目次
地形
- 記載されている防御率は、射撃ダメージの軽減率を表す。
- 例:防御率20%の森林にいる機体に対しては、
射撃ダメージが通常の80%(0.8倍)となる。
名称 |
防御率 |
解説 |
平原 |
0% |
見通しの良い平原。 多くの陸上ゾイドにとって最も移動しやすい地形。 |
森林 |
20% |
頻繁に登場する地形のわりに、 適性が高いゾイドが多いので移動はしやすい。 防御率は控えめだが、森林 vs 平地の配置を作ることで 戦局を有利に運ぶことができる。 |
砂漠 |
20% |
地形適性が低いゾイドが多いため、該当するミッションでは 参加させる機体の種類によっては行軍速度に大きな差が出てくる。 また、隠蔽 (砂) 持ちの機体が潜伏していることが多いため注意が必要。 |
荒地 |
10% |
一部のマップに登場する、嫌がらせのような地形。 補助パーツ(未作成)でも地形適性は改善できず、 ブースター系の移動力上昇パーツで強引に突破するしかない。 ( 機体の移動力1/2 +「加速」や ブースターパック等の効果 ) もとから移動力が低い砲撃支援系の機体の場合は、 大人しくグスタフ等に搭載して輸送させるのが現実的。 |
荒野 |
山岳 |
30% |
前作からお馴染みの「格闘有利」な地形。 山頂の砲台(トーチカ)に対し、射撃では削りにくいので厄介。 |
山道 |
「オリンポス山 山頂」等の一部のステージでは、 地形グラフィックこそ異なるものの、マップ全域が山岳扱いとなる。 |
基地 |
40% |
毎ターン終了時にHPとEPが10%回復する。 スキル(特殊能力)のHP・EP再生とも重複する。 ただし今作では同じ効果の地形「市街地」が無くなったため、 活用できる機会が限られる。 一部の“遺跡内”が舞台のステージは、 マップ全体が平地扱いとなっているため効果は得られない。 |
遺跡 |
水中 |
50% |
水中適性のあるゾイド以外は侵入できない。 飛行ゾイドは侵入可能だが、地形効果の無い「水上」扱い。 (水空両用ゾイドの シンカー は、水中(隠蔽 (水) )が優先される) 対潜適性の無い射撃武装で攻撃された場合、ダメージ -50%となり、 陸上や空中の敵機に対しては、かなり有利に戦える。 (対潜適性の無い格闘武装は水中に対して使用不可) 補助パーツ「サブマリンユニット」を装備させることで、 陸上ゾイドでも地形効果の恩恵を得られるほか、 L字形となっている湖畔のショートカット移動などにも使える。 |
※ 0% |
※ 対潜適性の武装で攻撃された場合。 |
橋 |
0% |
平原と同じだが、立地の関係上、 対岸の敵集団や水中ゾイドに狙われやすい。 また、陸上扱いとなるため、 隠蔽 (水) を持つ シンカー や バリゲーター等の機体は ステルス状態が解除されてしまう。 |
障壁 |
― |
全てのゾイドが侵入不可。 長射程の武装や、MAP兵器でも貫通させて狙うことは出来ない。 マップの外壁や、遺跡内の壁などで見かけられる。 |
状態異常
- 状態異常は特定の武装の攻撃を受けた際に発生する。
- 効果は戦闘中や自部隊のターンが来た際に自然回復されるほか、
アイテムの「リカバーキット」でも直すことが出来るが、- 今作では どの状態異常も大抵1~2ターン経過すると回復するようになったので、
アイテムで直す機会はあまりない。
- グスタフやビガザウロ等の機体に
搭載
した場合も、状態異常は修復される。
- 状態異常にさせると様々な付加効果が発生するので、
数ターンで回復してしまうとは言え狙って損はない。
- 状態は重複しないため、最初に受けた効果が継続している間は他の状態異常にかからない。
- その性質を利用した防御手段として、
スモークディスチャージャー等で自軍ゾイドを あらかじめ状態(暗闇)にさせておくことで、
敵からの状態異常を無効化できるという方法がある。
炎上
機体全体が赤みがかり、
毎ターン「炎上をさせられた武装の半分の威力の継続ダメージ」を受ける。
(威力500の武装で炎上させた場合、毎ターン250のダメージが発生する)
- 戦闘が終了しても炎上が続いている場合は、自機のターンが来るたびにダメージを受ける。
- 炎上の継続ダメージでは機体が撃破されることはなく、
HP1となってからはダメージが発生しなくなる。
- 火炎放射器、グレネードランチャーなどで発生。
サビ
機体全体が緑がかる。
戦闘時の命中率が低下し、行動速度が半分になる。
また、2Dマップ画面時の移動力が半減する。
- 命中率が落ちるが、サビが直った時点でそのターンに使用する武装の命中率も元に戻るので、
