーカーを撃破、封印に成功している。
「例えカードが一枚も無くても、お前を封印できるはずだ!
俺に…ライダーとしての資格があるのなら!」
その短気な性格で隠れがちだが、本当の彼は正義感に富んだ男で自分の前で焼け死んでいく両親を救えなかった悔しさから、
人を救う、ということについては人一倍強い思いを持っている。ファンの間でも平成ライダー史上一二を争うほどの熱血主人公と評判。
最初はアンデッドへの怒りや「人を守るという使命感」故に戦っていたが、戦い続ける内に自分の「人間への愛情」に気付き、
愛のために戦う男として心身共に成長していく。 「そうだ、それだよブレイド!」
彼のアンデッドへの怒りとその人間への愛情は、そのまま文字通り剣崎がブレイドとして戦う原動力となった。
「分かった… 俺の体を動かすのは義務とか使命なんかじゃ無い!
そこに居る人を守りたいという思い…
そうだ、人を愛しているから俺は戦っているんだ!」
ただ、ブレイドとして戦っても給料は少なく、税金等で毎月貯金がスッカラカンになる。
但しこれは、第一話でBOARDが壊滅していることも大いに関係している。
名前にはスペードの由来である「剣」とAに繋がる「1」が含まれている。
この作品の他の登場ライダーの名前も相川
始
、橘
朔
也(1日)、上城
睦月
(1月)と全て「1」や「最初」を意味する言葉になっている。
ちなみに「剣崎」という苗字は、 現実の日本では全国でも8世帯くらいしか存在しない珍しい苗字らしい。
|
「ブレイド」の名はスペードスート(♠)の元になった剣(blade)に由来している。
外観は、スペード(♠)とAのカードに封印されたビートルアンデッドをモチーフとしており、基本カラーはアイアンブルー。
専用武器・ブレイラウザーを用いた剣術を得意とし、♠6『THUNDER』から得られる「雷」のエネルギーを主軸にして戦う。
後にジャックフォーム、キングフォームへとパワーアップが可能になる。
倒した敵をカードに封印しそのカードを自己の能力として使用したり、複数のカードを同時に使用することで
さらに強い力を発揮できたりと、同シリーズの
龍騎同様、当時人気のあった
カードゲームを意識した仕様になっている。
ライダーシステムはカテゴリーAのカードに封印されたアンデッドと一時的に融合することで戦闘力を高める仕組みであり、
アンデッドとの融合係数が高まるほど強力な力を発揮できる。
この融合係数は装着者の資質の他に精神状態によっても変動し、怒りや闘志に反応して上昇し戦闘力も上がるが、
逆に恐怖心などがあると下がってしまい、心に破滅のイメージが植え付けられて体がボロボロになってしまう。
剣崎は先天的に異常なほど融合係数が高い体質であり、また常に前向きな心を持って戦っているため、
このシステムとは抜群の相性であると言える。
+
|
ブレイドの所持カード |
- ♠A=CHANGE 「チェンジビートル」
- カテゴリーAのカードは変身用のカード。
- ヘラクレスオオカブトの祖たるアンデッド、ビートルアンデッドが封印されている。
- ブレイバックルに装着することで仮面ライダーブレイドへと変身する。
- ♠2=SLASH 「スラッシュリザード」
- カテゴリー2のカードは主にライダーの武器の能力をアップさせる。
- トカゲの祖たるアンデッド、リザードアンデッドが封印されている。
- ブレイラウザーの切れ味を増幅させ、斬撃攻撃「リザードスラッシュ」を発動させる。
- ♠6とコンボすることで 電気を帯びたブレイラウザーによる斬撃、「ライトニングスラッシュ」を発動。
- ♠3=BEAT 「ビートライオン」
- カテゴリー3のカードはライダーのパンチ力を強化。
- ライオンの祖たるアンデッド、ライオンアンデッドが封印されている。
- パンチ攻撃「ライオンビート」を発動させる。
- ♠4=TACKLE 「タックルボア」
- カテゴリー4のカードは突進力・浮遊力などを付加して間接的に攻撃を強化するもの。
- イノシシの祖たるアンデッド、ボアアンデッドが封印されている。
- 突進力が強化され、突進攻撃「ボアタックル」を発動させる。
- 余談だがこの攻撃、劇中で数回使用されたが一度たりとも命中しなかったことでファンの間では有名である。
- ……が、「てれびくん」誌の応募者全員サービス『仮面ライダー剣超バトルビデオ ブレイドVSブレイド』で、
- 剣崎に擬態し、ブレイドの変身能力をコピーした偽物が使った時には当たっていた。本物より上手(ry
- ♠5=KICK 「キックローカスト」
- カテゴリー5のカードは脚力強化のカード。
- イナゴの祖たるアンデッド、ローカストアンデッドが封印されている。
- 飛び蹴り「ローカストキック」を発動させる。
- 必殺技の主軸のため、ブレイドの主力とも言えるカード。
- ♠6=THUNDER 「サンダーディアー」
- カテゴリー6の攻撃は炎や冷気といった属性攻撃のカード。
- ヘラジカの祖たるアンデッド、ディアーアンデッドが封印されている。
- 電撃を放出させる、「ディアーサンダー」を発動。
- またブレイドのバイク、ブルースペイダーにもラウズすることで電撃を纏った体当たり「サンダースペイダー」が発動可能。
- ♠5とコンボすることで、ブレイドの必殺技のライダーキック「ライトニングブラスト」を発動。
- ♠5同様使用頻度は高い。
- ♠7=METAL 「メタルトリロバイト」
- カテゴリー7のカードは金属、有機物などの『物質』の特性を技に付随する。
- 三葉虫の祖たるアンデッド、トリロバイトアンデッドが封印されている。
- 身体を鋼の様に硬質化させ、防御力を強化する「トリロバイトメタル」を発動させる。
- 『剣』本編では未使用だが、『ブレイドVSブレイド』で剣崎の偽物が使用した他、
- 『ディケイド』のファイズの世界では「アタックライド・メタル」として士が使用している。
- ♠8=MAGNET 「マグネットバッファロー」
- カテゴリー8のカードは敵の動きを制限・抑制するもの。
- バッファローの祖たるアンデッド、バッファローアンデッドが封印されている。
- 対象を磁力で引き付けたり、引き離したりする「バッファローマグネット」を発動させる。
- 劇中では未使用。
- ♠9=MACH 「マッハジャガー」
- カテゴリー9のカードは高速移動、攻撃反射といった補助系。
- ジャガーの祖たるアンデッド、ジャガーアンデッドが封印されている。
- 高速で動けるようになる「ジャガーマッハ」を発動させる。
- サンダー同様にブルースペイダーにもラウズすることで速度がアップする。
- ♠5、♠6とコンボすることで、「ライトニングブラスト」の強化版、「ライトニングソニック」を発動。
- また『ディケイド』のファイズの世界では、上述のメタルと同じく「アタックライド・マッハ」として士が使用した。
- ♠10=TIME 「タイムスカラベ」
- カテゴリー10のカードは時間停止などの超特殊能力系のカード。
- コガネムシの祖たるアンデッド、スカラベアンデッドが封印されている。
- 任意の範囲内の時間を停止させる「スカラベタイム」を発動することが可能となる。
