DQ2

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DQ2 - (2023/05/13 (土) 10:53:40) のソース

#image(party.jpg,title=左からサマルトリアの王子、ローレシアの王子、ムーンブルクの王女。FC版とSFC版でイケメン化と等身の上がりっぷりが物凄い)

#region(担当声優)
-ローレシアの王子
:[[古谷徹>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:古谷徹|]]|『オールナイトニッポンスペシャル』
:[[山口勝平>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:山口勝平|]]|CDシアター
:[[内田雄馬>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:内田雄馬|]]|『ライバルズエース』

-サマルトリアの王子
:[[堀秀行>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:堀秀行|]]|『オールナイトニッポンスペシャル』
:[[佐々木望>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:佐々木望|]]|CDシアター
:[[福山潤>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:福山潤|]]|『ライバルズエース』

-ムーンブルクの王女
:[[平野文>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:平野文|]]|『オールナイトニッポンスペシャル』
:[[横山智佐>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:横山智佐|]]|CDシアター
:[[上坂すみれ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:上坂すみれ|]]|『ライバルズエース』
#endregion

エニックスの傑作RPG『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の略称。
正確に言えば[[主人公パーティー3人がトリオを組んで>エース]]&b(){キャラクター名「DQ2」}として、MUGENに参戦している。
//とりあえず、反射的に無意味項として騒がれないよう、冒頭にもキャラ名であることを強調。

----
**ストーリー
[[伝説の勇者ロトの血を引く青年>ドラゴンクエスト1勇者]]が、アレフガルドを竜王の手から救ってから100年。
彼とローラ姫の子供達が築き上げた「ローレシア」「サマルトリア」「ムーンブルク」の3国は、
ロトの血を引く子孫達によって治められ、長く平和な時代が続いていた。
しかしある時、邪教の教祖大神官ハーゴンの手先によってムーンブルクが攻め滅ぼされてしまう。
その事実をムーンブルクから脱出した1人の兵士から知ったローレシア王は、
ハーゴン討伐の使命を与え、ローレシアの王子を送り出す。
やがて彼は同じロトの血を引くサマルトリアの王子、ムーンブルグの王女らと共に、
破壊神の降臨を企む大神官ハーゴンとの戦いへ挑んでいく…。

時系列的には『[[DQIII>ドラゴンクエスト3勇者]]』→『I』→『II』と続いたロトシリーズの最終章であり、彼らのその後についての描写は無いためか、
派生作品『キャラバンハート』や、[[吉崎観音>ケロロ軍曹]]氏による漫画作品『ドラゴンクエストモンスターズ+』など、
彼らの「その後」の一端が垣間見れる作品も作られた。
以下の各キャラクターの解説における台詞は上記のモンスターズ+の作中台詞におけるもの。

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**登場人物
***ローレシアの王子
//
//派生作品であるモンスターズ+のセリフをキャラ紹介の一番上に乗せるのはどうかと思うので、ひとまずコメントアウト。
プレイヤーキャラであり、実質的には主人公に相当する人物。それ故にゲームにおいてセリフは無い。
名前も特定の設定はなくプレイヤーが自由に名付ける事になるが、
エニックスから発売された小説(著者:高屋敷 英夫)およびCDシアター(ドラマCD)では「アレン」、
吉崎観音氏の漫画『ドラゴンクエストモンスターズ+』では「[[ロラン>∀ガンダム]]」となっている。
ファンの間での会話やファンサイトの文章などで便宜上命名する場合でも上記の2つが比較的よく使われるが、
他には肩書きを略して「ローレ」、桜玉吉氏の漫画『しあわせのかたち』での名前「おまえ」、
または後述の最強パスワードを入力した時の名前などもたまに見かける。

ローレシア王国の王子であるにも拘わらず、単身ハーゴン討伐に旅立つ勇敢な王子だが、
父である国王から&b(){銅の剣と50G}という、王子を死地に送り出すにしては非常に貧相な(衛兵よりも弱い)餞別しか貰えなかった事でも有名
(作家の[[冲方 丁>ファフナー・マークザイン]]氏によれば、これは[[ヤクザ>花山薫]]の&b(){鉄砲玉}だからという恐るべき解釈になっている。&link_anchor(*1){*1}
 なお、[[日本神話>草薙京]]のヤマトタケルは、正真正銘「死んでもらうつもりで熊襲討伐に送り出された」だったりする)。
この展開は&b(){公式側にも疑問視する者がいた}ようで、エニックス刊行の小説及びゲームブックでは、
ローレシアの王子が持ち前の正義感からハーゴン討伐に打って出ようとするものの父王に反対され、結局は[[出奔同然に城から旅立つ>アリーナ]]……という始まりになっている。

