祟殺し編

人か、祟りか、偶然か。
あなたの中での推理はどのように固まりかけているのでしょうか。
このシナリオで、その推理が揺るぐか、磐石になるか、楽しみです。

難易度は最悪。多分あなたは推理するにすら至りますまい。

綿流し以前

  • 園崎系資金の横領疑惑について
    • 被害者は間宮リナ(本名律子)。被害者は架空口座を作り、現金を上限の1億まで振り込んだ。この横領には3〜4人の男が関わっているらしい。他の男は1000万ほど引き出して蒸発した。間宮リナはその見せしめとして殺されたらしい。
    • 腸流しを行ったのは誰か?
      • 園崎組。これは素直に見せしめと解釈。
      • 入江機関・鷹野一派。終末作戦に備え、園崎家へ警察の疑惑を集中させる工作。
  • 泣きじゃくり嘔吐した沙都子がレナだけに伝えたこと
    • レナに尋ねても詳細がわからないことや、沙都子の「気持ち悪い」などの発言、またレナの「何も出来なかった」を深読みすると、取り戻せない処女を奪われたのでは?性的虐待の可能性?(←気持ち悪い発想)
      • しかしアニメ版では単に撫でるという行動が悟史との思い出に重なっただけなので、あまり高い可能性ではない。
        →この回想が沙都子の真意とすると、最も恐れている・辛いのは悟史に関連した何か。悟史の失踪への自責?圭一が同様に失踪することを恐れた?叔父殺害が解決にならないことを暗示。レナの後悔とも対応する。
      • 祟殺し編のTIPSに拘らず、皆殺し編に 性的虐待を連想させる描写はなかった。TIPSの演出自体ミスリード?
      • 祭囃し編より、 偽通報の後、急に優しくなった義父に対して「気持ち悪い」という所感を沙都子が抱いていたことが判明。校長の態度からその時の事がフラッシュバックされた?→いずれ殺される、と被害妄想が再びエスカレート?
    • いずれにせよここでの虐待に対する沙都子の認識が、鉄平殺害後の沙都子の「鉄平在宅」発言の真偽に繋がってくるのでは?
  • 圭一の掛けた電話について
    • 電話に出たのは魅音
      • 目明し編を見る限り、詩音は悟史が叔母を殺したと考えているが、電話に出た魅音?はそれを否定している。
      • 目明し編より、詩音しか知りえない情報が会話中に含まれている。←具体的には?
      • 詩音は悟史を呼び捨てにはしない。魅音と入れ替わっているときであっても「悟史くん」と呼ぶ。一方、魅音は「悟史」とも「悟史くん」とも言う。電話の相手は両方を用いているので、魅音では?
      • 最初取り乱して悟史くんと呼び、圭一だとわかって落ち着いてからは悟史に変わっているため、詩音が魅音の振りをしていると考えるたほうが辻妻が合う。←ただ、詩音は魅音の振りをしている時も悟史を呼び捨てにしない。悟史の呼び方を根拠とするならむしろ詩音ではないことになってしまう。
