カブトン


国際放映の特撮作品『魔人ハンター ミツルギ』に登場する怪獣。別名「昆虫怪獣」。
第10話「悪魔の使者 サソリ怪獣!」に登場。

名前の通りカブトムシのような姿をした怪獣。サブタイトルに反してサソリの怪獣ではない
(「サソリ軍団の怪獣」なら意味は通るが、それなら本作品に登場する全ての怪獣が該当する事になってしまう)。
DVD付属のブックレットによれば脚本段階では「サソリ怪獣」と表記されるのみで名前が付けられていなかったとの事で、
デザイン段階でモチーフが変更された説が挙げられている。
鼻先の角を用いて相手をすくい投げる攻撃の他、勢い余って自分の髪の毛も燃やす口からの火炎放射や透明化能力も備えている。

作中では主にサソリ軍団の用心棒としての登場であり、そこまで出番は多くない。
むしろ、カブトンのせいで全滅した宿場町の生き残りである子供と老人による復讐劇がメインの話となっている。
「カブトンに娘を殺された領主が宿場町の住民を犯人と決め付け虐殺した」という経緯なので、カブトンが恨まれるのは若干筋違いなのだが

巨大神ミツルギとの戦闘では、序盤は連続ですくい上げ攻撃を徹底的に行い優勢に立つ。
カブトンの猛攻に連続で投げ飛ばされ翻弄されるミツルギであったが、途中前述の子供達からカブトンへの復讐用に造られた強力な毒を投げ渡される。
投げ渡した少年は即座にサソリ軍団に刀を突き刺され死亡
カブトンは顔面にその毒をまともに喰らってしまい、頭部を全て失ってしまう
しかし当の本人は特にダメージを受けていないようで、自らの頭部が無い事を確認した後唐突に仕込み杖を取り出して座頭市の真似をし始める。
近くにあった岩を十文字に切り、さらに中から飛び出したボウリングのピン壺型の爆弾を真っ二つにする事で爆発させ攻撃を行う。
しかしその直後にミツルギに襲い掛かろうとした所を必殺技である火炎弾を受け爆発炎上。そのまま敗北した。
ちなみにDVD付属のブックレットによるとこの座頭市のくだりは脚本には無かったとの事。

こうしてカブトンが倒されたことで宿場町の復讐は果たされたが、
生き残っていた6人のうち、上述した年長の少年が死亡、子供2人が行方不明(サソリ忍者にすり替わられていたので殺された可能性大)、
彼らの世話を焼いていた老人も殺害され、残ったのは幼い兄妹だけという凄惨な結末となった。
ゲストキャラが殺されるのは本作品にはよくある事である


MUGENにおけるカブトン

やはりカーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトはGesura505氏によって描かれたものを基に、「SpriteStudio」を用いて製作されている。
作中同様の素早いすくい上げ攻撃や、火炎攻撃が搭載されており、劇中で見せた透明化も相手との距離を一気に詰められる移動技となっている。
必殺技は全て1ゲージの「必殺火炎」「とびかかり」「毒」の三つ。
特に「毒」画面手前から相手に毒の入った壺が飛んでくるという技であり、
相手に当たれば一定時間ダメージを与え続ける技となっているのだが、一定確率でカブトン自身にも飛んでくる仕様となっている。

自分に当たった場合顔面が溶ける特殊な演出が入り、座頭市形態に移行する事が可能。徹底的な原作再現である
座頭市形態では攻撃力が上昇する他、一部の技を除いて技が変更となる。
刀を使った攻撃は範囲も発生も優秀なものとなっており、気分は正に座頭市。
また、7P以降では最初から座頭市モードを使用可能。
AIもデフォルトで搭載されている。
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出場大会

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最終更新:2024年12月15日 06:02