Dr.オクトパス

「Dr.オクトパス」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

Dr.オクトパス - (2009/08/20 (木) 11:52:37) のソース

**&italic(){&bold(){&color(green){「蜘蛛の癖に手足は四本か!?こっちは正真正銘八本だぞ!」}}}
アメリカの[[マーベルコミックス>アメコミ]]の人気シリーズ『スパイダーマン』に登場するヴィラン(悪役)。
その名前から、「ドック・オック」の愛称で呼ばれることもある。
初出は1963年と比較的古く、グリーンゴブリンと並んで[[スパイダーマン]]の最も古い敵役の一人である。
また、打倒スパイダーマンのために結成されたヴィランチーム「シニスター・シックス」のリーダーでもある。
ちなみに、他のメンバーは[[サンドマン]]、[[エレクトロ]]、[[ヴァルチャー]]、クレイブン、ミステリオ。

ヴィランには珍しく代替わりが存在するが、一般的には初代の方を指す。

初代の本名は、「オットー・ギュンター・オクタヴィアス」。「オットー」はイタリア語で「8」の意である。
元々は天才的な原子物理学者であり、実験用ツールとして[[アダマンチウム>ウルヴァリン]]で作られた4本のマニピュレイターを持つコルセットを開発し、愛用していた。
ところが、ある日の実験で大失敗し、体がコンソールと融合してしまい、外せなくなってしまった。
いちいち手動操作しなくても使えるようになったが、この体ではまともな生活は送れないと悲観し、ヴィラン「Dr.オクトパス」となった。

その後、ケイン(スパイダーマンのクローンのヴィラン)に殺されたオットーの後を継いだのが、
彼の愛弟子だった「キャロライン・トレイナー」である。
彼女はオットーを殺したのがスパイダーマンだと勘違いし、復讐のために名前を継いだのである。
その後、忍者集団ザ・ハンドの手によってオットーが復活した後、その名前を返上し、「レディ・オクトパス」に改名した。名前を返上した後はオットーの助手となったようである。

ヴィランとしての能力は、やはり4本のマニピュレイターである。
アダマンチウム製のため非常に堅く、本体を固定すればトン単位の重量を保持することも出来る。
ある程度の遠隔操作も可能であり、意思によって精密作業レベルで動かせる。(元々そのためのツールだし)
これを利用して対多数の戦闘や同時攻撃、高速機動などをこなすことが可能である。
また、その天才的な頭脳を活かし、新たな発明品を作ったり仲間のサポートをしたりしている。
エレクトロの電気発生能力の応用性の高さに目をつけたのも彼である。

やはりスパイダーマンと戦う機会が多いが、[[アイアンマン]]、[[デアデビル]]、[[ファン>Mr.ファンタスティック]][[タステ>インヴィジブル・ウーマン]][[ィック・>ヒューマン・トーチ]][[フォー>ザ・シング]]などそうそうたるメンバーとの交戦経験もある。

スパイダーマンとは宿敵同士だが、それはあくまでも自分の邪魔をするからであり、特別な恨みはない。(二代目は別)
実際、死にかけたスパイダーマンの治療をしたり、懸賞金目当てで追われていたスパイダーマンを助けるなど、それほど悪い関係ではない。
また、ピーター(スパイダーマンの本名)の叔母であるメイ・パーカーと婚約したこともある。
このときは完全に本気であり、''ピーターはオットーの正体を知っている''のに''オットーはピーターの正体を知らない''ため、いろいろとカオスな事態となった。

実写映画版の第二作にも、ピーターが尊敬する学者として登場。
天才科学者であり機械のアームが体と一体化してしまったのは同じだが、更にアームに搭載されていた人工知能に意識を乗っ取られてしまい、
開発に失敗した「[[新型核融合炉>霊烏路空]]の建造」というアームの存在意義を手段を問わず実現しようとするようになったという設定が付け加えられた。
スパイダーマンとの戦いと素顔を晒したピーターの説得でアームの支配から逃れるが、暴走する融合炉を止めるために共に川底に沈んでいった。
余談だが、デイリー・ビューグル紙のJJ編集長とホフマンとの、彼にDr.オクトパスと名づける会話で[[Dr.ストレンジ>シュマゴラス]]の名が出ている。
**MUGENでは
Erradicator氏とDoc Ock 4MUGEN氏によるものが存在している。
背中のマニピュレイターを使用して高速移動するなど、原作で見せた動きも多い。

#image(octopus.gif, title=結構メタボリック)