【キャプテン・ファルコン】

キャプテン・ファルコン とは、【F-ZERO】のキャラクター。

プロフィール

キャプテン・ファルコン

他言語

Captain Falcon (英語)

別名義

キャプテン ファルコン

種族

【人間】

性別

年齢

『F-ZERO』など*1:不明
『F-ZERO X』:36歳
『F-ZERO GX』:37歳

職業

レーサー、賞金稼ぎ

出身

ポートタウン

声優

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』:堀川りょう
『F-ZERO GX』:エリック・ケルソー
『F-ZERO ファルコン伝説』:田中秀幸

デザイン

今村孝矢

初登場

【F-ZERO】

一流の腕前を持つF-ZEROレーサーで、F-ZEROグランプリの常連パイロット。愛機【ブルーファルコン】と共に過酷なレースを走り抜く。
普段は寡黙な素振りをしているが、レースの事となるとインタビューなどの節々から熱い想いを垣間見ることができる。
プロフィールはポートタウン出身ということ以外殆どが不明で謎に満ちた人物でもある。
レースだけでなく賞金稼ぎとしても有名で、非常に筋肉質な身体を持つ。【サムライ ゴロー】からは一方的にライバル視されている。

作品別

F-ZEROシリーズ

【F-ZERO】

ブルーファルコンのパイロット。ただし説明書の漫画『THE STORY OF CAPTAIN FALCON』のみの登場。ゲーム中に出てこないに関わらず本作が初登場扱いされるのはそのため。本作での一人称は「俺」で、年齢はおよそ30代前半らしい。
また、ファルコンメットのデザインも少々違う。

【F-ZERO X】

ブルーファルコンのパイロット。本作では36歳で一人称は「私」。
マスタークラス優勝時にはヘルメットを抜いで引退宣言を行う。この際の素顔は後の【バート レミング】のように顔の左眉に傷があるが、顎は割れていない。

【F-ZERO GX】

前作で引退したはずだが、相変わらずブルーファルコンのパイロットを務めレースに参加する。本作では37歳であり、一人称も「俺」で顎が割れている上やや好戦的な性格のため、もしかしたらアニメのように『X』とは別人なのかもしれない。
本作ではストーリーモードが存在しており、主人公を務める。
レーサーとして次のF-ZERO大会に向けて鍛錬に臨む一方で、ブラックシャドーの悪事を止めるヒーローとしての活躍ぶりも描かれている。
前回大会同様純粋にレーサーとしての勝利のためにF-ZEROの優勝を目指していたファルコンだったが、実はブラック シャドーを超える大物、裏宇宙の覇者【デスボーン】に目を付けられていたことが発覚。
最終的にはそのデスボーンをも超える全宇宙を生み出した【創造主】と、宇宙の命運をかけて正々堂々レースをするというとんでもなくスケールの大きい話になる。

【F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE】

設定上で名前のみ登場。彼らが全盛期だった時代から四半世紀経っているため、本人の出番はないが、血縁者を名乗る【ケント・アケチ】が登場する。

【F-ZERO ファルコン伝説】

謎の凄腕レーサー。本作では他のシリーズの作品と異なり、顎が割れている(いわゆるケツアゴである。)。
レース中やピンチの際に幾度となく登場し、ダークミリオンに苦戦する【リュウ スザク】や高機動小隊を助ける事もある。
ファルコンハウスでカフェを営む【バート レミング】は彼の大ファンであり、大量のグッズを所有している。

正体はバート本人であり、【ジョディ サマー】の兄の【アンディ サマー】でもある。【ドラゴンバード】の設計図を渡されたドクターだけはその正体を最初から知っていた。また、本作ではキャプテンファルコンというのは代々引き継がれる正義の味方の称号であり、バートもそれを引き継いだうちの一人という設定になっている。

