ダン

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ダン - (2021/03/09 (火) 17:31:27) のソース

#ref(dan-alpha21.jpg,,left,width=260,float,title=自称、生ける神話)

#image(dan3.gif,title=大事にしろよ♡)

&font(24,#ff1493,i,b){「余裕ッス!」}

-出身地: 香港 
-誕生日: 5月6日(CVS) / 11月25日(IV以降)
-身長: 177cm 
-体重: 74kg 
-スリーサイズ: B113 W83 H88 
-血液型: O型 
-好きなもの: [[挑発]] 
-嫌いなもの: ワカメ、小悪党、キザな男 
-特技: かわら割り、カラオケ 
-[[格闘スタイル]]: 空手をベースとした格闘術(CVS) / サイキョー流(IV)
-キャッチコピー: オレのオヤジは強かった(ZERO) / サイキョー流師範(MVC2) / 無頼独走(CVS2)&br()&space(28)爆走!最強ロード(IV)
-CV:[[細井治>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:細井治|]](ZERO他) / [[楠田敏之>MUGENキャラクターCV別一覧]](IV以降)
#clear

『[[ストリートファイターZERO]]』シリーズの登場人物。本名は&b(){火引 弾}(ひびき だん)。
父・[[火引強]]を[[サガット]]に殺害され、復讐に燃えて[[剛拳]]([[リュウ]]・[[ケン]]の師匠)に弟子入りするも憎しみを看破され破門。
この時、本来ならば一旦授けてしまった技を封じるために剛拳はダンの拳を破壊せねばならなかったが、弟子可愛さ故にそれができなかった。
その後、剛拳のもとで身に付けた基本を独自に発展させ「サイキョー流」という流派を生み出し、
その技でサガットを倒した%%面倒だからわざと負けた説もあるが%%後は、自分のサイキョー流を世界に広めるため、日々精進している&link_anchor(*1){*1}。
『[[ストリートファイターIV>ストリートファイター]]』のダンの胴着の左胸には、特殊な字体だが「[[最強流>萬三九六]]」と読める文字があるので漢字で書く場合には「最強流」で良いらしい。

[[ブランカ]]とはジャングルで助けられてからの親友で、本名([[ジミー]])で呼ぶ仲。駆け出しの[[春日野さくら]]に技の基本を教えた事もある。
あと、『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』で何故か[[ジョー東]]とタッグを組んだ事がある。

名前こそ日本式ではあるものの、彼は日本生まれではなく香港生まれの日系人であり、
ストIVにおける代表国は上記のプロフィールの通り[[香港>フェイロン]]である。%%『CVS』のエンディングでは日本国旗が表示されていたけれど%%

修行のために世界各地を旅した事から英語・タイ語・広東語を完璧に、フランス語・ロシア語も少々ながら使いこなせる
(元は漫画『さくらがんばる!』で加えられた設定だが、後に『ZERO3』でもそれを窺わせる描写が為されている)。

二流格闘家という設定だが一般人よりは強く、通信空手&link_anchor(*2){*2}もやっているようだ。
性格はお調子者で、常に自分を大きく見せたがる。
しかし敵味方全員にその無能さを見抜かれており、本人は自慢のつもりが実際にはへっぽこの馬脚を現す事も日常茶飯事。
自らが編み出し世界に広げようとしているサイキョー流についても、[[ガイル]]からは、
「(ダンの)素質を無駄にするスタイル」と酷評されてしまっている。
逆に言えば素質だけは認められているらしく(現に剛拳も素質を見込んで一度弟子にしている)、
そのためか打たれ強さだけは超一流で、一方的にボコボコにされながらもケンを辟易させるほどである。

一方で面倒見は良く、一人の人間としては普通にいい奴だったりもする。
『ZERO3』の自身のストーリーは復讐を終えた後という設定なのだが、サガットに再会した際に、
「あんまりにも弱っちいからサイキョー流で1から鍛えなおしてやる」とのたまい、激昂させている。
とはいえ実父を殺害した相手に対し、仇討ち後必要以上に負の感情を引き摺らず、寧ろ自流派に勧誘さえしてしまう姿には[[器の大きさすら感じられる>・・・・すごい漢だ。]]。
……尤も、サガットのストーリーではまだ復讐を遂げておらず、一蹴されているのだが。
[[勝利台詞>勝利デモ]]等も『ZERO』時代はオラついていたが、『CVS』で若干緩和、『ストIV』では後述の通り常識人寄りと化していった。
他キャラからの扱いも『ZERO』時代はあまり良くなく、『CVS』では妙に厳しい扱いが多かったが、『ストIV』以降はあまり悪い扱いを受けない事が増えた。

基本的に作中での彼はリュウ・ケンベースだが、&font(b,u){意図的に弱く設計されている。}
飛ばない[[飛び道具]]「[[我道拳>波動拳]]」や、無敵のない対空技「[[晃龍拳>昇龍拳]]」、[[判定]]・[[発生]]ともに強いとは言い難い[[通常技]]の数々。
あらゆる技に欠点が付き纏い、数少ない優秀な技はゲージ消費技のみという悲惨なラインナップ。
ただし「断空脚」だけはそこそこ便利な性能である事が多く、
&b(){特に「空中断空脚」は搭載されていればたいてい優秀}……だが搭載されているのは『ZERO3』以降など一部作品に限られる。
父親の技であり、サガットも後に参考にしたという設定のためだろうか。
初代『ZERO』では[[ドット>ドット絵]]の[[顔>ポートレイト]]や[[ボイス]]はリュウ・ケンの使い回しだったが、
家庭用移植でボイスが新録され、『ZERO2』以降は専用ドットに。『ZERO3』では[[ニュートラルポーズ]]も専用ドットを得た。
このため初代「ZERO」では、AC版と家庭用移植(PS・SS)版では技ボイス(声優)が異なっている。
ただし、『Fighter's Generation』版の『ZERO』はAC版移植のためボイスは使い回しのまま。
『CVS』シリーズでは新規グラフィックになった。
『ZERO2』以降のコンセプトは&b(){「マニアックな人が苦労して勝つキャラ」}。
しかし「カプコン製のダンは軒並み弱いが、&b(){SNK製になると多少強くなる}」とも言われる。

