全編共通

賽殺し編までのネタバレを含む。閲覧注意。





















各話の冒頭で詠われる詩の意味と、その作者Frederica Bernkastelとは?

  • 皆殺しの冒頭、その他カケラ紡ぎの世界で語り手となる人物。(皆殺しの冒頭スクリプトには『■フレデリカと遊ぶ』と書かれている。)
    Frederica Bernkastelは皆殺しの冒頭で「永遠に閉塞した世界でループし続けると、いつしか自我を持ち、思考を持ち、自らの姿を持つ私たち「古手梨花」が生まれるようになる。」と言っている。
    つまり、Frederica Bernkastelとは、そう言った古手梨花の集合体、もしくはその総称、あるいは最初の「古手梨花」と言えるのではないだろうか。
  • Frederica(フレデリカ)は古手梨花(フルデリカ)と読める。
    • 占手に鬼の意味の棒線を加えて古手となったように、フルデリカのルの棒線を取ってフレデリカになる。何か意味があるのか?
    • ドラマCDでの詩の部分及びアニメ版の次回予告は梨花の声。
    • 「古手梨花とフレデリカは全然別よ、そう信じてた人はご愁傷様ね」(『ビジュアルファンブック』用語集より)これが真実なら単純に同一人物とはいえない
    • 古手梨花との関係は賽殺し編の項目も参照
  • Bernkastelについて。
    • ドイツのベルンカステル村のブドウ畑を「Doctor」と呼ぶ。司教が病に犯されていた時に村のワインを飲んだら体調が回復したという言い伝えから。
    • 病(鬼)を治す物か?もしくは医者=入江という連想もできるがFredericaと掛け合わせる意味が謎。
    • 梨花が好んで飲むワインの銘柄、Bernkastelから。死んで世界をまたぐたびに、またいだ先の世界の古手梨花を「私」で上書きしてしまうことを気に病み、古手梨花を名乗ることをやめようとした“梨花の記憶の集合体”が、ワインになぞらえて自らをフルデリカ・Bernkastelと名乗ることにした(賽殺し編)
  • Frederica Bernkastelの下にある文について。
    • Sugokuiiya tsu nimieru youni egaketano wa ookiikoituwo dokitanai
      akutou ni saidoni dekinakyane
      凄く良い奴に見えるように描けたのは大きい。
      こいつをド汚い悪党に“サイドニ”(「最後に」の誤記?)できなきゃね。
    • 祟殺し編の大災害犠牲者リストの中の入江の紹介と同じもののようだが・・・関係あり?
      • 祟殺し編の大災害犠牲者リストの中の鷹野の文章と照らし合わせる限りでは、当初の予定では入江が黒幕だった可能性が高い。なので、その伏線だったのでは?
      • とすると、Fredericaも当初の予定では黒幕の共犯者ということか?(色々無理があるので、上の説には同意できない)
  • 鬼隠し編の詩
    >どうか嘆かないで。
    世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します。

    どうか嘆かないで。
    あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します。

    だから教えてください。
    あなたはどうしたら、私を許してくれますか?
  • 「あなた」=圭一、「私」=梨花とすると
    • この世界の圭一の罪を他の世界のレナや魅音には許すことが出来ない(他の世界では罪そのものが存在しないから)
      この世界の圭一は、仲間や雛見沢に裏切られたと思っているが、実はすべて圭一の妄想である。
      自分を裏切ったものが存在しないことに気付かない圭一に世界を許すことは出来ない。
      どちらも許すことが出来るのはすべてを知る梨花のみ。
      梨花のこの世界の罪は、この世界を見捨て傍観者に徹したこと。
  • 「あなた」=圭一、「私」=レナとすると
    • 圭一はレナと魅音を言われなき罪で殴り殺す、ゆえに世間は殺人犯たる圭一を許さないだろう。
    • 圭一の妄想では雛見沢の村人は全て敵であって、許せないだろう。
    • だがそんな圭一を「私」レナは許す。だが、金属バットで殴られながら、命がけで信じてと頼んでも「あなた」圭一は耳を貸さない。
    • 詩の背景はレナ撲殺シーン、またその前夜雨の中で許しを請い続けたのもレナ
    • レナの必死な心情を梨花(Frederica)が詩にしたということになる?
  • 「あなた」=圭一 「私」=羽入(オヤシロ様)
    • 鬼隠し編の、惨劇は、圭一の被害妄想によるもの。被害妄想の原因は、雛見沢症候群