【ブラッド ファルコン】に巻き込まれ一度離脱するが、どうにか彼を倒してリアクターマイトを奪ったらしく、【バーサーカー】として変装し帰ってくる。

最終回では【ブラック シャドー】と凄まじいぶつかり合いとなり、決死のファルコンパンチでこれを撃破。直後のダークマターリアクターの爆発に巻き込まれ死亡する。
その後、エピローグでリュウがファルコンメットとブルーファルコンを引き継ぎ、次世代のキャプテン・ファルコンとして活躍する場面で物語は幕を下ろす。

本編の範囲では一貫して寡黙で真面目なキャラクターなのだが、正体がバートであることを踏まえてみると、毎週「バートのF-ZERO教室」で他人のフリをしながらノリノリでキャプテンファルコンのことを讃えつつ、ライバルのブラックシャドーに対してはしょうもない難癖を付けてこき下ろし続ける愉快なおじさんだということがわかってくる。
ちなみにこのノリはファルコンの正体がバートだとわかった後も改められることはなく、行方不明になる最終回直前までノリノリでファルコンのことをほめ続けていた。

【F-ZERO ファルコン伝説(ゲーム)】

最初から選択できるキャラクターの1人。本作のストーリーモードの主人公のうちの一人を務める。ストーリーのタイトルは「要人護衛任務」。クラッシュを助けるよう【ドクター スチュワート】に依頼される。
賞金次第で隠しシナリオに突入することができる。ちなみに隠しシナリオがあるのはリュウと彼だけである。

【F-ZERO クライマックス】

初期プレイヤーの1人として登場。当然マシンはブルーファルコン。
また、条件を満たすとバーサーカーにも変身する。

リュウ スザクも条件を満たすとキャプテン ファルコンになる。条件は難易度MASTERのシルバーカップで1位をとったあとRボタンを押してリュウを選択すること。
そちらの使用マシンは【ブルーファルコン2】であり、やや性能が異なる。

【F-ZERO 99】

初代がベースのため、レース中のゲーム内には登場しないがメニュー画面で初代の説明書に描かれたイラストを使用したアイコンで姿を見られる。
また、チュートリアルにてブルーファルコンに搭乗した対戦相手CPUとしても名前が登場している。
正直ロード画面で頻繁に登場する【Mr.ZERO】の方が目立っている。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

本シリーズでは、隠しファイターと初期ファイターを交互に繰り返して参戦している。
更に原作では銃などを所持している事もあったが、本シリーズでは飛び道具を持たない。
また、こちらのファルコンはコメディ要素の強いキャラ付けがされている。

【ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ】

隠しキャラクター。原作では『F-ZERO』の取扱説明書内を除いて戦っていないのでワザは全て新規のものとなっており、炎を纏った「ファルコンパンチ」と「ファルコンキック」という謎の必殺ワザを会得。
弱攻撃3の「ニーバット」の時にAボタンを連打していると、百裂攻撃の「マッハパンチ」が繰り出せる。
レーサーというだけあって足が非常に速い。本作の全ファイターの中でダッシュは最速。
高い機動力と高いパワーがマッチした非常に強力なキャラクターで、攻撃面においては本作最強の呼び声も。
復帰力が高い【ピカチュウ】【カービィ】には一歩譲ると考えられているが、それでもこの2キャラと対等に渡り合うことが可能。

名前だけ借りたオリジナルキャラクターと言っていい状態なのだが、独特の性能と堀川りょうのノリノリなボイスも相まって目立ち、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではこのキャラクターが定着する事となる。

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でのキャラボイスは、本作に収録されたものが次作以降も使われ続けている。

