ひぐらしのなく頃にwiki

綿流し編

雛見沢での生活はいかがでしたか?
祟りか、陰謀か。疑心暗鬼を存分に楽しまれたと思います。
いよいよです。奇襲なしの真正面からの事件を、お楽しみ下さい。

難易度は鬼隠し編に劣りますが、非常に悪質です。

綿流し以前

  • 詩音の存在の謎 (→目明し編で解決?)
    • 詩音は悟史と親しい関係にあったにもかかわらず、沙都子やレナが詩音の存在すら知らないのは不自然。
    • 内緒で過去雛見沢に来ていた?
    • これも入れ替わりか?
    • 全員と会ってはいるが魅音に化けていた。レナが正体に気付いていたかどうかは意見が分かれる。
  • 魅音と詩音の交換について (→目明し編で解決?)
    • 最初から途中までが魅音で、デザートからが詩音?
    • 詩音はデザートの電話の時からが濃厚?(もしくはその直前のエンジェルモート)
    • エンジェルモートの衣装は背中が露出しているが、鬼の刺青は見えなかったのか?
      • おそらく鬼の刺青は背中上部でなく下部についているのだろう
      • アニメOPには入れ墨が背中全面に書かれている。
      • 姉妹がおもちゃ屋で鉢合わせした際の会話及びその日の日中の会話から、魅音は圭一がデザートフェスタに特別招待されていた事を知らなかった事が分かる。
      • 色を塗って隠していた?
      • 長い髪のせいで見えなかった
  • 魅音が自白時に圭一が雛見沢の人たちに助けられたことに関する発言をしたことから、不良を怒鳴りつけたのは魅音?
  • 一方詩音は電話口で魅音になりすましたときはお魎を「婆っちゃ」と呼んでいた。が、悟史の件で祖母に対する感情は良くないので、さすがに人前で「鬼婆」とは呼ばないが、屋敷での「自白」シーンでは「祖母」で通している。(魅音に完全になりきらなかったのは、圭一が姉妹を区別できるかどうか試す意味もあったと思われる。)この時1度だけ出てくる「婆っちゃ」は回想シーンのみなので、魅音本人のもの。 (目明し編)
  • 不良を追い払ったとき、アニメ版では詩音だったが原作では過度に大石を嫌っていたため魅音と思われる。(魅音は詩音が大石を悪く思って無いことを知らず、演技も下手なため、詩音にうまくなりきれなかった。反対に詩音は魅音の大石嫌いを知っていて演技もうまいので村長失踪のとき魅音になりきれた。)
  • 詩音は、おもちゃ屋で魅音と鉢合わせたとき、「一連の『詩音』は全て自分である」と主張していたので、あえて細部にこだわって「魅音」を演じる理由がない。
  • アニメ版では弁当を届けたのが魅音、不良を追い払ったのは詩音で確定。
    ラストの園崎本家で、不良を追い払った話をした「魅音」の正体は、良くも悪くもわかりやすい。
  • 漫画版では電話でデザートフェスタに誘うところからが詩音、それ以前は全て魅音。
  • Tips「スクラップ帳よりVIII」にある、綿流しとされる「明治末期の事件」とは?
    • 身元不明の惨殺死体が発見された事件。
    • 遺体は四肢と胴体の五つに分解されていた。
    • 全身の生皮を剥がされ、腹部を鋭利な刃物でこじ開けられて臓器を引きずり出されていた。
    • 腸流しの犠牲者?
    • 皆殺し編の 羽入と梨花の会話によると、腸流しの祭が実在したのは江戸期以前。行事としての腸流しは考えにくい?
    • 言い伝えを模倣した犯行とも考えられる。