- ただし、時間停止されている範囲内の人や物を一切傷付けることはできず、攻撃するとそのまま衝撃が反射されてしまう。
- 単体での使用は劇中未使用。
- ♠J=FUSION 「フュージョンイーグル」
- カテゴリーJのカードはライダーシステムとの融合の効果を持つ「FUSION」のカード。
- 鷲の祖たる上級アンデッド、イーグルアンデッド(人間の姿のときの名前は高原)が封印されている。
- 物語中盤で烏丸所長から送られてきた、ラウズアブソーバーに♠Qと共に装着することで、
- 背中に羽が生えて飛行可能となった強化フォーム「ジャックフォーム」へと変身可能。
- ♠Q=ABSORB 「アブソーブカプリコーン」
- カテゴリーQのカードは装着者とライダーシステムの力を橋渡しをし、
- ライダーを新たな姿へとするために必要な「ABSORB」のカード。
- ヤギの祖たる上級アンデッド、カプリコーンアンデッド(人間の姿のときの名前は矢沢、男)が封印されている。
- ♠Jまたは♠Kと組み合わせることでブレイドを新たなフォームへと進化させる。
- ♠K=EVOLUTION 「エボリューションコーカサス」
- カテゴリーKのカードはライダーシステムと融合、或いはその装着者に何らかの進化をもたらす「EVOLUTION」のカード。
- コーカサスオオカブトの祖たる上級アンデッド、コーカサスアンデッド(人間態時の名前は「キング」)が封印されている。
- ラウズアブソーバーに♠Qと共に装着することで、最強のフォーム「キングフォーム」へと変身する。
- ただし剣崎の場合はアンデッドとの融合係数が高すぎたため、全てのスペードのカードと融合してしまった。
-
|
+
|
強化形態 |
ジャックフォーム
ラウズアブゾーバーを手に入れたことで、♠Qを媒介に♠Jと融合し変身可能となった形態。
顔と胸の装甲が金色になり、背中に「オリハルコンウイング」と呼ばれる翼が追加される。
またブレイラウザーの刃先が伸び、腹部のスペードが鷲の意匠となる
普段はマントの様に折りたたまれているこの翼を展開することで自在に飛行することが可能になる。
必殺技は♠6と♠2のコンボで空中から相手を切り裂く、強化版のJ・ライトニングスラッシュ。
キングフォーム
カテゴリーKを封印したことで、♠Qを媒介に♠Kと融合し変身可能となった形態。
本来ならカテゴリーKのみと融合するはずだったが、剣崎のアンデッドとの融合係数が著しく高いため、♠のアンデッド全13体と融合した姿になった。
そのため、劇中に登場しているのはシステム開発者の想定していた本来のキングフォームではない、という少々ややこしい設定がある。
頭部がコーカサスオオカブトの三本角をモチーフとした形状となり、全身に黄金の鎧が装着される。
ファンタジーで言えば重騎士といった趣。
全身の鎧にはアンデッドクレストと呼ばれる融合したアンデッドの黄金のレリーフが刻まれている。
全13体のアンデッドと融合しており、ある程度ならば対応するレリーフを輝かせることでカードをラウズすることなく、
アンデッドの能力を発動することができる。
攻撃力・防御力が大幅に上昇しており、重力制御で鎧を軽くすることで、ある程度ならば飛行も可能。
スピードは飛行形態のジャックフォームより落ちてしまったが、マッハの発動と重力制御の併用で克服できるため、
弱点にはなっていない。
変身時に新たな武器として大剣「重醒剣キングラウザー」が精製される。
ブレイラウザーとは別に存在するため、ブレイラウザーを任意に取り出して二刀流で戦うこともできる。
ラウズカードも金色のギルドラウズカードに変化し、使用時には鎧の各レリーフから手元に飛んでくる。
必殺技は♠10・J・Q・K・Aのカードのコンボ技で、前面に展開した5枚のカード状のエネルギーを通過し敵を一刀両断する「ロイヤルストレートフラッシュ」。
その場で斬撃を飛ばすバージョンもある。
威力は11200AP(=112トン)と数字上平成ライダーでも随一の破壊力を持つ必殺技で、
通常の攻撃では倒せない改造実験体(擬似アンデッド)や巨大な邪神さえも消滅させるほどの威力を誇る。
ちなみにこの11200APはキングラウザーの初期AP9600(他のラウザーと違い表示はされていない)を超えていたりする。
終盤では全身のレリーフからエネルギーが集まる様な描写があるため、さらに威力が上昇している可能性がある。
また剣崎のアンデッド化が進んだ際には、ラウズすらもせずに発動できる様になってしまった。
♠2・3・4・5・6で放つ二刀流の技「ストレートフラッシュ」や、♠♦♥♣6と♠Kで発動する「フォーカード」などの技もある。
設定上は同数値の♠♦♥♣に加えJOKERを入れることでロイヤルストレートフラッシュをも裏回る「ファイブカード」が使えるが、
作中では使用されず玩具やCD-BOXの収録音声でのみ聞ける。
余談だがこのキングフォーム、『剣』本編では苦戦らしい苦戦すらしていない。
|
+
|
本編のネタバレ注意 |
『剣』のライダーに変身するためには、封印したアンデッドとの融合係数が高くなければならない。
剣崎は融合係数が高すぎるため、本来♠のKのみと融合するはずのキングフォームで、
♠の全アンデッドと自動的に融合してしまうという事態が発生。
肉体に著しい負担をかける上に、長時間の変身はジョーカーアンデッド化を招くというリスクを背負ってしまった。
しかし、親友であり最後のアンデッドでもある相川始( 仮面ライダーカリス)=ジョーカーアンデッドを救うために、
長時間キングフォームに変身し続け、自身をアンデッド化させた
(最後に勝利し生き残ったアンデッドの子孫が地球の覇権を握るのだが、
どの生物の祖でもないジョーカーが勝った場合はジョーカーの意思に関係なく世界が滅びてしまうため)。
その結果、世界には剣崎と始の二体のジョーカーアンデッドが存在することになったため世界は滅びず、
始も「最後のアンデッド」では無くなったので救われることになった。
だがこの直後、アンデッドとしての闘争心に負けて戦ってしまうことを恐れた剣崎は始と仲間達の下を去る。
結果的には人類も始も救われたが剣崎には孤独を、残された始達には苦い思いをもたらした少々物悲しい結末を迎えたのだ。
そうして剣崎は今もなお何処かを彷徨い続けているのだろう……。
「始… お前は人間達の中で生き続けろ」 「俺達はもう二度と会うことはない。触れ合うこともない… それでいいんだ」
+
|
友を救った男の行く末 |
「月刊ホビージャパン」誌連載の『S.I.C HERO SAGA』では、後日談が語られている。
橘朔也=仮面ライダーギャレンが、剣崎と始を救う方法を研究しようとしてカメレオンアンデッドを蘇らせたが、
コピー能力を持つカメレオンアンデッドはブレイドのデータをコピーして脱走してしまう。
キングフォームまでコピーしたカメレオンアンデッドは仮面ライダー達を窮地に陥れるが、
そこに完全にジョーカーアンデッドと化した剣崎が出現。カメレオンアンデッドを撃破した後再び何処かへと去って行った。
また、後半のメインライターである會川昇氏書下ろしの小説『たそがれ』(「仮面ライダー剣超全集」に収録)では、