      • なぜあのような反応になったのか?酒のせい?→目明し編より魅音も悟史が好きだったと判明。詩音との電話の後、魅音も悟史と電話した時に沙都子のことを頼まれていたか
      • そもそも圭一は「魅音か?」と電話してきたのにそれに答えず、なおかつ会話の中に詩音のフリを交える行為の意味は?
  • 電話に出たのは詩音
    • 「悟史くん」と呼ぶ所がたびたび登場する。
    • 話し方が詩音のしゃべりかたに近い。
    • 目明し編より、1年前に悟史から「沙都子を頼む」と言われたのは詩音だった。
    • 何のために詩音は魅音と入れ替わったのか?
      →たまたま詩音が出て、圭一の只ならぬ雰囲気を感じ、かつての悟史の電話を思い出してそのまま魅音のフリをして話を聞いた、と解釈するのが自然では?
      →他にも入れ替わった可能性のあるシーンはないか? →彼女(魅音)の一人称の呼称の違いが可能性が高い。「あたし」「私」「おじさん」。
  • 最初に電話に出るのが遅かったのは何故?
    • 出たのが詩音だったとすると、魅音やお魎も酔っていたり寝ていたりで電話に出られなかった可能性がある。
  • 魅音(?)が酔っていた理由は?
    • 圭一の言う通り前夜祭で集まりがあった?
  • 電話の相手が詩音の場合、詩音は何らかの行動をとったか。
    • 綿流し祭り前日の通話以降姿を見せていない。(圭一の前から姿を消した)
    • 以降の行動は?
      • 目明し編で圭一を餌に用いた行動様式から判断しても、やはり圭一を監視していた可能性がある?
      • 魅音と入れ替わっている?それなら綿流しの次の日の沙都子の叔父に対する突き放した言い方(魅音「叔父は嫌な奴だけど居るわけだし仕方ない」)も分かる。(レナは「居る」と言っているだけで叔父に対する感情的な発言はしていない。)
      • 4年目の事を思い出して魅音と相談?→その後部活メンバーでアリバイ作成?
  • 沙都子と入江の養子についての法律的観点(念のため)
    • 養子の話が出ていたが、既婚者でないと養子に出来ないという法律はない。それは特別養子のこと(しかもその法律は当時制定されていない)。→前提が崩れる?
    • ただし、未成年者を養子にする場合、法律で定められた例外(再婚相手の連れ子を養子にするようなケースなど)を除き、家庭裁判所の事前の許可が必要。その家庭裁判所での許可の審判では、養子となる者の福祉の観点から、その人間が養親にふさわしいかどうかの審査があり、一般的に、既婚者に比べ独身者は厳しく審査される(子供は夫婦そろった家庭で養育される方が、より福祉にかなうという考え方に基づく)。したがって、独身男性と未成年女子の組み合わせでもある入江と沙都子のようなケースでは、かなり審査は厳しいものとなり、不許可となる可能性が高いことは否定できない。
    • 入江の過去( 精神外科医 )を加味して考えると、かなり審査通過は厳しいと言える。