『格闘ゲーム竜王』のプロトタイプキャラの骨格やモーションを一部流用しており、サムスも彼のモーションを一部流用しているようだ。

【大乱闘スマッシュブラザーズDX】

基本キャラクター。重量は「104」に減少した。2種類のホームステージ等も登場した。横必殺ワザはアッパーカットの「ファルコンナックル」。
前空中攻撃が「ストライキングニー」(通称「膝」)に変更され、本作以降のファルコンの第2の代名詞と化した。
横強攻撃が「ラウンドキック」、下強攻撃が「スプロールキック」、横スマッシュ攻撃が「オーバーヒートエルボー」、上スマッシュ攻撃が「デュアルエッジ」、下スマッシュ攻撃が「フロント&バックキック」、通常空中攻撃が「ロータリーキック」、前投げが「ショートボディブロー」に変更された。
本作でもダッシュは最速。落下速度が速いので上方向へふっとばされてもすぐに降りてこれる一方、コンボやお手玉を受けやすく、大半のファイターの投げ連も受けやすい。
前作に比べると地上攻撃の性能が概ね弱体化しているものの、前述の「膝」を始めとした空中攻撃の数々はいまだ強力。
高い機動力と本作のゲーム設計が非常にマッチしており、前作のように最上位と言うほどではないが最上位層とも十分戦える強キャラ。

イベント戦Lv.33「めざすゴールはただひとつ」では、大破したブルーファルコンに代わり、なんとF-ZEROマシンをかいくぐり、自らの脚でビッグブルーを走り切るという暴挙に出ている。しかも、ブルーファルコンは大破して無いのかと思いきや、普通にF-ZEROマシン群の中に混じっている とっととそのスペアマシン使ってくれ
また、このイベントではゲーム内時間が2倍(制限時間も実質22.5秒)で進むうえ、F-ZEROマシンに轢かれたらほぼ即死状態であるため難易度はかなり高いものになっている。

【大乱闘スマッシュブラザーズX】

隠しキャラクター。ただしコースだけ先に公開されていたので大半のユーザーに続投は予測されていた。
ファルコンパンチは反対側へ振り向けるようになった。最後の切りふだは「ブルーファルコン」。本作の最後の切りふだは、彼だけビジュアル型になっている。
ダッシュスピードは、本作から参戦したソニックに追い抜かれて2位になってしまった。
ダッシュだけならまだよかったのだが、全体的な技の後隙が大きくなってしまっている他、自慢だったパワーそのものも弱体化。
「膝」から「膝」を繋ぐことが可能だったバリバリのコンボキャラだった前作と違い、コンボ性が低い本作においてはダメージソースもあまりなく、
結果として前作までの強みをほぼ失うという最下層レベルの弱さまで落ち込んでしまった。

「亜空の使者」では【キャプテン・オリマー】【ピクミン】達とほぼ同時期に登場。ブルーファルコンでロボットを吹き飛ばすものの、勢い余ってロボットを攻撃していたピクミンを根こそぎ昇天させてしまうというギャグのようなシーンに……。
その後は【ドンキーコング】【ディディーコング】と協力したり、【ファルコン・フライヤー】を呼び出して爆発寸前の亜空間爆弾工場からファイター達を脱出させたりとまぁまぁな活躍を見せる。
「亜空間突入口」の最後で【タブー】のOFF波動を受けてフィギュア化してしまった。その後は「亜空間(上)」にて任意で救出可能。

シャドーモセス島の通信ではスネークとオタコンがやけにノリノリで彼の物真似をしているが、これはオタコンの担当声優の田中秀幸が前述のアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』でキャプテンファルコン及びバートを担当していた事から来る、所謂声優ネタと思われる。
残念ながらオタコンが真似したセリフは「ファルコンキック」だったのでアニメ最終回のファルコンパンチの再現にはならなかった。

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

初期ファイターとして参戦。【ルフレ】【ルキナ】の参戦ムービーで相手役として参戦発表された。
【ファイアーエムブレム 覚醒】風のムービーで描かれる中で、横たわる【クロム】を尻目に、「お父様は私が守ります!」と言い放つルキナに不敵な笑みを浮かべながら相手する様が何故だが悪役チックに描かれておりとてもシュール。
ルキナの太刀筋を素手で完全に捌き切り、ファルコンパンチでとどめを刺そうとしたところに、エルウインドの緑色の光刃が飛び込んできたため中断。これまたやけにかっこいい動きで回避した所に上を見上げると、新規ファイターのルフレがそこにいて……

