沢渡真琴

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沢渡真琴 - (2010/06/23 (水) 08:46:39) のソース

#image(makoto.jpg,title=この後祐一がおいしくお持ち帰りさせていだたきました。)
**&italic(){&color(orange){「春が来て、ずっと春だったらいいのに。」}}
***プロフィール
『Kanon』および『[[Eternal Fighter Zero]]』に登場するキャラクター。「さわたり まこと」。
[[土佐弁の空手少女>まこと]]でも[[CCO>志々雄真実]]でも[[美少女戦士>セーラージュピター]]でも[[喧嘩百段のごっつい漢>溝口誠]]でも[[アイドル>菊地真]]でもない。
誕生日:1月6日 血液型:不明 身長:159cm 体重:46kg スリーサイズ:B81/W55/H79 
商店街で主人公の祐一に突然襲い掛かってきた身元不明の少女。
[[記憶喪失>京堂扇奈]]らしく、自分の名前が「沢渡真琴」だということと
祐一に対する自分でも理由のわからない「恨み」を抱いていることしか覚えていない。
その「恨み」ゆえに祐一に対しては毎晩のように子供の悪戯レベルの「復讐」を繰り返している。
同作に登場する[[天野美汐]]は彼女の素性について何か知っているようだが……。

#region(close,以下、原作ネタバレにつき注意。)
美汐が言うには、彼女の正体は祐一が昔飼っていた[[キツネ>きつね]]が化けたものであるという。
彼女はまだキツネだった頃怪我をしたところを幼い頃の祐一に拾われて半月あまり共に暮らしていたが、
怪我も治り祐一が自分の故郷へ帰ることになったときにかつて拾われたものみの丘へ返された。
彼女はそのことを怨んではいたものの、祐一という家族と過ごした暖かい日々を忘れることが出来なかったのか、
祐一に再び合うために彼女は仲間達の力を借りて奇跡を起こし、自らを人間の姿に変えた。
しかしその代償として自らの記憶と命を削ったために、彼女は人間になったもののすべてを忘れてしまった。

最初は祐一に毎晩のように「復讐」していたものの、日を追うごとに体力も知力も衰えていく。
徐々に人間としての生活すら困難になり、会話すら不能な状況にまで陥ってしまう。
祐一達は衰えていく彼女を見守ることしか出来ず歯噛みするも、やがて来る「終末」まで本当の家族として扱うことを選ぶ。
それはたった数日という短い時間しかなかったが真琴にとっては何よりも求めていた時間であり、
共に過ごした祐一に見守られながら沢渡真琴としての幸せな人生を全うする事が出来たのであった。

彼女のエンディングはこのゲームで唯一、ハッピーエンドと言えない結末になっている。
彼女にもたらされた奇跡とは人になって祐一と再会すること、そして一度は消滅寸前までいったが一時的に回復したことである。
どのみち人間になった時点で消滅は避けられない運命にあり、本人のルートにおいてもその運命を変えることは出来ない。
[[栞>美坂栞]]ルートと大筋では似ているがこの部分が決定的な違いになっている。
非常におとぎ話的な物語なのだが、人生の幸福とはなんなのか、といったやや哲学的なストーリーであるため様々な考察がなされている。
しかし『真琴の消滅=死』とは決まったわけではなく、シナリオのラストでCGと共に僅かながら復活の可能性が示されており、全く救いがないわけでもない。
事実、アニメ版においてはどちらの版でも精神体のような姿で短時間ではあるが現れていたりする。
ただ、そのCGの後すぐスタッフロールに移行してしまうため、実際に復活したのか、それともただのイメージ画像なのかは定かではない。

この辺りの解釈は人によって物凄く意見が分かれており、二次創作でも復活していたりしていなかったりし、
復活した要因も[[奇跡>月宮あゆ]]によるもの、待ち望んだ春がきたから、[[挫けずに信じて待ち続けたから>UNKNOWN]]など様々である。
また復活時の状態についても場合によって異なり、ほぼ末期状態から復活して[[徐々に成長したり>椎名繭]]、
普通の人間として再起した場合も中盤ぐらいのやや大人しい性格だったり、復讐を図ろうとしていた初期状態の覇気で復活したり、
最も強い場合は「狐」と「人間」両者の記憶と力を完全に取り戻し、初期状態を上回る妖狐となって帰ってきたりと様々である。

ちなみに「沢渡真琴」とは幼少期の祐一が憧れていた女性の名前であり、真琴はその名を借りているだけである。
また、京アニ版のアニメではゲストという形でこの「沢渡真琴」さんが登場している。その姿形はまさしく大人になった真琴そのもの(CVも同じ)。
しかし彼女が現れたのは真琴のふるさとであるものみの丘であったり、一晩宿を借りた翌朝にはすでにいなくなっていたりと
本物の「沢渡真琴」さん本人であるかは怪しい部分も多い。
//(ある意味物語前半で退場してしまった真琴のファンへのサービスともいう)