敵ゾイドに対するデバフ(弱体化)としてはあまり期待できない。- しかし、行動速度の低下によって敵に先手を取られることも多く、
敵に使われるとなかなかに厄介。
- 戦闘を仕掛けられた1ターン目の反撃で使用し、
2ターン目に行動速度の差で確実に先制できるようにするなど使いようはある。- その2ターン目の先制で撃破できたとしたら、敵の攻撃を1回分食らわずに済むというのは大きなメリットとなる。
- こちらもグスタフやビガザウロ等の機体に
搭載
してしまえば状態異常は消える。
- 誘導ミサイル、ミサイルポッドなどで発生。
ショート
機体全体が黄みがかり、行動不能となる。
また、毎ターン「ショートをさせられた武装の半分の威力」の継続ダメージを受ける。
またショート中は、電磁属性の武装による被ダメージが1.5倍になる。
- 前作では最もタチの悪かった状態異常。
今作では状態異常の継続時間が大幅に短くなったため、ハメ殺されることは減った。
- 毎ターン受けるダメージは少なめだが、完全に行動不能になってしまうので、
ショート ➞ 回復したターンの敵の攻撃でまたショート ➞ ・・・となると手も足も出なくなる。- 生きるか死ぬかを相手の命中率の低さにかけるという運ゲーになってしまうことも。
- 対処法としては自機があらかじめ状態変化(暗闇)などになっておくこと。
- その他には「硫酸噴射砲やスタン格闘武装の射程外から攻撃する」か、
「攻撃に耐えて相手のEP切れを待つ」ことぐらいしかない。
- ショートの継続ダメージでは機体が撃破されることはなく、
HP1となってからはダメージが発生しなくなる。
- 高圧濃硫酸噴射砲、エレクトロンドライバーなどで発生。
凍結
機体全体が青みがかり、行動不能となる。
- 完全に行動不能となるが、ストーリー中に使用してくる敵はいない。
- 強化パーツ「冷凍砲」でのみ発生。
畏怖
行動不能となる。グラフィックの見た目に変化は無い。
敵の指揮官機に対しては効果がなく、命中率が0%となる。
- 畏怖とは「恐れおののいている」状態。
- 絶対的な強者を前にしたゾイド本来の生存本能が、パイロットの操作を受け付けなくさせている。
- 要はコンバットシステムのフリーズである。
- アニメ無印「ZOIDS」ではオーガノイドの強さを目の当たりにした際や、
火山の噴火という抗えない自然災害に直面したゾイドが戦闘不能となるシーンが たびたびあった。
- 特殊能力「雄叫び」の使用でのみ発生。
- 「凍結」と同じく、ストーリー中に使用してくる敵はいない。
- 冷凍砲と違い使用に際してのコストは必要ないが、
格闘か射撃どちらか高い方のスキルポイントの数値+補助の数値が成功率に影響する。
暗闇
敵の攻撃の命中率が大幅に下がる。
(レベル差やスキルポイント振りによる補正なしで−30%)
また、振られている補助ポイントの数値に関わらず、逃走成功率が1ターン目から95%で固定される。
余談だが、これだけ状態「変化」に分類される。
- 機体全体が黒みがかる。
- かなりの有用性を誇る状態変化。
これをうまく活用できているかどうかで序盤の難易度が変わるといっていいほど。- 序盤は補助に割り振れるスキルポイントに余裕がなく、
逃走するまでに必要以上の被弾をすることが多いが、これによってHPを温存できる。
- また、敵の命中率自体も下げるので戦闘を有利に運べる。
- 機体そのものの状態とは直接関係がないからか、戦闘中には解除されない。
- 範囲攻撃扱いとなっているスモークディスチャージャー、煙幕ノズルなどで発生。
- ダメージは発生しないが「範囲攻撃を受けた」判定になるのでステルスや隠蔽が露呈してしまう。
- 進軍先で煙を撒きたい場合、すぐに接敵されると奇襲ができなくなってしまうので、
敵との距離には注意したい。
- 飛行ゾイド等にも関係なく付与できるが、機動性の高い機体は付与に失敗しやすく、
効果の持続期間も短い傾向にある。
- また、命中率が99%なので1%の確率で煙幕に掛からない場合がある。
- スキル 疾風 を習得している機体に対しては79%となるため、さらに掛かりにくくなる。
- 補助パーツのスモークディスチャージャーは複数の機体に装備させておきたいところではあるが、
今作では基本的にショップでの購入が出来なくなったため、入手難易度がネック。- その代わりコマンドウルフやガイサック、フロレシオス等の機体は、
固定パーツとして標準装備している
ので有効活用していこう。
- 補助パーツの物は陸上用のマップ兵器となっているため、水中にいる機体では使用することが出来ないが、
陸地から範囲内に収めることで、水中機にも付与することが出来る。- フロレシオスの「煙幕ノズル」は 水中用マップ兵器 となっているため、
