「我が忠実なる下僕、サマエルが
君を始末してくれるよ。」
イスラエルに伝わる死の天使。その名は「神の毒」「神の悪意」を意味し、「赤い蛇」とも呼ばれる。
中世には「神秘学」における堕天使・悪魔と見なされるようになり、
「元は高位の天使だが神の『モーセの魂を天国に運ぶ』という命令に失敗して神に叱責され、屈辱から
ルシファーと共に堕天した」とされている。
伝承によってルシファーに匹敵するほどの強大な力を持った
魔王とも
サタンそのものとも言われるなど諸説あるが、
ともかく地獄における最上位の魔王の一角として扱われている。
『
魔界村』シリーズの第三作『超魔界村』にも
ラスボス「魔帝サマエル」として登場している
が、弱い。
『
女神転生』シリーズでは『真・女神転生』から登場。種族は「堕天使」または「邪神」。
シリーズでは基本的に登場悪魔の中でも高位の存在として扱われている。
当初は「翼を生やした赤い蛇」というシンプルなデザインだったが、
『
真・女神転生III-NOCTURNE』以降は12枚の翼と5つの目を持つ異形の姿に変更され、より高位の悪魔らしくなった。
ゲーム中ではムド系(即死技)の使い手として登場することが多く、「死の天使」としての特徴が強調されている。
『真III』ではトウキョウ議事堂のボスの1体として登場し、シジマ以外のルートで氷川を守るために最後の壁として立ち塞がる。
魅了・混乱・睡眠・麻痺・緊縛の状態異常を全体にランダムで付与するという凶悪な専用スキル「神の悪意」を所持しており、
精神・神経属性の耐性を付けておかないと苦戦は必至。
『ペルソナ』シリーズでは「死神」のアルカナとして登場することが多い。
ゲーム以外では吉村夜氏の小説版『真III』にも登場。
氷川を仇と狙う小説オリジナルの主人公・カミシロの前に事実上の
ラスボスとして立ちはだかった。
MUGENにおけるサマエル
MW1008氏によるキャラが存在していたが、現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため入手不可。
姿は『真III』以降準拠で、
スプライトは自作の3Dモデルが用いられている。
「二連牙」などの優秀な近接攻撃だけでなく
飛び道具も備えたオールラウンダーな性能をしている。
また、「タルカジャ」「ラクカジャ」などの強化技や
設置技「マハムドオン」などのユニークな技も持つ。
原作でも猛威を振るった「神の悪意」は相手に複数の状態異常がランダムでかかる
全画面攻撃となっている。
10P以降のみ回復できる5ゲージ特殊技「ディアラハン」が解禁される。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年07月10日 20:14