本当にぶっちぎりで弱く、どうしようもなかった作品としては『[[ポケットファイター>ストリートファイター#id_f723bb33]]』がある。
ポケットファイターでは「ジェムシステム」という、
ジェムを集めるとそれぞれの色に対応した技(赤:飛び道具、黄色:対空技、青:突進技)が強化されるシステムがあるのだが、
敵を攻撃した時に出るジェムが他のキャラクターは3色出るのに対し、&b(){ダンの攻撃で出るのは「我道拳」の赤のみ}。
これは前身になった[[パズルゲーム>アルル・ナジャ]]『スーパーパズルファイターIIX』の攻撃パターンの名残で、ポケファイでの弱さもこれを引き継いでいるからなのかもしれない。
ただし、青色対応の「断空脚」はレベルが上がると「晃龍拳」で締めるようになるため隙が膨大になり、
黄色対応の「晃龍拳」もレベルが上がった所で無敵が頼りないので、
むしろ赤色のみ集まるのは唯一無難に使える「我道拳」の強化が早まるため、逆に都合が良い。
ちなみにこの2作品のダンはドットが独特であり、ニュートラルポーズが爽やかな笑顔なので楽しそうである。
#region(さて、そのスパズルIIXでは…)
&nicovideo(sm1045950)
以下に示すのはポケファイよりさらに絶望的な『パズルファイター』でのダンの[[ダイヤグラム]]である(攻略本より)。
||CENTER:[[ドノヴァン>ドノヴァン・バイン]]|CENTER:ケン|CENTER:[[レイレイ]]|CENTER:[[豪鬼]]|CENTER:[[デビロット>スーパー8]]|CENTER:[[モリガン>モリガン・アーンスランド]]|CENTER:リュウ|CENTER:さくら|CENTER:[[フェリシア]]|CENTER:[[春麗]]|CENTER: 合計|
|CENTER:ダン|CENTER:&b(){0}|CENTER:&b(){0}|CENTER:&b(){0}|CENTER:&b(){0}|CENTER:&b(){0}|CENTER:&b(){0}|CENTER:&b(){0}|CENTER:1|CENTER:1|CENTER:1|CENTER:&font(b,red){3(-47)}|
&b(){赤一色だけという最悪の攻撃パターン}から容易に察しが付くだろうが、[[こんな有様である。>世紀末]]、[[こいつ>伊達政宗]]や[[あいつ>ロール]]や[[そい>クッパ]][[つら>カービィ]]もびっくりである。
2番目に弱いとされる春麗の合計でも38(-12)あるというのに。攻略本でも「接待専用キャラ」と言われている。
格ゲーではないにしろ、こんな低いダイヤを付けられるのはそうそうない。
こうなってしまった原因として、このゲームは同色のジェムを集めて巨大化させると攻撃力が上がると言うシステムであり、
赤一色を送り込むと言う事は、ノーマルジェムに戻った際に全てがくっついて超巨大化して手痛い反撃を貰ってしまうと言う事である。
つまり同キャラ対戦以外は、&b(){一撃で倒せるだけの大連鎖を組まない限り勝ち目が無い}のだ…。
勿論その間も相手は牽制し放題、それに切れて半端な反撃すると死亡フラグである…
(似たようなダイヤの落ち物パズルとしてコナミの『対戦ぱずるだま』と『対戦とっかえだま』が存在するとか。
 ただしこちらは&b(){一色キャラが2名居る}(上から降らす小学生と[[下からせり上がるお手伝いロボ>藤崎詩織]])ため、
 実は「一人だけぶっちぎりで弱いと」言う事はなかったりする(一応ロボの方が弱い))。
#endregion

#image(dan-alphawin.gif,title=オヤジィィィィィィィィィィ!!!!)
[[リョウ・サカザキ]]と[[ロバート・ガルシア]]を足して2で割ったような外見や、
[[勝ちポーズ]]で[[ユリ・サカザキ]]の「余裕ッチ」と似たような「余裕ッス」をする事からも分かるように、
『[[龍虎の拳]]』のパロディキャラでもある。
元ネタのリョウにも言える事だが、この時代は色々許される時代だったのである。
その事もあって、ダン自体が「元々&b(){SNKへの当て付け}として生まれたキャラ」とも言われる。
ただしカプコン・SNK共に、ダン誕生の経緯について公式に発言した事は一度だけで、
その内容は「他社のゲームに、苦労して作った(キャラクターのアニメーション)パターンをそっくり真似られた」事が原因で、
これに立腹した開発者の一人が「『真似をするな』との意味を込めて、おちょくりキャラとして作らせてください」と、
船水(『ストリートファイター』シリーズのプロデューサー)に進言した、というもの&link_anchor(*3){*3}。
この発言自体も船水氏の発言と矛盾する点もあり、「他社」がどこの会社を指すのかも明確ではない。

「『[[KOF'94>THE KING OF FIGHTERS#id_870c1453]]』の[[ルガール・バーンシュタイン]]登場シーン(詳しくはルガールの項にて)にカプコン側の社員が怒った」とか、
「『龍虎の拳』の登場キャラクターが『ストリートファイター』シリーズに似ていたからパロディキャラとして作った」という認識をされている事が多いが、
これらの多くはファンの勝手な推測に過ぎず、いわば都市伝説に過ぎない
(前者に関しては『KOF'94』の稼働は1994年、『ストZERO』の稼働は1995年だが、
 開発期間を考えると少々無理があるので『龍虎の拳』への抗議と取る方が妥当)。
&b(){「いかにもそれっぽい」のは確かだが、「それっぽい」以上の信憑性は全く持たない}。

当時のカプコンはデータイーストの『[[ファイターズヒストリー]]』に対して「スト2のパクリである」と裁判を起こしていたり、
他の会社を牽制して険悪な関係になっており(その牽制に対して&b(){SNKが『[[ストリートファイターIII]]』の商標を取得}して牽制し返している)、
その様なゴタゴタがある時期に露骨なSNK作品のパロディを盛り込んで生まれたキャラである事だけは事実であるが、真相は闇の中。
『CAPCOM VS. SNK 2』のムックのインタビュー記事では、両者のデザイン室はかねてから交流があり仲が良かったというような発言もある
(CAPCOMもSNKも在阪企業であったため地理的にも近い)ので、身内ノリ的な側面もあったのかもしれない。

さてダンの使用する技であるが、気力ゲージが無いときに撃った「虎煌拳」っぽい「我道拳」や「昇龍拳」の自社パロ「晃龍拳」、
「飛燕疾風脚」もどきの「断空脚」から始まり、「[[龍虎乱舞]]」もどきの「必勝無頼拳」や
「[[覇王翔吼拳]]」もどきの「震空我道拳」(やっぱり飛ばない)など、素晴らしいまでのパロディ具合である。
しかし『[[頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM]]』では、
カプコン側への皮肉なのか、元ネタが自社作品の龍虎だからなのか、どのモードでもゲージの有無を問わず強力な連続技が使える。
そういう意味では下手すれば同作品内において本来のシリーズでは中上位常連である[[ガイル]]や春麗よりも優遇されているとも取れる性能である
(ただし攻撃[[気絶]]値は相変わらず低く、まず相手を気絶へ追い込む事ができない)。
ちなみに、この作品では「震空我道拳」のレベル2仕様のモーションが「覇王翔吼拳」になっており、
それが後に『[[SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』での「我道翔吼拳」と入れ替わりになり、
さらに強化されたスパIVのパロディウルコン「覇王我道拳」の習得へと繋がっていく事になる。
ちなみに、もっと古くからゲーメストの読者投稿ページに「羅王咆吼拳」というネタがあり、ダン版覇王翔吼拳の登場はファンも期待していたと言える。

『[[MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER>MARVEL VS. CAPCOM]]』では、色紙にサインを書いて投げ付ける「プレミアムサイン」が追加。
「我道拳」よりはリーチは長めだが非常に発生が遅いため、当たる事はほとんど無いだろう。
[[自爆技]]の「漢道」が初登場したのもMVS。まるで「[[瞬獄殺]]」のように近寄り、相手を掴むと「やっ…たぜ!オヤジィー!」の叫びと同時に爆発。
「発生4F、投げ判定でガード不能、瞬獄殺より広い間合い、ダメージは特大」と、これだけ見たら優秀な技に思える。
だが『SVC』以外では&b(){ダンの体力も残り1ドットまで減ってしまう}という、致命的な欠点がある。
しかも『MVS』で「波動拳」は巨大化したが、&b(){「我道拳」は逆に小さくなってしまった}。まるで豆粒のような「震空我道拳」は必見。
ちなみに『MVS』に限り「震空我道拳」の威力がおかしい事になっていた。具体的に言うと&b(){中足から1ゲージ5割}。見かけによらず作中最強である。