数十年後には人間とも獣ともつかない姿(それがジョーカーを指し示すのかはわからないが)へと変貌しながらも、
アフリカの内戦地に渡って身寄りのない子供達を戦火から遠ざけるなどの活動を行っているらしいことが記述されている。
他にも、監督陣の一人である長石多加男氏が「始との戦いを終えた剣崎は、太平洋を泳いでアメリカに渡った」と語ったことが、
放送終了直後の『東映ヒーローMAX』収録のキャスト座談会で紹介されている。
2013年3月7日に発売された『小説 仮面ライダーブレイド』では、実に 300年後の後日談を展開。
地球温暖化による大陸水没で 世紀末に突入した遥かな未来、不死の身体により心をすり減らして記憶も過去も失った剣崎と、
彼の言葉を信じて人の中で生き続けた始、そして橘と睦月の役目を割り当てられた青年達が、
再びアンデッドによるバトルファイトを行おうと企む統制者に立ち向かう物語が描かれている。
本作では剣崎のジョーカー態に ブレイド・ジョーカーという名称が与えられ、カブトムシの意匠を持った怪人として描写された。
2015年1月23日にはテレビ本編の後日談の新作ドラマCD『切り札の行方』が発売。
こちらでは先の『たそがれ』同様、世界各地を回りながら災害などから人々を救う日々を送っている様で、
十年間使い古したブルースペイダーの修理のため、とある街工場で鈴村健一主人の世話になっていた。
これらの後日談はいずれも別個の作品として製作された物であり、細かい部分を比べると繋がらない部分もあるが
時系列を繋げるとすれば以下の様な流れが妥当だろうか。
ジョーカーと化した剣崎は、太平洋を横断してアメリカへ渡る(長石氏インタビュー)
↓
睦月の大学入試時期。一度日本に帰国し、カメレオンアンデッドを倒す(『S.I.C HERO SAGA』)
↓
バトルファイト終了から十年後。剣崎、帰国してブルースペイダーを修理に出す(ドラマCD)
↓
数十年後、アフリカの内戦地で子供達を助けている(『たそがれ』)
↓
数百年後、再開した始やライダーの後継者達と共に、統制者・破壊者へ挑む(『小説 仮面ライダーブレイド』)
|
+
|
戦うんだもう一度!俺達と… 始の力で! |
「アンデッドは全て封印した… 残るはジョーカー、君一人だ!」
「戦うことでしか俺とおまえは分かり合えない…」
劇場版『MISSING ACE』では、ブレイドがジョーカーを封印したパラレルワールドの後日談が描かれている。
映画終盤でジョーカー=始は仮面ライダーレンゲルの手によって再び封印から解き放たれるのだが、
ラスボスである巨大邪神14(フォーティーン)を倒すためには、始が取り込まれた14の力の源となるカードを破壊しなければならず、
剣崎は躊躇うものの、始の 「人間を守るのが、お前の仕事じゃなかったのか!」という言葉で迷いを振り切り、
始もろともカードを破壊した。
始の犠牲で14は倒され世界は平和になり、本編とは違い剣崎もジョーカーにならなかったが、
剣崎は世界を救うためとはいえ、親友を切り捨てた業を背負って生き続けていくことになった。
とはいっても、始自身が望んだ結果でもあり、何より話の雰囲気が本編終盤より大分明るかったせいもあってか、
本編よりはずっと救いのある終わり方になっている。
ただしスタッフによると、運命との戦いを自分だけで抱え込み他人を巻き込まず、
始を死なせることも無かったTV版のほうが剣崎的にはハッピーエンドだそうだ。
どう見てもダークローチにかなりの数の罪もない一般人が殺されてるとか言ってはいけない。 尤も、解放されたアンデッドが暴れ回った劇場版も大差無いかもしれないが…
また結局の所、劇場版に繋がる歴史は「始一人の犠牲で世界が救われた」というものだが、
TV版との実質的な相違は世界を救うために犠牲になった人物の違いだけに過ぎないという見方もある。
とどのつまり、剣崎が始を犠牲に世界を救う未来を拒んだ結果がTV版の最終回だったのかもしれない。
|
|
その他、『仮面ライダー剣』に関する話題
+
|
オンドゥル語 |
「ダディヤーナザン!ナズェミティルンディス!?」 「ダディヤーナザン…オンドゥルルラギッタンディスカー!!」
ネット上では「オンドゥル語」の発端としてある意味有名であると思われる。
これはTV版第1話の終盤、アンデッドに殴打されるブレイド=剣崎をただ傍観していたギャレン=橘朔也に対して、
剣崎が息を切らしながら叫んだ「本当に裏切ったんですか!」と言う台詞を、
発音・滑舌の悪さから何と言っているのか聞き取れなかった視聴者が、
特撮コミュニティで「聞いたまま書くなら『オンドゥルルラギッタンディスカー!!』」と書き込んだことにより、
「本当に裏切ったんですか!」だと正しく理解していた視聴者までもが、
「脳内補正でそう思いこんでいただけで、言われてみたらどう聞いてもオンドゥル」と話題になったことを発端とする。
以降一部ファンの間で、主人公や主要登場人物がこうした滑舌の悪い台詞を発するたびに、
あえて文脈から意味を類推せず、聞いたままの音声を面白おかしく 空耳化する遊びが行われる様になり、
いつしか第1話の台詞を取って「オンドゥル語」と呼ばれる様になったものである。
なお、表記する時は半角カナで書くのが基本である。
代表的なオンドゥル語
ヘシン!!(変身!)
ダリナンダ…、アンダイッタイ?(誰なんだ…、あんた一体?)
アンナアルンゲンナデカャール!!(あんな悪人を何故かばう!)
オルァクサムヲムッコロス!!(俺は貴様をぶっ殺す!)
ウゾダドンドコドーン!!(嘘だ、そんなこと!)
オデノカラダハボドボドダ!(俺の体はボロボロだ!)
オッペケテンムッキー!(追っかけて、睦月!)
アンギョンワダ!!(相手は俺だ!!)
パンツハワタサン!(そいつは渡さん!)
オレノジャマヲスルナラカタイップロポッポデロ!(俺の邪魔をするなら例えこのBOARDでも!)
クサー!(橘!)※「貴様!」説もあり
ゲゲゲ!(剣崎!)
これを「役者に失礼だ」と嫌がっているファンもおり、また元は序盤があまりにも超展開の連続だったり、
登場人物が無駄に刺々しい態度を取っていることなどから、純粋に作品を楽しめる人が少なかった反動から生まれたネタでもある。
また逆に「オンドゥルネタ、AAでキャラに愛着が持てた」というファンもおり、今でも意見が分かれることが多い。
当然純粋なファンとして嫌う人も多いので、ネタが許される場以外での使用は控えよう。
ただし、主人公が発する「ウェイ!」という掛け声に関しては俳優・スタッフ陣でもネタにされていた様であり、
公式サイトにも出演者の1人によって書かれた、ブレイドが「ウェーイ」と叫んで飛び蹴りを放つ落書きが掲載されていた。
対談でも「ウェーイってどんな道(way)だよ」と弄られている。
「ウェーイ」は剣崎役の椿氏が無心で発したものであり、意図的にそう言ったわけではないので、
オンドゥル語ではないと判断される場合があるので注意しよう。
なお、本作に限らず技名を本人が叫ばないタイプの作品は「掛け声の差別化」に苦労していることも多いということも追記しておく。
. 人 (*0w0)<ウェーイ!
