メトロイドプライム2 ダークエコーズ とは、【ニンテンドー ゲームキューブ】用のゲーム。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ |
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他言語 |
Metroid Prime 2: Echoes (英語) | |
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ハード |
【ニンテンドー ゲームキューブ】 | |
メディア |
8cm光ディスク | |
ジャンル |
シューティングアドベンチャー | |
発売元 |
任天堂 | |
開発元 |
レトロスタジオ | |
プロデューサー |
三木研次 田邊賢輔 |
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ディレクター |
Mark Pacini | |
プレイ人数 |
1~4人 | |
発売日 |
2005/05/26 (日本) | |
値段 |
6,476円(税別) | |
レーティング |
CERO:12歳以上対象 | |
使用ブロック数 |
3 | |
シリーズ |
メトロイドシリーズ | |
日本販売数 |
約7万本 | |
世界販売数 |
約110万本 |
【ニンテンドー ゲームキューブ】向けに発売したメトロイドシリーズの1作。
『メトロイドプライム?』の続編。光の惑星「エーテル」と、平行世界の闇の惑星「ダークエーテル」を行き来して冒険する。
このアイデアはレトロスタジオ側から提案されたもので、これを聞いた田邊賢輔はかつてプロデュースした【ゼルダの伝説 神々のトライフォース】と同じギミックであったため、10年ぶりに同じギミックを担当してどのように表現するのか試行錯誤したらしい。(参照:Wayback Machineのアーカイブ)
『メトロイドシリーズ』では初となるマルチプレイにも対応しており、【ゴールデンアイ 007】のようなFPSと同じく4人対戦が可能。
ストーリー面では、前作のエンディングで【メトロイドプライム】の死骸から現れた謎のキャラクターこと【ダークサムス】のデビュー作であり、【サムス・アラン】とダークサムスの戦いが描かれている。
また、『メトロイドシリーズ』ではかなり珍しく【銀河連邦兵士】?や【ルミナス】?といったコミュニケーションが取れる一般人が何人か登場する。
前作と比べると難易度はかなり高目に設定されており、一部アセットやモーションを流用しつつもシビアなゲーム性に仕上げられている。
2009/06/11には【Wii】向けに『Wiiであそぶ メトロイドプライム2 ダークエコーズ』として移植された。
北米などの一部地域においては2009/08/24からWii向けに【Metroid Prime Trilogy】?というオムニバス作品が販売されており、そちらに収録されている。
遠い昔、ルミナスという種族が放浪の果てに惑星エーテルに定住した。しばらくは繁栄の時代が続いたが、やがて惑星のエネルギーが枯渇しつつあることが判明する。この危機を乗り切るため、ルミナスはエネルギー制御装置を3つの大地に建造し、聖なる大聖堂とリンクさせた。かくして危機は去り、ルミナスはふたたび平和と繁栄を迎えたのである。
しかし、平和は長く続かなかった。惑星エーテルへ隕石が衝突したのである。爆発と隕石のエネルギーは次元のゆがみを生み、異なる次元にもう1つの惑星を作り出した。それは光のエーテル(ライトエーテル)に対して、闇のエーテル(ダークエーテル)とも言うべき相似形の世界であり、そこから凶暴で無慈悲な闇の種族「イング」が攻め入ってきたのだ。
イングはライトエーテルの生き物に憑依することで、光の世界で戦うことができた。一方のルミナスは瘴気渦巻く闇の世界にとどまり戦うことはできない。彼らは次第に追いつめられていく。
2つの世界(ライトエーテルとダークエーテル)は同じ惑星のエネルギーを分け合う関係にあり、すべてのエネルギーをライトエーテルに集めれば、ダークエーテルは消滅する。そのことに気付いたルミナスは、すべてのエネルギーをダークエーテルから奪う計画を立て、反撃に出る。しかし計画は失敗し、さらに開発した転送モジュールまでもイングに奪われてしまう。
モジュールを手にしたイングによって、大聖堂以外のルミナス神殿からは惑星エネルギーが奪い去られ、いまやルミナスとライトエーテルの生命は風前の灯となった。
そんな時、スペースパイレーツを追っていた銀河連邦ブラボー中隊が惑星エーテルで消息を絶つという事件が発生する。銀河連邦は捜索のため、サムス・アランを惑星エーテルに派遣する……。
※基本的なシステムは【メトロイドプライム(ゲーム)】?と同様。