ちなみにダンのオマージュっぷりは、カプコンどころかSNKによっても強化されているフシがある。
前述の通り「覇王翔吼拳」もどきこと「我道翔吼拳」をダンに習得させたのは他ならぬSNK。
更に「天地覇煌拳」のパロディ技「究極天地我道突き」まで搭載する始末。
また、『SVC』での[[テリー・ボガード]]との掛け合いで、開口一番「よお、ロバート!」、
[[藤堂香澄]]にも「あ!ロバート・ガルシア!」と言われている辺り、造形の意識に関しても理解はしている部分はあるのだろう。
つまりSNKキャラをカプコンがオマージュしたキャラに、SNKがセルフパロディを盛り込んだという事で。
共同開発してるこの時代になると寧ろ喜んでやってる様にも思える。
…いやまさかそんな。&S(){[[えっ、>サムライスピリッツ]][[和月?>月華の剣士]] 聞こえんなあ。}
余談だが「龍虎乱舞」もどきこと「必勝無頼拳」は、カプコンが過去に製作した『必殺 無頼拳』が元ネタ。
なぜそんなマイナーなゲームを引っ張ってきたかというと、『必殺 無頼拳』を企画したプロデューサーがSNKに移籍して『龍虎の拳』を作ったからである。
//有名な荒らし「非合法マリオ」の動画だったのでプレイ動画へのリンクを削除

更に面白い事には、SNK(プレイモア)担当の『最強ファイターズ』や『SVC CHAOS』において自虐的とも取れるようなセルフパロを交えつつも、
前述の通り&b(){その実さりげに性能の重要な部分を釣り上げて}強さを垣間見せている所である
(前者の場合は強断空脚を絡めた全モード共通の強力な連続技、
 後者においては「漢道」が自爆技ではなくなりノーリスクになった事(システムの関係上乱発できるわけではないが)や、
 性能の高めな弱「断空脚」のゲージ回収率の高さと、それに関連したゲージ使用技の攻撃力の強化)。

上述のように生まれた背景に黒いものを感じるキャラであるが、
その後のキャラ付けで他のキャラから頭一つ抜けた「挑発」という名の個性を与えられたり、
和解後は[[クロスオーバー]]作品でSNKに結構気に入られてセルフパロされたりと、現在ではどちらかと言うと両社を結び付けるキャラになりつつある。

そのためか、『CVS2』の[[リョウ・サカザキ]]のエンディングでは、
極限流に入門するというネタがあったりする(本人曰く「敵を崩すにはまず内部から」との事だが)。

&font(16,#ff1493,i,b){&color(orange){「思い知ったか!極限流に敵なし!!」}&br()「甘い!サイキョー流にゃ味方も居ねぇ!!」}

#region(ダンの誕生から紐解く格闘ゲーム創世紀)
…実は、『餓狼伝説』や『龍虎の拳』は、『ストリートファイター』の生みの親である西山隆志、松本裕司両氏がSNKに移籍して開発したもの。
つまり、制作会社は違えどこれらのタイトルは兄弟作品であり、リュウ・ケンとリョウ・ロバートの技やデザインが酷似しているのも当然というわけである。
ある意味では格ゲー2大ブランドとしてのカプコン・SNK、更に言えば2D格ゲーの源流は西山・松本両氏が創り出したとも言える。[[‥‥すごい漢達だ。>・・・・すごい漢だ。]]
更に更に、旧SNK倒産の際に西山氏を含む当時のスタッフが独立して立ち上げた会社の一つが、『ストIV』の開発会社であるディンプス。
氏は2012年現在ディンプス社の代表取締役であり…。
『ストIV』のダンが、過去作以上にパロディ色が強くなったのはそのせいだろうか。

>キャラクター作りは、[[元]]の2000倍ぐらい楽でしたね。(中略)イメージの変えようがないんです。
ごもっともである。

つまり、先述の禍根による誕生秘話が真実であるとすれば、
それはまるで生き別れの兄弟がお互いの素性を知らずに争っていたようなものと言えるだろう。
歴史の皮肉とロマンを感じさせるエピソードであると思わ[[ざるを得ない>お覇王]]。
#endregion

#image(dan-sc-supertaunt.gif,,page=挑発,left,float,title=SVC版挑発伝説。SNK公式だけに自重ゼロ)
&font(19,#ff1493,i,b){&space(1)「行くぞオラァ!&br()&space(28)うっしゃあ!&br()&space(4)オラオラぁ!&br()&space(23)ナメんじゃねーぞ!&br()こっちこっちぃ!&br()&space(27)うーらうーらァ!&br()&space(2)ヒャッホーイ!&br()&space(24)ちょー余裕っち!」}
#clear
そして、ダンといえば「[[挑発]]」である。ZEROシリーズでは挑発に回数制限があるが、ダンだけ無制限で使いたい放題。
立ち屈みジャンプに前転後転と何種類もの挑発技を持ち、なんとゲージ使用技まである。
(例・『ZERO2』などの「挑発伝説」:前転挑発×5→ジャンプ挑発→ポージング)
その間ずっと挑発を続けるため、対戦相手の理解と協力無くして最後までやり終える事はまず不可能。
挑発を[[超必殺技]]にまで昇華しているのは、恐らくダンくらいだろう。
『ZERO3』では&b(){全ての攻撃ボタンが挑発に変化する}というとんでもない超必殺技「挑発神話」を身に付けた。
言うならば挑発の[[オリジナルコンボ]]。しかもZ-ISM3ゲージ専用。もはや正気の沙汰ではない。
一部は腕の部分に攻撃判定があったりするが、基本的には攻撃力ゼロ。おまけに[[相手のゲージを減らす>龍虎の拳]]なんて気の利いた効果も全く無し。
正に[[無意味な技で文字通り挑発である>ロマン技]]。

どちらかと言えば、ダンを使用する場合「勝敗よりも、いかにして挑発して魅せプレイで勝った気になるか」が重要とされる。
なんせ、挑発は相手の隙を突いてする事なのだから。
#region(事実)
家庭用『ZERO2』が発売された折、ファミ通連動で実施されたオリコン募集企画において、
&b(){見事大賞を掻っ攫ったのがオリコン中にひたすら挑発しまくる「超ヒャッホー!」}(投稿者命名)なるオリコンだったりする。
なお、これが「挑発神話」に繋がったのかどうかは定かではない。
#endregion

彼の亡き父・[[火引強]]は素顔でも天狗のような鼻をしているという設定が初期に存在し、
その所為か『SVC CHAOS』の対戦前会話デモで、[[Mr.カラテ]]を父の偽者呼ばわりしている。
父は『ポケットファイター』でゲームに初登場し実際にダンを援護してくれるのだが、
鼻からビームを放ったり「瞬獄殺」に似た技を使う等、(同作はギャグ寄りではあるが)サガットの片目を奪ったのにも頷ける強さである。
ただし、流石に無理があるためか後年では素顔が少し鼻が高い程度のナイスミドルに設定変更された。詳細は強の項目を参照。