弱攻撃2の「ストレート」から、弱攻撃3の「ニーバット」か百裂攻撃の「マッハパンチ」に分岐するようになった。
フィニッシュワザの「ボディブロー」が追加された。これはニーバットとマッハパンチのどちらからでも繰り出せる。
前作の散々過ぎた性能を見直され、各種攻撃が威力の強化や判定が強化されて再び上位クラスに舞い戻った。
特に「ファルコンナックル」の強化が目覚ましく、ちょっとしたスマッシュ攻撃張りの撃墜力を持つ恐怖の奇襲技と化している。
特設リングでの通り名は「音速のF—ZEROパイロット」。音速を出せるのはあくまでF-ZEROマシンのブルーファルコンであって、キャプテン・ファルコン本人ではない……のだが、先述の通り『DX』ではブルーファルコン無しに自身の脚だけでビッグブルーを走りきっているのであながち間違いでもないかも?

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

隠しファイターの一人。横スマッシュ攻撃が裏拳で攻撃する「オーバーヒートバックナックル」に変更された。
相変わらず高いコンボ火力と機動力は失われていないが、前作に比べると技の判定がやや弱体化した他、撃墜技の使い勝手が悪くなるなど、総合的に見ると弱体化し、キャラランク的には中堅程度という声が多い。
前作で性能が変わった「ファルコンナックル」は再びガラリと変化し、撃墜力は大幅に低下したものの、発生・後隙両方かなり短くなり、10.0%以下のダメージを受けても吹っ飛ばないアーマーが付与されるというより奇襲・コンボ向けの技となった。
他のファイターと同じように、アップデートで何度か強化されている。

「灯火の星」では【キーラ】の攻撃から逃れようとしたが、ブルーファルコンに乗り込む最中にキーラが放った光線に当たり、スピリット化してしまった。
「光の世界」の「サーキット」エリアで解放可能。

ファイタースピリットのアートワークは『F-ZERO GX/AX』のもの。

【ミェンミェン】の参戦ムービー「【スマブラSP】ラーメン大好き娘さん」ではカービィと共にミェンミェンの店でラーメンを食べていた。
あくまでもミェンミェンの紹介動画なのだが、ラーメンをすするファルコンの妙な躍動感と迫力あるシュールな姿に多くのユーザー注目してしまい、Twitterでも肝心のミェンミェンを差し置いて「ファルコン・ランチ*2」のほうが先にトレンド入りするという珍事まで発生した。
途中からミェンミェンは店を放り出して、他のARMS選手たちのスマブラ参戦チケット争奪戦に参加し、漁夫の利を得る形でそれを手に入れるのだが、最後はラーメンを食べるミェンミェンとカービィ、 それを後ろから店員衣装を纏って眺めるファルコン 、というこれまたシュールなシーンで締めくくられる。
恐らく店をすっぽかしたミェンミェンの代わりに店番を担当してくれたということなのだろうが、やはり飲食店経営経験があったのだろうか。
彼とカービィがこのムービーに抜擢されたのは「純粋に構成がハマりそうだったから。」とのこと。
ラーメンをすする音を収録するためだけに担当声優の堀川りょうを呼び、およそ22年ぶりの新録を行ったことも語られた。

その他の作品

【スーパーマリオメーカー】?

