Raugon は読み方の確定していない語。
- アナトール・ル・ペルチエはギリシャ語 rôgè から「分裂、分離」の意味とした。
- エドガー・レオニは地名もしくはギリシア語からの借用として、ル・ペルチエの読み方通りかロゴニス川(Rogonis, 現在の Bender-rik)のことではないかとした。
- エヴリット・ブライラーは地名とみなし、フランスの地名ローザン(Rauzan)か、オランジュ(Orange)の大まかなアナグラムではないかとした。
- マリニー・ローズは、Raugon が大文字で書き始められているのは行の最初にあるからであって、固有名詞だからではないとし、ギリシャ語の rôx, rôgos などに由来する「裂け目」「窓」「ブドウの粒」などの意味とした。
- ジャン=ポール・クレベールは、rongne と見なし、「疥癬」の意味とした。
- ピーター・ラメジャラーは rançon (身代金)とした。
登場箇所
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コメントらん
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- ラメジャラー説を支持。それを踏まえたうえで人名のアナグラムの一部となってる単語である。 -- とある信奉者 (2010-11-07 23:47:13)
最終更新:2010年11月07日 23:47