綿流し当日

  • 祭具殿進入時に、詩音と富竹のみが聞いたという音について。(→皆殺し編で解決)
    • 圭一の認識異常で無いとすれば、詩音と富竹の嘘(何のために?)
    • 子供のいたずら? 祟殺し編で、沙都子が祭具殿に通気孔から侵入出来る事を告白。
      • 「子供がドタバタやっているような音」「天井の祭具に人の様なものが見えた」と いうのにも合致する。
    • 綿流し時にはぐれていた沙都子は泣いていた。関係ありか?
    • 沙都子が祭具殿に侵入した時も聞こえたらしい。
    • 沙都子が侵入したのは大分昔ではなかったか?
    • 声と足音はオヤシロ様のものでは?→ 羽入 (皆殺し編から)
      • なぜ圭一には聞こえなかった? 圭一には詩音・富竹と何らかの差異があった??→ 富竹は、鷹野が予防注射をきちんとしなかったため、L3状態だった。詩音もおそらくすでにL3状態といえよう。L3以上のときに、羽入の声や音を感知できるらしい。 (皆殺し編から)
    • では何故そのような音が起きたのか?→ 羽入は一般的にオヤシロ様と呼ばれている。"オヤシロ様を全ての事象の犯人であり、全ての祟りはオヤシロ様のせいである"という鷹野の意見に対しての羽入の気持ちで、つまりは羽入が怒って暴れている音がこの音の正体。雛見沢症候群によってL3以上の発症者である詩音・富竹にだけ聞こえたということ。
  • 綿流しの前日には既に死んでいた鷹野。では綿流しで圭一たちと一緒にいたのは?(→皆殺し編で解決)
    • 本人。死体が別人?歯型は鷹野の名を騙った別人の物で本人は生存?真っ先に自分が死ぬことでその矛先を別の人間にそらせた?
      祭具殿侵入を首謀し今回の事件のきっかけになった張本人だが、結果が見えた上での計画的なものだったのでは・・。
    • 本人。死亡時刻がずれるように死体に何かが施されていた?
    • 本人。インスリンの多量注射による高インスリン低血糖症で死亡?
      死亡時にインスリンが多量に分泌されるらしいので死因になりづらく、死亡時刻のずれにも影響したのでは・・・?
    • 姉妹。真犯人? 鷹野三四を殺して、彼女のフリをした?(何のために?)
      • 園崎姉妹と同じく場面場面で入れ替わりをしていた?
    • 別人。誰かの変装? 鷹野のフリをして祭具殿の中を見ようとした? それとも鷹野の死亡に関する捜査を攪乱するため?
    • 大石曰く鑑識のミス。 (罪滅し編より)
    • 実際はやっぱり鷹野が偽装死体を用意した。用意した死体の死亡時刻が合わないのはそれしか用意できなかったが彼女の戯れでそのまま焼却したため。 (皆殺し編より)

綿流し以降

  • 魅音の自白にお魎が含まれていなかったのは何故か? (→目明し編で解決?)
    • 隠した?
    • 言う必要が無かった?
    • 知らなかった?
  • 両親が引越しを決めた封筒に入った手紙。
    • 圭一と詩音が救出された後、前原家には連日魅音達の両親とその部下が家に謝罪にやってきて100万の札束を積んでいった。圭一の両親はこれを受け取らなかったが、額が2000万に達した時封筒に入った手紙を渡された。これを見た両親は圭一を抜きにして2晩話し込んで引越しを決めた。
    • 頑なに動かなかった両親の心を変えた、手紙の内容とは?
    • 東京や山狗が関与している?
    • 詩音の現状報告と退避勧告?
    • 前原家にも何か後ろめたいことがあり、それを暴露すると脅された?
  • エピローグで圭一を刺した魅音、自殺した詩音について (→目明し編で解決)
    • 魅音の死亡は警察が刺青によって確認している→刺したのは詩音
      • 詩音は発狂して死亡?争い声は一人二役?テープ?
      • 園崎関係者による偽装自殺?
    • 圭一を刺したのも詩音を自殺させたのも第三者?
    • その時放った言葉。「殺したいヤツは全て殺した」とは?
    • 最後に迎えに来たのは?
    • 公式BBS 魅ぃ掲示板

      過去ログ2[1]No.254 投稿者/竜騎士07
      レナたち、一部の親しい人間は、魅音の背中に鬼の刺青があるのを知っていますが、
      それを実際に見たことがあるかどうかは微妙です…。
      ただ、双子であっても、背中に刺青があるか、ないかが姉妹の絶対の違いとなっています。
      (それは雛見沢の特殊な事情を知る者なら、誰もが知っています。これには大石も含まれます)
      警察もそれを知っていて、魅音の死体の背中にはちゃんと刺青があり、
      詩音の死体の背中には刺青がなかったことも確認しています。推理の上での、何かの情報になれば幸いです☆

犠牲者

  • 富竹ジロウ(本名不明) 喉を掻き毟って自殺?
  • 鷹野三四 焼死体で発見される
  • 園崎お魎 園崎魅音に殺害される
  • 公由喜一朗 園崎魅音に監禁され死亡
  • 古手梨花 園崎魅音に殺害される
  • 北条沙都子 園崎魅音に殺害される いずれも、魅音に成りすました詩音の手によるもの (目明し編)
  • 園崎魅音 園崎家地下の井戸に転落死
  • 園崎詩音 自室のマンションから転落死

