このページでは【NINTENDO64】のゲーム、
ゴールデンアイ 007
を解説する。
【Wii】のゲームは【ゴールデンアイ 007(Wii)】?を参照。
ゴールデンアイ 007 |
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他言語 |
GoldenEye 007 (英語) | |
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ハード |
【NINTENDO64】 | |
メディア |
ロムカセット | |
ジャンル |
3Dガンアクション(FPS) | |
発売元 |
任天堂 | |
開発元 |
レア | |
プレイ人数 |
1~4人 | |
発売日 |
1997/08/23 (日本) 1997/08/25 (北米) 1997/08/25 (欧州) 1997/08/25 (カナダ) |
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値段 |
4,800円(税別) | |
対応機能 |
振動パック | |
シリーズ |
ジェームズ・ボンドシリーズ | |
移植・リメイク |
【Wii】:【ゴールデンアイ 007(Wii)】? 【ニンテンドーDS】 Switch:NINTENDO 64 Nintendo Switch Online 18+ PS3:GoldenEye 007: Reloaded Xbox360:GoldenEye 007: Reloaded XboxOne/X/S:Rare Replay |
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世界販売数 |
809万本 |
【NINTENDO64】向けに発売された『ジェームズ・ボンドシリーズ(007シリーズ)』を題材としたゲーム。開発はレアが担当した。
当初は【スーパーファミコン】向けの横スクロールアクションとして開発されていたが、【バーチャルボーイ】向けに変更され、そちらも本体の不振により開発中止となり、紆余曲折を経て64向けの作品として作り直された。そのため開発メンバーの士気は最悪であったという。
そのタイトル通り、シナリオは映画シリーズ17作目『ゴールデンアイ』を元としており、プレイヤーは「007=ジェームズ・ボンド」を操作して様々なミッションを遂行していく。
ゲーム内容は銃を使い分けて狙撃しつつアクションを繰り広げるFPS。スパイアクションである原作の雰囲気を存分に味わうことができる。
終盤は『ゴールデンアイ』だけではなく、他のシリーズ映画作品を題材としたミッションもある。
64らしく4分割した画面による対戦プレイも可能で、パーティゲームとしての側面も持つ。
当時のFPSゲームは家庭用ではなくPC向けの市場が基本となっていた中、本作は低価格帯の家庭用ゲーム機向けというカジュアル層にも手に取りやすい方法で販売が行われた。
この時期の家庭用ゲーム機のガンシューティングや3Dシューティングは、アーケードゲームをベースとしたいわゆるレールシューターがメインだった所、プレイヤーが自由に動き回れるFPSを提供した影響はあまりにも大きく、北米を中心に高い評価を受けて大ヒット。ストーリーモードだけでなく、対戦モードで遊べる点も評価を上げるのに繋がっていた。
結果、64の中でも世界で3番目の販売数となる809万本の総出荷数を記録。映画を題材としたキャラクターゲームとは思えないほどの数値となり、【ゼルダの伝説 時のオカリナ】と共に北米向けの新作ゲーム開発に大きな影響を及ぼした。
キャラクターゲームのため、ここまでのヒット作品でありながら権利関連やレア社の売却により移植が難しくなっており、【Wii】向けに発売したリメイク版?はEurocomが開発を担当した。
また、【ニンテンドーDS】や他社ハードへのリメイク版は任天堂発売ではなく、更に日本向けには発売していない。
64版の再配信は、2023年の『Rare Replay』と『NINTENDO 64 Nintendo Switch Online 18+』を待つ事となった。
諜報部員のジェームズ・ボンドは、当然ながら世界各地を股に掛けて任務を遂行することになります。本作「ゴールデンアイ」で主な活躍の場となるのは旧ソ連。東西の冷戦は終結したと言われてますが、軍事力を悪用して世界を我がものにしようとする人間がいる限り、真の平和は訪れません。さて、ゲームの方はと言いますと、原作のイメージをしっかり残しながらも、敵兵とのガンシューティングをメインとしたアクション中心の構成になっております。ここに紹介するのは18面までのオープニングシーン。極寒のシベリアから熱帯キューバのジャングルまで、世界の平和を守るため、謎の犯罪組織ヤヌスを追ってください!
※他社版権かつ原作がある作品のためキャラクターの個別ページは作らないでください。