典型的な戦士キャラである為に一切の魔法が使えない由緒正しい[[HFO>>https://dic.nicovideo.jp/a/hfo]]だが(これはナンバリング作品の主人公では彼が今の所最初で最後)、
そのかわりに劇中に登場する全ての武具(後述の「あぶないみずぎ」を除く)が装備可能で、単純な力もずば抜けて高くなる。
&b(){[[はぐれメタル>メタルスライム]]を相手に攻撃で2桁のダメージを叩き出せる}&link_anchor(*2){*2}といえば、その攻撃力の凄まじさは伝わるはず。
素の能力値だけでコレを達成できるというのは、後のシリーズにも一切の例が無い異常さである。
一撃で強力な魔物を切り飛ばし、防具とHPに任せて突っ込んでいく姿は正に最強の剣士そのもの。
無論、高レベルが前提で、力の盾という薬草以外の回復アイテムこそ必要ではあるものの、
&b(){「たたかう」のみでタイマン挑んでラスボスを殺せる勇者は後にも先にもローレシアの王子ただ一人である。}

余談だが、北米版の箱絵だと、他の2人はまだ&s(){ギリギリ}原形を留めているにもかかわらず、彼のみ何か&b(){別物}の姿になってしまっていたりする。
#image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/f/fd/Dragon_Warrior_II.jpg,title=サマルも長髪でえらく精悍だし、王女もなんともセクシー)
……ていうかもはや[[FFの竜騎士>リューサン]]。
もっとも、彼らの先祖である勇者オルテガも、日本のFC版だと[[こんな感じ>デス=アダー]]の格好してたのだが。
なお題名が『DRAGON WARRIOR』となっているのは、アメリカでは既にSPI社の『DragonQuest』と言う[[TRPG>ドレイヴン]]が存在した事による物。
『[[7>フォズ]]』まではこの名義だったが(ただし『[[5>ドラゴンクエスト5主人公]]』『[[6>デスタムーア]]』は欠番)、
(SPI社の倒産後に版権を得たTSR社を買収した[[WoC社>甲鱗のワーム]]が商標を放棄したのか)『8』からは北米でも『Dragon Quest』名義になっている。

&font(24,b,i,#00008b){「無駄とは言わない。だが、この程度で僕は殺せない」}

初期のDQ小説、ゲームブックなどでは主人公という事もあって、良くも悪くも普通の扱いなのだが、
『ドラゴンクエストモンスターズ+』では、上記の戦闘能力と設定がクローズアップ。
魔法の力に頼らず、純粋な''力''で破壊神シドーを滅ぼした事から&b(){シドーを超える力を持った新たなる化物}として人々から恐れられ、
それを苦に感じていたローレシアの王子は、とうとうローレシア王国を飛び出し、失踪してしまう。
その後、本来生きていた時代から数百年後が経過し、後継者がいなくなった為ローレシア王国も滅びた未来の世界へと辿り付き、
かつての決戦の地ロンダルキア大陸を彷徨っていたロランは、復活したかつての強敵バズズと相対するのだが──…。

&font(24,b,i,#00008b){「破壊神を、[[&color(#00008b){破壊した男}>スパイダーマッ]]」}

『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、勇者の最後の切り札の演出で勇者に力を貸す歴代主人公の1人として登場。
魔法を使えない彼が[[パワーを送ろうとしている>ゴルベーザ]]事をユーザーからネタ扱いされているが、&s(){多分[[「元気」を送ってるんだよ>孫悟空(ドラゴンボール)]]、きっと}
一応『ドラゴンクエストバトルロード』の「ミナデイン」では稲妻の剣を使って皆と共に雷撃を放っている。
&s(){バギ一発ぶんしか協力できていないとか言ってはいけない}
同作品では[[『ドラクエ4』で呪文を使えない仲間達>アリーナ]]も同じようにアイテムの力で協力している。
RPG作品ではきちんと呪文を使える者が揃わないと使用できないはずとか、彼らが持っている武器は原作では呪文攻撃ができる武器じゃ無かったはずとか、
整合性の意味では突っ込み所もあるが、「全員が協力する」という見栄えが優先されたのだろう。
&s(){整合性優先なら、そもそも『ドラクエ2』にミナデインは存在しないし}

なお、作中で&b(){レベル48}(ゲームの最大レベルは50)からスタートできる有名なパスワード、
「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ」
があり、この際は名前が&b(){「もょもと」}となる。
名前の発音?名前としては酷すぎる?[[そんなこと俺が知るか!>仮面ライダーストロンガー]]『1』の「おっ゜て」に比べりゃマシだ。
ちなみにこのLv48、作中でのクリアがだいたいLv30程度という事を鑑みると、どんだけ凄いか分かってもらえる筈。
……だが、他の二人は1レベルのままなので、Lv48だろうと結局苦戦は免れず、他の二人をきちんと育てなければクリアはできないという、
このゲームの難易度の恐ろしさをさらに叩き込まれるパスワードでもあるのだった。そりゃまあ一人強いだけ普通よりは楽ではあるが。