キャラマリオが登場。

【星のカービィ スーパーデラックス】

「洞窟大作戦」にてファルコンメットがお宝として登場する。

【星のカービィ ウルトラスーパーデラックス】

こちらでも洞窟大作戦のお宝にファルコンメットが登場する。

能力・武器

肉体技のほとんどが『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』にて新たに作られた技である。

  • 拳銃
    『F-ZERO』の説明書のコミック『THE STORY OF CAPTAIN FALCON』にて使用した黄色いビームを発射する光線銃。賞金首【スケール・ヘッド】の発砲を回避した直後にこれで返り討ちにするシーンある。
  • ニーバット
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』での弱攻撃3。膝蹴りを繰り出す。
  • マッハパンチ
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』での百裂攻撃。百烈拳を繰り出す。
  • ファイヤーキック
    『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』での横スマッシュ攻撃。炎属性の前蹴りを繰り出す。
  • アクセルターンキック
    『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』での下スマッシュ攻撃。右足で時計回りに回し蹴りする。
  • ストライキングニー
    『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降の前空中攻撃。空中での膝蹴り。出始めの膝先を相手に当てると与えるダメージが増える(ちなみに電撃属性付き)が、それ以外はカス当たりになり相手に与えるダメージが少なくなる。
  • スタンピードボム
    下空中攻撃。両足を曲げて力を溜め、踏み付けるように両足を伸ばすメテオワザ。
  • ファルコンパンチ
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』で使用したオリジナル必殺ワザ。「ファルコン…!パーンチ!!」と叫び声を挙げつつ、【フェニックス】のような形の炎を纏って強烈なパンチを繰り出す。『X』以降は反対側へ振り向ける。
    原作に無い技だが、堀川りょうの叫び声と分かりやすいロマン技的な性能によりキャプテン・ファルコンの代名詞となり、遂にはアニメ版で逆輸入される。ただしアニメ版では電撃を纏ったパンチになっている。
  • ファルコンキック
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の下必殺ワザにあたる。炎を纏ったキックを放つ。
    地上で使用すると前進し、空中で使用すると斜め下へと進む。
    『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではオタコンがこれを叫ぶ。恐らく声優ネタである。ファルコンパンチは出せなかったようだ。
  • ファルコンダイブ
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の上必殺ワザにあたる。飛び上がって相手を掴む。
  • ファルコンナックル
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の横必殺ワザにあたる。炎を纏ったアッパーカットを繰り出す。
    空中で使った場合は振り下ろすメテオワザに変化する。
  • 【ブルーファルコン】
    愛機。これに乗って各F-ZEROレースに参加している。
    ただし大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは最後の切りふだとして採用しており、これに乗って相手を轢いてぶっ飛ばす。それでいいのかキャプテン・ファルコン。
  • ブーストファイヤー
    アニメ版の使用技。マシンのスピンブーストにリアクターマイトのエネルギーで青い炎を纏わせ猛スピードで超高速回転する。
    リアクターマイトを1つしか搭載していないため、終盤のドラゴンバードの「ブーストファイヤーフルパワー」には威力で負けるが、リアクターマイトを2つ搭載しているうえボディが頑丈なブラックブルのブラックファイヤーと互角に渡り合えるのはやはりファルコンのドライビングテクニックならではである。

おもなセリフ

  • 貴様ら、ベルトはしっかり締めとけよ。お楽しみはこれからだぜ!
    『F-ZERO』説明書内でレースが始まる直前に彼が言ったセリフ。
  • お前らに、男の走りってやつを教えてやろう!
    『F-ZERO』説明書内でのレース開始時のセリフ。漫画はこのシーンで終わっており、「男の走り」が何なのかは明かされていない。
  • オレはF-ZEROをやるために生まれてきた男だ!
    GXでの「なぜF-ZEROレーサーになったのか」というインタビューを受けた際のセリフ。
  • 勝利は運ではない 自分の力でつかみ取れ!
    GXで勝利の秘訣を問われた際のセリフ。実力で勝利を手にし続けてきた彼ならではの一言。
  • ファルコンを超えたものだけがファルコンになれる。
    アニメでのファルコンのセリフ。ストーリー中度々この発言をしており、最終回ではこのセリフのあとにリュウスザクに次代のファルコンを任せる。
  • Show me your moves!
    大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのアピールで言うセリフ。
    日本語に訳すと「お前の動きを見せてみろ!」と言っている。
  • Come on! Blue Falcon!
    大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの最後の切り札で言うセリフ。
    実は音声だけは64時代に収録したらしい。
    サウンドテストでは「Come on!」と「Blue Falcon!」は別ボイス扱いされている。

