生年月日 |
978年5月12日(22歳) |
出生地 |
セトルラーム共立連邦 |
出身校 |
リンベルーク大学 |
所属政党 |
学園社会党 |
階級 |
学生理事会代表理事 |
在任 |
共立公暦996年~ |
概要
エレイナ・フィルトヴァールは、
セトルラーム共立連邦出身の政治家。ルドラトリス大学付属の高等学校を卒業後、リンベルーク大学に留学し、学生理事会の一員となった。
現在は
ユピトル連合の代表理事を努めており、同国
序列におけるグランド・マスターの一人として数えられる。
自己紹介
はじめまして。私が代表理事のエレイナ・フィルトヴァールです。面倒な話は抜きにして気楽にしてね。……さて、と、君も異世界からの転移者って聞いてるけど、状況はどこまで把握してるのかな?うーん、その様子だと殆ど何も知らされてなさそうだね。あ、大丈夫だよ、私がフォローするからね。とりあえず、学生として入学希望とのことだから、説明するけど、当面の生活費は心配しなくても大丈夫。今の君にできることは、これから勉強して、この世界でやっていけるだけの力を付けることだからね。……そう言われても、って感じだね。さっきも言ったけど、私がフォローするから安心して?質問、感想、意見など、なんでも受け付けるからね。気楽に聞いてね!
来歴
セトルラーム共立連邦のテルスヴィン星区・ヘルトラッド公国・2番コロニーにて生まれる。幼年学校の頃から非常に優秀であり、教師からの勧めに従いルドラトリス付属の少年学校(中等学校に相当)に進学した。同学園では特に目立つことはなかったが、国際政治に興味を持ち、その才能を伸ばしてきた経歴を持つ。ユピトル(リンベルーク大学)に留学して以降は母国での成績を買われて風紀委員長に就任。さらに軍事委員長としての職歴を重ね、18歳という異例の若さで代表理事となった。なお、少年学校を卒業後、全ての試験に合格していたため渡航にかかる費用は免除されている。ラボラトリー相当の卒業資格を得て以降も大学に在籍し、学生理事会を統率。代表理事としての職務を継続した。
人物
非常に明るく、思いやりに満ちた人物として慕われる。人と打ち解けるのが得意であり、説得の最終兵器として投入される場面もあった。緊急時、即座に状況を分析し、決断できる実行力の持ち主。基本的に動じることがなく、完璧人間のように誤解されがちであるが、本人曰く、重度の寂しがり屋で人と過ごしている方が安心できるという(本当か?)。「情けない父親」の姿を見て育った反動からか、自ら渦中に飛び込む傾向があるために多くの友人から心配された。一方、外交交渉にあたっては、諸外国の首脳を相手に毅然とした態度を貫く強さを持つ。時には天敵とされる
ヴァンス・フリートン連邦大統領の圧力に対しても再考を求めることがあり、慎重に言葉を選んで説得するなど政治家としての粘り強さを発揮する場面もあった。
問題行動
自分が説得上手である反面、誰かに説得されたり怒られたりすると分からせプレイモードに突入し、興奮し始める謎の性癖がある。
それも、自分が反論できなくなればなるほど感じてしまうという質の悪いやつで、誰にも理解されない奇行として報じられた。
しかし、これには一応の理由があり、過去に経験した特別な出来事に関係しているとのことだが、エレイナ本人が多くを語らず謎のベールに包まれているのが現状らしい。
誰かを説き伏せたり分からせたりすると成し遂げた気分になって高揚してしまう。就任時点で、この世の終わりのような人生哲学を得て久しく、全てが手遅れであることを周辺に悟らせた。(副官の談)
異能
令咏術における基本四属性の他、雷スクリプトを習得しており、重ね合わせによる擬似的なシールド展開能力を持つ。主に素粒子を用いたトンネル効果を利用し、カウンター攻撃に転じる戦法を得意とした。つまり、対戦者の技能レベルに応じて強力な一撃を食らわせるスタイルを取るが、事象のベクトル操作に伴う大量の情報流入に耐えなければならないため、非常な苦痛を強いられる代償に苛まれた。また、一度に大勢の相手をすることはできず、その場合は下位詠唱術式(シート)の組み合わせによる高速詠唱を講じて戦うことになる。大抵の場面においては、前述の異能を温存せざるをえないデメリットを抱えることから、本気を出すタイミングを慎重に判断しなければならない。一言で表すなら、受けた攻撃が強ければ強いほど強くなるタイプで、その分、融通が効かない仕様に悩んでいるという。(本人の談)
語録
「大丈夫。責任は全て私が取るし、あなたに迷惑はかけないから。安心して言われたことを実行してね」
共立同盟への加盟に反発する党内重役に。独立の精神を問われる決断で、過去数世紀にわたる自主防衛路線を転換させた。
「私の焼きそばパンを食べたのは誰?今なら厳重注意で許してあげるから正直に申し出なさい!」
党内会議において。皆の緊張を和らげるために。
「ありがとう。……えーっと、なになに、今度のお願いは無茶振りなやつでないことを祈るけどぉ?」
帝国政府の「要請」に。副官曰く、「絶対無茶振り期待してるだろ」
「ウォールムレジスタンスねぇ……ロッフィーじゃあるまいし、何とかしたいところだけども」