#region(パスワードのちょっとした解説)
ちなみにこのパスワードの元ネタは、80年代中期~後半にかけて週間少年ジャンプに不定期連載されていた『[[ファミコン神拳>北斗の拳]]』のライターであった、
「ゆう帝(堀井雄二氏)」「みや王(宮岡寛氏)」「きむ皇(木村初氏)」の3人。
堀井雄二氏が2度出てきている事になるが、その辺は気にしたら負け。
このコーナーによって「新作ゲームのレビュー」という分野が生まれ、後の発行される様々なゲーム雑誌の基礎となった。

一見すればまるで開発サイドが事前に仕込んだパスワードにも見えるが、
実はこれはきちんとパスワード生成プログラムの法則に則ったパスワードなのである
(大量の「ぺ」はパスワードチェックを誤魔化すためのものであり、仕込みなら「ぺ」は要らない(ついでに「ほりいゆうじ」も要らない))。
現在では、パスワードを自作できる「復活の呪文生成・変更プログラム」というのも制作されており、
上記の様な語呂合わせなパスワードも自作・生成ができるのである。
事実、昔の番組で「裏技」として取り上げられ、制作者サイドが「裏技でも何でもないんですよねー」と公式に否定している。

……もう1つの余談として、『DQI』や『II』で王様に話しかける事によって得られる復活の呪文だが、実は稀に生成を誤る事がある。
バグなのかは定かではないが、正確に書き写したはずなのに間違っている場合、生成プログラムが誤ったパスワードを吐き出した可能性もあると言われている。
パスワード入力画面で軽快に流れる「LOVE SONG探して」を背景に&b(){「ふっかつの じゅもんが ちがいます」}のテロップが現れる様は、
当時のちびっ子達の心に深い心の傷を刻み込んだものである。
そして次回作の『III』からバッテリーバックアップ機能が搭載された事に、全国のちびっ子達は安堵したのであった。
……もっとも、あの[[BGM]]と「おきのどくですが(ry」という新たなトラウマを生み出す事にもなってしまったが。
これも余談として、ファミコンには元々バッテリーバックアップをフォローする機能は無く、
構造上かなり強引な形でセーブするため、非常にデータが壊れやすいという弱点もあった。
また、1バイトでもデータの破損や欠損があった場合、なんと「そのデータは完全に壊れてしまったもの」として、
あのトラウマBGMと共に「おきのどくですが(ry」と表示されてしまう。
これはデータの自己補修ができないファミコンの機能上、仕方のない事でもあるが……。
ただ実は、「おきのどくですが~」が表示されてもすぐにリセットをかけると、
再度セーブデータを読み直してデータが復旧するという可能性もあったりするのだが、
あの曲とあのメッセージでそれを冷静に対応できるはずもなく、また、当時の子供達がそんな細かいハード特性などは知る由もなく、
当時のトラウマとして根強く記憶に残るものとなった。
#endregion

彼の出身地「ローレシア」は、スーパーファミコン版の公式ガイドブックによれば、
1勇者が「最愛の妻、ローラの名を冠して」名付けたとの事。

***サマルトリアの王子
&font(24,b,i,green){「いやー、さがしましたよ!」}

2人目のパーティメンバー、そして最初の仲間となる人物。
名前はローレシアの王子に付けた名前に従って8種類の中から決定され、「コナン」「クッキー」「[[カイン>カイン・R・ハインライン]]」「[[アーサー]]」といったスタンダードな名前もあるが、
「すけさん」や「トンヌラ」なる珍名も
(「トンヌラ」は後に『DQ5』のパパスも[[主人公>ドラゴンクエスト5主人公]]に付けようとした。&link_anchor(*3){*3}
 一応[[トール神>ソー]]から来ているとか、堀井氏が使用したファンタジー系資料の著者であるドイツ語学者のフランス人「エルネスト・トンヌラ」から、
 といった説がある)。
ちなみに、ローレシアの王子が上述の「もょもと」の場合は「すけさん」になる。
高屋敷氏の小説およびCDシアターでは「コナン」、エニックスから発売されたゲームブックでは「[[カイン>リューサン]]」、
DQキャラとFFキャラが競演するボードゲーム『いただきストリートSpecial』および
双葉社から発売されたゲームブックでは「クッキー」、漫画『ドラゴンクエストモンスターズ+』では本来名前候補にない「[[サトリ>古明地さとり]]」となっている。
便宜上命名する場合は、上記の他に肩書きを略して「[[サマル>花中島マサル]]」、漫画『しあわせのかたち』から「[[コイツ>イーグル佐武]]」とも。