タイムチャート

  • 1日目 6/12(日) レナ・魅音と散歩 午後賞金5万円かけておもちゃ屋で部活
  • 2日目 6/13(月) 部活シンパシー メイド服で下校 父親とエンジェルモートで夕食 魅音(詩音?)に会う
  • 3日目 6/14(火) 学校でカレー大会 昼食抜きで帰宅 詩音が弁当を持ってきてくれる
  • 4日目 6/15(水) 梨花 綿流し演舞練習の為部活中止 エンジェルモートに向かう途中で不良に絡まれる
                詩音と雛見沢の人達に助けてもらう 夜詩音から電話 デザートフェスタの約束
  • 5日目 6/16(木) レナ「魅音は最近誰かに傷つけられた」 デザートフェスタ当日 部活メンバー集結
                詩音とおもちゃ屋に人形を買いに 魅音に会う 詩音≠魅音が明らかに
  • 6日目 6/17(金) 魅音に避けられる 部活ナシ
  • 7日目 6/18(土) 梨花演舞練習 部活中止 綿流し準備の手伝い 過去の祟りの話を聞く
  • 8日目 6/19(日) 綿流し当日 五凶爆闘 演舞中詩音と富竹・鷹野を祭具殿前で発見 祭具殿侵入 異音?
                魅音「詩音に会ってないよね?」
  • 9日目 6/20(月) 魅音から再度「詩音に会わなかった?」 魅音早退 詩音と図書館へ 大石に捕まる
                夜詩音から電話 富竹・鷹野が綿流し当日に死亡した事を聞く
  • 10日目 6/21(火) 公由喜一郎が昨夜から行方不明 梨花に祭具殿に侵入した事を打ち明ける 詩音から電話
                詩音「公由に相談した>行方不明?」 梨花・沙都子行方不明 捜索するが見つからず
  • 11日目 6/22(水) レナと登校 魅音休み レナの推理 大石から公由の話を聞く 夜詩音から電話
                詩音からの電話≠詩音?
  • 12日目 6/23(木) レナと魅音の家へ 大石に送ってもらう 魅音の供述 地下拷問室で詩音と再会
                魅音に襲われる 詩音・圭一保護 魅音逃走
  •      6/28(火) 圭一、魅音に刺され重体 詩音転落死
                後日大石が見舞い 魅音・鷹野の死亡時刻を聞く
                圭一、ベッド下の魅音の幻を見る(目明しでは7/3死亡)

本編内容・粗筋

部活動の一環のゲーム大会で景品(女の子が欲しがるような可愛い人形)をもらった圭一だが、彼はそれを男っぽい魅音ではなく可愛いもの好きのレナにあげてしまう。その後、圭一はひょんな事から妙な格好(メイド服+バニースーツの様なコスチューム)でバイトをしている魅音を発見。しかし彼女はいつもの快活な態度とは裏腹に大人しい声音で魅音の双子の妹の詩音と名乗る。圭一は魅音が別人の振りをしているのだと考えて、それに合わせる振りをした。その後、何度か詩音に会う圭一。だがある時に圭一は魅音と詩音が一緒にいる現場に遭遇。魅音の双子の妹、詩音は実在したと知って驚愕する彼と、いつのまにか2人が知り合っていることに驚愕する魅音をからかう詩音。その後圭一は、詩音が実家のある雛見沢ではなく隣町の興宮に住んでいる事や園崎一族(魅音の家で近辺に強い影響力を持つ旧家)の中で微妙な立場にいる事を知る。

やがて綿流し祭りの日、梨花の演舞を見ようとしていた圭一に詩音と富竹と鷹野(富竹の恋人の看護婦で雛見沢の伝承に強い関心を持っている)が接近。彼らは言葉巧みに圭一を誘って村人が梨花の舞に集中している合間を狙って、一般人は絶対に入ってはならないとされる祭具殿に潜入した。退屈そうにしている圭一に鷹野はうれしそうに己が調べた雛見沢の伝承について語りだした。雛見沢はかつて鬼ヶ淵(鬼の住む村)と呼ばれ、村人は人を食う鬼の血を引いているというのだ。この地方に伝わる「鬼隠し」とは村人の中の鬼の血が騒いで我慢できなくなるのを沈めるために、人を攫って食う事を指しているのだった。そして綿を川に流す「綿流し」とは、鬼に攫われて食われた犠牲者の内臓(腸)を川に流す事を示唆している。よって綿流し祭りの日に誰かが死んで誰かが行方不明になるのは、鬼に食われたからだという恐怖が雛見沢の住人の心に巣食っていた。そして祭具殿の中で彼らが目にしたのは数々の拷問用具だった。人間を生きたまま解剖して貪り食らうというおぞましい風習が今でも密かに受け継がれているのではないか、という鷹野の言葉に圭一と詩音は青褪める。

