ハデス とは、空想の神、及びそれを元にしたキャラクター。
ハデス |
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他言語 |
Hades (英語) |
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種族 |
【神】 | |
声優 |
『新・光神話 パルテナの鏡』:大塚芳忠 | |
初登場 |
【新・光神話 パルテナの鏡】 |
ギリシャ神話に登場する【神】。冥府を司る存在。
日本語では「ハーデース」や「ハーデス」とも表記される事がある。
クロノスとレアーの子であり、【ポセイドン】?とゼウスの兄にあたる。
オリュンポスの神の中でもゼウスやポセイドンに次ぐ高い力を持つが、普段は冥界にいるためオリュンポス十二神としては数えられていない。
逸話が他の神々と比べると少なく、エピソードではゼウスとデメテルの娘であるペルセポネーを拉致して妻に迎え入れたものが有名なぐらい。
ペルセポネーを拉致した事に関しても、惚れたきっかけがそもそもアフロディーテの策略である上に、どうアプローチしていいか悩んだり、拉致する際にもきちんとゼウスに許可を取ったりと、破天荒な兄弟たちに比べて真面目な神として解釈されることが多い。
「冥府の主」と聞くとおどろおどろしい印象を受けるが、あくまで兄弟三人で天界、海、冥界(地下)の三界の支配権をくじ引きで決めただけである。
ローマの神話の【プルートー】の語源でもあり、【タナトス】とは同一視される事もある。
真面目に原典を紐解いていくとえげつない女性トラブルを起こしまくっているゼウスやポセイドンに比べるとどちらかというと真面目で落ち着いた神と言える存在なのだが、
「死を司る冥界の主」からくるマイナスイメージから、フィクション作品においては、冥界や死の世界の関連性のある悪役として出てくる事が多いやや不憫な神様である。
ゼウスと対立しているかのように描かれることもあるが、原典では上記の通り娘のペルセポネーとの結婚を許可しており、娘を拉致されたことに激怒したデメテルに対しても「ハデスなら相手として申し分ない」と訴えを退けたりと、兄弟仲は良好である。
そういった背景を無視して単なるモンスターの名前として引用されているだけの場合もある。
冥府界の神にして、本作のラスボス。【メデューサ】を復活させた元凶。声優は大塚芳忠が担当する。
風貌は厳つい筋骨隆々の巨人で凄まじい威圧感を醸し出しているが、その性格は堅物なメデューサとは打って変わっておちゃらけたおっさんになっており、世界の破壊や【人間】の生命を弄びつつも、【ピット】や【パルテナ】と漫才を繰り返す。
女性キャラに対して「たん」や「きゅん」等の呼称を付けて呼んだり、時には状況説明(アドバイス)を出したり、転がってくる玉を見ていきなり「ドンキーコング」って、知ってるぅ?などといったメタ発言を放ったりと、大塚芳忠の濃い演技も相まってどこか憎めない悪役の空気を出している。
自然軍となし崩しに停戦して【混沌の遣い】?を片付けた後は最後に残った大ボスとなり、彼自身の軍勢と戦う事となる。直接戦闘では三種の神器を破壊してしまうほどの高い実力も持つ。
23章では彼に食われたピットが体内を進むことになるのだが、その際にはピットを消化するためにウンチだのウンコだのを連呼してくるとんでもオヤジと化してしまう。しかもそんな中で戦う【ハデスの心臓】?が普通に強いボスなのだからたまらない。
25章では【真・三種の神器】?を破壊するものの、復活したメデューサに妨害される。メデューサをすかさず打ち取るものの、ピット達の連携攻撃によってそのまま止めを刺されて消滅した。
スタッフロールの最後まで放置すると、突然彼がブツブツと喋り始め、冥府最強の自分を倒したピットを任天堂最強などと褒め称えたり、突然セーブデータを消そうとするドッキリをしたり、実体がなくなったのに言いたい放題した後、ボスバトルが解禁されたのを告知してくれる。
3DSにフィギュアが登場。「冥府神ハデス」名義。流石に天界漫才には殴り込んで来なかった。
スピリッツが登場。超化すると「怒りのハデス」になる。