水中6マスの付与が可能だが、陸上では使用することが出来なくなっている。
- 敵として登場するコマンドウルフ等も、多数の敵対機に囲まれた際に使用する。
- おそらくダメージの有無に関わらず「多数の敵機を攻撃できる武装」とCPUに判断されるため。
搭載
- 特定の機体に対して可能な味方機体の格納。
- グスタフとビガザウロ、ウルトラザウルスで可能だった前作とは違い、
マンモス及びマンモス系の改造機にも機体を搭載することが可能になった。
- 1機の格納ゾイドに対し、サイズを問わず 最大で2機までの味方ゾイドの搭載が可能。
注意点は以下の通り
- 適性のない地形(水中など)にいる機体に搭載する場合は、
搭載先が隣接するマスにいる必要がある。
(例:陸上のシールドライガーは、2マス先の水中にいるウルトラザウルスに搭載不可)
- 「搭載が可能なゾイド」自体は、他のゾイドに搭載できない。
(例:ビガザウロはグスタフに搭載不可)
- また、出撃時に他の搭載ゾイドのマスを選択することもできない。
(例:グスタフに搭載されているゴドスは、出撃のタイミングで隣接するビガザウロに搭載不可)
- 自力で行動可能な状態異常(炎上・サビ・暗闇) は、搭載した時点で修復される。
- また、牽引機のHPが最大値だった場合に限り、搭載した機体のHPが2ターンごとに搭載元の25%分ずつ回復する。
- 例:グスタフ(デルタフレームとハイブリッドアーマー装備)の場合
- グスタフのHPが満タンなら、搭載した次の次のターンに最大で1525回復(HP6300の25%)
- 出撃は格納機の周囲1マスのうち地形適性のある場所にのみ可能。
出撃の時点で範囲内にいる別の搭載機に格納することは出来ない。- 出撃時には
換装
や スキルポイントの再振り分けが行えるので、
アニメ「ゾイド新世紀スラッシュゼロ」でよく見られたライガーゼロの換装のほか、
帝国編 第09話『謀略の森』のステージ開始時に自軍機として配置されているジェノザウラーを、
レベルアップを待たずに戦力化するような活用もできる。
- また、単純に「足の遅い機体を搭載して前線に運ぶ」というような運用ができる。
- 出撃後に行動できる特性を利用すれば、
「任意の射程位置に降車させることで、実質的に移動後の間接攻撃を行う」ことができる。
- 搭載中の機体が撃破された場合は、無傷の状態で搭載元の横のマスに出現。
「○○は
××より脱出しました」とメッセージが出る。
- 他のゾイドの搭載が可能なのは、下記の表の通り。
グスタフ、ビガザウロ、マンモス系の改造機、ウルトラザウルス系の改造機の 合計8機種
|
HP |
装 甲 |
機 動 性 |
移 動 力 |
|
平 |
森 |
山 |
砂 |
水 |
空 |
|
搭載パーツ |
固定パーツ |
特徴 |
グスタフ |
2800 |
350 |
15 |
4 |
A |
A |
A |
A |
- |
- |
トレーラー |
ステルス感知 (狭)、 地雷センサー |
格闘武装のみ |
ビガザウロ |
3400 |
170 |
10 |
4 |
A |
A |
B |
C |
- |
- |
重量物 牽引機 |
|
射撃武装のみ |
マンモス (+改造機) |
2700 |
320 |
15 |
4 |
B |
A |
A |
B |
- |
- |
重量物 牽引機 |
|
ゴジュラス並みの 戦闘力 |
ウルトラザウルス (+改造機) |
3500 |
280 |
10 |
4 |
B |
B |
C |
C |
B |
- |
(名称なし) |
ステルス感知 (狭) |
水陸両用の旗艦 |
※ウルトラザウルス系の機体には固定パーツとしての表記が無いが、搭載可能。
補足
- アニメに登場する超巨大ウルトラザウルスとは違い、
グスタフのように他のゾイドをトレーラー(台車)で牽引する形となる。- 絵面としては露出している(匿われていない)ものの、
2Dマップ上からは姿が消えて敵機の攻撃対象とならなくなる。
- 原作となる新バトルストーリーでは、空母に改造されたウルトラザウルスが
洋上を航行しながらプテラスやレイノスを駐機・発着艦させている描写があった。
- 大型飛行ゾイドのサラマンダーも輸送機として改造され、
アロザウラー2機を左右に抱えたタイプや、ガンブラスター1機を胴体下部の専用カーゴに搭載、
または サラマンダー数機がかりで ゴジュラス を空輸したこともあったが、ゲーム内では搭載機能は実装されていない。
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最終更新:2022年12月15日 06:24