によるもの・・・・。かかったのは、オヤシロ様(羽入)のせい。羽入は、圭一に負い目を感じている。そのため謝る※鬼隠し編最初のごめんなさいは、羽入のもの

  • ガンガンパワード鬼隠し編の詩
    >何が罪かわかりますか。 知恵の実を口にしたからではありません。
    何が罪かわかりますか。 蛇の甘言に耳を貸したからではありません。
    まだ罪がわかりませんか。 それこそがあなたの罪なのです。
  • 怪死事件のことは圭一を心配させないために伏せていたに過ぎず、知っても罪ではない。大石の一方的な言い分に乗せられたとしても、仲間と話し合えば誤解は解ける以上罪ではない。だが、レナと魅音の真心も、彼女らを裏切っていることも、圭一は最後までわからなかった。それこそが罪、といえるか。この場合視点はレナあるいは梨花か。
  • 上二行は本編とは関係なく単に贖罪のことを言ってるんじゃないのか?
  • 旧鬼隠し編の詩 (過去に製作された鬼隠し編のCDに収録。現在は変更されている)

    今日はちょっぴりいい事があった。
    下駄箱の私の靴の中に画鋲が入っていたからだ。

    クラスには50人もいるのに、なのに私を選んでくれた。
    誰よりも想ってくれる、そんな誰かがいる証拠。

    そんなささやかなうれしさを、みんなにも教えたい。
    だからみんなの靴にも一粒ずつ。

  • 綿流し編の詩
    >あなたの乾きを癒せない。
    真実を欲するあなたがそれを認めないから。

    あなたの乾きを癒せない。
    あなたの期待する真実が存在しないから。

    それでもあなたの渇きを癒したい。
    あなたを砂漠に放り出したのは私なのだから。
    • 「あなた」=詩音、「私」=梨花とすると
      • 詩音の乾きを癒せるのは詩音が園崎黒幕説の証拠を掴み悟史の仇を討つこと。
        その為、例え真実でも詩音の求める真実でなければ詩音を癒すことは出来なく
        そして詩音の求める園崎黒幕説は存在しないので詩音を癒すことは出来ない。
        悟史が失踪することを知っていながらあえて防ごうとしない梨花は、
        詩音を砂漠に放り出した者と言える。
    • 詩の内容は詩音のものと思われる。
      • 圭一にとって納得のいく未来が真実であることが「乾きの癒し」
      • 目明し編において圭一は決して最後まで仲間である梨花や沙都子の死を受け入れなかった。これは納得のいかない現実を突きつけられ、真実を認めない圭一を意味しているであろう。
      • 「あなたの期待する〜」は、この時点で詩音は事実二人を殺害しているため、圭一の望むような事実がないことを知っているという事だろう。
      • 「あなたを砂漠に放り出した〜」は圭一を餌に犯人を捕らえようとした詩音の心境であるように思われる。
    • あなた=詩音、わたし=魅音の可能性も?
      • この場合乾きの癒しとは悟史失踪の真相提示。
      • 詩音にとっての真実とは園崎家による悟史拉致(殺害)で、実際存在しない真実。
      • 砂漠に放り出した、とは魅音が悟史を救えなかったこと。
      • 以上の魅音の気持ちを梨花が詩にした?
  • ガンガンWING綿流し編の詩 (2005年6月号付録のポストカードに収録。単行本未収録)

    この世でもっとも見つけ難いもの。  砂漠に落した針一本?
    この世でもっとも見つけ難いもの。  闇夜に落とした鴉の羽?
    この世でもっとも見つけ難いのは。  自分自身の思い違い。

  • 思い違いがこの物語の鍵。圭一の思い違い、詩音の思い違いがそれぞれ物語を作っている。
  • 上の綿流し編の詩とあわせて考えると、共通項は「見つからないもの」。
  • 旧綿流し編の詩 (過去に製作された綿流し編のCDに収録。現在は変更されている)

    タマゴをじっと、温める。
    温める熱が愛ならば、生まれる子供はきっと幸せ。
    愛がこもって、喜びにあふれる。

    タマゴをじっと、温める。
    温める熱が怒りなら、生まれる子供はいったい何?

