【F-ZERO クライマックス】

F-ZERO クライマックス とは、【ゲームボーイアドバンス】用のゲーム。

概要

F-ZERO クライマックス


別表記

F-ZERO CLIMAX

ふりがな

えふぜろ くらいまっくす

ハード

【ゲームボーイアドバンス】

メディア

ゲームボーイアドバンス用カートリッジ

ジャンル

レースゲーム

発売元

任天堂

開発元

朱雀

プロデューサー

山上仁志
米澤正弘(ゼネラルプロデューサー)
岩田聡(エグゼクティブプロデューサー)

ディレクター

平田豊
田島梓

プレイ人数

1~4人

発売日

2004/10/21 (日本)
2015/12/16

値段

GBA:4,571円(税抜)
WiiU:715円(税込)

レーティング

CERO:A

対応機能

ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブル
1カートリッジプレイ
マルチカートリッジプレイ

シリーズ

F-ZEROシリーズ

移植・リメイク

【Wii U】?:【バーチャルコンソール】
Switch:【ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online】

【ゲームボーイアドバンス】向けに発売された『F-ZEROシリーズ』の1本。
アニメ【F-ZERO ファルコン伝説】における作中世界を舞台にした、放送終了後に発売されたゲームソフト。
GBA版『F-ZERO ファルコン伝説』の続編的な立ち位置の作品として作られている。

一人用のVSモードやストーリーモードは廃止されたものの、代わりにキャラクターを選択し様々な相手と特殊な条件でレースするサバイバルモードが追加された。
F-ZERO X EXPANSION KIT』以来となるコースエディットシステム、幅広いキーコンフィグの設定、アニメに登場したキャラクターやストーリーを振り返ることができるモードも登場。

「クライマックス」は「最高潮」を指す英単語だが、2023年に【F-ZERO 99】が配信されるまでの19年の間、最後の作品となっていた。

ゲームシステム

  • 新アクション
    従来のブーストの他に、左右同時に押すことでスピンアタックを発動することができる。また、スピンアタック中にブーストを発動することでスピンブースターを発動することができる。その際、アニメでよく言われていたブーストファイヤー(一部マシンではブラックファイヤー)というアナウンスが入る。
  • リアクターマイト
    グランプリでは前作のように2周目以降はブーストが開放されるほか、新たにリアクターマイトが追加され、ブースト中に使用することで1度だけスーパーブーストをかけることができるようになる。
    一周するたびに追加されるので通常では最大2個所持することができる。貯めておいて一気に使うか、徐々に使用するかはプレイヤー次第である。
  • サバイバルモード
    様々なキャラクターと様々な条件で戦うことになるモード。難易度は全部で4段階ある。
    1人クリアするたびにストーリーラインが開放され、CHALLENGE以上でクリアすることでキャラクタープロフィールが開放される。
    リュウのキャプテンファルコン及びブルーファルコン2のみ未登場。
  • コースエディット
    作中に登場する10の惑星から1つ惑星を選び、直線やカーブを組み合わせてコースを作ることができる。惑星によって使用できるパーツと使用できないパーツがあるので注意。
    通信ケーブルやパスワードを使えばコースを交換し楽しむことも可能。
  • キーコンフィグ
    それまでのF-ZEROシリーズよりも多数のボタンを使い細かいキーコンフィグが可能になったほか、特定のキャラクターでサバイバルモードをクリアすると特殊なアクセルやブレーキなどのキーアクションが手に入り、より高度で細かい設定が可能になる。

