デスボーン
とは、【F-ZERO GX】のキャラクター。
デスボーン |
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他言語 |
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性別 |
男 | |
年齢 |
不明 | |
声優 |
若本規夫(*1) | |
初登場 |
【F-ZERO GX】 |
悪の帝王【ブラック シャドー】すら恐れている極悪な存在。
【F-ZERO GX】の4年前に起こった大事故以降「F-ZERO」パイロット数名が行方不明になるという事故が発生しており、その容疑者として【フェニックス】の所属する時空警察の捜査線上に浮かび上がっている。
過去に3回死んだ事があり、完全に機械の体となったため不死身の体質である。
彼のマシン、【ダークシュナイダー】は彼以外が乗るとコックピットから毒針が出る。
ブラックシャドーですら恐れる大物であり、【キャプテン・ファルコン】達が暮らす表の世界とは別次元の「裏世界」におけるF-ZEROグランプリの覇者。
表の世界のF-ZEROグランプリのチャンピオンベルトを手に入れるようブラックシャドーに命じていたのだが、またしても失敗した彼を見限り、ストーリー8話でキャプテン・ファルコンと対に対面。
曰くファルコンとデスボーンがそれぞれ持っているチャンピオンベルトは宇宙を生み出す強大な陰と陽のパワーを秘めており、両方を手に入れれば銀河を消し去るほどの力を手にすることができるのだという。
その力を持って宇宙を支配するため
1対1で正々堂々とレースで勝負してベルトを手に入れるのが目的
という、スケールのデカイ悪事を働こうとするくせに妙に律儀な態度でファルコンに勝負を挑んでくる。
レースでは前述の不死身体質通りいくらクラッシュしたり突き落としたりしても復活するという特性があり、純粋にレースで勝つ必要がある。
本人が不死身体質なのはともかく何故マシンまで復活するのか。
結局ファルコンにレースで敗れ、動揺するままにコースアウトして溶岩に落下してしまいベルトはファルコンの物になる。
こうして巨悪から銀河をも揺るがしかねないベルトを守ることができたファルコンだったが、9話にて
実はデスボーン自体がチャンピオンベルトに宿る【創造主】によって作られた傀儡に過ぎない
ことが判明する。
デスボーンが語っていたベルトに宿る強大な力の話は誤りであり、宇宙をも支配する力は陰と陽のベルトを手に入れたチャンピオンそのものに宿っていることが明らかになる。
デスボーン自体は創造主の最高傑作だったものの、そのデスボーンを倒したキャプテンファルコン自身にこそその強大な力が宿っており、その力を利用して宇宙を改めて支配せんとする創造主と、それを阻止して平和を守ろうとするキャプテン・ファルコンの宇宙の命運をかけた最後の戦いが始まる……
……以上のように
「前作でライバルキャラとして登場したブラックシャドーをも上回る恐ろしい強敵」
という如何にもラスボス感溢れる触れ込みで登場した割には、
彼自身もほとんど自覚のないまま創造主の掌で踊らされていたにすぎない
という何とも言えない微妙な立ち位置のキャラクターである。
後述するアニメでの扱いもこのあたりのどうにも使いづらい立ち位置が起因していると思われる。
プレイアブルキャラの1人でもあり、使用できるようにするにはすべてのストーリーをノーマルでクリアする必要がある。
ムービーでは巨大な自分が街を破壊する映画を見て、興奮するあまり、周りの客が帰っていく。
【ドン ジーニー】と繋がりがあるF-ZERO委員会の人物として登場。また、銀河連邦の重鎮でもある。
ドンジーニー同様、本作ではマシンに乗り込みレースする描写はない。
機械のような見た目通り、少し変わった声色で話す。
正体はドンジーニー共々ブラック シャドー(*2)であることが終盤に判明する。
つまり、アニメ「F-ZERO ファルコン伝説」においてはブラック シャドーがそもそもレース自体も主宰していた(*3)という事であり、ストーリー後半にて高機動小隊が怪しげなF-ZEROレースの大会に参加させられていた事自体、ブラック シャドーの掌で踊らされていたという事になる。
ストーリーラインのイラストにのみ登場。
WiiUでフィギュアとして登場。