内容
聞こえるか?
私は遠い過去からお前に語りかけている! 私の声が聞こえるか? おそらく聞こえていることだろう!
お前は喋る狐に「
Spirit Stone(スピリットストーン)」を与え、今やお前自身が喋る狐となった。
お前は疑問を抱いているはずだ。精霊狐(スピリットフォックス)なら誰もが抱く疑問だ。
だからこそ、私はこのメッセージを残した。
もし私の目論見が正しければ、未来のすべての狐がこれを耳にするはずだ。
お前が知っておくべきことをここに記そう。
スピリットフォックスとは何か?
お前は今や自然の精霊だ。もはや凡俗(モータル)ではない。おそらく、死ぬこともないだろう。
試してみるがいい! どういうわけか、お前が死ぬことはないと気づくはずだ。
非常に便利だろう! だが忘れるな、お前の狐の体は肉と骨でできており、かけがえのないものだ。
かなりの酷使にも耐えられるが、いずれは摩耗し、朽ち果てる。
お前は今「若狐(ヤング・フォックス)」の段階にいる、大いに楽しむがいい!
だがある日、目が覚めると自分の体が透けていることに気づくだろう。
パニックになる必要はない。
それは単に、お前の肉体が死を迎えつつあるだけだ。
非実体化すると多くの楽しい活動に支障が出るため、我々の大半はこの段階でひどく落ち込む。
だが、数千年ほど辛抱しろ。
いずれ、こうした制限を回避できる素晴らしい力をいくつも習得できるようになる。
スピリットフォックスをやめる方法
この呪いの解き方は、お前もすでに知っているはずだ。
誰かに「スピリットストーン」を渡せばいいのだ!
その者が狐になり、お前は自由になれる。
もしこれを10年か20年以内に行えば、お前は元の凡俗の体に戻ることができるだろう。
だが、やがてお前の元の姿は永遠に失われる。
その場合、スピリットフォックスであることをやめた時、お前はただ…存在しなくなる。
我々の中には、存在し続けることに飽きて、最終的にそう決断する者もいる。
あるいは、賢い凡俗に騙されてスリピットストーンを握らされる者もいる。いずれにせよ、それが最後だ。
「目覚めし狐」を探せ
この世界にスピリットフォックスはそう多くないため、仲間に会う機会は滅多にないだろう。
だが、魔力を持った「凡俗の狐」なら数え切れないほどいる!
おそらく、そうした狐は精霊狐の子孫か…あるいは狐という種自体が、生まれつき優れた霊媒なのだろう。
いずれにせよ、凡俗の魔術師たちは長年、狐を利用してきた。
彼らは狐を「使い魔(ファミリア)」に変え、その力を奪うために奴隷として扱っている。
魔術師たちは狐に「覚醒の儀式」を施すため、彼らのほとんどは言葉を話せる!
賢い個体なら、お前に魔法の技術を教えてくれるかもしれない。
もちろん、数十年も経てば、お前はどんな凡俗の狐も教えられないほどの知識を得るだろう。
だが今は、彼らこそが最良の教師だ。
神々に用心せよ!
クラス5の自然精霊となったお前には、新たな天敵がいる。
クラス4の自然精霊だ! そして…他のクラス5の自然精霊もだ!!
さらに、一部の性格の悪いクラス3の自然精霊も!!!
彼らは皆、自らの力を高めるためにお前を吸収しようと狙っている。
最初の数百年間はいかなる自然精霊とも関わらないようにしろ!
お前はあまりに弱く、小さな森の守護精霊にすら食われかねない。
特に、半神(デミゴッド)の守護者がいるオークやゴブリンの町には注意しろ。
半神もまた自然精霊なのだ! 彼らはしばしば、お前を永久に滅ぼしうる武器を持っている。
神、小神、半神……これらはお前自身を指す言葉に過ぎない!
お前はあらゆる自然精霊の中で最も弱く、脆い存在の一人だが、それでも自然精霊であり、神性の火花なのだ!
もし数千年の時を生き抜くことができれば、お前は成長し、単なる狐以上の存在になれるだろう!
……あるいは、そうはなれない可能性の方が高い。
もし存在の重みに耐えられなくなったら、いつでも哀れな凡俗を騙してスピリットストーンを押し付ければいい。
自然精霊として、他にも知っておくべきルールや制約は山ほどあるが…
残りは自分で見つけるか、さもなくば死んで覚えることだな!
精一杯楽しめ!
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最終更新:2026年03月02日 17:03