誤解されがちだが、オンドゥル語は決して 棒読みではない。
滑舌が悪くて本来の発音の通りに聞き取れないのと、 気合が入りすぎて声が濁りまくっていること、
この 二つが合わさって全く新しい言語に聞こえてしまうのである。
ライダーでたとえると 倉田てつを氏の「ゆ゛る゛ざん゛!」が滑舌が悪くなってもっと強烈になった様なものと言うべきか。
放映時の音質の悪い違法アップロード動画や、低音質のMAD等でイメージが補強されていった部分もある。
また椿隆之氏(剣崎一真役)は「実際の口論では発言が正しく伝わらないのが 現実」「それより感情が伝わるようにしたかった」とも述べており、
森本亮治氏( ムッコロ相川始役)は「子供向け番組だから監督の指示で過激な発言はあえて聞き取りづらくした」と述べるなど、
椿氏をはじめレギュラー俳優陣の演技に対する姿勢は真摯で、剣ファンの間ではそれなりに好評だったりする。
また、オンドゥル語の余波的なものとして、
主題歌やエンディング曲(平成ライダーシリーズにおいては挿入歌のこと)も一部歌詞への空耳が見られ、
その空耳を通称として呼ばれることがある。
「小錦LOVE」(「Gonna shake you up」) 「ロリコンデブ」(「飛び込んでく」)
…初代ED曲「覚醒」
「辛味噌!」(「Got to be strong」)
…2ndED曲「Rebirth」
「敵裸体!」or「定期たらい」(「Take it a try」)
…3ndED曲「Take it a try」
「ウェ―(0w0)―イ! ウェ―(0w0)―イ!!」(「Brade Brave」) 「明日おっさんがSAY!!」(「明日を探せ」)
…初代OP曲「Round ZERO ~ BLADE BRAVE」
「タカラミ剣」or「宝ミツルギ」(「心に剣」)
…2ndOP曲「ELEMENTS」
「わらび草 煮えたくない」(「wanna be strong 逃げたくない」)
…キャラクターソング「wanna be strong」
特に「辛味噌」に関しては、公式にも森本氏が 「辛味噌と歌ってください」と発言しているほどである。
+
|
公式でのオンドゥル語の扱い |
……実は、『 仮面ライダーディケイド』放映に際して、某テレビ番組で『剣』出演者による座談会が行われたのだが、
そこで俳優陣も「オンドゥル語」を知っているらしいことが判明。けっこう嬉しそうに椿氏を弄くっていた。
さらにディケイド最終回前日に椿氏本人によるチャットイベントが行われたのだが、
第一回目は オンドゥル語を公認していると発言。
椿氏は前述した様な「オンドゥル語で作品に親しみを持てた」というファンが多いのが嬉しいとのことで、
以降もブログやラジオ番組などでオンドゥル語のネタを積極的に扱っている
(なお共演者もオンドゥル語や放映当時にネタにされた内容を積極的に取り上げている。この俳優達ノリノリである)。
そして2011年4月の映画『レッツゴー仮面ライダー』公開と共に配信されたネットムービーの一編のタイトルにおいて、
まさかのオンドゥル公式入りを果たした。どういうことなの…
|
+
|
ゲームでのオンドゥル語 |
放映当時に発売された『剣』の格闘ゲームではギャレンとの 掛け合いで、
オンドゥル語の元祖台詞「本当に裏切ったんですか?」が採用された。
しかし、本編と違い落ち着いた口調で発したセリフのため 普通に聞き取れる様になっており、
「オンドゥル版の方が しっくり馴染む」「日本語吹き替え版」などと言われてしまった。
ゲーム自体の出来が(純粋に格ゲーとしても、ネタ的にも)微妙なため、賛否両論。
はっきり発音しても批判されるってなんなんだ
これを受けてか『クライマックスヒーローズオーズ』では声優が椿氏本人ではないにもかかわらず、
ギャレンとの掛け合いでこの滑舌がしっかり再現されている。
『ガンバライド』や『クライマックスヒーローズ』では前述した「ウェイ!」の台詞があり、
何だかんだで剣崎ブレイドの特徴となっている。
ただそのせいで『クライマックスヒーローズ』から音声の流用である『ライダージェネレーション』では「ウェイ!」とばかり叫ぶキャラに…
(ちなみに、声が椿氏に変更された『ライダージェネレーション2』でもやっぱり「ウェイ!」が多い)。
『バトライド・ウォー』シリーズでも椿氏がブレイドを演じているが、こちらは『2』だと「ウリャー!」などの比重が増え、
長く伸ばす場合は「ウェアー!」や「 エアー!」に近い。
|
|
+
|
『仮面ライダー剣』という作品の裏事情 |
実は、『仮面ライダー剣』前半のメインライターを務めた今井詔二氏は元々大映テレビ作品出身で、
『ときめきトゥナイト』や『魔法のアイドルパステルユーミ』などアニメの経験もあるものの、
ホームグラウンドは大映テレビや国際放映制作のサスペンスドラマ。
しかも特撮の脚本は国際放映作品の『 コメットさん』以来二十数年ぶり。
東映作品ではそれまでに『はみだし刑事情熱系』や2時間ドラマでの執筆経験があったが、
特撮、それもある意味『捜最前線』や『Gメン75』『暴れん坊将軍』『はぐれ刑事純情派』などに代表される、
東映カラーが濃い平成仮面ライダーシリーズに相応しい展開自体まともに書けるかどうかも怪しかったのである。
登場人物のギスギスした人間関係も、今井氏のフィルモグラフィーを考えれば「大映テレビ的」と解釈できなくもない
ただし序盤のライダー同士での争いについては今井氏は ライダーが助け合う展開を考えていたのだが、
サブプロデューサーである武部直美氏の意向で『 龍騎』『 555』同様のライダーバトル路線が組み込まれた、
という事情が雑誌『宇宙船』の武部氏のインタビューで明かされている
(武部氏は後に『 仮面ライダー鎧武』でもライダーバトル路線を持ち込んだ。 15作目記念だからというのもあるだろうが)。
シリーズ中盤には今井氏も油が乗ってき始めてきたのだが、氏自身のスケジュールの都合で当初から2クールでの降板が決まっており、
後半は『 鋼の錬金術師』(旧アニメ版)を終えたばかりの會川昇氏に委ねられることとなった。
プロデューサーや監督は今井氏の降板を強く残念がっていたが、皮肉にも結果は作品自体にとってプラスになり、ファンからの評価も
「前半のグダグダは擁護のしようがない」「 前半で投げずに後半まで見れば絶対感動する」
と言うものが主流だったり……。
『剣』(や続く『響鬼』『カブト』)の評価がファンの間で分かれているのも、
実は平成ライダーシリーズに新風を吹き込むことがどれだけ困難かを示す証かも知れない。
前述の様なネタだけではなく、番組が進むにつれ完成されていったメインキャスト陣の演技や、
メインライターが會川昇氏に交代した後の熱い展開と、平成ライダーでも随一のほろ苦い結末、
『 ウルトラセブン』の モロボシ・ダン=ウルトラセブン役で有名な森次晃嗣氏、
『大戦隊ゴーグルファイブ』や『巨獣特捜ジャスピオン』等過去の東映特撮でも知られる春田純一氏ら、
脇を固めるベテラン俳優達の重厚な演技など、全般にわたって見所の多い作品である。
なお『剣』は、『 響鬼』の制作が1年先延ばしになったため急遽企画された経緯を持つ、
という話も余談として記しておく。
|
+
|
よし!がんばれ! |
児童雑誌「てれびくん」では坂井孝行氏が描いた漫画版『ブレイド』が連載されていた。
…のだが、児童雑誌連載故にストーリーが子供に分かりやすい様に簡略化&連載期間が限られているため、
ストーリーが端折られているという理由から、第1話で裏切った橘さんが第3話で戻ってきてあっさり剣崎と和解したり、
ライバルであるカリスがたった二話しか出て来なかったり、ジャックフォーム初登場の際、
ブレイドがジャックフォームの力を制御できずビルを破壊してしまうのだが、その後開き直って胸を張るシーンで終わるなど、
