#image(spaltan1.gif,title=ボヨヨヨヨーン) 1984年に公開された香港の映画作品並びに、それを原作としたゲーム作品『スパルタンX』の主人公。 攫われた恋人シルビアを救出するため、単身で[[Mr.X]]率いる謎の集団に立ち向かった。 映画で彼の役を演じたのは[[ジャッキー・チェン>ホンフゥ]]。断じて白い丸顔の機関車ではない。 #image(spxa.jpg,title=原作アーケード版は色数が豊富) ゲームは主人公トーマスを操作し各階のボスを倒してシルビアを取り戻す事が目的。 ステージは全5階で構成され、各階にはそれぞれ最後にボスが待ち受けている。 5階をクリアーするとシルビアを助けることができ、一応のエンディングを迎える。この構成は映画のストーリーとは全く異なり どちらかというと[[ブル>ドラゴン]][[ース・>ケンシロウ]][[リー>フェイロン]]が主演した映画『死亡遊戯』に近いものとなっている。 #image(spaltan2.jpg,width=300,title=まずジャッキーの衣装が違う件) 本作はタイトル及び主人公と攫われた女性の名前以外、ゲームと映画の内容に全く接点がない。 これは版権を取得しゲーム開発を行ったアイレムが、映画の内容を知らずに先行してゲームを作った事が 原因である(香港映画はアドリブ要素が高く、撮影中に初期設定とかけ離れるのは良くある事)。 &italic(){(以上、Wikipediaより抜粋・改変)} 一般的に、このゲームの知名度を上げたのはファミコン版である。 その為、「開発元は任天堂」という認識が広まっているが、実際には任天堂はアーケード版の移植を行ったまでで 実際の原作ゲーム開発は[[スペランカー]]でお馴染みであるアイレム(現アイレム・ソフトウェアエンジニアリング)である。 後にアイレムはゲームボーイでリメイク版『スパルタンX』、ファミコンで一応の続編的な位置づけでの『スパルタンX2』、 基本システムを踏襲したオリジナルタイトル『ビジランテ』を発売している。 #image(spaltan3.jpg,title=嘘だッ!!) また、このゲームを語る上で欠かせないのが当時「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載されていた 漫画『ファミコンロッキー』(著:あさいもとゆき)において登場した「&bold(){アルファベットの「X」の順番である} &bold(){24周目の5階のボスを倒すと、恋人であるはずのシルビアが[[敵として襲い掛かってくる>アイリス]]}」というものである。 当時24周以上もの攻略が可能な者は少なく、[[助けるはずのヒロインが敵になるゲーム>リック・テイラー]]も他にあることから 実は本当ではないかと推測するものが後を絶たなかったという。 検証動画 &nicovideo(sm6001377) この他にも、この『ファミコンロッキー』では様々なゲームの『秘密』や『裏技』が紹介されている。 …まぁ、その殆どがハード的に不可能であったり、今で言う「チート」の様なものだったりと、色々とあるので 気になった人はググって調べてみると面白いだろう。 ニコニコ動画においては、上記のネタを筆頭に、様々なゲーム作品のネタを詰め込んだ事で人気を博した 以下動画での活躍も有名である。 &nicovideo(sm689011) &nicovideo(sm3211152) &nicovideo(sm6956836) 海外でもこの動画の受けは良かったらしく、[[フラッシュ]]で実際にゲーム化をしてしまったりしている。 気になる人は「KUNG FU - REMIX GAME」でググってみよう。 ---- **MUGENにおけるトーマス 海外の製作者によって、ゲーム『スパルタンX』のドットから制作されたものが複数公開されている。 ***出場大会 [[オリジナル&版権キャラでランセレ>無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル]] ***出演ストーリー [[いおりんやったれMUGEN譚]]