また、ダンには彼に髪型がそっくりな妹&link_anchor(*4){*4}がおり、『龍虎の拳』のEDをパロった『MVS』でのED、
若しくは『SVC』で[[デミトリ・マキシモフ]]に[[ミッドナイトブリス]]をかけられる事で見る事ができる。
しかも彼女はその後……(後述)。

『STREET FIGHTER X 鉄拳』にはチュートリアル及びチャレンジモードにのみ登場。
余談だが、PVでは&b(){[[一八>三島一八]]に登場と同時にボコられている。}

#region(めでたくストIVシリーズにも参戦。頭髪が後退していて、本人は相当気にしているらしい。)
#image(dan.jpg,width=240,title=「超、余裕ッス!」)
ストIVでは「晃龍拳」の外見が大きく変化している…というより「[[ユリちょうアッパー>ユリ・サカザキ]]」っぽくなっている。
他にも「必勝無頼拳」のフィニッシュはちゃんとした(?)「虎砲の型」だったりその時は[[龍虎音(コォォォォンのアレ)>SE]]っぽいのがしたり、
EX「断空脚」の最初の一撃が完全に「飛燕疾風脚」のパクリになっていたり、剛拳の片手撃ちだと注目された「我道拳」も
どちらかと言えば[[別のオヤジ>Mr.カラテ]]の片手撃ちだったり、ニュートラルポーズで「覇王翔吼拳」を出したがっていたり、 
ニュートラル投げのモーションがまんま「天地覇煌拳」だったり(技名も「我道突き」でSVCとほぼ同じ)、
ダッサいポーズを取りながら「これがサイキョー流だ!」と言う[[勝利ポーズ>勝ちポーズ]]があったり、
[[ウルトラコンボ]]の「疾走無頼拳」が今までは晃龍烈火で叫んでいた「サイキョー流奥義!」というボイスと共に、
腕を交差させた後にダッシュ→[[ロック式>ロック系必殺技]][[乱舞技]](とどめは当然「晃龍拳」。ちなみに失敗すると[[こけ>チャン・コーハン]][[る>チョイ・ボンゲ]])…などなど、自重するどころか極限を極めている。
さらに『スーパーストIV』にて、上記の「我道翔吼拳」をそのまま進化させたかのような新たなウルコン、
その名も&b(){「覇王我道拳」}を会得した(こっちはこっちで、[[撃った反動で>包]][[自分が吹っ飛んでしまう>椎拳崇]]のだが)。
次回作では「暫烈拳」でも引っさげてくるのだろうか…と思っていたら『ウルIV』のオメガエディションで遂に&b(){「弾烈拳」}が実装されてしまった。

設定的にもサイキョー流道場を開いたはいいが、門下生が集まらないため、
電話代もろくに払えない極貧生活をしている様子が描かれるなど、ますます極限流に近付いて行る。
最近は、自分で立ち上げた[[「SAIKYO」>バトルクロード]]というサイキョー流スポーツ格闘ブランド製の道着やプロテクトスーツを着ながら闘っているとか。
ただ実はこれが製造販売などで意外と営業効果を生んでいるらしく、格闘家よりも実業家としての方が収入がいいらしい。
深夜帯とは言えテレビCMを出せる程度には収益があるようで、そっちに専念した方がいい暮らしできそうなもんだが……。

ケンには勝ち組である事にイチャモンを付け、[[ダルシム]]が妻子持ちである事を羨ましがり、[[まこと]]には道場修繕のアドバイス。
ブランカに門下生が増えない事を愚痴りながらも、さくらの友人であるキャミィには安値で弟子入りさせようとしたり、
[[バルログ]]には髪の多い奴は嫌いだと言ったり、[[エドモンド本田]]には絶対に相撲にない技があったなどとツッコミを入れるという感じに、
他の連中と比べてもやたら人間臭い。
『スパIV』で復活した剛拳に「あんた死んだって聞いたぜ? どうなってんだ?まさか霊っぽい何かか?」と驚く姿も見られる。
また[[いぶき]]に対して&b(){「つうかお前、その袴!横もうちょっと締めとけ!な?」}等と、
全てのキャラの中で唯一下心無し+常識的なツッコミをしているあたり、割と良識人の様である。
[[サンダー・ホーク]]の住む所がない辛さを共感したり、[[コーディー]]の囚人という立場に同情するなど、人の好さも垣間見られる。

多彩な挑発ももちろん健在。さらに『ストIV』では挑発を複数ある中から選択できるようになっているため、
挑発のバリエーションが大幅に増えている。ここでも[[誰かさん>リョウ・サカザキ]]を思わせる動きは忘れない。
前転挑発・後転挑発は残念ながら削除。しかし代わりに&b(){ステップ時の動きがかなり挑発的になっている}のでさほど支障は無い。
そして「挑発伝説」の性能が&b(){何故か格段に向上。なんと前転挑発をウルコンでキャンセル可能}となっている。
これにより「余裕ッス」まで出させてくれない不届き者を、&b(){華麗なクロスカウンターで迎撃する事が可能となった}。
スパコンからウルコンへのキャンセルは&b(){ダンの特権である}。
ロマン技寄りだが[[コンボ]]に「挑発伝説」を挟む事でウルコンまでコンボを繋ぐ「伝説キャンセル」という新テクニックも同時に発生。
これらの要因から、&b(){「ガチでの使用に耐え得る『ストIV』最強の挑発」}というまさかの進化を遂げてしまった。

さらに『スパIV』で空中挑発としゃがみ挑発に攻撃判定が復活、対空で上手に当てれば反撃もされ辛く、ガチで挑発したい時にも安心だ!
公式ブログによると「史上最強のダンを目指した」らしく、所々光るものを持った曲者キャラとなっている。
総じて、『ZERO』シリーズよりは遥かにまともな性能と言える。
…が、確かにダンも強化されたが他のキャラがそれ以上に強くなっているため、&b(){結局の所キャラランクではぶっちぎりの最下位である}。

#region(ところが)
家庭用『ウルトラストリートファイターIV』で実装されたオメガエディションでは、
-各種通常技の性能が大幅に強化され、全体的に発生が早く硬直が短くなった
-中・強断空脚がZERO時代の物になり、小技がら繋がるレベルで発生が早くなった
-アドバンシングガード系の防御技(ただし自分が下がる)「サイキョー流防御」 追加
-前ステップを通常・特殊・必殺技でキャンセル可能に
-上記の強化により前ステップから出せる強力なコマ投げ「サイキョー転塵砕」追加
-コンボパーツとして優秀な「[[弾烈拳>リョウ・サカザキ]]」の追加
-しゃがみ・空中挑発の攻撃判定が空中の敵にヒットさせると追撃可能になり、対空として実用的に

など、見違えるほどの強化を受けた。特にコンボ火力面での強化は目覚ましい。
オメガエディションは全体的にアッパー調整気味なのでどれほど戦えるかは未知数だが、少なくとも一弱キャラは脱していると言えるだろう。
%%……ただ、オメガエディション自体ランダムマッチで使えなかったり大会で使用されなかったりと遊ぶ機会が多くないのが残念である。%%
#endregion

|>|CENTER:~今日から始めるサイキョー流入門。これで君もサイキョーだ!!|
|初版&br()&nicovideo(sm6114126)|第二版&br()&nicovideo(sm10675565)|
|最終版&br()※このダンは特殊な訓練を受けています。真似しないで下さい&br()&nicovideo(sm11482504)||