突っ込み所満載なコミカライズ作品になっていることで有名。
ちなみにラスボスはジョーカーではなく、劇場版に登場したアルビノジョーカーと14となっている。
「よし!このパワーを正しいことに役立てるぞ!!」
|
+
|
『仮面ライダーディケイド』以降のブレイド |
『仮面ライダーディケイド』ではリ・イマジネーションによって 「大企業BOARDで働くサラリーマンライダー」となっており、
変身者も剣崎ではなく 「剣立カズマ」という青年になっている。
当然ながらオンドゥル語は再現されていないし、「ウェーイ!」と叫びもしないが、
スタッフによって止められたもののカズマ役の鈴木拡樹氏はオンドゥル語も再現したかったらしく、
唯一形を変えつつも採用されたのが、本編の「『チーフ』を『 チーズ』と言い間違え続ける」という描写だったそうな。
ちなみに鈴木氏はカズマを演じる上で 『剣』全話を視聴して変身ポーズを研究するなど、
他にも原作に対する敬意が窺えるエピソードが多い方である。
ディケイドの能力による超絶変形・ファイナルフォームライド形態は、ブレイラウザー型の巨大剣「ブレイドブレード」。
作中では最も登場回数の多いFFR形態で、『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッドが使ったこともある。
ファイナルアタックライドは斬撃「ディケイドエッジ」。
また、「剣崎一真」本人が終盤に登場。
遂に始まったライダー世界の融合によって世界が破壊されていく中、ある意味深な発言を アスムに伝える。
TV版『ディケイド』最終話では世界を破壊し消滅させるディケイドを排除するために、
中々バックルにカードがはまらずもたつきながらも直接キングフォームに変身し、
ディケイドを圧倒。その後、歴代の平成主役ライダーと共にディケイドを倒そうとする。
この剣崎、脚本を担当した米村正二氏は「原作の剣崎一真本人」とコメントしているのだが、
原作のキャラクターとの乖離(始と境遇が似た所のある士を容赦なく糾弾するなど)から ファンからは批判的な意見が多く、
演じた椿氏まで「本編の剣崎とは別人だと思ってほしい」と述べている *1
(なお『ディケイド』前半メインライターは『剣』後半の會川氏だが、米村氏は『剣』には一切関わっていない)。
劇場版『MOVIE大戦』では剣崎自身の出番は無かったもののブレイドは登場しており、椿氏はブレイドのアフレコを担当。
『オールライダー対大ショッカー』ではライダートーナメントで同じカブトムシで電撃使いの 仮面ライダーストロンガーと対峙。
無手のストロンガー相手にブレイラウザーの斬撃で追い詰めるも、エレクトロファイヤーによる手痛い反撃を食らってしまった。
同作品の漫画版では、ライダートーナメントではジャックフォームでスカイライダーと対戦し(空中戦ライダー繋がり)、
終盤にライダーが集合した際はストロンガーと共に連携電撃攻撃を放つシーンがある。
『MOVIE大戦』における『仮面ライダーディケイド完結編』では龍騎と共にディケイドに挑むが、
戦闘中にディケイドにFFRされて龍騎を倒す武器として利用されてしまい、
自身も直後に投げ捨てられてディメンションキックの餌食になるという屈辱的な敗北を遂げた。
まあこの時のディケイドは色々と 世紀末な激情態だったので、流石に相手が悪い。
なお、上記の通りこの時のブレイドの声は椿氏によるものである。
その後ドラスとの戦いにカズマが変身したブレイドが登場。コンプリートフォームの能力で自身もキングフォームとなり戦う。
余談だが、本編未登場だったパラドキサアンデッド(鎌田)や、元は劇場版で登場したキャラが元ネタの ニーサン海東純一など、
『ディケイド』で登場した『剣』関連キャラはネタにされる傾向が多い。
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』では処刑場の決戦に駆け付け、
ショッカー傘下のアンデッド勢を迎え撃った。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では、ディケイドが変身したブレイドが、
ゴーカイレッドが変身したジャッカー電撃隊のスペードエースと戦うという、スペードのエース対決が行われた。
その他、ディケイド、龍騎と共にカードを使うライダー繋がりで、
同じくカードを使うスーパー戦隊である天装戦隊ゴセイジャーの天装術を使う場面がある。
オリジナル技になった他二人と違い『剣』には元からリフレクトが存在するが。モスアンデッド涙目
『仮面ライダーウィザード』の特別編にライダーリングで召喚されたライダーの一人として登場。
ジャックフォーム、キングフォームにも変身している。
『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では異世界の武神ライダーの一人として登場。
武神龍騎と戦うシーンがあった。
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』には平成ライダーのの一人として登場。
ラストの昭和ライダーとの戦いでは龍騎と共に必殺技を放つシーンがあった。
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では変身後のみの登場。声は椿氏であり、橘さんからも「剣崎」と呼ばれていた。
レンゲルの配下だったがギャレンと共に妨害を図ったため囚われの身となっている。
しかしそれは正義のライダーをおびき出すための演技だったが 仮面ライダー3号に論されたゼロノスに見逃された。
最終決戦には剣ライダー全員でショッカーを裏切り、正義のライダーに加勢した。
+
|
『仮面戦隊ゴライダー』ネタバレ |
実は彼は本物の剣崎ではなく、『仮面ライダーエグゼイド』本編で死亡した 仮面ライダーゲンムこと檀黎斗が擬態した姿
(正確にはオリジナルの黎斗が用意していた「バックアップ」の一つで、本編中ではさらに別のバックアップが登場している)。
自身が死亡した時に備えて用意していたゲーム内世界に死亡したライダー達の魂を閉じ込め、彼らを 絶望させることで、
そのエネルギーを自らが復活するための贄にしようとしていた。
しかしブレイドに擬態してラウズカードを使ったことで、本物の剣崎にアンデッドの存在を察知され、ゲーム内世界に入られてしまう。
自分の正体がバレた所で最早どうにもできないと黎斗は高を括っていたが、彼がゲーム内世界に入ったことで、
ジョーカーである彼がその世界の唯一のアンデッドになり、それが引き金となってゲーム内世界も崩壊。
ゲームクリエイターとしての才能故に 各ライダーの仕様も忠実に再現してしまったらしく、
彼がジョーカーになっていたことを知らなかったばかりに目論見は完全に打ち破られた。
でも、ということはその間始が外の世界で唯一のアンデッドになってるからヤバいことになってたんじゃ…。
まあ一方でバグスターも無限増殖していたので普通にヤバいんだが。下手したらローチ共は潰し合いになってたのかも
最後はブレイド達が変身した 仮面戦隊ゴライダーとエグゼイドの連携に敗れ去るも、
崩壊する世界に全員巻き添えにされそうになるが、4人の死したライダーに黎斗は道連れにされ消滅した。
一方、本物の剣崎は体を張って脱出を促す4人のライダー達を助けようとした永夢を引き止めた後、
またどこへともなく姿を消している。
|
なお、演じる椿氏は同作出演の前に運転中の接触トラブルで相手に顔面をゴルフクラブで殴打され重傷を負い入院という、
非常な災難に見舞われていたが、同作で限定的復帰という形となり、後遺症もあまり見られない様子で出演してくれている。
+
|
以下ネタバレ |
「始…! 力を使ったな!?
俺はお前のために、自分の力を封印したつもりだったのに…お前が封印を破った!