[[魔法戦士型>赤猫]]ではあるものの、メインは回復(これも後半はムーンブルクの王女に負ける)・補助魔法で、打撃や攻撃魔法はどうにもいまいち。
のんびり屋な性格もあってか仲間にするまではやたら行き違い、さんざん各地を行ったり来たりさせた挙句、
ようやく出会って話しかけた際の第一声が上述の台詞であったため、数多くのプレイヤーに殺意を抱かれたとか。
また&b(){メガンテ([[自爆>フォクシー]])を覚えるくせにザオリク(他者[[蘇生>リザレクション]])を覚えたり}、
伝説の勇者ロトの子孫であるにも拘わらず、FCでは&b(){ロトの剣を装備できない}。しかも最強武器が中盤の店で売っている&b(){鉄の槍}(または隼の剣)。
防具も水の羽衣(『II』ではこれとロトの鎧のみブレス耐性あり)が王女に取られるため、1人だけ火炎放射直射を受け、焼死体になる事が多い。
小説版の最終決戦においては、彼よりも強い魔法戦士がパーティに参入するという悲惨な役回り…。
更にリメイク版ではゲーム中盤ハーゴンの呪いで倒れて一時離脱してしまうのだが、
治療方法を探す間は&b(){王子と王女の二人旅}で、しかも&b(){そのままでもクリアできる}。
&b(){「ぼくは 役立たずだったな くっすん」}

……どうにもこうにも、不遇な扱いを受けているキャラである。

しかし、低レベルクリアする場合、彼のみが使える呪文&b(){スクルト}による防御力強化が不可欠だったりする
(他に敵の命中率を下げるマヌーサも重要な呪文だが、こちらはアイテムの光の剣で全員使用可能)。
また、非力と言われていた割に実は成長は大器晩成型であり、レベルを30超えた当たりから急速に力が伸び始める。
レベル31の時の力が70なのに対し、レベルマックスである45ではなんと140にまで伸びるのだ。
性格同様成長ものんびり屋さんなのね。
ちなみにローレシアの王子のレベルマックスの時の力は160。わずか20の差である。
こうなると、ロンダルキアの雑魚であろうがハーゴンの神殿の雑魚であろうが隼の剣ですぱすぱ切ってくれる。
正に魔法戦士の名に恥じない活躍をしてくれるだろう。&s(){[[伊達にあの世は見てねぇぜ!>浦飯幽助]]}
しかし、『DQ2』のクリアレベルはレベル30前後なので、普通にクリアした人はこの強さを見る事はできなかったりする。
何とも不憫な奴。

ちなみに、高屋敷氏の小説やCDシアター版では、ルプガナの豪商(船の持ち主)の娘レシルと恋仲になり、
更に小説版ではED後に結婚するなど一応救済処置もある。
もっとも、初恋の相手であるムーンブルクの王女セリアはローレシア王子のアレンとくっつく事になるあたり、やっぱ可哀想かもしれない。
性格は本編の呑気者という設定は脇に置いて、アレンに対してライバル意識剥き出しの激情家。
まぁこの小説が出た頃は、まだ性格付けなどの描写が無かったから仕方が無いが。
格闘戦は不得手で、呪文によるサポートの描写が多かった。

また、初期の『DQ2』ゲームブックでは、生真面目な主人公をサポートする切れ者キャラとして登場。
[[戦闘中でも皮肉や軽口を叩き>スパイダーマン]]、剣と魔法を駆使して戦闘を有利に進めるなど勇者の1人として相応しい活躍を見せ、
さらにルートによってはゲーム本編とは逆に、彼1人でサマルトリアを包囲する魔物軍と戦うべく奔走する事になったりもする。
ファンの間ではこの「カイン」こそがサマルトリアの王子のイメージだ、という人も多いという。
さらにゲームブック版では逆にムーンブルクの王女ナナと喧嘩するほど仲が良いを地で行くカップルに成長し、
二人の仲の良さをにこにこ笑って眺めていたローレシアの王子が、ルプガナの豪商の娘に想いを寄せられるという展開になる。

『ドラゴンクエストモンスターズ+』では「サトリ」という名前で登場し、ロランを追って異世界に現れた。
上述の作品の影響か、ふだんはのんびり屋であるものの、戦闘では軽口を叩くほど逞しい性格になっており、
素早い動きと、2度破壊の風を起こす&b(){「破壊の気をまといし隼の剣」}を振るい敵を翻弄、
さらにザオリクでロランを復活させ、彼にロトの剣を託すなど、大活躍をした。

&font(24,b,i,green){「お前が化物だって?笑わせんな」}
&font(24,b,i,green){「俺達は3人揃って最強の『化物(モンスターズ)』になるんだぜ…!」}

上記の台詞はその時のもので、自分は化物であると悩んでいたロランは、この一言によって心を救われたのであった。

なお、&b(){「破壊の気をまといし隼の剣」}は「はかぶさのけん」の名称で有名なバグ技が元ネタである。
[[攻撃力は低いが2回攻撃ができる>アリーナ]]唯一の剣「隼の剣」と、強力な攻撃力を持つが呪われてしまう「破壊の剣」を組み合わせ、
&b(){強力な攻撃力を持つ上、2回攻撃ができる}という両方のメリットを併せ持った剣を生み出す手法なのだ。
ただし、FC版の彼は最強装備が上述の通り「鉄の槍」、つまり「破壊の剣」を装備できないのでこのバグ技は使えない。
「鉄の槍」と同じ威力を持つ「隼の剣」なら作れるのだが…あまり攻撃力は上がらない。
ただ、レベルマックスの時の隼の剣の攻撃は2度破壊の風を起こすと言える破壊力かもしれない。
…ボス相手には今一つなダメージだけど。
また、結局の所はバグでしかない為、SFC版以降では修正されてしまい「はかぶさのけん」自体が存在しない。