#endregion
#region(ストVでは……)
発売直後は%%当然の如く%%出演を逃しており、ばかりか後述の通りに妹の方ばかりがクローズアップされるという[[哀しみを背負っていた>無想転生]]が、
遂に&b(){シーズンVのアップデートにて参戦}。しかも&b(){追加キャラのトップバッター}という大役を果たす。
発売前から「今回のダンは使える」という公式アナウンスがあり、その通りに弱いなりにテクニカルな戦法が取れるが、
相変わらずの微妙な強さであり、いつも通りのダンだった。が、なんと&b(){[[永パ>永久]]を装備}してもいたのであった。
//シーズンVのリュウは強化されて少なくとも最下位からは抜け出してます
#endregion

#region(さくらがんばる!での活躍)
一部のカプコンファンにとってはお馴染みの、中平氏の漫画『さくらがんばる!』でも登場。
実力に見合わないビッグマウスはそのままだが、さくらに格闘家の先輩としての心構えを伝え、
精神面においては間違いなく「師匠」と呼んでも差し支えないほどの好影響をさくらに与えている。
サガットへの復讐心ゆえ剛拳に破門された事が惜しまれると思えるほどの「漢」。
ちなみに実力はさておき、戦闘スタイルから観客からの人気は高い描写もある。
また、体が頑丈らしくケンに負けたあとでも塀の上からケンの戦いを観戦し、戦い方に文句を付けたりしていた。

後に、さくらに敗れた[[神月かりん]]もダンに弟子入り?している。……が、
ダンが屋外のテントにカップラーメンで貧相な生活をしているのに対し、かりんは優雅に別荘を建ててティータイムという有様であった。
一応その後は神月邸の出入りもフリーになり接待なども受けているようだが、派閥争いに巻き込まれていきなり爆破されたりなど苦労が耐えない模様。
#endregion

----
**原作での性能面(ZERO3)
-&font(#d44,b){X-ISM}
X-ISMのダンは、&b(){弱い}。
ダンの生命線たる「空中断空脚」なし、スーパーコンボは性能の悪い「必勝無頼拳」。
どうやって戦えというのか。しかし、X-ISMのダンには他にない武器、&b(){挑発}がある。
なんと攻撃判定付きで、その判定がやたらと強い。対空として見れば『ZERO3』最強クラス。
そしてガード不能!ダメージは1ドットだがな!ここまで言えば、X-ISMが「いかにネタか」お分かり頂けるだろう。
とりあえず魅せろ!それしかやる事ないから!

-&font(#393,b){Z-ISM}
とにかく「空中断空脚」である。前述したが、ダンはこれだけは強いのだ。
とりあえず飛び込んでみたり、対空をスカしたりしつつ、ヒットさせたら&u(){屈中P>弱晃龍拳}。
空中カウンターから着地[[キャンセル]]して、連続技にも繋げていける。後ろに飛びながら強Kで出して、ゲージを貯めつつ逃げなんて事も可能。
更に↓↙←↗+Kで出す「低空断空(リープ断空)」が強力で、隙がほぼなく、ガードさせても(キャラにもよるが)5分以上ダン有利。
投げ&スパコンの[[2択>択一攻撃]]を迫れたり、中「断空脚」なら中距離から一気に懐まで飛び込めたりもする。
弱「断空脚」なら固めにも組み込めるうえに隙も小さいので、弱で出すのが基本。
さらに「晃龍烈火」が強く(発生後まで無敵あり)、LV1は対空として優秀。LV2、LV3は連続技に組み込む事も可能。
ゲージを貯めて目に物見せよう。こうして見るとダンが強く見えるが、逆に言えば強いのはここぐらいだ!

-&font(#55e,b){V-ISM}
Z-ISMのダンの強みがほぼそのまま残り、オリコンとサイキョー流防御という+αが加わる。
サイキョー流防御は要するに「アドバンシングガード」である。うまくやれば、ダンが攻めのターンを握れる強力な技(というか、守り)。
そして『ZERO3』はオリコンゲーと揶揄されるほど全キャラのオリコンが強力であるため、ダンのオリコンもかなり強い。
対空で出すもよし、サイキョー流防御で画面端まで押し込んでから出すもよし。
攻めに「空中断空脚」やオリコン、ゲージがあるなら対空に「晃龍烈火」やオリコン。ただし、ゲージがないと死にかけだ!

#image(dan_cry.gif,left,float)
  ……ちょ、誰だ弱いとか言った奴!
  連続技も弱いし、気絶値低いし、攻防面どちらも光るもののない最弱だけど、
  「サイキョー」だからいいんだよ!!
#clear
#image(dan-beatinupken.gif,title=オラオラオラオラオラ~~~~!!!!)

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**MUGENにおけるダン
出演作品の多さもあり、リュウや豪鬼ほどではないにせよ複数製作されている。
搭載されている(または新たに製作された)AIの多くが&font(red,b){暇さえ有れば挑発しまくる}のも特徴。

#region(Pots氏製作 CVS仕様+アレンジ)
-&b(){Pots氏製作 CVS仕様+アレンジ}
ニコニコ動画で最も見かけるダンはこれだろうか。
ドットこそ『CVS』だが、上述の「プレミアムサイン」や「我道翔吼拳」「究極天地我道突き」などが搭載されたハイブリット仕様となっている。
「漢道」や「挑発伝説」の演出がかなり強化されており、見る者を退屈させない。
「漢道」でフィニッシュした際は、倒れながらも親指を立て「余裕ッス」とアピール。これぞまさしく「漢の道」である。
「挑発伝説」中の挑発動作にも非常に多くのパターンがあり、邪魔されずに全ての挑発を完了すれば何処からともなく大歓声が鳴り響く。
逆に途中で邪魔されると、ブーイングが起こるという凝り様。
現在は[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用とWinMUGEN対応の2バージョンが公開中。

結構な強さを持つ[[AI]]がデフォルトで搭載されている他、オトコマエAIことmisobon_ism氏の外部AIも公開された。
さらなる活躍が期待できそうである。

また、このダンの改変キャラとしてデフォルトの胴着の色が緑で[[Mr.カラテ]]のように天狗の面を着けた謎の男「Mr.サイキョー」が存在している。
AIもデフォルトで搭載しており、動画に出演する度正体を気にするコメントがよく流れる。
「[[Mr.サイキョー…一体何者なんだ?>Wuwo]]」
挑発で面を外し素顔を曝しているようにも見えるが&b(){多分気のせいであり}、その正体は謎に包まれている……が、実はその正体は[[オヤジ>火引強]]だったりする。
//Mr.サイキョーの出場動画は火引強のページに移動させます

#endregion
#region(悪咲3号氏製作 CVS仕様)
-&b(){悪咲3号氏製作 CVS仕様}
もはや説明不要のクオリティだが、氏の引退により現在は入手不可。
『SVC』の「究極天地我道突き」や「覇王翔吼拳」もどきの「羅王咆哮拳」が搭載されている。