綿流し当日

  • 圭一が叔父殺しの現場から帰る途中、出会った鷹野について (→皆殺し編で解決?)
    • 圭一と出会うまでに、いったい何をしていたのか?
      • 富竹を捨てに行く途中だった。トランク内にはL5発症薬を打たれ、眠らされた富竹が入っていた。
    • 圭一と出会った事はただの偶然なのか?
      • 偶然。各編で綿流し深夜に必ず会うわけではないので。また、別れ際に「会わなかった事にしろ」と言ったことからも意図的に会いに行ったとは考えにくい。
    • 圭一を車で家まで送ったのは、本当にただの親切心からか?
      • オカルト趣味から、深夜に異常な行動を取っている圭一に興味を持った? 鷹野は祭り前に、オヤシロさまの祟りの話で異様に熱くなった圭一を見ている。 発症した圭一に興味?
    • 圭一と別れる前に鷹野は、「今夜二人が出会った事は誰にも言うな」と忠告するが、それはなぜか?
      • 会ってはいけない理由が鷹野に有った?
    • 車の中にあった折り畳み自転車は、富竹の物ではなくて本当に鷹野自身の物なのか?
      • 鷹野の言う通り、雛見沢において、富竹と富竹の自転車が分かれて存在する事はありえないと言えなくも無い?
      • 聞いたとき特に圭一は疑いを持っていなかった。鷹野の発言はあえて自分に「富竹をどうにかした」と疑いを持たせるために発言したように思われる。
    • 圭一と出会った時点で、鷹野は圭一が殺人を犯したことを知っていたのか?
      • 「上手に埋められた?」の台詞や、圭一の発言の矛盾を指摘したりしたのは、ただの悪ふざけか? それともカマかけか?
      • 鷹野が圭一との別れ際に「会わなかった事にしろ」と忠告する際、「あなたにとってもその方がいいでしょうから」「良かったわね、私が優しい人で」の真意は何か? →「出会った奴は消すつもりだった。でもお情けをかけてやった」という風にも解釈できる。(圭一の犯行を知っていたかどうかに拘らず。)
    • 『鬼隠し編』によると、富竹ジロウの遺体発見時刻は11時55分。
  • 富竹の自転車の矛盾 (→皆殺し編で解決)
    • 『鬼隠し編』では近くに放置されていた。(『綿流し編』では詳細記述なし)
    • 『祟殺し編』では三四が持ち去った?(三四は否定。似ているだけ、とのこと)
      • 圭一が帰ろうとした雛見沢方面から車に自転車を載せた三四がやって来た。富竹の殺害現場は興宮方面、車の移動先にあった。
        →富竹の所へ自転車を運んでいたのでは?
      • 自転車は不審だが、三四は興宮在住なのであの道は祭からの帰り道ではある。
    • 富竹を捨てに行く途中だった。トランク内にはL5発症薬を打たれ、眠らされた富竹が入っていた。
  • 北条家を監視していた警察の謎。
    • TIPS「5年目の犠牲者」、私的捜査ファイル等を見る限り警察は事前に鉄平と沙都子に祟りが下るであろう事を予測していた。
    • しかし「5年目の犠牲者」では北条宅は監視しているがバイクで出かけた鉄平や祭りに行った沙都子達自身をマークしていない。(まるで「祟りは北条宅で起こる」と確信していたようにも思える)
    • 今回鉄平が殺された経緯は「外に呼び出されて路上で撲殺される」という4年目の叔母殺害時の状況と同じである。ならば、それぞれ外出したのならばそれを追うのが自然である。
    • それなのに、次の日には大石が圭一を尾行した上で死体を埋めた穴を掘らせていた事から警察は鉄平が埋められた場所を把握していなかった。(殺害現場を目撃できなかった。)
    • なぜ、目星を付けていたのにも拘らず、鉄平は殺されてしまったのか。そして圭一の犯行を目撃できなかったのか。
      • 園崎が囮的ないざこざを起こし、一時的に北条から目を逸らさせた?
        →詩音が園崎組に頼んで何らかの行動を起こした?
  • 最初に掘った穴とシャベルの始末は?
  • 襲撃するシーンで道の途中で待ちかまえていてその近くにシャベルで穴を掘って用意している。
  • しかし、叔父が遠くまで逃げたので運べないからここで埋めよう、と新たな穴を掘っている。
  • この「最初に掘った穴とシャベル」を始末した記述がない。
  • 死体と同じように魅音が始末した?
  • 警察が叔父捜索の途中で発見し、  特徴のあるシャベルから圭一を疑い始めた?