どうしてだ!? 始! …運命は、避けられないのか!?」
アナザーブレイドになってしまった天音をジオウから庇うために始が戦ってしまったことで、
それに引き寄せられるように現れ、半ばジオウそっちのけでカリスと戦闘を繰り広げた。
有無を言わさぬ戦闘突入に『剣』初期の空気を感じたファンもいたとかなんとか
これは二人が持つジョーカーの力をアナザーブレイドに吸収させて「ジョーカーがただ一人勝ち残った」状況を擬似的に再現し、
統制者による世界リセット機構を誘発させることで世界を破滅させようとする敵の策略であった。
しかし新たな力に覚醒したジオウがアナザーブレイドを撃破したことで破滅は回避され、
更にアナザーブレイドが力を吸収したまま倒されたことで、剣崎はジョーカー化前に戻る、始は力を喪失するという形で、共に人間の体を手に入れる。
そして剣崎はジョーカーの力が封じられたブレイドウォッチとカリスウォッチをジオウに託し、始達と共に新たな一歩を踏み出す……。
という、ハッピーエンドを迎えたのだった。
……が、『ジオウ』最終回、オーマジオウとなったソウゴは融合した20のライダー世界をそれぞれ分離させ、
自身が王になるまでに起きた総てを無かったことにする選択をしたため、この一連の出来事も歴史から消えることとなる。
原典の結末を尊重したと見るか、せっかくの剣崎その他への救いの形を提示しておいて無に帰したと見るか、
それは人それぞれと言った所である。ただ或いは、またソウゴが王へ至る物語が別の形で始まるのなら……。
|
なお、当初この第29~30話には海東大樹/ 仮面ライダーディエンドのゲスト出演のみが報じられており、
『剣』編であることそのものが秘匿されていたため、
次回予告にて剣崎・始・天音の三人が登場した時、ファンは狂気乱舞したとか。
「CSM」の担当者にも知らされていなかったが、音声関連の仕様がまだだったため、 急遽「ジオウゲスト出演時の台詞」まで収録予定になるという嬉しいサプライズも
これだけ客演が多いにもかかわらず、現在マスクを覆う透明の部分が経年劣化で黄ばんでしまっているのに直してもらえないままである。
これは予算や造形の再現性など諸々の理由により、主役ライダーのマスク新造のハードルが高いのが理由だとか。
ファンの中には「剣崎のジョーカーの力に徐々に侵蝕されているから」と 無理矢理解釈する人もいる。
スタッフがそれを逆手に取ったのか、『ジオウ』29~30話客演時には 顔の部分だけジャックフォームのような金色のマスクとなっている。
予告の段階じゃまだ黄ばみ程度だったのは内緒。さらに言えば腹の部分も紫色に変色している
2021年の映画『ビヨンド・ジェネレーションズ』では、精神体として未来にやってきた新堂倫太郎が変身するクローンライダーの1体として登場。
同じ青い剣士のためか扱いやすいと評価されていた。
相変わらず(?)顔が黄ばんでいた。そこまで再現するのか狩崎よ
ライダー関連のゲーム作品でも参戦しているが、
2012年8月2日発売のDS・PSP用ゲームソフト『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』では、
当時『フォーゼ』にギャレン役の天野氏がレギュラー出演していた縁もあってか、ブレイド役の椿氏が天野氏と共にゲーム用音声を新録。
更に2012年11月29日発売のWii・PSP用『仮面ライダー 超クライマックスヒーローズ』では、
カリス役の森本氏、レンゲル役の北条氏も収録を行い、『超クラヒ』の仮面ライダー剣は、
TVシリーズの主役級ライダー4名が全員参戦の上に全員が本人ボイスという豪華仕様となった。
この8年前の作品とは思えない現行ライダーにも匹敵する破格の待遇に、誰が呼んだか「超クライマックスヒーローズ剣」
|
+
|
『ガンバライド』『ガンバライジング』におけるブレイド |
アギト、ファイズなどと共に第3弾から参戦し、キングフォームも同時参戦。
ブレイドはスーパーレア、キングフォームはレジェンドレアで登場。
必殺技はブレイドがエレメントブレイドとライトニングソニック、キングフォームがロイヤルストレートフラッシュ。
ブレイドの演出あり必殺技「ライトニングソニック」は最初はブレイラウザーを右手で地面に刺したりラウズ無しだったりしたが、
05でラウズする様演出強化され、シャバドゥビ1弾ではブレイラウザーを左手で突き刺す様に演出変更されかなり原作に近くなった。
キングフォームの演出あり必殺技「ロイヤルストレートフラッシュ」は、本編で初使用された際の衝撃波を飛ばすバージョンとなっている。
05でブレイドにライダーアビリティ「ラウズカード」が追加。
シャバドゥビでシステムが変更されたためライダーアビリティは削除されたが、
シャバドゥビ2弾で必殺技に昇格し演出が追加され「サンダーディアー」として収録された
(「ディアーサンダー」でないのが意図的なのかミスなのかは不明。ちなみに他の剣勢も技名ではなくカード名になっている)。
シャバドゥビ5弾ではキングフォームが再びレジェンドレアで登場。
TV44話で使用した必殺技「フォーカード」が新技として収録されている。原作通りカリス、ギャレン、レンゲルも登場。
シャバドゥビでのライダータイプはブレイドが雷、キングフォームが融合。
後継作の『ガンバライジング』では1弾からブレイド通常形態が参戦している。レアリティはスーパーレア。
5弾でジャックフォームとキングフォームが参戦。ジャックフォームはレア、キングフォームがレジェンドレア。
演出あり必殺技は、通常がライトニングソニック、ジャックフォームがライトニングスラッシュ、
キングフォームがロイヤルストレートフラッシュ。
また、5弾から声が椿隆之氏となり、本人 ボイスになった。
|
+
|
『仮面ライダー バトライド・ウォー』におけるブレイド |
原作と違いAPは使い切りではなく敵を倒すことで増える方式になっているが、そのせいで燃費が非常に悪い。
一番不憫なのはジャックフォームであり変身するために必要なAPが10000(最大値)であり、
制限時間ありのフォームのためジャックフォームで他のカードをラウズすることすら困難になってしまった。
尤も本体性能は悪くないため、攻撃範囲が広がりAP消費も少ないリザードスラッシュを主軸に使えばかなり爽快になる。
最大の問題はこのゲームは特定の攻撃でしかトドメがさせないという問題点があり、
ブレイドの場合ラウズカードを使った技…ではなくただの薙ぎ払いがトドメ専用技になっている。
シナリオでは遂に敵から「始を助けるためだけにダークローチによって多くの犠牲が出た」ことについて突っ込まれたが、
剣崎からは下記の台詞で反論されている。
「始が、どれだけ多くの人の命を救ったと思っている……?