AIもデフォルトで搭載されている…が、狙って作ったのか単にテキトーに作ったのかは不明だが、
どう考えても当たらない位置で必殺技(特に「晃龍拳」)を連発したりと、優秀なAIが搭載されている氏のキャラの中では&b(){一際弱い}。
しかし、ゲージ溜め等細かい部分はかなりしっかり作ってあるため、狙って作ったのは[[確定的に明らか>ブロントさん]]。
一方で大艦氏により悪咲氏のデフォAIを元に改良を加えたAIパッチが公開されていたが、
現在は公開先のJ・J氏のサイトから蓬莱氏のサイトへの移転のため、公開停止。

#endregion
#region(あだむすきー氏製作 ZERO3仕様)
-&b(){あだむすきー氏製作 ZERO3仕様}
ほぼ完全再現。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。

#endregion
#region(Fido氏製作 ダンMX)
-&b(){Fido氏製作 ダンMX}
現在は入手不可。
『ZERO』シリーズを基にアレンジされており、綺麗なエフェクトが特徴的。
『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』のMAX発動のようなものを搭載しており、発動中は[[コマンド]]挑発から必殺技や別の挑発にキャンセルできたりする。
また「挑発伝説」は常に必殺技等でキャンセルできるため、迂闊に手が出せなくなっている。
cmdファイルの記述順の関係で「晃龍拳」が非常に出しづらくなっているので、使用する時はこちらで中身を弄ってやるといい。

#endregion
#region(Carlos_killar氏 & Pain228氏製作 ストIII風ダン)
-&b(){Carlos_killar氏 & Pain228氏製作 ストIII風ダン}
『ストIII』のリュウや[[ショーン]]のスプライトを改変し、『ストIII』風ドットに仕上げたダン。音声は英語。
飛ばない「我道拳」、密着しないと当たらない「晃龍拳」などダンらしい性能になっており、「断空脚」や「挑発伝説」も完備。
必殺技の威力が低く、コマンド挑発技(?)のサイン投げが当たった時のダメージの方が高い始末である。
全体にストIIIバランスに仕上がっており、超必殺技の「震空我道拳」と「晃龍烈火」は性能はともかく1ゲージ相応の威力がある。
ちゃんと格ゲーをしつつ低性能、だが頑張ればやれるというダンのコンセプトをきちんと押さえたキャラである。

#endregion
#region(Tatsu氏製作 SVC仕様)
-&b(){Tatsu氏製作 SVC仕様}
『SVC』のダンだが、「[[最強流○○殺>瞬獄殺]]」が搭載されている。また、何故か声が妙に高い。

コケココ氏と青村氏、t3hplatyz0rz氏の外部AIが存在する。
コケココ氏のAIは技使用設定スイッチがあり5段階で調整可能。現在はhamer氏によって代理公開されている。
青村氏のものにも&b(){挑発スイッチ}なるものが存在し、最大レベルにすると&b(){「挑発伝説」と「挑発神話」を解禁}する。
こちらも上記と同じくhamer氏によって代理公開中。

#endregion
#region(Mr.X-file氏製作 SVC+TLEアレンジ仕様)
-&b(){Mr.X-file氏製作 SVC+TLEアレンジ仕様}
『SVC』ベースだが、名残は勝利メッセージ画面に見られる程度でほぼ『KOF』仕様となっている。
必殺技にプレミアムサインと挑発伝説が復活し、さらに新技として暫烈拳に似た技「懺滅拳」と空中我道拳、「オレ式・漢ブロッキング」を搭載。
『ZERO」シリーズでは恒例の晃龍拳がランダムで全身無敵になる仕様も導入されている。が、これを参考にしたのか懺滅拳と漢道に罠が…。
前者は弱で出すと[[ワイヤーダメージ]]を誘発、追撃可能という強力な技だが、弱で出した場合に限り&b(){1/3の確率で脱臼を起こし[[反確]]}。
後者も原作ではノ―リスクな切り札だったが、1/4の確率で相手ではなくダンが大ダメージを喰らう&b(){「奥偽・漢逝き」}となる。
他にも、初段ヒットでワイヤーダメージを誘発するも硬直が長過ぎて絶対に追撃できないプレミアムサインなど、全般的にネタ色が強くなっている。
ただ、空中ふっとばし攻撃が強・空中断空脚の3段目モーションになっているため、空中戦はそれなりに強化。
くるぶしキックはつなぎに使いやすいし、懺滅拳も強で出せば脱臼なし&割と良いダメージソースになる等、
頑張れば戦える「ダンらしさ」もきちんと再現されている。

#endregion
#region(Mr.X-file氏製作 狭間ニテ 闇ニ魅入ラレシ ダン)
-&b(){Mr.X-file氏製作 狭間ニテ 闇ニ魅入ラレシ ダン}
上記のダンをベースとしたセルフアレンジキャラ。
通称は「闇ダン」だが、ニコMUGEN的にはディスプレイネームの「バイオレントダン」の方が知名度は高いか。
殺意の衝動と闇に魅入られて暴走したというものになっており、特殊技・必殺技にも[[豪鬼]]系列のものが散見される。
技は基本的な隙は割とそのままながら、性能が段違いに格上げされている。
まずKOF2002の[[タクマ・サカザキ]]の様な、一瞬で[[画面端>壁]]まで到達する波動の軌道が見えない「我道拳」。
殆ど「飛燕疾風脚」と同性能な「断空脚」。炎のオーラを纏った「晃龍拳」。ゲージを使用せずに画面端まで高速に撃ち出せる「我道翔吼拳」。
他にもアレンジされた技の数々がある。しかし、それでもやたらに強いというわけではなく、上記のように元来ダンの技が持っている隙もある。
とはいえそれでも、アップした性能は伊達ではなく、油断していると一気に攻め込まれて倒されてしまうほどの強さはしっかりとある。
[[瞬獄殺]]系統の技「無名蓮華」を決めて背中に「人」の字が浮かび上がる姿は、動画でも割かし良く見られる光景。
勝利メッセージも搭載されており、それでは闇の力と葛藤をする、やたら男らしいダンの姿が垣間見られる。

#endregion
#region(しょうゆ氏製作 KOFアレンジ仕様)
-&b(){しょうゆ氏製作 KOFアレンジ仕様}
『KOF』アレンジ仕様の極限流キャラを多く公開しているしょうゆ氏による、『SVC』ドットを使用したダン。
氏共通のシステムでEX必殺技等が搭載されている。
『SF』風の挑発伝説や、『SVC』の挑発伝説を再現した「挑発伝説SPECIAL」、挑発神話など多彩な挑発の他、
頂上決戦ファイターズをリスペクトしてMAX超必殺技になった「我道翔吼拳」、龍虎乱舞風の「新・晃龍拳」など個性的な技が揃っている。
同氏の極限流キャラとの乱舞対決も搭載されている。
デフォルトAIは搭載されていないが、ホルン氏による外部AIが公開されている。
&nicovideo(sm32979190)

#endregion
#region(ilcane87氏製作 エビルダン)
-&b(){ilcane87氏製作 エビルダン}
プレミアムサインの中からダンの分身(ゴースト)が出てきて追撃を行うなどのアレンジが施されている。
作者曰く、[[エビルリュウ>殺意の波動に目覚めたリュウ]]や[[エビルケン>Evil Ken]]ほど強くするつもりはないとの事。
だが、AIの動きはほぼエビルケンのコピペ+強化といった挙動である。