綿流し以降

  • 綿流し翌日のクラスメート達の言動の謎?
  • レナや魅音はなぜ圭一が祭りに行ったと言ったのか?
    • クラスメートが圭一を庇って、口裏を合わせた様子。
    • レナたちの言うように圭一が本当に祭りに行った?
    • 圭一が沙都子の叔父を殺したのは、雨が降った別の日の出来事だった?
    • 射的ゲームの話で梨花は「あれは結局、富竹がビリだったのですよ…」と言った。魅音も同意。圭一を庇って口裏を合わせたなら、なぜ富竹の名前を出したのか。仮に富竹が生きていて、警察が富竹に事情聴取すれば、富竹は口裏を合わせる理由がないため、嘘がばれる可能性がある。
      → すでに綿流し編の翌日の昼の時点で富竹が死亡したことを知っていた? 魅音と梨花なら富竹が死んだことを知っていてもおかしくはない?
      魅音とお魎は、鷹野らの殺害を発生直後には既に知っていた。 (目明し編)
  • 放課後、沙都子は何故叔父が生きているといったのか?
    • 沙都子の意図的な嘘
      → 圭一を庇った?
      → 沙都子が黒幕?
      → 風呂等の虐待は自演?
      → 綿流し翌日放課後のレナや魅音の台詞と関連?
    • 精神異常による沙都子の妄言
      鉄平生存というのは、L5発症による沙都子の妄想の可能性が高い。→祭囃し編で前の父親の所業を北条父の所業と混同している描写あり。
    • 園崎による叔父の替え玉が存在した? → これについて、TIPS「恨み帳?」より、
      「だってこれは、死んだあの男が言っていたのと同じこと。あの男が言っていたことを、どうしてこいつが知っているのか。」
      沙都子は叔父が死んでいることを知っていた?そして別の誰かが叔父の代わりとして存在した?
      → 「死んだあの男」とは沙都子の養父(鉄平の兄)ではないか?→沙都子が殺した可能性も?
      → 「こいつ」とは叔父の麻雀仲間の可能性も?
      →例の足音が聞こえ、それが叔父であると妄想していたってのは?
  • レナたちの沙都子の叔父に対するコメントがおかしい。なぜ執拗に叔父が生きていると強調するのか?
    魅音の「放っておきなよ。その内、解決しちゃうと思うしさ。」という台詞の真意は何か?
    • 圭一をかばうために魅音主導で皆が口裏合わせをしているのだとしたら、圭一のアリバイ作りのためと言える? 鉄平と同居している沙都子が「鉄平生存」と主張している現状から、鉄平の"失踪"時期はある程度コントロールできる。罪滅し編から、 園崎家にはその類の工作(情報操作、死体の移動)を行う能力があることが分かる。
  • 放課後、ダム現場の宝探しについてくるように強く言ったのはなぜか? 魅音「もちろん、拒否権はないからね」 普段宝探しについてこない魅音までついてきた?
    • アリバイの詳細について圭一と口裏を合わせるため?
    • この時刻に「鉄平失踪」という情報を警察に流した? その場合圭一のアリバイは成立する。
  • 下校時、宝探しを拒否した後、レナは何故「病院に必ずいけ、レシートを必ずもらえ、翌日レシートを確認する」と強く言ったのか?
    • 宝探しもレシートも、祭り翌日の放課後の圭一のアリバイ確保のため?
      → 何故、祭り翌日放課後のアリバイが必要だった?
      → 放課後の時間に園崎家で死体隠蔽工作をするので、圭一にその嫌疑がかからないようアリバイが必要?
    • アリバイを疑わせるような圭一の言動を、入江に連絡した上で心神耗弱と診断させることで収めようとした?入江の対応が説明できる。 →もし連絡を受けたとしても、それに対する入江の対応は 圭一のL5発症を疑っている と思われる。
  • 埋めたはずの叔父の死体は何故、何処へ消えたのか? (→罪滅し編で一部解決?)
    • 圭一が殺したのは別人だった?もしくは妄想?
      • バットが消えている。鉄平を追い林を駆けた際に付いた小さな傷が残っている(入江も確認)。穴を掘っている(一度掘った形跡があったと大石らも確認)。鷹野と会っている。以上の点からすべてが妄想とは考えにくい。