一応、SFC版以降ではサマルトリアの王子も「破壊の剣」を装備する事はできるのだが、
そう言った理由があるので、基本的にサマルトリアの王子が「はかぶさのけん」を使っているのはコミックだけである。
まあ、上記のゲームブックでは&b(){公式に「はかぶさのけん」を創って装備できる}為、そのイメージが強いのかもしれない。

というのも、この公式ゲームブックは&b(){「日本製ゲームブックの最高傑作のひとつ」}として、
かの『[[ドルアーガの塔>ギルガメス]]』と並んで往年の卓上ゲーマー達の間で知られている超傑作なのだ。
「はかぶさの剣」を筆頭に、デルコンダル城にシドー登場など、やりこみゲーマーがニヤリとする小ネタをちりばめ、
前述通り「ムーンブルク陥落後に攻め込まれるサマルトリア」や「仲間になる竜王のひまご」など公式世界観を補完した他
カインの初登場も&b(){「聖なる泉でモンスターに襲われているローレシアの王子を颯爽と助ける」}と、かなり格好良く描写されている。
#region(エニックス版ゲームブック独自の彼の設定)

&font(18,b,i,green){おれはこれまで、自分は一人なのだと思ってきた。}

斜に構えた態度の裏で、&b(){実は自分だけロトの血を引いていない}というコンプレックスを抱えたキャラクターとして設定されている。
剣も魔法も使えながら肝心のロトの剣は使えない装備設定からの発想であろうか。
それが明らかになるのは下巻になってからだが、伏線は上巻の頃からいくつも張られている。
ハーゴン軍の侵攻を防ぐために仲間二人と分かれてサマルトリアへ戻るカインの視点で進行する事を選んだ際に、
彼の胸中、そしてそれに纏わる親子の真実が明かされ、母国を、ひいては世界の命運を賭けたハーゴン軍との決戦の火蓋が切って落とされる。
サマルトリアの王子カイン、そしてエニックス版ゲームブックを象徴する名場面と言えよう。

&font(18,b,i,green){これでまた、あいつが主役にもどっちまうのか。&br()だがいつのまにか、おれの心には奴をうらやむ気持ちが消えていた。}

#endregion
中古書店などで見かけたら是非とも手にとって頂きたい。

ちなみに『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』において、破壊の剣が特定の条件下で使える技に「滅・はやぶさ斬り」と言うものがある。
技としてはシンプル、「破壊の剣の攻撃力で2回攻撃する」というものである。
ターゲットが低年層のゲームでこの技の意味がおっきなお友達以外に分かるかどうかは定かではないが、中々にニクい演出である。

ついでに彼が弱いのはFC版のみで、SFC版とGB版は装備品の追加やベギラマの設定ミス修正によって普通に強い。
どのくらい強いかというと、直接攻撃ではレベルと武器が整えばローレシアに迫り、攻撃呪文のMP効率はムーンブルクの王女を上回るほど。
特にSFC版では[[ある事をすると&b(){ザラキが必ず成功する}というウラ技が存在する>ティナ・ブランフォード]]。
しかもザラキは即死させるのではなく&b(){254の固定ダメージを与える}という仕様である為、それを使用した場合の火力はPT中最大最強。
ラスボス戦における主力はローレシアの王子でもムーンブルクの王女でもなく彼になるという、FC時代からは信じ難い状況が生まれる事もあるなど、
かつての[[勇者(笑)>しんのゆうしゃ]]な面影は消え去り、名実共に伝説の勇者ロトの末裔として相応しい戦闘力を発揮している。
SFC版以降の作品ではザラキのウラ技は修正されたが、別になくても鍛えていれば普通に光の剣を振るうだけで彼がトドメになってしまった、
なんて状況も充分有り得る。
そもそも弱いとされがちなFC版の時点ですら普通にプレイしている限り、ローレシアの王子だけでのクリアは極めて困難で、
サマルトリアの王子の回復魔法や補助魔法にどれほど助けられてきたかは、もはや言うまでもない事である。
本人はEDで「あまり役に立てなかった」と言っているが謙遜もいい所である。[[謙虚だなーあこがれちゃうなー>ブロントさん]]。
勇者ロト、そして先達の勇者が魔法戦士だった事を鑑みると、彼が1番その血を色濃く受け継いでいるのかもしれない。
……若干の力と引き換えに魔法が使える分、「破壊神を破壊した男」よりよっぽど危険な気もするのだが。
もっとも、[[死にやすい>紙]]のは変わってない。
公式ガイドブックには生と死を司ると紹介されているが、圧倒的に死の方が多い。しかも死ぬのは自分。
あと、装備品が増えたと言ってもローレシアほど装備可能な武器が多くないのが欠点か。
&s(){何故か一部の王女用装備が装備できるため、同人やpixivでは女装や女体化させられている}
そのため、結局「鉄の槍」には結構お世話になってしまう。
#region(と思われていたが……)
前述の一時離脱イベントが追加された事で、
&b(){レベルアップでステータスが桁違いに上昇し、2レベルも上げれば全てのステータスがカンストする}というバグ技が発生するようになってしまった
(通称「サマルカンスト技」)。
これを行う事で、ローレシアの王子を上回るHPとちから、ムーンブルクの王女を上回るMPとすばやさを獲得し、
はかぶさのけんを作れなくとも隼の剣を持たせるだけで同等以上のダメージを叩き出す。&s(){[[俺自身がはかいのつるぎになる事だ>黒崎一護]]}
さらに、前述の通りザラキは254ダメージを与える攻撃として内部処理されているが、
逆にカンストした攻撃力で254ダメージを与えると、ザラキと同様の&b(){敵を[[一撃死>テーレッテー]]させたかのような演出になる}。
その姿を見て、彼が勇者ロトの子孫である事を疑う者などいまい。
……問題は、このバグ技の実行に必要なアイテムの入手が面倒である事だが(あの[[はぐれメタル]]のドロップ品になっている)。
#endregion