ウォールム校に対する隔離政策について。副官曰く、「ロッフィー呼ばわりやめろ」
「説得、確認、成立と、やることが多いね。それにまたFおじと会談するの?うーん、たのしみー!w」
山積する問題や天敵との交渉にあたって、良からぬ期待をしており。普通に怒られました。副官曰く、「Fおじ言うな」。
「どうしよう?あたし、色々合意しちゃうかも……」
ロフィルナ王国との外交交渉において、鼻息が荒く。……全てを察したエレイナの副官は自ら公の戦場へと赴き、
Bの大宰相を相手に代理(修羅)の役目を果たした。
「さすが大宰相と言うべきか……色々極めてるし、つか、極道そのものだよね。……やばい、ちょっと興奮してきた。今からイッていいですか❓」
あまりよろしくない国同士の関係は横に置いておくとしても、
コックスおじさんへの憧れが抑えられない様子。そして吐息が荒い。副官曰く、「だめに決まってんだろ」()
「私をこんなふうにしたのはあなたでしょう?こんな体にしておいて。ひどいです。傷つきました……」
「ああもうっ……なっさけないなぁ!このいくじなし!けだもの!変態!童貞!なに泣いてんのさ!」
普段はセクハラ発言満載だけど、いざという時の軽いキッスしかできなかった
純朴変態おじさんに。副官曰く、「なんだその関係」。
「指導者たるもの、炎上して然るべきでしょ?あなたはフリー素材になるべき人間。分かりましたね?」
諸々の事後処理に追われて泣き言を漏らすセ連邦の
ゾレイモス首相に。普通にキレられました。
「国際外交は性癖です。我が国として、どの政策を推すべきか?あなた達一人一人の投票にかかっていますっ!」
学園を揺るがす伝説の迷言となり、エレイナに対する皆の印象を後戻りできないところまで確定させた。副官曰く、「もうだめだこの人」。
批判
「政治を推し活感覚で語るな」と批判する国民もおり、日夜激烈な圧力(誹謗中傷+α)を受けているわけだが。
渦中の張本人は気にしていないどころか大真面目だったりするわけで、副官曰く「もう諦めている」とのことらしい。
交友関係
高校時代に色々なことを教わった。
令咏魔術分野における恩師。良識人として知られるメレザから社会通念の何たるかを叩き込まれたはすだが……
エレイナの副官は指摘する。「どうしてそうなった」……と。常識から逸脱しすぎているエレイナの政治活動を今のメレザがどのように評価しているのかは横に置いておくとして。
個人的な相性としては意外と悪くないらしく、茶会の腐れ縁が続いているという。あらゆる事件に苦悩するメレザに変質者の処し方を助言した。
かつて自分を打ち負かし、強さの何たるかを教えてくれた。尊敬の対象。彼に対してエレイナは事あるごとに課題を突きつけ、完全論破されることに至上の悦びを感じているようだが。。。
「あなたが関わっている、その人物、ガチもんのヤバい存在ですよ……」(
とある先輩の談)
もはや論理とか法律といった次元の話ではなく、気合と根性だけで全てを吹き飛ばし、国際外交の何たるかを体現しているコックスおじさんの生き様に痺れたそう。
前任の代表理事。大学の先輩にあたる人物で、何でも話せる仲。同じ対外穏健派として強固な関係を築いており、互いにフォローしている。
現アケノミヤ市長。一年生時代の恩師で、時折、酒を飲み交わしている。豊富な政治経験から、
隣国の大統領を相手に交渉できる数少ない理解者の一人。
恋人兼愛人?こういう類のイカれたおっさんが好きで、わけのわからない愛の告白に乗ってしまったというね。守備範囲広すぎやろ。(副官の談)
K160リヴォリャーツィヤ
恋人仲間にして、特殊な潜水艦(特異収集局案件)の家主。事あるごとにいけない話題をふっかけたりしている。
恋人兼百合仲間にして、一線を超えた。分からせたり分からせられたり、この世の終わりのような地獄プレイに花を咲かせているのだとか。(副官の談)
メレザ・レクネール主催の茶会において互いのことを知る。尊大な態度を取られ、生物音響学的な意味で分からせたのが親睦のきっかけとなった。
あまりよろしくない国同士の関係はさておいて、個人的には気持ちの良い話相手となり、以降は分からせたり分からせられたりしている。どんな関係ですか?(副官の談)
エピソード
- 若年ながら隣国の大統領を相手に壮絶な外交ラップバトル(❓)を繰り広げる。普通に気持ちが良い(❓)らしい。
- 食べ物の恨みを忘れないタイプらしく、自室のおやつをつまみ食いした後輩を地獄の果てまで追い詰めて焼きそばパンを奢らせた。
- カードゲームで敗北した先輩の仇を取るため、隣国の首相に決闘を申し込む。普通に断られた。
- 14歳の時に中二病を発症。調子に乗って暴れまくった結果、本物と出くわし、酷い仕打ちを受けたトラウマがある。
- セ連大統領をして、「末恐ろしい存在」。「ALIUSと張り合えるかもしれない狂気である」と言わしめた。
- 帝国官房に性癖の迫真部分を記録した映像を握られ、外交的に脅された結果、性癖を発動し、副官が交渉せざるを得なくなった前科を持つ。だめじゃんこいつ。()
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最終更新:2024年12月29日 00:19