    私もタマゴを、温める。
    温める熱はガスだから、何のタマゴか興味なし。

    • 祟殺し編の詩
      >井の中の蛙は幸せでした。
      井戸の外に何も興味がなかったから。

      井の中の蛙は幸せでした。
      井戸の外で何があっても関係なかったから。

      そしてあなたも幸せでした。
      井戸の外で何があったか知らなかったから。
  • 「井の中の蛙」=「梨花以外の人間すべて」、「井の外」=「他の世界」、「あなた」=圭一
    • 普通の人には他の世界のことなど興味はないし、関係もない。
      他の世界を見ることが出来る梨花だけが沙都子を助け出せないこと知っているので不幸だ。
      他の世界を見ることが出来ない「あなた」=圭一も沙都子を助け出せないことを知らなかったので幸せだった。
      --「井の中の蛙」=「羽入」、「井の外」=「梨花死後の世界」、「あなた」=梨花
    • 羽入は梨花が死んだ後の世界には興味がなく、自分には関係ないと考えるだろう
      ---梨花が死んだ後の世界であったことというのが大災害、これは知らないほうが幸せ
    • あなたである梨花は既に死んでいるので、大災害のことは知らない。
  • Gファンタジー祟殺し編の詩
    >私が一番不幸だった。 この迷路に出口がないことを知っていたから。
    次に彼が不幸だった。 この迷路に出口がないことを知らなかったから。
    その他大勢は不幸ではなかった。 自分たちが迷路の中にいることすら知らなかったから。
  • 上の祟殺し編の詩とあわせて考えると、共通項は「出口のない場所」。
    --出口がないことまで分かっている「私」は梨花? 対して、出口を探している「彼」は圭一?
    ---梨花にとっての「迷路」は繰り返される六月、どれも途中で終わる複数の世界。
    • 圭一は一夜にして世界が変わったと思い込む。ある意味で複数の世界という「迷路」の存在に気がついた?そして出口を探して足掻く。
    • そのほか大勢の村人たちは別の世界という概念すら知らずに死んでいく。よって不幸ではない?
  • 暇潰し編の詩
    >誰が犯人かって?
    それを探す物語に決まってるでしょ?

    誰が犯人かって?
    そもそも「何の」犯人かわかってる?

    誰が犯人なの?
    私をこれから殺す犯人は誰?!
  • これだけが酷く感情的。→詠み手は焦っている?
  • これから殺されることを知っている「私」は梨花。
    • 「何の」犯人か、とは怪死事件が単独犯ではないこと?各事件の実行犯、その原因を生む村の支配者、そして梨花を最後に殺す犯人、は必ずしも同一ではない(祭囃し編)。
    • 通常ルートであるハンカチで気絶→綿流しの犯人だと思われる。
    • 梨花が訴えている相手は赤坂、あるいはプレイヤー自身。
    • 上記からプレイヤーに呼びかけているとすると、ひぐらしは梨花を綿流しで殺す犯人を捜すゲームであるということ。
  • ガンガン暇潰し編の詩
    >私が求めるものは何? 遠い異郷からやって来る騎士かもしれない。
    私が求めるものは何? 永遠の沼から這い出せる岸かもしれない。
    私が求めるものはたったひとつ。 得るのはキシか、それともシキ(死期)か。
    • 私=梨花、騎士=圭一、赤坂、岸とは赤坂に話した結果昭和58年6月を越えられることか
  • 私的捜査ファイルの詩
    >誰だって幸せに過ごす権利がある。 難しいのはその享受。
    誰だって幸せに過ごす権利がある。 難しいのはその履行。
    私にだって幸せに過ごす権利がある。 難しいのはその妥協。
  • 猶予を与えられていた?
  • この詩を圭一が評して曰く「妥協する事はある程度で諦める事。だからこれは読み手のどうしようもない心を表現した悲しい詩(うた)」(皆殺し編)。
  • 目明し編の詩
    >砂漠にビーズを落としたと少女は泣いた。
    少女は百年かけて砂漠を探す。