***ムーンブルクの王女
&font(24,b,i,#ff69b4){「くーんくーん」}
//ローレシア王子と同じ。上のモンスターズ+のセリフは人間状態でのセリフだけでおk、とりあえずFC版の犬状態のセリフに交換。

3人目のパーティメンバー。チームの紅一点である。
名前はサマルトリアの王子と同じくローレシアの王子に名付けた名前に従って8種類の中から決定され「ナナ」「[[サマンサ>ゼウス]]」「マリア」など。
サマルトリアの王子のような珍名は無いが、「まいこ」や「あきな」といった日本人的な名前もあったり。
ローレシアの王子が上述の「もょもと」の場合は「アイリン」になるが、別に[[ゴージャス>ジョジョの奇妙な冒険]]ではない。
高屋敷氏の小説では「セリア」、CDシアターとエニックス版ゲームブックでは「ナナ」、双葉社版ゲームブックでは「マリア」、
『いただきストリートSpecial』と、DQキャラと[[マリオ]]キャラが競演するボードゲーム『いただきストリートDS』では「[[プリン]]」、
『ドラゴンクエストモンスターズ+』では「ルーナ」となっている(この内、セリアとルーナは原作の名前候補にない名前である)。
便宜上命名する場合は上記の他に肩書きを略して「[[ムーン>セーラームーン]]」や、漫画『しあわせのかたち』から「べるの」とも
(なお、べるののフルネームは「ほんだ・べるの」であり、元ネタは自動車ディーラー「ホンダ・ベルノ(現ホンダ・[[カーズ>Car]])」。
 編集者に「アルト鈴木(スズキ・アルト)」が居たので、その影響だろう。[[こっち>獅堂光]]じゃないよ(と言うかべるのの方が古い))。

&ref(design.jpg,,height=250,title=ムーンブルクの王女多様性)&ref(design_2.jpg,,height=250,title=モンスターバトルロード版。ご立派なものをお持ちである)

実はDQヒロイン達の中でも際立ってデザインのパターンが多いキャラクターだったりもする。
まずゲーム版でもFC版の赤頭巾・紫髪・紫目、SFC版の紫頭巾・金髪・赤目という2パターンのデザインが存在し、
モンスターバトルロードなど以後の派生作品でも統一されることなく、ある作品ではFC版、ある作品ではSFC版と、両方が採用される上、
GBC版では紫頭巾・金髪・碧眼と微妙なマイナーチェンジがされ、スマホ版とスイッチ版ドット絵では紫頭巾に茶髪という新パターンが登場。
さらにゲームブックでは双葉版が赤頭巾に金髪、エニックス版では赤い帽子に紫のショートヘアとやはりデザインが異なっている。
またうしろ髪の露出している頭巾の形状についても様々で、ほっかむりタイプや帽子のようなもの、正真正銘の帽子などバラバラ。
髪型もふわふわのパーマ、ストレートロング、ウェーブヘアと、これまた色々。
その他にも多くのパターンがあり、彼女をどんなデザインで思い浮かべるかで初めて触れたDQ2作品が分かるという、興味深い現象が発生している。

&ref(ro-rahime.jpg,,height=250,title=初期デザインローラ姫。こうして見るとご先祖様によく似た髪型である)

ちなみにFC版で紫の髪色だったのは、FC版1の一部広告や設定資料でローラ姫の髪が紫に設定されていたためで、
鳥山明氏がローラ姫の血筋を表現しようとしたためではないか、という考察がある。
おそらくSFC版で[[ローラ姫の髪色が金になったことで、>ドラゴンクエスト5主人公の息子]][[王女の髪も金になったのだろう>ドラゴンクエスト5主人公の娘]]。