真琴ルートにしか登場しない[[天野美汐]]はれっきとした人間の筈なのだが、
祐一と同じようにかつて同じように人として化けた狐と仲良くなり、そしてまた同じ運命を歩んだのだという。
真琴の正体も早くから気づいていたが、だからといって何が出来るわけでもないため、祐一にはその終末を仄めかしつつも一定の距離を置いていた。
また、京アニ版では[[舞>川澄舞]]も真琴の本質を見抜いているような発言をしていたりする。

なおエンディングでの美汐の憶測とその解釈には不可解な点も多く、ファンの間でも明確な結論は出ていないとか。

『Kanon』の他のキャラクターたちは祐一が助けなければ、「[[奇跡>月宮あゆ]]」が起こらなければほぼ死ぬであろう危機に瀕している一方で、
サブキャラが単独で頑張ってくれる可能性と、死んだ際起こるはずの問題が他ルートで発生しないというメタ的事情により
ルート非選択時に他の要因で生存する可能性が僅かながら存在しており、それ故にアニメ版等のメディアミックスでは不自然無く生存することが多い。
…が、ルート選択時ですら燃え尽きてしまう彼女の場合、日常パートで必ず出会うから[[「無かったこと」>上白沢慧音]]にできないわ、
身元不明だから非生存時の影響がないわ、サブキャラの天野美汐は「助けたい」ではなく「どうやっても助からない」と言ってくるわで
ルート非選択時の生存フラグが&bold(){狙ったように皆無}であり、どちらのアニメ版でも唯一の退場者となってしまった。
(ある漫画では、個別シナリオ分をほぼ全部削り落とすという凄まじい荒業で生存させた)
不自然が少ないなけなしの仮説としては、美汐の最後の憶測が「客観的に見てほぼ事実」であり、それを知っている美汐が妖孤である場合が考えられる。
([[強大な力を持つ妖狐>八雲藍]]については作中で言及があり、&bold(){美汐曰く}「[[彼女>沢渡真琴]]はそのような強大な存在ではない」とのこと)
//シャオムゥは仙狐で、妖狐はナムカプのライバルのほうね。ちょっと細かい気もするけどw
この場合、天野美汐の性格や行動、そして『余りに情報を知りすぎている』点などは説明できるが、シナリオ全体の意味が覆ってしまうためやはり多少の無理がある。
//こう仮定すれば一応美汐の不可解な行動言動ほぼ全てに筋は通るが、真琴シナリオ全体が「実は試されていた」ということになってしまう。
#endregion

好きな食べ物は[[肉まん>椎拳崇]]。漫画が大好きで読み出すと止まらない。
口癖は「あぅ~」。「[[あぅあぅ>羽入]]」や「[[あーうー>洩矢諏訪子]]」とは関係ない。
声優はPS版『輝く季節へ』の[[長森瑞佳]]や『[[ロックマンDASH>ロック・ヴォルナット]]』の[[トロン>トロン・ボーン]]などを演じた飯塚雅弓女史。

#region(紳士的余談)
性格が子供っぽい&シナリオ中で弱さや小柄ぶりが強調されるためためそうは見えないが、
他の『Kanon』のキャラ同様に体格は決して小さくなく(というか普通レベル)[[戦闘力>女性キャラクター3サイズ一覧]]も高い(Dカップ)。
ついでに知識が子供レベルなためか[[メインヒロイン>月宮あゆ]]同様シャツの下は&bold(){ノーブラ}である。

ところで、一般に[[全年齢でやれ>○○でやれ]]などと言われる『Kanon』であるが、他のヒロインはPC版のみのシーンについて
[[過酷な運命に立ち向かう絆となったり>水瀬名雪]]、[[その命の火がまだ輝きを失っていないことの象徴であったり>美坂栞]]、
[[友に対する贖罪であったり>川澄舞]]、[[全ては夢ではない事、祐一にとって自分の代わりはいない事の証明であったり>月宮あゆ]]
それなりにストーリー上意味を持っていたりするのであるが、彼女だけはどうしても理由が解からなかったりする。
二次創作では最早正常な認識が無い後半の真琴との絡みを題材に祐一の精神が狂っていく様子を描写したものもいくつか存在するが
やはり企業の作品としては限界があったのだろうか。
//だれか、真琴との行為を意味づけできる人はいないか?
#endregion

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***『[[Eternal Fighter Zero]]』での性能
#image(makoto.png,title=…ふぅ)
[[飛び道具]][[判定]]の立強攻撃やJ強、J2強攻撃や「ねずみ花火」などの[[設置]]技で相手の動きを制限しながら戦うキャラ。
全キャラでも屈指のダッシュスピードをほこり、変則的な空中ダッシュやネズミ花火、[[跳弾>ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィスト]]、殺虫スモークによる固めなどによって高い攻め能力を持つ。
しかし単発火力が低く、いわゆる早くて[[安い]]タイプ。

