メデューサ とは、空想の種族、及びそれを元にしたキャラクター。
メデューサ |
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他言語 |
Medusa |
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別名義 |
メディウサ | |
初登場 |
【光神話 パルテナの鏡】 |
ギリシャ神話に登場する怪物。ゴルゴーン3姉妹の末妹。
髪が全て【ヘビ】になっており、目で睨んだ相手を石化させる力を持つ。
【ポセイドン】?とは愛人の関係を持つ。
元々は美少女であったがポセイドンとの関係を気に食わなかった女神アテナに怪物に変化させられてしまい、最終的には英雄ペルセウスによって討伐される。
ファンタジー作品ではヘビの髪を持つモンスターとして登場する事が非常に多いが、単なる敵としてデザインと名前だけが使用されるケースが大半でギリシャ神話の人間関係を踏まえた扱いは少ない。
本作のラスボス。
公式イラストでは太った1つ目の化け物の姿で描かれているが、ゲーム中では壁と一体化した巨大な一つ目の顔という異形感をより強調された姿となっている。
説明書掲載のプロローグによると以前は自身と対を成す光の女神【パルテナ】と共に「闇の女神」としてエンジェランドを治めていた。
しかし【人間】を嫌っており、人が育てた作物を枯らす、石にするなどの嫌がらせを執拗に行い、怒ったパルテナによって化け物の姿に変えられて冥府界へと閉じ込められてしまう。
閉じ込められたメデューサはパルテナを呪い、冥府界の怪物や悪霊と手を組んで大軍隊を結成。その軍勢はパルテナ軍を凌ぐ程となり、奇襲攻撃でパルテナ軍を打ち破る事に成功。
力の象徴であった「三種の神器」を奪い去り、パルテナを天空の神殿へと幽閉した。
当時ではかなり珍しい原典に近い形のメデューサであり、プロローグでは天界を壊滅状態に追い込んだ強敵として描写されているのだが、
ゲーム中でははっきり言って非常に弱く、適当にライトアロー(光の矢)を乱射しているだけで倒せてしまう。最終ステージが簡単すぎるだけとも言えるが……。
原典に近い形なのだが、ゴルゴーン3姉妹やポセイドンの存在には特に触れられていない。
ちなみに日本国外版では撃破演出が異なり、巨大な一つ目が消滅した後、本体から人影が出てきて前のめりに崩れ落ちるという演出になっている。
本作では美女のような外見。二つ名は冥界女王。
神々の一柱らしい巨躯を持つが、追いつめられると自ら首を切り離して前作のような一つ目の怪物の形態をとる。
どのキャラクターも大なり小なりボケる本作において終始一貫真面目なキャラを貫き通す数少ない存在。
前作のラスボスではあるが、彼女を倒してからがシナリオの本番と言っていい。
【ハデス】の力によって蘇らせられたが、本人はその事実を知らなかった。
ピットに「なぜ蘇ってまでこんなことをするんだ」と聞かれた際にも「自分でもよくわからない」「まるで操り人形にでもなったかのような気分だ」と語っており、その行動が自らの意志によるものではないことを悟ってはいたようだ。
前半部で三種の神器を持ったピットに倒されて以降出番はなかったが、最終盤に復活。
ピットではなく自身を利用したハデスを敵視しており、不意打ちの一撃でハデスの首を吹き飛ばす前作ラスボスの意地を見せつける。
それでもハデスには及ばず返り討ちに会ってしまうが、彼女が作り上げてくれた隙がピット達の逆転の最後のチャンスとなる。
本作では原典で彼女が怪物になるきっかけを作った張本人ならぬ張本神のポセイドンが出て来るが、特に絡みはない。
スピリッツとして登場。スピリッツバトルは終点化したすれちがい伝説で、ジャイアントパルテナが相手。
初代版は超化前、新版が超化後となっている。強力なスキルである「ジャイアント化」を持っており、使いやすい。
悪魔城ドラキュラの物は「メデ ィウ サ(英語ではMedusa Head)」表記なので名前は被ってはいない。
プチゲーム、「メデューサ」ではメデューサになった【ワリオ】が登場。
パーティーゲーム、「こっそりメデューサ」ではワリオではない独自のデザインで登場。
見つめられている時は動いてはいけないところは共通。