やがて舞の時間が終わり祭具殿から出る一同。富竹と鷹野と別れて魅音達との待ち合わせ場所に行こうとする圭一に詩音は問うた。祭具殿の中でずっと聞こえていた物音が気にならなかったのか、と。しかし圭一はそんな音はしなかったと言い返す。釈然としないまま二人は別れ、圭一は仲間と合流する。

そして次の日の夜、詩音からかかってきた電話で圭一は、喉を掻き毟って死んだ富竹の死体と鷹野の焼死体が発見された事を告げられる。彼らが殺された理由は祭具殿に侵入したからとしか考えられない。 2人は身辺に気をつける事と、毎日電話で情報を交換する事を約束した。夜が明けて学校に向かった圭一を待っていたのは雛見沢の村長が失踪したというニュースだった。危機感を強める圭一だが、休みの時間に更なる衝撃が彼を待っていた。梨花が2人っきりになった時に綿流しの日の舞の時間に彼が何をしていたかを問いただしてきたのだ。重圧に耐え切れなくなって婉曲的に祭具殿に入ったことを認めた圭一に梨花は笑って「守ってあげる、だから死んだ二人のことは忘れなさい」と告げる。

罪悪感に苛まれながらも帰宅する圭一。だが詩音からの電話が再び圭一を恐怖のどん底に叩き落した。行方不明になっていた村長は実は詩音から祭具殿の件で相談を受けていたのだ(村長と詩音は昔から仲が良かった)。電話を切ると圭一は慌てて梨花の家に向かうが時既に遅く、梨花は同居していた沙都子ともども行方不明になっていた。

翌日学校が終わって家に帰る途中に圭一は大石と会い、彼から詩音が綿流し祭りの翌日に失踪したと告げられる。その日の夜にかかってきた電話でその事を詩音に尋ねると、詩音は謎の奇声を発して電話を切る。電話の主は詩音ではありえない。詩音の代わりが務まるのは魅音しかいない事に思い至った圭一は翌日レナとともに魅音の家に向かう。

2人の追及に魅音は犯行を告白。詩音がまだ生きていることを告げて詩音がいる地下の拷問部屋に圭一を案内する。そこで詩音の姿を見た瞬間、圭一は魅音のスタンガンで昏倒させられて拘束される。自身を鬼と称し、鬼の目覚めたきっかけは「人形を魅音に渡さなかったこと」と言い放つ魅音に対して圭一は悔恨の涙を流す。圭一を拷問にかけようとする魅音だが、圭一の必死の叫びに我に返ると彼女は詩音を連れて逃亡。直後踏み込んできた警官によって圭一は助け出される。その際に魅音は「今後わたしの姿を見ても、決して近づいては駄目。その時、私は魅音ではなくただの鬼に成り下がっているから」と圭一に告げた。魅音は行方不明となり、詩音は保護されて興宮のマンションに移った。

数日後の深夜、圭一は自分の家の前にたたずむ魅音の姿を発見。切羽詰った口調で別れを告げる魅音に彼はあの日渡せなかった人形を渡そうとする。しかし思いは届かず、態度を豹変させた魅音は圭一を刺し、意味深な台詞を残しつつ逃亡するのだった。

なんとか一命を取り留めたものの入院する事になった圭一は自分が刺された日の大体同じ時間帯に、詩音が死んだはずの魅音を相手に口喧嘩を繰り広げた後に自殺した事を知る。だが見舞いに来た大石は更に驚愕の事実を告げてきた。魅音は数日前に既に死んでいる事(詩音と魅音を区別する背中の刺青が彫られていた事から死体は魅音に間違いない)。焼死体となって発見された鷹野の死亡時間は綿流し祭りが始まる前になっている事。一連の事件で「死体が動きすぎている」(大石談)のだ。 それを知った圭一は今回の事件の背景にあるであろう雛見沢に潜む闇が何も解決されてなどいない事を知る。 その時、ベッドの下から現れたのは・・・

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最終更新:2007年05月03日 16:16