&font(24,b,i,#ff69b4){「私達はいつでも一緒なのよ。3人で一人なの!」}

典型的な魔法使い型で、強力な全体攻撃魔法を操り、集団で現れるようになったモンスターをばったばったと倒していく。
終盤のボス相手には攻撃魔法が効きづらい事もあってサポートに回る場合も多い。
しかしその境遇は不遇であり、彼女の故郷であるムーンブルク王国は物語開始直後に滅ぼされてしまい、
父を目の前で殺された上、王女自身はハーゴンの呪いによって&b(){[[犬>パピー]]}へと姿を変えられてしまうのだ。
ローレシアの王子、サマルトリアの王子の2人がその事を突き止め、毒の沼地からラーの鏡を探し出さなければ、
彼女はおそらく、そのまま&b(){一生を犬として過ごさねばならなかっただろう}。恐ろしい話である。
この辺はSFC以降のはリメイクでキッチリ描写されている。
…が、ムーンブルク王の「ぎょえーーー!」という、[[パラメキア皇帝>皇帝]]の「ウボァー」に並ぶ、
ちょっと情けない断末魔に印象を殆ど持っていかれたプレーヤーも多かったとか。
ちなみにこの王様、SFC版では普通に魔法を使って戦っていたが、
NES版(海外のファミコン)ではなんと&b(){王様が直接己の肉体で戦う}というある意味衝撃的な戦い方をしていた。

この悲惨な生い立ちからか、『DQII』諸作品においてはヒロイン役を担当する事が多い。
主にローレシアの王子とのロマンスが多いのだが、稀にサマルトリアの王子と関わる事もある。
ゲームブック版ではサマルトリアの王子コナンとのラブコメというか、ケンカップルっぷりを繰り広げ、
それをロランが「二人は仲が良いなあ」とにこにこ笑いながら眺める、という関係に落ち着いている。
どちらにせよ1人残されてしまう為、其方にはオリジナルのヒロインが宛がわれるようだ。
ローレシアの王子が余った場合は、サマルトリアの王子の妹が彼に宛がわれる事も。
ちなみにローレシアの王子には、国で身分違いの想いを寄せている女性がいたりもする。
ただ、彼女を仲間にした後ローレシア王に会うと、父親代わり宣言されたり、EDでムーンブルク王の幽霊が王女を託すのはローレシア王子だったりと、
周囲もローレシアの王子の嫁扱いしてる気がしなくもない。
また同人やPixivでは「犬に変わっていた」点がよくネタにされ、[[犬耳が>このは]][[生えて>犬若あかね]][[たり>いぬさくや]]吼えてしまったり、[[犬から人間に戻った際に全裸だったり>響良牙]]している。
あと『モンスターズ+』でも。さすが吉崎先生は分かってらっしゃる
(ちなみに『モンスターズ+』では服の裾と頭巾でトーンが違うこと、髪にトーンが貼られていないことから、SFC版デザインな模様)。

&font(24,b,i,#ff69b4){「う~……あんっ♡」←一種の古傷}

これらの事に関しては公式も半ば認めている感じであり、『いただきストリートDS』の説明書等に描かれているイラストの中で、
彼女に犬耳が生えているイラストがある。
「人間に戻った際に全裸」に至っては、よりによって&b(){エニックス版ゲームブックがやってくれた。それも挿絵付きで。}
このゲームブック版ではかなり気の強い少女として描かれており、呪いを解かれて全裸になっても悲鳴を上げつつ王子達をひっぱたいてさっさと服を着替え、
どこかお坊ちゃんなローレシアの王子をどやしつけて一行の旅を牽引し、またサマルトリアの王子のカインに対してはしょっちゅう口喧嘩をするなど、
単なる悲劇のヒロインを飛び越して、かなりアクティブな一人の女の子、立派な勇者な末裔の一人として描かれている。
とはいえ流石に風のマントで塔から飛び降りる時は怖かったらしく、きゃあきゃあ言ってローレシアの王子にしがみついたりする一面もあるのだが。

更に余談だが、MSX版では「あぶないみずぎ」という隠しアイテムが追加されており、入手すると(鳥山氏によるものではない)一枚絵が表示される。エローイ。
この「あぶないみずぎ」を装備して戦うと、たまに敵が見とれて攻撃を回避する事できる。破壊神シドーでさえ。
一方でMSX(及びファミコン)より高性能なハズのMSX2版には一枚絵が無い。ちくしょう…
(MSX2版はMSX版よりグラフィックが奇麗な分、容量がカツカツだったのだろう。元々FC版で実装予定ながらやはり容量の問題でボツったそうなので)。
以降、(一枚絵は無いものの)FC版ドラクエ3に逆輸入され、エッチな装備はドラクエシリーズの定番になっていく。
&s(){そして装備格差による「女尊男卑」が囁かれることに。遂には「男キャラを使う事自体が縛りプレイ」とまで言われる始末}
ただしあぶないみずぎ自体の防御力は低い(DQ2では、はかぶさの剣と同じ裏技で防御力の高いあぶないみずぎを作る事も可能だが)。