#endregion
#region(Mouser氏製作 MVC仕様)
-&b(){Mouser氏製作 MVC仕様}
2013年5月24日に公開された『MVC』仕様のダン。
「漢道」「挑発伝説」「挑発神話」「プレミアムサイン」といった定番の技も完備。
AIは未搭載。

#endregion
#region(kamekaze氏製作 MVC2仕様)
&b(){kamekaze氏製作 MVC2仕様}
現在は新mugen専用。
AIもデフォルトで搭載。

#endregion
#region(Mr.Ansatsuken氏製作 CVS仕様+アレンジ)
-&b(){Mr.Ansatsuken氏製作 CVS仕様+アレンジ}
Pots氏のものの改変版で、MUGEN1.0以降専用。
改変元の多様な技に加え、『ポケットファイター』の親父を呼び出す超必殺技や、『ストIV』のウルコンが追加されている。
7P以降は殺意の波動に目覚めたダンになり、[[阿修羅閃空]]や瞬獄殺が使用可能になる。
AIはデフォルトで搭載されているが、AIレベルはMUGEN本体OptionのDifficultyからしか変更できないので注意。

#endregion
#region(みーご氏製作 ダンガン)
-&b(){みーご氏製作 ダンガン}
[[ボウケン>ケン]]をリスペクトした改変。
晃龍拳の着地時に足を挫いたSEが鳴ったり、我道拳がフラフラしたり、
前転姿勢でローリングしながら連続で相手を踏んだり、勝利時に[[MUGEN界のサイキョー流の弟子>チルノ]]を呼んだり、
必勝無頼拳で案の定[[画面上空に飛んでいったり>バグ昇竜]]と笑いを誘う。
1Pでは狂下位相当、強化カラーではそれ以上。凶相手なら無敵が少ない弱体化の6Pを。

#endregion

上記以外にも、原作準拠のものから、初代『ストリートファイター』風(ダンの初出は『ストZERO』)といったアレンジキャラが存在する。

#region(大会ネタバレ注意)
『[[挑発こそ正義!いい時代になったものだ。トーナメント]]』のPart1では[[美代子の腹筋>グリフォンマスク]]に敗北したが、
Part2では数々の猛者を得意の挑発で蹴散らし、準決勝ではかの[[SUMOU>四条雛子]]にも挑発で勝利した。
だが、決勝戦では[[対戦相手>ファウスト]]のパターンに翻弄されて挑発を使う暇もなく、超必殺技も相手の超必で返され、惨敗となった。
#endregion


&font(24,#ff1493,i,b){「やったぜ…! 親父いいぃぃぃぃぃぃ!!」}

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***出場大会
#region(一覧)
****【ダン】
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[ダン],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[ダン],sort=hiduke,100)
-[[運命に惹かれた者に捧げる!高性能タッグ大会【ステラ杯】]](おまけ)
-[[リア充爆発するトーナメント]](チュートリアル&バックダンサー)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[ダン],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[ダン],sort=hiduke,100)
-[[新旧男女ペアオールスターUnlimitedトーナメント+1]](おまけ)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ダン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ダン],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ダン],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[ダン],sort=hiduke,100)
//メモ
//[[もっと評価されるべき高性能チームバトル大会]](Tatsu氏版)
****【エビルダン】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[エビルダン],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[エビルダン],sort=hiduke,100)
****【闇ダン(バイオレントダン)】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[バイオレントダン],sort=hiduke,100)
#endregion
***出演ストーリー
[[Mr.Kの挑戦状]]
└[[Mr.Kの挑戦状Dynamite]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[MUGEN街の夜雀亭]]
[[MUGEN街の夜雀亭 2nd]]
[[mugen島物語 ~幻想帰譚~]]
[[MUGEN X Fighters]]
[[頭文字D>>https://nico.ms/sm5442747]](「あたまぶんじでぃー」と読む、主人公)
[[アリスとラオウ]](八百屋さん)
[[居酒屋mugen]]
[[狼は安らかに眠れない!]]
[[カードキャプターみやこ]]
[[がくえんアリス]](不良)
[[きれいダン]](主人公)
[[クロス・ゼロ]](謙虚かつキレイな弾)
[[コーディーたち]]
[[サイキョー流珍道中]](主人公)
└[[サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記]](主人公)
[[ザキレイネ]]
[[ジャギ様家族]]
[[すごい漢シリーズ]]
[[たとえばこんなサプライズ]]
[[ディオ・ブランドーは落ち着けない]]
[[ナイトメア・ハンターズ]]
[[七夜が往く]]
[[ブランドー一家]](エビルダン)
└[[新約ブランドー一家]]
[[無限の果てに。]]
[[無限旅行]]
[[ユウ☆キ☆オウ]]
[[よろず屋『わふぅ!』]]

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ちなみに登場初期の『ZERO』『ZERO2』でのダンのバックストーリーは非常にシリアスなものであり、
ゲーム中での色物っぷりとは大きくギャップのある内容になっていた。
#region(ZERO1 バックストーリー)
>ゴウケンの目の前に、その額を床に接するようにして、1人の若者が座っていた。
>どこで聞きつけたのか、人里離れた山奥で己の技にさらに磨きをかけんとする
>ゴウケンのもとに、教えを乞おうと若者はやってきたのだった。
>一目みてゴウケンは見抜いた。
>この若者の中に、類稀な闘いの才能が秘められていることを……。
>「ダンとやら、お前はその拳に何を求める」
>そのゴウケンの言葉に若者は静かに頭を上げ、凛としてこう答えた。
>「ただ、強さのみ!」
>ゴウケンがダンの才能に興味を持ち、弟子として迎え入れてから、
>いくばくかの月日が流れていた。
>ゴウケンの睨んだ通り、ダンは着実に才能を開花させていったのだったが、
>なにかが、おかしかった。
>繰り出される拳に常につきまとう、ひときわ燃え上がるような憎悪の念と、
>何かに駆り立てられるかのような焦り……。
>ゴウケンの目指す拳の心は、ダンの拳の先にはなかった。
>「わしは誤ったのかもしれん……」
>ゴウケンは何かを決意した目で、そう呟いた。
>
>漆黒の闇の中、ロウソクの明かりだけがほのかに揺らめく道場に、
>初めて出会った日のように、じっと対座する2人の姿があった。
>「ダンよ、お前は何を背負っている」
>その問いに顔を背けて沈黙するダンを見て、ゴウケンはゆっくりと立ち上がった。
>「ならばお前の拳、封じるしかあるまい」
>静かに歩み寄り、膝の上に置かれたダンの拳を目掛けて突きを放った。
>身をこわばらせたダンがゆっくり目を開けると、その突きはダンの拳の直前で止まっていた。
>いやしくも師として、教えを授けた弟子の拳を自らの手で砕くことなど、
>ゴウケンにできようはずもなかった。
>「ダンよ、わしの前から立ち去れ……そして、拳は捨てよ」
>背を向けそう言い放つと、ゴウケンは涙を流すダンを残したまま、道場を出ていった。
>その夜ダンはゴウケンのもとを去った。
>憎しみにまみれていようと、拳を捨てるわけにはいかない……
>そう、あの男への復讐を果たすまでは! 
#endregion
#region(ZERO2 バックストーリー)
>&b(){必勝無頼拳}
>
>白熱灯に照らされ、浮かび上がる2人の男。
>2メートルを超す大男が、苦しそうに荒い息をしている。
>そこに飛びかかるもうひとりの男。
>「あれは……オレの、オヤジ? そうだ、あれは……
>ムエタイ・チャンピオンに挑むオヤジの姿だ。て、ことは……!? 
>だめだ……やめろ、やめてくれ!!」
>大男の眼が見開き、狂暴な赤い光を放った。
>それは吹き出す鮮血だった……。
>「やめろォォーーーー!!」
>飛びかかった男は、その血を全身に浴び、逆に吹っ飛ばされた。
>世界が、赤く染まってゆく……
>「!!」ダンはベッドから飛び起きた。
>全身が震え、不快な汗がシーツをぬらしていた。
>「また、あの夢か……!」
>格闘家だった父が、ムエタイ・チャンピオンのサガットとの試合の直後に
>命を落としてから十数年、ダンはこの悪夢に悩まされつづけてきた。
>復讐を果たすまではこの悪夢は去らない。
>そう信じ、ダンは遮二無二、己の拳に殺意と憎悪を宿らせ、
>悪鬼サガットを討つべく修行を重ねてきたのだ。
>おもむろに立ち上がるダン。体中にみなぎる炎のごときパワー。
>目前に揺れるサンド・バッグの前に立ち、ダンは力を解き放った。
>「オラオラオラオラオラアアァァァーー!!」
>すさまじい勢いで蹴りや突きが放たれ、一分のスキもなくサンド・バッグに吸い込まれてゆく。
>もてるすべての技を瞬時にたたき込む……
>ダンの怒りが臨界に達したとき、抑止不可能の超絶技「必勝無頼拳」が発動する。
>「晃ゥ龍ゥ拳ンン!!」
>あとかたもなく消し飛ぶサンド・バッグ。
>いまやダンに、サガットを恐れる心はない。
>恐れは怒りに、脅えは憎しみに変えてみせる
>……己に課した誓いを確かめるかのように、ダンはひとり、拳を突き上げるのだった。
#endregion