      • 人を撲殺したなら返り血を浴びるはずだが、圭一はどう対応したのか?  返り血が衣服についていれば、少なくとも誰かに怪我を負わせたことの証明になるはず。
      • 別人を殺したのなら、「鬼隠しだ」と大騒ぎになるはず。
    • やっぱり死んでいる
      • 何者かが移動させた?→魅音もしくは詩音が手を打って、園崎組が処理?
      • 掘った場所を間違えた(カンテラを頼りに掘った為) → しかし、穴自体は掘った形跡があった。
      • 掘った穴は元々圭一が死体を埋めるために作った穴だったが、鉄平が遠くまで逃げたため別の穴を掘りこの穴は必要なくなる。さらに当日の大雨でその穴が塞がったことにより、圭一は間違って何も入っていない穴を掘り返した。
    • 罪滅し編では、 魅音が園崎組に頼んで鉄平らの死体を移動し、地下祭具殿の井戸に隠している。
    • 圭一の様子から事態を察した鷹野が 山狗に命じて隠させた→雛見沢で暮らす圭一が逮捕されて移送されると、終末作戦上、面倒なことになる為?
  • 大石は何を探していた?
    • もし鉄平を殺したのは圭一の妄想で、鉄平は生きていたのならば、大石が圭一を監視(?)していた理由が不明になる。
      • 入江に殺害告白後、入江に大石から電話がかかっている。圭一の犯行を伝えた可能性がある。
        --大石と男達はシャベル、バケツを持参していた。圭一が死体を確認する可能性を最初から踏んでいた?
    • 鉄平が行方不明だから最も怪しい圭一を監視していた?
      • 警察はまだ鉄平が行方不明だと知らないのでは?
      • 園崎家が死体を移動させた上で、「圭一が死体の処理をしている」と匿名で警察にタレこんだ? 「祟り」解明に執念を燃やす大石はこの種の情報を無視はしない(罪滅し編が好例)。結果として、死体は当然見つからないので圭一の疑いは晴れる?
  • 大石と一緒に居た男達の正体は?
    • もし警察関係者なら大石達と同じく行方不明になっている筈ではないか?
    • 綿流しの時の部下は大石の冗談に笑っているが、祟殺しの時は遅れて愛想笑いをしている。
      • 祟殺し編では雨にうんざりしているだけ?
    • 入江の通報を受けて駆けつけた大石に、入江が自分の部下を同伴させた? その後入江の部下に大石が拉致された?
  • 入江の言う「リサ」って誰? (→皆殺し編で解決)
    • 間宮リナやレナの誤記ではない。(作者談)
    • 圭一の呪いをかけられた三四の正体か?
    • 鷹野の代わりとして焼かれた死体?→死亡を警察に知らせていない?
    • 入江が知る、間宮リナのかつての源氏名?
    • 入江が富竹と初めて出逢った時に起きた聞き間違いによる富竹の呼び名 (皆殺し)
  • 入江が自殺しているのは何故?
    • 医学的に処置されて殺されていた梨花との関連は?
    • 圭一に飲ませようとしていた睡眠薬が手元にあったはず。
      → 梨花を殺害後、自殺、もしくは殺害された可能性はないか?
    • 東京からの責任追及等を考え、将来を悲観して自殺?もしくは山狗らによる偽装殺人? (皆殺し)
  • 梨花が殺されているのは何故? (→皆殺し編で解決)
    • 暇潰し編の梨花の予言と酷似しているが関連性あり?
    • 境内に連れて行ったのは沙都子だが…。沙都子自身にこの殺し方は無理だろう
    • 古手梨花殺人と入江医師自殺はほぼ同時刻らしいが…?(私的捜査ファイル)
    • TIPS研究ノートIIによると、鷹野は村が梨花の加護を失ったら鬼が跋扈する宴が再現されると期待。
    • 解答: 鷹野と山狗による綿流し。これは東京主流派の関与はなく鷹野の個人的動機による独断(東京過激派は関与?)。梨花の死は滅菌作戦実施の必要最低条件であり、東京穏健派は最優先でこれを防ごうとしていた。