元ネタ推測

  • 『F-ZERO X』での素顔は映画『007』にてティモシー・ダルトンが4代目を演じたジェームズ・ボンドに似ている(『007 リビング・デイライツ』と『007 消されたライセンス』の2作で出演)。
    • 『ファルコン伝説』のバートは同じくダルトン版ボンドをモチーフにしたOVA版『銀河英雄伝説』のワルター・フォン・シェーンコップに寄っている。
      • 『ファルコン伝説』で演じる田中秀幸もジェームズ・ボンドの吹き替えを担当したことがある他、ブラックシャドーを演じた若本規夫もボンドの敵役を演じたことがある。
    • 『スマブラSP』で変更された横スマッシュ攻撃は左裏拳を殴りつける技であるが『007 消されたライセンス』でボンドが左裏拳を使っていたこととの関係は不明。

関連マシン

関連キャラクター

余談

  • 元々は【スーパーファミコン】のイメージキャラクターであり、"キャプテンなんちゃら"なる適当すぎる名前で呼ばれていた。
    そのキャラクターを使ってF-ZEROのパッケージをアメコミ風に描いた所、NOAスタッフの評判が良かったためトントン拍子で話が進み、いつのまにかF-ZEROの専属キャラクターになってしまったという。(参照)
  • ファンの間では『ファルコン伝説』の設定からゲーム版全てのファルコンはそれぞれ別人ではないかという見解が飛び交っているが、唯一世界観が地続きと明確である『X』と『GX』に関しては意見が分かれがち。
    別人であることの根拠としては、前作の引退宣言以外に一人称の違いが取り上げられる。
    逆に同一人物説の根拠は、一人称、性格、口調、語尾などのキャラ付けが『X』から変更されている人物はキャプテン・ファルコンに限った話ではなく、そのほかにも受け継いだという旨の説明はプロフィール等には一切無く、サムライゴローやブラックシャドーといった深い関連人物からの言及も存在しない。
    ただし、どちらの説もあくまで現段階の判断材料による推測であり、真相は製作側のみぞ知るといったところであろうか。
    ちなみに2023年11月3日に元任天堂社員の今村孝矢がキャプテン・ファルコンの好きなところに対するアンサーをしており、その内容から「名を引き継ぐ」設定自体はゲーム版にも存在していると思われる(参照)。
    初代『F-ZERO』に関してはドクタースチュワートが30歳代という点からも分かる通りパラレルワールドであるため、別人なのは確か。

コメント

  • ちなみにアニメ版の彼の正体は、アニメ放送初期に公式ウェブサイトでジョディの兄である事をネタバレされてしまっていた(一応バートとアンディの名前はなし。現在は修正されている) - 7C (2020-11-01 21:56:59)
  • スマブラシリーズでの『スマブラDX』以降のボイスは、『スマブラ64』で使用されなかったものか、既存の音声を加工したものを使っていると自分は考えています。勿論非公式情報なのでここに書きます。 - L-24 (2020-11-02 20:36:42)
  • 素顔のモデルはティモシー・ダルトン演じるジェームズ・ボンドという説もある ちなみにバートは同じくダルトンをモチーフとしたワルター・フォン・シェーンコップにも似ている - 名無しさん (2021-04-26 23:18:35)
  • Show me your moves!って「お前の技を見せてみろ!」じゃないの? - 名無しさん (2021-12-23 10:58:36)
    • 日本語への直訳は動きになるので意訳とはまた異なると思われます - よしこう (2021-12-23 11:24:11)
    • 私の解釈としては「お前の走りを見せてみろ!」の方が好き。 - 名無しさん (2024-07-16 21:19:00)

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  • 人間
最終更新:2024年12月19日 14:55
添付ファイル

*1 『F-ZERO』(およそ30代前半と正確ではない)、『F-ZERO ファルコン伝説』、『F-ZERO クライマックス』を指す。ちなみに、ファルコン伝説のリュウが扮するファルコンはそのままリュウのプロフィールにある23歳+5で28歳前後と解釈することもできるが、『クライマックス』では不明になっている。アンディ(バート)の方はナイスミドルとしか言われていないため30代半ば辺りと推測できるがやはり詳細は不明。

*2 ファルコンパンチとかけたダジャレ。Twitterで同名の有名一般ユーザーが存在しているため元々ネットミームとして使われている単語である。