    砂漠でなく海かもしれないと少女は泣いた。
    少女は百年かけて海底を探す。

    海でなくて山かもしれないと少女は泣いた。
    本当に落としたか、疑うのにあと何年?
  • 「少女」は詩音。気になるのは「本当に落としたか、疑うのに」の所。そこに真実があると信じ込んで他を疑わなかった事を皮肉っている? または本当は落としていない→真実は詩音自身に?
  • 「ビーズ」=「悟史」、「少女」=「詩音」
    • 悟史の死体を探す詩音。まだ死んでいないと気付くのにあと何年?
  • 罪滅し編の詩
    >一度目なら、今度こそはと私も思う。
    避けられなかった惨劇に。

    二度目なら、またもかと私は呆れる。
    避けられなかった惨劇に。

    三度目なら、呆れを越えて苦痛となる。
    七度目となるとそろそろ喜劇になる。
  • 一度目は鬼隠し、二度目は綿流し、三度目は祟殺し。七度目は皆殺し?←八度目については触れていないことから、八度目=ハッピーエンド=祭囃しと考えられる
    • 四度目は暇潰し、五度目は目明し、六度目はレナが入江診療所捜査に成功せず圭一がレナを止めることも出来ずに校舎が爆破されてしまった罪滅しとよく似た世界?
  • 一度目は鬼隠しの冒頭部分で二度目が鬼隠し、以降一つずつずれて六度目が罪滅し?(パッケージに喜劇と書いてあるのが「七度目〜喜劇になる」に重なるため)
  • レナの心境とも掛けているのではないか?
    • 一度目=両親の離婚
    • 二度目=悟史の転校
    • 三度目=結婚詐欺
    • 七度目=?
  • 単純に七度、レナは学校を爆破したことがあると言うことでは?
    • 梨花「これは初めてではないのです。あの時ボクが間に合っていれば」が爆破エンドのこととすれば、二回目の篭城事件が罪滅し編とも読める
  • 皆殺し編の詩
    >井戸の外の世界が知りたくて。
    私は井戸の底から這い上がろうとしました。

    井戸の外の世界が知りたくて。
    何度、滑り落ちて全身を打ち付けても上り続けました。

    でも気づきました。

    上れば上るほどに落ちる時の高さと痛みは増すのです。

    外の世界への興味と全身の痛みが同じくらいになった時、
    私は初めて蛙の王さまの言葉の意味がわかりました。
  • 皆殺し編の詩2
    >どうかこの夜に何があったか教えてください。
    それを例えるなら猫をつめた箱。

    どうかこの夜に何があったか教えてください。
    箱の中の猫は、生か死かすらもわからない。

    どうかあの夜に何があったか教えてください。
    箱の中の猫は、死んでいたのです。
  • 皆殺し編の詩3
    >井戸の外にはどんな世界が?。
    それは、知るために支払う苦労に見合うもの?

    井戸の外にはどんな世界が?。
    それは、何度墜落しても試すほどに魅力的?

    井戸の外にはどんな世界が?
    それを知ろうと努力して、落ちる痛みを楽しもう。

    その末に至った世界なら、そこはきっと素敵な世界。
    例えそこが井戸の底であったとしても。

    井戸の外へ出ようとする決意が、新しい世界への鍵。
    出られたって出られなくたって、きっと新しい世界へ至れる…。
  • 祭囃し編の詩
    >誰だって幸せに過ごす権利がある。
    難しいのはその享受。

    誰だって幸せに過ごす権利がある。
    難しいのはその履行。

    私だって幸せに過ごす権利がある。
    難しいのはその妥協。

    だって、これから
    もっともっと幸せになるんだもの。

    これくらいじゃ、妥協なんてしないんだから。
    私たちは、これまでの幸せを全部取り戻すよ。

    私は百年分を。
    あなたは千年分を、ね。
    • やはりFrederica Bernkastelとは古手梨花のことのようである。
  • 賽殺し編の詩
    >昔々。
    神様が人間の前に姿を現していた頃のお話。
    ~
    天よりパンが降ってきた。
    ある者はなぜ肉でないかと大いに嘆いた。

    天より肉が降ってきた。
    ある者はパンが良かったと大いに嘆いた。

    天より神様が降りてきた。
    全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は水を降らせます。
    ~
    天より雨が降ってきた。
    みんなは服が濡れると大いに嘆いた。