大災害以降

  • 圭一は何故大災害を生き延びることができたのか? (→皆殺し編で解決)
    • 誰かが圭一を移動させた? → 動機、元の位置に戻した理由は?
    • ガスの発生源が沼ではなかった?
      • 沼以外の発生地点、もしくは人為的にガスを別の場所から出した?
    • 仮死状態であったため致死量を吸わなかった?
    • 逆に沼のガスをすったために助かった?
    • 村人の死因はガスではなく他に? → 実は、ガスの成分が人を仮死状態にしただけ?
    • 火山ガスは本当に存在したのか?
    • 解答: 大災害は、東京による滅菌作戦だった。想定外の場所にいた圭一は作戦実行時に見つからなかったため、助かった。 (皆殺し)
      • 雛見沢症候群の「梨花女王説」を前提とすれば、日が浅かった圭一は死亡に至らなかったと考えられるのではないだろうか。
        L5に到るかどうかは、別問題とする場合に限る。
  • 大災害後、何者かが家屋に侵入、物色の形跡あり
    • 大災害後、真っ先に侵入した(と思われる)火事場泥棒の証言。(手口の内容から信憑性は高い)
      →行方不明の沙都子が逃亡資金のため奪っていった?
  • 駐在所から盗まれた拳銃と校舎裏の銃弾は何を意味する? (→皆殺し編で解決?)
  • 行方不明の大石と熊谷氏 (→皆殺し編で解決)
    • 暇潰し編では大石は生存しているが…?→暇潰し編との相違点
    • 暇潰し編で大石は、たまに腹痛を起して便所に籠りっきりになると言っている。その結果、熊谷氏が単身雛見沢へ捜査に行き失踪、興宮署に残った大石が生存するケースもある模様。
    • 直前に車両検索している。→ 白いバンとの関連は?
    • 圭一を取り囲んだときにいた男5, 6名はドコへ?時間経過は圭一からあってすぐの模様。
    • 圭一にあったのが日没後、車両検索が20時08分。
    • TIPS照会要請。大石が失踪直前に照会した車は雛見沢の村人所有。盗難届・S号指定・特記事項なし。
      • 園崎家でないなら、車両照会は入江の部下の車?白いバン?
      • 鷹野の乗っていた“リサ”の車?
    • 解答: 入江というより鷹野の部下・山狗の白いワゴン。滅菌作戦準備中に大石らに発見され、これを射殺・隠蔽。 (皆殺し)
  • 行方不明の沙都子と鉄平
    • 圭一を突き落とした後沙都子はどこへ? → 山狗に拉致された可能性が高い。その場合、症候群に関連する貴重な実験体として兄妹ともども悲惨な末路を辿ることになる。 (皆殺し編)
    • 結局鉄平は生きていた?死んでいた?
  • 詩音の自殺について
    • 祟殺し編ではほとんど詩音は出てきていないのに、病院で自殺し、葛西も同じく病院で死亡している。
      • 圭一の掛けた電話と関連性はあるのだろうか?
      • 偽装自殺?宵越し編の園崎魅音は詩音?←詩音に偽装自殺が可能かは疑問
    • 詩音自殺の2日後に圭一も自殺未遂をしているのはなぜか?
  • セミの声が聞こえなかったこと
    • 滅菌作戦は人間対象→ガス災害なのに動植物が無事という不信感を拭う為に、滅菌作戦と同時もしくは直後、殺虫剤の散布が行われたのでは?

犠牲者

  • 律子(間宮リナ) 腹を裂かれ拷問死
  • 富竹ジロウ(本名不明) 喉を掻き毟り自殺? S58_6_19
  • 鷹野三四 絞殺され、焼死体で発見される S58_6_19
  • 大石蔵人 行方不明 S58_6_20
  • 熊谷勝也 行方不明 S58_6_20
  • リサ 死亡?
  • 入江京介 入江病院で睡眠薬を飲み自殺? S58_6_21
  • 古手梨花 腹を裂かれ拷問死 S58_6_21
  • 北条鉄平 行方不明 S58_6_22
  • 北条沙都子 行方不明 S58_6_22
  • 竜宮礼奈 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 園崎魅音 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 園崎お魎 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 前原伊知郎 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 前原藍子 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 富田大樹 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 岡村傑 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 公由喜一郎 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22
  • 知恵留美子 大災害避難中に事故死 S58_6_22
  • 亀田幸一 大災害避難中に事故死 S58_6_22
  • 葛西辰由 収容先の病院で死亡 S58_8_11
  • 園崎詩音 収容先の病院で自殺 S58_8_27
  • 前原圭一 収容先の病院にて自殺未遂 S58_8_29
     収容先の病院で死亡(原因不明の高熱死 S58_11_30)
  • その他住民 雛見沢大災害にて死亡 S58_6_22