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
受講者の一人に「私立ジャスティス学園」に登場する太陽学園の委員長がいる。
が、後に[[マスターズ流空手>ケン]]に乗り換えられており、内容的に芳しくない事が窺える。

|リアルサイキョー流&br()&nicovideo(sm25672280)|

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
ダンの原型である&b(){「サガットに首根っこを掴まれ持ち上げられている道着姿の男」}は、
実際は&b(){SNKの『[[THE KING OF FIGHTERS]]』シリーズが世に出る前に}、既にイラストレーターによって描かれていた。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
#image(mshvssf_sister.jpg,width=240,title=お兄ちゃん、やめて!)
ダンの妹の初登場は『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』のダンのエンディング。
ここでは、倒れた[[メカ豪鬼]]の胸ぐらをつかんで殴りかかろうとする兄を止めるため唐突に現れた。
この際の彼女の台詞が&b(){「お兄ちゃん、やめて!! その人は、その人は私たちの・・・!!」}
勿論説明するまでもなく、これは初代『龍虎の拳』の[[リョウ>リョウ・サカザキ]]EDで聞ける[[ユリ>ユリ・サカザキ]]の台詞のパロディ。
ただし厳密には簡略化された『龍虎の拳2』OPの方に近く、また台詞の順番も元ネタでは「やめて、お兄ちゃん!」だったのが逆になっている。
なお、別に[[メカ豪鬼の正体が父親だった>Mr.カラテ]]とかそういう訳ではないらしく、当然ながらこの続きは語られていない。
EDの最後も元ネタが「TO BE CONTINUED?」なのに対し、こちらははっきりと&b(){「END」}で完結してしまっているし。

単なる一発ギャグネタだと思われたが、その後&b(){元ネタ側のSNKによって}妹ネタが拾われる事になった。
『最強ファイターズ』のダンEDではリョウに対抗して妹自慢をしていたり、彼とのタッグ名が&b(){「やめて!おにいちゃんズ」}になったりしている。
『SVC CHAOS』ではダンが[[ミッドナイトブリス]]を食らうと私服の妹姿になる。

当初は妹の名前等の詳細は全く不明であったが、時を経て2017年、
なんと『ストV』公式サイトの「シャドルー格闘家研究所」のキャラ図鑑にて
「パラレル設定です」と&b(){しつこく念を押した上で}、遂に詳細な設定が明かされた。
#region(パラレル設定です)
#image(hibiki_sister.jpg,left,width=240,float,title=パラレル設定です)


 フルネーム: &b(){火引百合子}(ひびき ゆりこ)
 出身地: 日本
 誕生日: 12月7日
 身長: 169cm
 体重: 63kg
 血液型: A型
 好きなもの: ケーキ、お兄ちゃん
 嫌いなもの: [[メカ豪鬼]]、ワカメ
#clear

……名前からして元ネタギリギリだが、誕生日と血液型まで同じである。ディンプスだからいいのか。
好奇心旺盛な性格で、世界を旅する兄をこっそり尾行し見守っている。
何気に[[某トゥードゥー>藤堂竜白]]も真っ青な[[スニーキング>ソリッド・スネーク]]スキルを備えているようで、
兄はおろか&b(){プレイヤーや開発にすら気付かれない}域に達しているらしい。[[・・・・すごい妹だ。>・・・・すごい漢だ。 ]]
フラフラしてる兄にはそろそろ落ち着いて欲しいと願っており、
将来は兄の商才を活かして一緒に通販ショップでも開きたいと考えているんだそうな。良い妹さんである。
ちなみに[[ソフトボール>御手洗清子]]の投手をやっているものの、格闘技には全く興味が無いそうなので、
他社の[[妹>リリィ・カーン]][[達>ユリ・サカザキ]]のようにはならない筈。…たぶん。
なお、兄とは違い、出身国は日本である。
父・強が「日本から香港に移住した」という設定のため、それを考慮すると複雑な家庭事情があるのかもしれない……?
#endregion

#region(パラレル設定……のはずだったのだが……?)
#image(hibiki_yuriko.jpg,width=200,title=SHOP担当、火引百合子です!)
当初、百合子は「パラレル設定」と念を押された上で、キャラ図鑑でも番外編扱いとなっていたのだが、
この度『ストV』2018年9月26日のアップデートより&b(){SHOP担当の店員としてボイス付きでシリーズ本編に初登場となった。}
CVは伊藤静女史。格ゲー的には「[[サムライスピリッツ]]」の[[羅将神ミヅキ]]や「AQUAPAZZA」の[[向坂環]]などの人である。
初登場時と比べると幾分と可愛くなっており、一緒に店を経営するダンの事を「お兄ちゃん」と慕っている。
上記の「兄と一緒に店をやりたい」という念願が遂に叶った形になる。
通常の衣装はセーラー服の上に「最強流」の文字がデザインされたエプロンを着用。
ハロウィン期間ではなんと[[リリス]]のコスプレまでしていた。
#endregion

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:細井治|,|CV:楠田敏之|,ストリートファイター,胴着,極限流,ポニーテール,ヘタレ,復讐者,色物,兄,弱キャラ,師匠