立ち状態のくらい判定は[[椎名繭]]、[[UNKNOWN]]に次いで小さく、また一部の技で銃器を使うこともあり、リーチの面でも申し分無い。
一方でゲージ技以外の切り返しに使える技が少なく、守勢に回ると弱い。そのゲージ技も[[暗転見てからガードが間に合ったり>小足見てから昇竜余裕でした]]、
ヒットしないと[[反確]]と防御性能の低さがネックとなっている。総合的には中堅~やや下位に位置づけられている。
#image(makoto.gif,title=とりあえず落ち着いて食え)
ファイナルメモリー「にくまんよ~」は同作で唯一の回復技。
[[椎拳崇]]のごとく肉まんを上に放りなげて食べるというもので、何気に技中は全身無敵な上に成功すればそれなりに回復する。
しかし、&bold(){肉まん自体に喰らい判定があるため、文字通り肉まんを潰されることもある。}
ちなみに潰されると文字通り真琴がぶーたれる。結構かわいいので一見の価値あり?
//ネタ技…なのかなぁ?

参考動画
&nicovideo(sm1427928)

ちなみに、[[白>白レン]]と[[黒>レン]]の二挺拳銃は『[[Devil May Cry>バージル]]』の主人公ダンテのパロディと思われる。

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***MUGENでの真琴
数体確認されているが、BF氏製作のものが有名であろうか。
[[原作再現]]度もかなり高く、その上ボイスも([[中の人が同じな他のキャラ>トロン・ボーン]]のボイスが混じっているが)実装済み。
さらにオリジナル技「トーテンクロイツ」「春の詩」も搭載されている。特に後者は原作の名シーンを再現したものなので必見。
[[AI]]は漆黒氏によるもの(現在は入手困難)と以下の動画上で公開されたものが存在する。
&nicovideo(sm3544415)

他にも[[サユリ・バーンシュタイン>倉田佐祐理]]の作者GGG氏製作のキャラとして「真琴・ザ・ガンナー(略称MTG)」というキャラが存在していた。
こちらは見た目こそ真琴だが中身は韓国のネトゲ『Dungeon & Fighter』(日本サービス名では『[[アラド戦記]]』)の[[ガンナー]]風味にアレンジされており、
各種グレネードを投げてきたり[[ブロディアアアア!!!>ジン・サオトメ]]したりサテライトレーザーを撃ってきたりと完全に別物なバ改造キャラ。
ただ動画で見かけるのはむしろこのキャラの改変キャラである[[重武装病人>美坂栞]]のほうだろう。

これに加えEL氏や586氏製作(いずれも原作ベース)のものが確認されており、原作再現のEFZキャラとしては比較的多く製作されている部類に入る。
586氏の真琴も最近までAIが無かったが、先日eruk氏によってAIが公開された。設置が色々不安定とのことだが、なかなかの強さを誇る。

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***出場大会
[[EFZ大会 【黄昏杯】]]
[[最弱女王決定戦]]
[[男女ペアタッグバトル大会V2]]
[[【直感とネタで】タッグ戦するよー]]
[[ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】]](通常版、MTG)
[[良タッグ発掘男女タッグバトル大会SP]]
[[第2回作品別Ultimateトーナメント]]
[[ガールズタッグトーナメント]]
[[東方夢幻大空杯]](MTG)
[[作品別タッグチームバトル]]
[[第三次新コンビ探求・男女ペアタッグ大会]]
[[無限に続く(?)リーグ戦をやってみる]]
[[良キャラ発掘トーナメント チーム編]](MTG)
[[特殊カラートーナメント(金とか黒とか)]](MTG)
[[第2回 無調整トーナメント 【並~凶】]]
[[【超過激】MUGEN作品別トーナメント【超危険】]]
[[はい、○人組作って運動会]]
[[街中出逢って誰お前グランプリ]](MTG)
[[レシオトーナメント]]
[[ARM大好き!G.O.Dリーグトーナメント]]
[[第2回遊撃祭]](EL氏、BF氏、586氏、MTG)
[[GOHAN主催大規模オールスター男女タッグトーナメント]]
[[第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド]]
[[銃娘トーナメント]]
[[Mr.Kの挑戦状Dynamite]]
[[声優別タッグチームランセレバトルロワイヤル]]
[[オールスターゲージ増々トーナメント]]

***出演ストーリー
[[Mr.Kの挑戦状]]
[[明日への道標]]
[[おっぱい三国志]]
[[人造生物03RIA-紅]]
[[大乱闘ニコニコブラザーズ]]
[[楓流メイフィールド]]
[[便利屋バレッタ物語]]

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__ !! !l| ゚ ヮ゚ノl|     < にくまーん
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     し'ノ}