    天より炎が降ってきた。
    みんなは家が焼けると大いに嘆いた。

    天より神様が降りてきた。
    全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は何も降らせないことにします。
    ~
    天より何も降ってこない。
    ある者は神に見捨てられたと大いに嘆いた。

    天より色々降ってきた。
    ある者は降らせる物を選べと大いに嘆いた。

    天より巨岩の雨が降ってきた。
    これでようやく嘆きの声はなくなった。
    ~
    天より雨が降ってきた。
    通りすがりの旅人は感謝する。

    神よ、予期せぬ天気に感謝します。
    お陰で我が旅路は退屈せずに済むのです。

    神は応えずに見送った。
    それでいい。神とサイコロは無口でいい。

音楽室での疑問

  • 「ひぐらしの声」を聞いた時に出る台詞が「彼女は言った。もうすぐ終わる。全部終わる。そう、……ひぐらしのなく頃に。」とある。
  • 祟殺し編での圭一の台詞だったはずだが。他に同じ台詞を言った者がいる?
  • 罪滅し編TIPS「前夜」にて同様の表現あり。
  • 答え:梨花

鬼ヶ淵から現れた鬼とは?

  • 文字通り、人喰いの鬼であった。(オカルト説)
  • ある種の伝染病、またその罹患者。(伝染病説)
  • 江戸時代以前は伝染病、またその罹患者として、江戸時代以降は国外の異人として村人に認識された。

オヤシロ様とは?

  • 正式な漢字は不明。御社様、御八代様などの説がある。
  • 鬼ヶ淵から現れた鬼と人間の調停者。
  • 村と外界の交流を禁じる神。守り神と祟り神の面を併せ持つ。
  • 古手家に八代続けて第一子に女子が生まれればその八代目はオヤシロ様の生まれ変わりとされる。梨花が該当するらしい。
  • 鬼が伝染病のことであれば、治療法をもたらした賢人のこと?
  • 皆殺し編によれば、羽入が自らオヤシロ様であると名乗った模様
  • 祭囃し編において、羽入と人間の間に生まれた古手桜花こそが、雛見沢で“オヤシロさま”として称えられた存在であることが判明。

「生贄の儀式」とは?

  • オヤシロ様に捧げる生贄を鬼ヶ淵へと沈める儀式。
  • 梨花の母はオヤシロ様の怒りを鎮める為に鬼ヶ淵へ身を投げたとされる。
  • 鬼ヶ淵の底にいるのは鬼ではないのか? オヤシロ様も鬼なのか?
  • オヤシロ様を鎮める模擬行為として、人を沈める。ということは、鬼隠しにあった人=オヤシロ様と同一視?
  • 祟殺し編で圭一の聞いた足音や、レナが過去経験した際の「すぐうしろにオヤシロ様が立っている」という妄想が論理的に一貫している?(鬼隠しとはオヤシロ様にくっつかれること。くっつかれている人ごと、沼へシズめる。)

「綿流し」とは?

  • 布団や衣類の綿を用いて、それらとオヤシロ様への感謝を表す儀式。
  • 明治頃から行われる様になった?

「腸流し」とは?

  • 「綿流し」の原型となった、本来の儀式。
  • オヤシロ様の指定した人間を「鬼隠し」し、鬼ヶ淵村民の前で拷問を加え腹を裂き、鑑賞し、その肉を食した。
  • 御三家がその尊厳と村の戒律を維持する為に行った懲罰的な儀式?
  • 鬼が伝染病であれば、その発症者を葬る儀式?
    • その場合、感染者が増えるかも知れないのに内臓を川に流すのは不自然では?
    • 伝説では鬼隠しの被害者は雛見沢の外の人間だった。村外に感染者が現れた時、鬼隠しと腸流しが行われた?
    • 発症者の体に出来た抗体を村民で摂取していた?この場合、内臓を川に流すことにある程度の説明がつけられる。
  • 村の結束を促す為、明治頃から見せしめとして、でっち上げられた?

富竹の死因となった「首掻きむしり」は何が原因か?

