ドリッズト・ドゥアーデン

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ドリッズト・ドゥアーデン - (2010/06/23 (水) 03:37:36) のソース

//詳しい資料に巡り会えなかった。追記頼みます
//一応どうにか調べて書いてみたけど自信はないぜ… 更なる追記修正は望む所
世界初のRPG『[[ダンジョンズ>ドレイヴン]][[&ドラゴンズ>シン(ダンジョンズ&ドラゴンズ)]]』の背景世界のひとつ「フォーゴトン・レルム」を舞台にしたファンタジー小説
『ダークエルフ物語』(R・A・サルバトーレ著)の主人公。
「ドリッズド」ではなく「ドリッズト」である。&bold(){もしかしませんからね、[[Google]]さん。}

***略歴
アンダーダークと呼ばれる地下世界で、邪悪なる女神ロルスを信奉するダークエルフの分家・ドゥアーデン家の三男として生まれる。
しかしそのような邪悪な一族において、むしろ善良な心に育った彼は裏切りと覇権闘争を繰り返す同族に嫌気が差し、
故郷メンゾベランザンを出奔するが、離反者を許さぬ一族からは執拗に刺客が送られ、孤独な逃亡の日々を余儀なくされていく。

追っ手を撃退しつつもやがて地上世界にたどり着くが、アンダーダークでも悪名高いダークエルフは
地上ではもはや魔物の類としか見られず、排斥されながらも
さらなる逃亡の末に北方の辺境アイスウィンド・デールへと落ち延びる。
そこで失明した野伏モントリオの元に身を潜めつつ、レンジャーの技術を身に着けていった。

やがて偏見から来る誤解も乗り越え蛮人ウルフガー、[[ドワーフの戦士>ギリウス・ロックヘッド]]ブルーノーらなどと仲間として絆を結び、
彼らと共に冒険に旅立っていく。


強さは一言で言うと、&bold(){チート}。
シミターを[[二>柳生十兵衛]][[刀>暁武蔵]][[流>中西姉妹]]で使いこなす剣術の腕に加え、魔術も会得している魔法戦士。
しかし同族との戦いには苦悩しており、刺客の中には実の父で剣術の師匠でもあるザクネイフィン(しかも[[生ける死者>ゾンビ]]と化した)もいたとなれば
その苦悩も推して知るべしであろう。

作者サルバトーレのお気に入りキャラであり、同時にD&Dの最大人気キャラ。
ゲーム本編でのクラスとしてのレンジャーにも彼の影響が色濃く見える。&link_anchor(*1){*1}
『ダークエルフ物語』は続編にあたる『アイスウィンド・サーガ』も含め日本でも何作か翻訳されている。

#region(ダークエルフについて。Wikipediaより一部加除)
特殊な[[エルフ]]の種族としてダークエルフ(闇エルフ)を登場させている物語やRPGは少なくない。
そのような作品では、普通のエルフは光や善、秩序の体現者、ダークエルフは闇や悪、混沌の体現者と定義されていることが多い。
容姿については、ほぼエルフと同じだが肌の色だけが漆黒(あるいは褐色など)であるとするのが典型的であるが、性におおらかでエルフより豊満な肉体で描かれることも多い。
そして大抵は、普通のエルフと強く敵対する存在で、エルフと同等の能力や洗練された文化を持つものとされる。

このようなダークエルフの起源は、恐らくはTRPG『[[ダンジョンズ>ドレイヴン]][[&ドラゴンズ>シン(ダンジョンズ&ドラゴンズ)]]』であると思われる。このゲームに登場するダークエルフは「ドラウ・エルフ(堕落したエルフ)」とも呼ばれ、ほぼ先に述べた通りの存在とされている。

ダンジョンズ&ドラゴンズを世界背景に採用した小説「アイスウィンド・サーガ」「ダークエルフ物語」では、ダークエルフとしては例外的に善良な心を持つキャラクターが主人公として登場。
「ドラゴンランス」シリーズや[[「ソード・ワールドRPG」シリーズ>ディードリット]]などにも同様のダークエルフが登場しやはり暗殺者や悪しき魔術師、ライバルのパートナー等、敵側の存在として描かれている。

ファンタジー作品に「悪の存在」として肌の黒いダークエルフを登場させることは、現実世界における有色人種差別を連想させるものとして批判されることもある。
また、近代ファンタジーの祖である「指輪物語」にもダークエルフがいるが、こちらは別段邪悪でも何でもない。
これは作中で太陽の無かった時代、「至福の国」へ旅をして「輝く木」を見たものが光に住み、見なかったものは太陽が生まれた後も暗闇に住むようになった。要するに、住んでいる場所による区別だったりする。
#endregion


***MUGENでは
Inverse氏製作のものが存在。
[[スラッシュ]]を改変したものと思われる。
そこそこ戦える[[AI]]がデフォルトで搭載されている。
必殺技で画面のフラッシュを多用する技があり少々目に悪い。

#region(大会ネタバレ)
[[(再販)現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇ変な奴らでトーナメント]]にて[[ユウナ]]を破る(判定勝ち)などの活躍を見せるが[[プリムス>Primeus]]に敗れる。
しかし反響はあったらしく[[同氏の大会>Mametang式、大体女のトーナメント 水無の陣]]に出場するも[[桃子]]に敗れる。
その後[[ランセレ>ランダムセレクト]]で選ばれ敗者復活するも[[アイン]]に惨敗。
#endregion
***出場大会
[[(再販)現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇ変な奴らでトーナメント]]
[[Mametang式、大体女のトーナメント 水無の陣]]

&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
日本のRPGではレンジャーというと弓など[[飛び道具>ブラッディア]][[を使う>スピットファイア]]イメージがあるが、
D&Dでは第3版まで飛び道具に特化するどころか&bold(){近接で二刀流がデフォ}であった。
ただし二刀流は逆手の攻撃力はいまひとつ小さく、さらにレンジャーの防具は通常軽装に限られ、
第3版ではシステム上軽装で前線に立つと[[危険が危ない>ドラえもん]]等の理由で当時は不遇クラスの一つとも言われていた。
開発スタッフの一人が「[[レンジャーは弓だろ…常識的に考えて>やる夫]]」とばかりに自サイトで公開していたハウスルールが流布するようになって、
本家でもルール改定後の3.5版からは飛び道具に特化できるようになったが、二刀流の選択肢も残されている。
また、レベルが上がるとちょっとした呪文も使えるようになる(ルール上はクレリックなどと同じ信仰呪文)。