人間じゃないってだけで、あいつの幸せを奪えるかよ!」
『2』ではラウズカードの技でもトドメをさせる様になり、
APもレベルアップで回収率アップと消費軽減が追加されたことでラウズカードをかなり使いやすくなった。
映画再現のシナリオだが14は登場せず、アルビノジョーカーがボスになっている。
14が登場しないため始は犠牲にならない…が代わりにアルビノジョーカーに倒されてしまった。
ちなみにバトライドではブレイド、ギャレン、ジョーカーが本人 ボイスで登場している。 レンゲル涙目
|
+
|
大丈夫、君は一人じゃない |
「変〇!」
「師匠、変〇って言ったらコンプラ的にグレー」
現在、椿隆之氏は仮面ライダーシリーズの絵コンテを担当しているイラストレーターの伊藤そうあ氏と共同で、
『椿正義チャンネル』を立ち上げ、 バーチャルYouTuberとして活動している。
レジェンドヒーロー 椿隆之とその弟子を自称する 熱木正義がバーチャルワールドの平和を守るべく、
世界の0.00000000000025%を支配する悪の秘密組織「モー帝国」に戦いを挑むという
コンセプトのショートアニメ投稿を中心に活動しているのだが、
特撮パロディ多めの作風ということもあって、ほぼ 「椿隆之=剣崎一真」という扱いになっている。
モー帝国の帝王も「オン〇ゥルの人」とか言っちゃってるし
ちなみに血の色は一旦 緑になった後で 赤に戻ったらしい。
|
「変身!!」
『TURN UP』
ニコニコにおける仮面ライダー剣
ニコニコではFLASH作品が輸入されたり、少数ながらMADが作成されていた。
そんな中『仮面ライダーディケイド』が放送され、剣崎一真役を務めた椿隆之氏が同役で『ディケイド』に再出演したこともあり、
かつての「オンドゥルブーム」とも合わせて作品の再評価も盛んだった。
2009年夏のオンドゥルMADランクイン等を皮切りに、様々なオンドゥルMADがアップロード・ランクインし、ブームが再燃するに至った。
ただし東映特撮の宿命か、動画が権利者削除される傾向も強いので、そこら辺は頭に置いておくとよいだろう。
また、本家剣関連の動画や剣ライダ-出演者の動画、剣ネタのある動画にもオンドゥルのタグが付く場合がある。
2013年に放送された
プリキュアシリーズ第10作目『ドキドキ!プリキュア』にて、
登場人物の一人が
スペードと剣をモチーフとしたプリキュア、キュアソードに変身し、しかも変身前の苗字が「剣崎」だったため、
早速剣崎一真やオンドゥルと絡めたネタが多数作られてしまった。
加えて烏丸所長を演じた
山路和弘氏が敵幹部の声優を担当していたため、更にネタ度は加速した。
見下ろしアングルでメンバーが手を重ねるカットがあったり、
映画『プリキュアオールスターズNewStage2』でキュアソードとキュアピース(先代の『
スマイルプリキュア!』に登場した雷の力を持つプリキュア)
の同時攻撃があるなど、公式でも意識しているのでは?という描写もある。
ついでに『剣』の剣崎役の椿氏まで
「兄役とかでオファーこないかな」と呟いていた。
結局来なかったけど
また2014年には映画『昭和ライダー対平成ライダー 仮面ライダー大戦』のPR企画として、ニコニコ生放送で全TVシリーズの冒頭5話を配信。
案の定、『剣』配信の際には公式動画でありながらオンドゥル弾幕が乱れ飛ぶのであった。
そして2020年の4月からは『
仮面ライダーファイズ』から引き続き「東映特撮ニコニコおふぃしゃる」にて配信開始。
誰もが予想した通り、オンドゥル弾幕に占拠されるのであった。
……のだが、通信技術の向上などによる音質の改善もあり、割と聞き取れる部分もあったり。
一方で剣崎の一部のセリフはより鮮明なオンドゥル語になってたり
無料配信期間は72時間(3日間)だが、再生数があっさり10万を突破するなどその人気は衰えていない。
ちなみに
椿氏も動画を観たらしい
。
MUGENにおける仮面ライダーブレイド
手描きスプライトのブレイドが3種類、及びそのアレンジが数体存在する。
+
|
qzak氏製作 |
+
|
搭載必殺技 |
ゲージ技のライトニングブラストは飛び蹴り技なので当りにくい(避けやすい)うえに無敵もないので、
遠すぎず近すぎずの距離をとり慎重に狙う必要がある。
|
クモ氏による外部 AIが存在し、現在は弾丸マックス氏によって代理公開中。
キックでの牽制やサンダーでのガン攻めを主体としたAIとなっている。
かぢゅみ氏による ボイスパッチも存在し、ボイスやボイスパターンが増え通常よりもウェイウェイ言う。
2010年1月16日の更新では 時止め技を持っているキャラクターには特殊台詞が出る様になった。
剣崎一真ボイスの他に、ディケイド版ブレイドの剣立カズマボイスも同梱されている。
上記クモ氏のAIにも対応しているが、氏のAIはライトニングブラストを ぶっぱするので、
あっさり潰されてウェーイと掛け声だけが響くという悲しい状況がよく見られる。
この他に亞氏のAIも存在していたが、こちらは現在入手不可。
|
+
|
竹の輪氏製作 |
キングフォーム仕様のライダーブレイド。画像は実写キャプであり、 AIは未搭載。
「PCのドライブがぶっ飛んだ」ため、製作は無期限延長となってしまった。現在は公開停止中。
|
+
|
天田志朗氏製作 |
氏による手書き ドットで、何と言ってもカードに関する仕様が特徴的。
まず、特殊ボタンを押している間はカードを構え続ける。
そして構えている間に必殺技 コマンドを入力する事でカードを取得し、構えを解くと発動する。
技を後で任意に発動できる「ラウズ待機」、2種類のコマンドを入力して発動する「カードコンボ」などのテクニックも。
ストライカーとして仮面ライダーディエンドを呼び出すことも可能。
呼んでいる間にファイナルフォームライドも発動できる。 ストライカーに武器として使われるいうのも斬新である
AIもデフォルトで搭載されている。
|
+
|
ninefreeman氏製作 |
平成ライダー改変でお馴染みの氏による、qzak氏のブレイドの改変版。
現在、nipa3008氏のサイトで代理公開されている。
改変元に無かった「トリロバイトメタル」や「ジャガーマッハ」、
ジャックフォームやキングフォームに変身して攻撃する技、
さらに『 Re.Act』の アルクェイドのストーリーが搭載されている。
AIは搭載されていない。
|
+
|
亜-人氏(真崎アスカ氏)製作 |
qzak氏のブレイドを改変したもので、現在は氏のアップローダーで公開中。
性能強化や新技の追加、 特殊イントロ、 特殊やられなど多岐に亘る細部の改良が施されており、
特に飛び蹴り技のローカストキック、ライトニングソニックが無敵化している。
またAP ゲージが搭載されており、劇中と同様に一定のゲージ量を消費することで、各ラウズカード技を発動する機能を担っている。
+
|
ラウズカード技の一覧 |
単発技
- リザードスラッシュ(AP400)
- 斬撃による乱舞技。
- ライオンビート(AP600)
- ストレートパンチで相手を吹き飛ばす。
- ボアタックル(AP800)
- 体当りで相手をダウンさせる。また、ヒット後に通常攻撃でキャンセル可能。
- ローカストキック(AP1000)
- 飛び蹴りで喰らった相手を一定時間硬直させる。
- なお、旧版は喰らい判定が無かったが、最新版では喰らい判定を付けた後に全属性nothitby処理を行っている。
- ディアーサンダー(AP1000)
- 当たったら一定時間硬直させる雷の光弾を発射。地上・対空・空中・全画面(1ゲージ消費)の4種類が存在。
- トリロバイトメタル(AP1200、1ゲージ)
- 一定時間ハイパーアーマー化。
- 発動時のモーションやcnsの記述が喰らい抜けバーストそのままなので、バーストの回数制限を迎えても使用可能。
- バッファローマグネット(AP1400)
- 当て身投げ兼飛び道具反射技。最新版では全画面に打撃属性の飛び道具である衝撃波を放つようになった。
- ジャガーマッハ(AP1600、1ゲージ)
- セブンスヘブンの如く全画面攻撃を行った後、一定時間高速化。