  • 首掻きむしりを強制可能な拷問具(例えばガントレット状)を利用した?
  • ガスか何かが原因で呼吸困難となったため?
  • 未知の薬物によるもの?
  • 雛見沢にある伝染病に感染したため?
  • 鷹野を助けたければ咽を掻き毟って死ねと脅された?
  • 罪滅し編で裏梨花が違う注射で殺した、というような発言あり。
  • 雛見沢症候群L5発症時、それも末期状態になったとき、リンパ線(特に首筋)が急激に痒くなり、それを取り除こうと掻き毟っていき、痒さ>出血のような状態で歯止めが効かなくなり、その末に大事な血管にツメが行き届き、それが切れて死ぬ。ちなみに末期症状者にはウジムシが沸いているように見え、これを取り除くのに必死、という説もある。富竹が角材を振り回していたのはL5のもうひとつの症状である幻覚、妄想に取り付かれ、自分にしか見えない敵を倒すために振り回していた。ちなみに悟史や沙都子のようにL5発症をしても急激に痒くならないケースもある。

「部活の活動内容」が事件解決のヒント?

  • 鬼隠し編:ジジ抜き(入部試験)→油性ペン/ゾンビ鬼・大貧民→くじ引き罰ゲーム/綿流祭五凶爆闘(早食い・射的)→油性ペン/推理ゲーム→使いっ走り/おはぎ当てゲーム→××××
    • 最初の部活たるジジ抜きに秘められたヒント?
      • ジジ抜きの罰ゲームはラスト惨劇の真相、レナが抑えて魅音がいたずら書きする、を暗示している
      • ジジ抜きはババ抜きと違って、ジジを加えれば仲間はずれのトランプが無くなる。これは祭囃し編ラストの大きな伏線になっている。
    • ゾンビ鬼の進行と事件に関連性?
      • 沙都子の親が来たと嘘をつく圭一→鬼隠し編の惨劇の原因である「圭一は実は何も分かっていない」のヒント?
      • 実は鬼ではなかった魅音→園崎家が事件に関与しない事(ブラフ)の暗示?
      • 最終的に鬼でなかったのがレナと魅音→鬼隠し編の真相に一致する
    • 綿流祭五凶爆闘(射的)→油性ペン
      • ぬいぐるみを落とそうとする射的ゲーム、巨大なぬいぐるみ(鷹野)をみんなで協力して落とそうとする。圭一「俺だけでは落とせなかった、みんなで協力して少しずつずらして落とせたんだぜ」これは協力すればどんな巨大な敵でも打ち倒すことができる、ということの暗示?梨花の「(かぁいいモードの)レナでも無理かもしれません(漫画だと表情や雰囲気が強調されてる)」といっているのは何度も自分を殺す何かに挑んだけど無理だったということからきた諦めに近い感情かも?
      • 「富竹さんと同じ目にあってもらうよ」の真意はこの罰ゲーム
    • 推理ゲームの組み合わせに関連性?
      -綿流し編:(ポーカー)、おもちゃ屋イベント・シンパシー→メイド服で荷物持ち/カレー大会/綿流祭五凶爆闘
    • おもちゃ屋イベント
      • 圭一は勝利のために決められたルールの外から勝負する→しがらみに囚われない存在→ルールZを打ち破る重要なキーパーソン
    • シンパシーのように村人が同時連想する状況がある?
      • ルールZの暗示
  • 祟殺し編:弁当対決→知恵に喧嘩売り
  • 罪滅し編:水鉄砲対決→エンジェルモートでウェイトレス/綿流祭五凶爆闘/推理ゲーム/屋上乱闘
    • 水鉄砲勝負はラストの屋上乱闘の伏線
    • 屋上乱闘はどっちが正しいかをめぐる死闘から次第に部活へと変わっていく。部活の罰ゲームが惨劇となった鬼隠し編に対する解ともなっている?

ダム計画についての考察

  • 鎮魂の儀式の一種?
    • 雛見沢を水の底に沈める=祟りを鎮める
  • 大災害の予防?
  • 鬼の世界の消滅
    • 里が消えれば、血の薄くなった村人は人として生きていける?
  • 大災害と同一犯?
    • 鬼(殺人鬼?伝染病患者?人食い鬼?)の撲滅という目的の一致
  • 純粋に国がダムを作りたかっただけ?