キャラクター/使用マシンと使用可能条件

ゲームモード

  • グランプリモード
    難易度とカップを選び決められたコースを走る。
    1コース3ラップである。
    難易度NOVICEではレース中に何度クラッシュしてもスペアマシンが減らずに復活することができる。
    ブロンズカップからゴールドカップまでは5コース1カップで、プラチナカップのみ全難易度固定の8コースでレースすることになる。
    カップを完走する、カップで総合1位を取ると隠しマシンが開放される。
  • サバイバルモード
    グランプリをどれか1つでもクリアすると開放される。
    様々な相手と様々な条件で戦うことになる前作のストーリーモードを簡単にしたようなモード。
    ライバルと1対1で戦うレースと全レースのライバルが全員出てくるレースの2種類がある。
    難易度は全部で4つ。
    難易度TOURは5レース、難易度CHALLENGEでは8レース、難易度BATTLEでは10レース、難易度VIOLENCEでは12レースこなすことになる。また、難易度BATTLE以上はスペアマシンの数も減るので注意。
    クリアするとストーリーラインが1つ開放され、難易度Challenge以上でクリアするとクリアキャラクターのキャラクタープロフィールが開放される。
    難易度選択画面ではベストクリアタイムとそれを取ったマシンが登場する。
    自身の使用キャラクターと相手がかぶってしまった場合はアントニオ ガスターが代わりに入ることになる。
    1キャラクターで全ての難易度をプレイするとRボタンで選択できる隠し3人以外の35人と対戦することになるが、この隠し3人でプレイするとなぜか相手が元の自分とかぶってもアントニオ ガスターは入らない。
    条件は3周の通常レース「3LAPs RACE」、1周勝負の「1LAP RACE」、1位をキープしたままレースする「TOP KEEP」、エネルギー0の状態でレースを行う「NO CRASH」、ライバルのマシンを破壊する「DEATH RACE」、800km/hを維持してレースを行う「SPEED 800」、直線を走り切る「STRIGHT」、曲線やジグザグコースを走り抜ける「SLALOM」、ライバルより速く特定位置で停止する「BRAKING」、短いコースを走り抜ける「SHORT RACE」がある。
  • コースエディットモード
    新しくコースを作ることができる。一周するような形状でないとコースと認められず未完成状態になる。
    コースを作るとタイムアタックで実際に走ったり、カメラをセットしレース観戦をすることも可能。
    また、先述のとおり通信、パスワードで交換が可能。
  • タイムアタックモード
    グランプリをクリアすると開放される。
    グランプリで駆け抜けたコースを1人で走ることができる他、エディットコース、チャンピオンシップ、そして前作に登場した様々なマシンでミッションをこなす「ゼロテスト」が収録されている。
    • ゼロテスト
      全部で36のミッションを難易度別にこなしていくモード。1クラスを全てクリアすると次のクラスが開放される。本作では全てクリアしてもマシンは開放されないが、スキルアップには繋げられる。
  • オプション
    BGMやキーコンフィグの設定ができるほか、キャラクタープロフィールやストーリーラインといったアニメ版の設定を見ることができる。
    • コントロールセッティング
      キーコンフィグを変えることが可能。
      固定の4タイプから選ぶこともできるほか、特定のキャラクターでサバイバルモードをクリアするとコンフィグに組み込めるアクションが増えていく。
    • キャラクタープロフィール
      様々なキャラクターの特徴や情報、マシンの特徴が細かく分かる。パイロット38人分のプロフィールがある(キャプテンファルコンになったリュウスザクと、ブルーファルコン2のみ未登場。)。
    • ストーリーライン
      アニメ版F-ZERO ファルコン伝説のストーリーを振り返ることができる。全51話分収録されている。
  • コミュニケーションモード
    通信ケーブルを使い、最大4人までの通信対戦が可能。
    マルチカートリッジプレイか1カートリッジプレイかを選ぶことができる。

コース

攻略情報

  • オープニング画面でしばらく操作をしないか、Rボタンを押すことでバート先生が様々なアクションを紹介するオープニングデモを見ることができる。
    内容は初級編と上級編がある。
  • コース選択時にLR同時押しやRボタンを押して選択するとBGMがアニメで使用していたものに変わる。

関連作品

紹介動画

リンク

公式HP

移植・リメイク

コメント

全てのコメントを見る?

+ タグ編集
  • タグ:
  • F-ZEROシリーズ
  • ゲームソフト
最終更新:2024年11月09日 00:47