&font(22,b,i,blue){「おおっ、〇〇ちゃん!」}
&font(22,b,i,green){「こいつは、さいこうだぜ!」}
&font(24,b,i,#ff69b4){「そんなにみないで。 わたし… はずかしい…」}
なお原作で唯一、ローレシアの王子が「はい/いいえ」以外の声を上げたシーンだったりする。

&nicovideo(sm242254)

『いただきストリートSpecial』では、何故か&b(){「クッキーになら勝てるわね」}
&b(){「[[クッキー>野比のび太]][[のくせに生意気よ!>ジャイアン]]」}とサマルトリアの王子を見下しまくっていた。
FC版準拠…なのかなぁ?
成長率の関係で中盤は王女の方がHPが高くなる事も多いけども。

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**MUGENにおけるDQ2
#image(DQ2anim.gif,title=三身一体)
//#image(dq2.jpg,width=400)
//画像の無断転載は良くないんじゃなかろうか。ポトレとかならすまない。
[[スラりん]]や[[ゴレムス]]の作者であるsylphyne氏(しるひー氏)によるものが存在していた。
現在は2016年11月のniftyのアットホームページ終了によるリンク切れで入手不可。

上記の通り&b(){「DQ2」という名前のキャラクター}なのでお間違えのないように。
画像のように、3人の主人公がパーティーを組んだものが1体のキャラクターとして動く。
ファミコン版の『ドラゴンクエスト2』の[[ドット絵]]が元になっており、3人が1列に並んで行動する。
基本的には先頭は「ローレシアの王子」だが、技を使用する時に先頭が入れ替わる。

技性能は3人分あるせいか、近距離から遠距離まで一通りこなせる。
近距離の技は2回攻撃するものが2つあり、「隼の剣」と&b(){「破壊隼の剣」}がある。
遠距離では「ギラ」「バギ」が使える上、[[超必殺技]]でも「ベギラマ」「イオナズン」がある。
画面端まで瞬間移動する「ルーラ」があるため、どちらかというと遠距離戦の方がいいかもしれない。

外部[[AI]]はクモ氏およびguykazama氏によるものが存在。
前者は公開先のYahoo!ブリーフケース終了に伴い、現在は弾丸マックス氏によって代理公開されている。

***出場大会
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[DQ2],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[DQ2],sort=hiduke,100)
-[[RPGっぽい何かでタッグトーナメント]]
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[DQ2],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[DQ2],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[DQ2],sort=hiduke,100)
#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[DQ2],sort=hiduke,100)
}

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
氏の解釈によれば「ムーンブルク組と抗争を引き起こしたハーゴン組長の命獲ったらァッ!」という仁義無き戦いが繰り広げられており、
寡黙ながら義侠心溢れるローレシア王子、苦界に身を落としながらも戦い続けるムーンブルク王女、
そして自分が捨て駒である事を自覚しながらも、敢えて明るく能天気な三枚目を演じ続けるサマルトリア王子と、
これまた中々魅力的な3人の姿が描写されていたりする。 

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 
本作ではメタル系モンスターの守備力にシステム的な[[補正]]が掛かっておらず、パラメータ上の数値上限が255のため、高い攻撃力があれば充分ダメージが通る。
次点の守備力を持つキラーマシンの守備力が230なので、この頃のはぐれメタルは法外な固さではない(得られる経験値も1000程度だが)。
なお、リメイク版では以降のシリーズ同様補正が掛かり、獲得経験値も10倍になっている。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
プレイヤーが自分で「トンヌラ」と入力していた場合は&b(){「サトチー」}となる。
ちなみに全くの余談だが、『[[メタル>テッドブロイラー]][[マックス2>ドラム缶]]』でハンター(主人公)にこの名前を入力すると、
メカニック(2人目の仲間)が「サトチー」、ソルジャー(3人目)は&b(){「ビアンカ」}となり、
さらに主人公が「サトチー」だった場合2人目が「トンヌラ」、3人目は&b(){「フローラ」}になる。&s(){[[お前のような屈強なビアンカやフローラがいるか!>ケンシロウ]]}
…1作目のキャッチが明らかに意識していたとはいえ、いささかネタにしすぎな気もするが、
このシリーズはパスワードの件にもある通りファミコン神拳のメンバーであった「ミヤ王」こと、
宮岡寛氏が中心になって作られ(1作目では「キム皇」や3人の後の追加メンバー「カルロス」こととみさわ昭仁氏も参加した)、
また宮岡氏も『DQ』には『[[III>ドラゴンクエスト3勇者]]』まで開発に参加していたので、[[それ故に許された内輪ネタ>ヤタガラス]]でもあるのだろう。

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