主人公達の年齢は?

本スレループ推理全般項「主人公達の年齢は?」参照。

鹿骨市の想定位置

  • 岐阜隣県(=長野・福井・富山・石川・愛知・滋賀・三重)。
    • 「お隣の岐阜の山中で、女性の死体がドラム缶で焼かれているとの通報が」(目明し編)
    • 「(入江機関は)長野だか岐阜の方で風土病の研究をされてるんでしたなぁ。」(祭囃し編)
  • 飛騨(=岐阜北部)。飛騨山脈は岐阜・長野・富山を連ねる。
    • 「飛騨山中にて不明男性10人を保護。男性たちは鹿骨市内から徒歩でトイレにやってきたと主張したが、保護された場所から鹿骨市内までは××キロも離れており…」(綿流し編)
  • 東京からの行き来に名古屋を経由しうる位置。
    • 「当初、名古屋駅で彼(=悟史)と思しき少年が、東京行きの新幹線に乗車したという情報があった」(目明し編)
    • 「あなた(=赤坂)のご同僚が名古屋に到着したそうで、今、車でこちらへ向かっている」(暇潰し編)
  • 市内の地理
    • 雛見沢から自転車で「急な坂をいっきに駆け下りると興宮」(綿流し編)
    • 興宮までは「はるばる来る労力を考えるとついおっくうになる」(綿流し編)
  • そのほか本編表現
    • 「緯度は関東より南なぐらい」「日本海側」「豪雪地帯」(綿流し編)
    • 背景画像の被写体は岐阜県白川村と東京都葛西、西葛西、千葉県土気の風景、家財。
  • 雛見沢村のイメージに影響したといわれることがある土地
    • 青森県杉沢村(正式には青森市小字小杉地区の俗称)。村の青年が発狂して村民を皆殺しにしたという都市伝説がある廃村(事件の実在は記録から否定され、廃村理由は過疎とされる)。雛見沢という名の由来とも言われる。
    • 岡山県西加茂村貝尾・坂本両部落。津山事件(津山三十人殺し)の舞台。昭和13年にある青年によって30人が殺される事件が起こった(これは新聞や警察他の記録あり)。
  • 上の7つの県の中から比較的可能性が高いのは
    • 長野県長野市鬼無里村
      • 鬼無里から飛騨山中まで20〜30kmという事実を踏まえる。
      • 鬼女紅葉(鬼が山賊に村々を襲わせる)、一夜山の鬼(山を築いて鬼が立て籠もる)といった鬼に纏わる伝説が存在するので影響した可能性はある。
      • 長野市は県庁所在地だが、本編の鹿骨市は県庁所在地ではない。本編の県庁所在地は穀倉市。
      • 長野から東京に行き来する場合は名古屋を経由しない。
      • 鬼無里村が長野市と合併するのは2004年でひぐらし発売後。
    • 富山県南砺市
      • 竜騎士07氏は白川郷が富山県にあると勘違いしていたらしい(製作日記2002/05/15参照)。
      • 地図上で興宮のモデルを探すと、白川郷に最も近い鉄道駅はJR城端線城端駅で、南砺市にある。
      • 城端駅からは白川郷へのバスが発着している(所要一時間でひぐらしの描写より遠距離のようだ)。
      • 南砺市には世界遺産五箇山集落もあるが、ひぐらし発売当時自転車で行ける鉄道駅は近隣にない。
      • 新幹線では名古屋経由も可能だが上越新幹線の方が一時間ほど早い。
      • 城端町が他町村と合併して南砺市になるのは2004年でひぐらし発売後。
    • 福井県大野市
      • 東京に行くには新幹線で必ず名古屋を経由する。
      • 関東より南で日本海側という条件にはよく合う。
      • 興宮に相当するのは九頭竜湖駅と周辺の旧和泉村地域か。
      • 白川郷に近いとはいえ隣接しているのは郡上市。
      • 旧和泉村が大野市に合併したのは2005年でひぐらし発売後。
      • ダム建設で沈んだ村が実在する。

雛見沢大災害の後の雛見沢村

  • 鷹野三四は生きている?
    • 証拠隠滅のため抹殺?
    • 封鎖された雛見沢で研究継続?

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最終更新:2007年05月03日 16:13