- スカラベタイム(AP1800)
- 所謂恐怖の片鱗。全属性当身することが可能であり、高カラーだと即死当身となっている。
コンボ技
- ライトニングスラッシュ(AP1400、1ゲージ)
- 地上や空中からでも使用可能な急降下斬り。
- 最新版では蓄積ダメージ量の半分もダメージに反映するようになった。
- ver.0.96よりジャックフォーム時にはオリハルコンウイングを展開し、
- 相手に接近した後「切り上げ→ライトニングスラッシュ」を決める挙動に変更された。
- ライトニングブラスト(AP2200、1.5ゲージ)
- 地上版と空中版が存在。電撃に帯びたライダーキックで4割強の割合ダメージを与える。
- 最新版では蓄積ダメージ量もダメージに反映するように(ry。
- 地上版は空中版以外に、相手をロックしてから蹴り込んだり喰らい抜けで発動するタイプもあるが、
- 喰らい抜けバージョンでは何とHitdefとReversaldef(当身投げ)で処理されているため、
- 単純なNothitbyやHitoverrideで処理している相手にも喰らいステートに移行させることが可能。
- また上記同様、ver.0.96よりジャックフォーム時にはオリハルコンウイングを展開する。
- ライトニングソニック(AP3800、3ゲージ)
- 電撃に帯びたライダーキックで6割強の割合ダメージ(カラーによっては即死)を与える。
- こちらもロック式かつ喰らい抜けバージョンがHitdefと当身投げで処理されており、更新で蓄積ダメージ量も(ry。
- ただし、ライトニングブラストとは異なり空中版は無い。
- こちらも上記2つの技同様、ジャックフォーム時にはオリハルコンウイングを展開する。
-
|
10段階に調節可能な AIもデフォルトで搭載されており、強力な技を出し惜しみなく使ってくるためかなり手強い。
狂門番以上のカラーとして9~12Pが追加されており、特に12Pカラーは ゼットン、 スーパーメカ翡翠、 弾幕七夜を難なく沈め、
ご乱心を倒し、 竜子1stにタイムアップ勝ちするほどの狂キャラである。
また、ver0.9から7〜10pを選択すると最初からジャックフォーム、ver1.0から11・12pを選択するとキングフォームで戦えるようになり、
かつての9Pカラー(APゲージMaxモード)も6Pカラーを選択することで使用可能になった。
+
|
旧版の大会ネタバレ |
仮面ライダー凶悪GPでは、無敵技のローカストキックや 永久コンボを自重しない戦法で多くの強豪選手を次々と撃破。
最終戦は ストロンガーとの電気カブトムシライダー対決が実現。「電波投げ」に苦しめられ1R落とすものの、
「電波投げ」をローカストキックで避け、投げ技からのエリアルコンボやライトニングソニックなどを駆使し勝利。大会初の優勝を飾った。
また、おまけにおいても 並~凶下位キャラ4人を相手に互角の熾烈な戦いを繰り広げ、
常時ハイパーカブト・常時ハイパークロックアップの カブトを撃破するなど、本編が終わってもなお大会覇者としての意地を見せた。
凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】において、
遂に 朱い月と組み、「真祖の月姫と永遠の切り札」というタッグチームで出場。
チーム戦では、初戦からローカストキックや投げ技からのエリアルコンボなどを駆使したゴリ押しで2人まとめて倒すなど、その暴れっぷりは健在。
タッグ戦においては、自身の広範囲攻撃の乏しさにより敗北することが多かったものの、
朱い月が後ろからADやAADで援護射撃している最中に相手二人まとめて攻撃したり、ひたすらチーム戦で連勝することで、
何度か陥った脱落危機を克服。最終Partまで生き延びた。
最終Partで脱落したものの、最終戦績は個人戦では8戦中13人撃破で 勇次郎に次ぐ2位、
タッグ・チームでの総合戦績は10勝6敗の5位という好戦績を残した。
|
|
+
|
Jaki氏製作 |
2015年10月に 橘さんや 地獄兄弟を製作したJaki氏により公開されたブレイド。
K-BLOODをベースにした改変ドットで製作されている。
ギャレン同様技毎にAPを消費する事で戦う『バトライド・ウォー』の様な仕様となっており、下がったAPはチャージを行う事で回復する。
また、APエンハンスを行う事で上限値がカプリコーン(7000)、イーグル(7400)、コーカサス(9600)の順に上がっていく。
なおチャージは全体34F中18Fで、エンハンスは全体83F中63FでAPが上昇する。
飛び道具「ディア―サンダー」、対空技「リザードスラッシュ」、画面端だと壁バウンドさせる突進技「ボアタックル」などバランスの取れた技構成で、
更に攻撃の硬直を移動技「ジャガーマッハ」で キャンセル可能。キャンセルの際には前ダッシュでも発動する。
ゲージ技は1ゲージ技の「ライトニングスラッシュ」を搭載。
威力は低いがAP消費が少なく、空中でも出せるため奇襲やリザードスラッシュからのキャンセルなどに使える。
全体的に火力は低いが技は豊富で機動力も高く、キャンセルからのコンボを繋げるキャラとなっている。
更新でキャンセル専用の 時間停止技「スカラベタイム」や当身技の「トリロバイトメタル」、
1ゲージ技の「ライトニングブラスト」「ライトニングソニック」が搭載された。
ライトニングブラストは上昇後直角に突撃するキックで、相手の飛び道具を避けつつ攻撃できる。
ライトニングソニックは初段ヒットで発動するロック技で、威力・演出共に優秀な技。ただしAP残量にはご注意。
空中ダッシュ(バッファローマグネット)も搭載されたが、回数制限が無い代わりに一回毎にAPが1400減る。
11月の更新では空中必殺技のローカストキックが地上でも使える様になり、
APエンハンスを三回した状態で再度エンハンスのコマンドを入力すればキングフォームへと変身できる様になった。
これは一時的なものではなく永続的なもので、MUGENでは2人目の 操作可能な最強フォーム。
キングフォームになるとリーチが大幅に伸び必殺技の性能が強化され、更に「ロイヤルストレートフラッシュ」が使用可能になる。
搭載されているゲージ技は遠距離版ロイヤルストレートフラッシュで、相手が遠ければ遠いほどヒット数が上がる。
AP消費が無い上1ゲージ技なので、自分と相手が両方画面端であればロイヤルストレートフラッシュ三連発で10割も可能となる。
ver0.90でデフォルトAIが搭載され、更にコンフィグが追加された。
コンフィグではAI設定の他初期エンハンス段階も設定でき、最初からキングフォームにすることも可能。
また、キングフォームの1ゲージ技としてロック技の近距離版ロイヤルストレートフラッシュも追加されている。
その他にも 通常技や必殺技のダメージ上昇など細部まで手を加えられている模様。
ver0.98ではスカラベタイム中にAPエンハンスが行える様になり、
空中ロイヤルストレートフラッシュ追加、カブト同様キングフォーム中に謎ジャム対応が変化などキングフォーム関連が大幅に更新された。
|
「俺は運命と戦う…そして勝ってみせる!!」
出場大会
+
|
一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
|
出演ストーリー
*1
『レッツゴー仮面ライダー』関連の書籍記事によれば、この時の剣崎の状態については、
「彼にはもう行き場所はなく、彷徨うことしかできなかった」と記載されている。
更に後年発売された『小説 仮面ライダーブレイド』では、TVシリーズから小説本編の数百年後に至るまでに、
剣崎が長い時の中で懸命に生きようとしながらも、徐々に精神を摩耗していった様子が描かれているため、
考え様によっては『ディケイド』登場時の剣崎は、この
精神的に最も窮地に追い込まれていた頃だったからこそ、
TV本編とは心象が異なるものになってしまったのではないかと解釈することも可能となっており、
奇しくも公式の方で結果的にフォローする形になっていると言えなくもない。
最終更新:2023年09月24日 21:34