ゲラコビッツ とは、【マリオ&ルイージRPG】のキャラクター。
ゲラコビッツ |
||
![]() |
他言語 |
Fawful (英語) |
---|---|---|
職業 |
科学者 | |
初登場 |
【マリオ&ルイージRPG】 |
【ゲラゲモーナ】の弟子を名乗る小柄なキャラクター。一人称は「ワレ」で、「ふるるるるる!」と笑い出すのが特徴。
師匠と異なり魔法ではなく機械をメインに扱っており、飛行メカで空を飛んでエネルギー弾で攻撃する他、自らの顔を模した巨大メカも多い。
性格も師匠譲りであり世界征服を企む事もあるが、マメを好んで集める事も。
マメーリア王国に住む人種と外見は似ているが、指の数が異なったり、頭からアンテナのようなものも生えているので同一種族なのかは不明。
ゲラゲモーナと共に暗躍。
初戦は【カメジェット】で戦闘となり、敵の特徴的な攻撃の避け方のチュートリアル要員にされる。
その後は、カメジェットを大破させたり、道に岩を置いて足止めしたりと妨害面で活躍。
ゲラゲモーナが敗北した際には、彼女をガス状にしてバキュームマシンに貯めるという荒業で持ち運び、気絶している【クッパ】に飲み込ませて【ゲラクッパ】へと変貌させた。
クッパ城終盤にて再戦することになる。この際は頭にアンテナのようなものがありマメーリア人とは思えないような容姿をしている。
最初は機械の中に入っており幾らダメージを与えても出てこないが、ファイアハンドで熱暴走を起こさせるとたまらず中から出てくる。
何度か攻撃してもオーバーヒートを起こすが、攻撃する度に機械から光を出して反撃してくる。
戦闘後には負けを認めるフリをして騙し討ちで【マリオ】を痺れさせるが、【マメック王子】に不意を突かれてダウン……したフリをしてマメック王子も痺れさせるものの、元に戻ったマリオに殴られた後に【ルイージ】にぶっ飛ばされて爆発した。
ゲラクッパの体内で戦うゲラゲモーナ戦でも、こいつを模したものが登場する攻撃がある。ハンマーでたたくだけで消える。
本作では味方NPC。生きていたようだが記憶喪失を患っており、キノコ城の地下でゲラコビッツ・サロンを開いている。マメと引き換えにアイテムを貰える。
場所が場所であるためベビィ達でしか行くことができないが彼らが過去のマリオとルイージである事には気づかない。(しかし、うっすら記憶にはあるようで二人を見るとイライラすると言っている。)
悪役として復権。クッパを利用しキノコ王国を制圧、その後【メタボス】と共にクッパ城を襲撃し、世界征服を企む。そのため、本作に出る敵の大半は洗脳されており、彼の顔がモチーフとなっている。
頭脳役と行動役とをほぼ一人で担っているため、黒幕の大ボスでありながらも出番は多い。
途中で【ダークスター】の存在を思い出し、呼び覚ますためメタボルスペースからピーチ姫だけを呼び出す。中盤でダークスターを呼び覚まし、終盤でそのパワーを奪い【ダークゲラコビッツ】になることに成功する。
しかしクッパに敗北した後に黒い虫のような姿となりダークスターに逆に吸収され【ダークスターコア】の一部となってしまう。最終的には【ダーククッパ】戦でのクッパの体内で、ダークスターコアとして再びマリオ達と激突。
ダークスターが倒された後はマリオ達たちの前に再び現れ、過去作での苦労話をした後にマリオ達を道連れにしようと自爆し(しかし、マリオ達はそのおかげで脱出できた)、今度こそ完全に消滅したようである。
過去の屈辱は根に持つタイプらしく本作のラストではマリオやルイージ達を逆恨みしているセリフを聞くことができる。
クッパ軍団RPGではラスボスを務めているが、撃破後に彼の姿はなく出番もそこまで。
クッパJr.RPGではメタボスの他にSSカンパニーを率いてクッパ城を占拠していたことが判明する。仲はあまりよろしくはない。
40巻~41巻に収録された「マリオ&ルイージRPG3!!!」編に登場。「マリオ&ルイージRPG」編が存在しないので、マリオ達と絡むのは今回が初となる。当初はボケキャラだったが終盤ではツッコミにも回っていた。
キノコ王国の支配を目論んでおり、手始めにマリオ達に負けたクッパを騙し、バキュームキノコを食べさせて正気を失わせマリオ達を体内に吸い込ませた。用済みとなったクッパにはメタボスをけしかけてやっつけさせた。そうやって邪魔者を排除するとピーチ城とクッパ城を乗っ取ってしまう。
終盤ではクッパの体内に姿を見せピーチ姫を拉致。当然の如くピーチ姫には封印解除を拒否されるが、しつこくお願いを続けた結果、怒ったピーチ姫がハンマーを振り回したことでダークスターの封印が壊れてしまった。ケガの功名だがそのままダークスターの暗黒パワーを吸収する(どちらかというと目覚めた時のエネルギーを浴びているような感じ)も、すぐにダークスターにパワーを吸い戻されてしまい、身体が縮んだところを食べられてしまった。以後はダークスターの一部となってしまい、人格も乗っ取られてしまったようで最後まで「ゲラコビッツ」として喋ることはなかった(ダークスターには「おまけ」呼ばわりされていた)。
最終話ではマリオ達の想いに応えた無数のスターによってダークスターは消滅し、描写は無いもののゲラコビッツも消え去った。