タイムチャート

  • 1日目 6/9(木) 間宮律子(リナ)死体発見
                 両親不在 自炊に失敗 沙都子・梨花訪問 夕食を手伝ってもらう
  • 2日目 6/10(金) 弁当勝負 沙都子と夕飯の買出し
  • 3日目 6/11(土) 父親のパーティ 野球の助っ人に呼ばれる 入江初出 エンジェルモートへ
  • 4日目 6/12(日) バーベキュー 沙都子は梨花と二人暮し? 詩音から悟史の話 レナ「帰ってこないの…」
  • 5日目 6/13(月) 沙都子休み 大石と揉める 入江から沙都子の両親の話
  • 6日目 6/14(火) 沙都子休み
  • 7日目 6/15(水) 沙都子休み 沙都子豆腐を買う所が目撃される
  • 8日目 6/16(木) 沙都子登校 叔父が虐待? 魅音を泣かす レナに怒鳴られる
                 帰り道入江と沙都子に会う 沙都子の実家へ 鉄平に会う
  • 9日目 6/17(金) 富竹・鷹野に会う 祟りは園崎本家が関与? 帰り魅音の家へ 祟りに鉄平を
  • 10日目 6/18(土) 学校、沙都子泣き出す 鉄平殺害計画 魅音に電話「沙都子を祭りへ」
                 魅音取り乱す「私、約束守ってない…」
  • 11日目 6/19(日) 穴を掘る 学校に侵入、電話 鉄平撲殺 バットとバイクを沼に沈める
                 シャベル・ランタンを取りに自宅に 別の穴に鉄平を埋める
                 帰り道鷹野に会う 富竹?の自転車が後部座席に 足音が余計に
  • 12日目 6/20(月) レナ達、祭りに圭一がいたと話し出す 沙都子、鉄平は生きていると証言
                 魅音・レナに詰問される 宝捜しを断り診療所へ 入江に殺害を告白
                 鷹野が焼死? リサも鷹野より前に死亡? 医療所から逃走
                 鉄平の死体確認とランタンの回収 大石に見つかる 死体は出ない
  • 13日目 6/21(火) 鉄平を再度殺害しようと北条家へ 沙都子浴槽で発見 意識混濁 鉄平は見つからず
                 入江診療所へ 入江睡眠薬服用して自殺? 大石車両が行方不明?
                 神社境内で腹を裂かれた梨花の死体発見 沙都子に橋から突き落とされ気絶
  • 14日目 6/22(水) 自衛隊に保護 ガス発生により雛見沢全滅? 知恵先生・亀田避難時に事故死
    -      8/11(木)  葛西病院で死亡
  •       8/27(土)  詩音病院で自殺
  •       8/29(月)  圭一自殺未遂
  •       11/28(月) 記者が圭一を取材?
  •       11/30(水) 圭一高熱により死亡

本編内容・粗筋

魅音やレナ達との弁当製作対決にぼろ負けした圭一(口先の魔術でビリは免れた)だが、その料理の腕の拙さをどうにかするために自炊に慣れている沙都子が圭一を指導する事になる(圭一の両親はお出かけ中)。それを機に2人は以前よりも仲良くなり、沙都子は圭一を「にーにー」と呼ぶ(以前は失踪した沙都子の兄、悟史がそう呼ばれていた)。けれどそんな穏やかな日々はすぐに終わりを告げた。かつて沙都子を虐待していた叔父が雛見沢に帰ってきて沙都子を梨花の所から引き取っていったのだ。(叔父は叔母が殺された事件で恐れをなして雛見沢から逃亡。しかし逃亡先でもある事件が起きたために再び雛見沢に帰ってきた)

学校を休みがちになり、叔父にこき使われて心身ともにぼろぼろになっていく沙都子。だが現実的な法律の壁により沙都子を叔父から引き離す事が出来ずに、周囲の手助けは沙都子の許へは届かない。(公的機関への連絡も空振りに終わる。沙都子自身は叔父の虐待は失踪した兄が帰ってくるまでの試練だと思い込んでいる為か事情聴取にも非協力的だった。)

しかしついに彼女が性的虐待を加えられたと思しき反応を見せた時に、圭一の理性は決壊。彼は1人、叔父の殺害を決意する。殺害計画を練った圭一は土砂降りの雨が降りしきる綿流し祭の夜に、金属バットで叔父を殺害して穴に埋めて証拠を隠蔽する。だがその帰り道、彼は偶然にも鷹野と会ってしまう。成り行きから彼女の車に乗って自宅にかえる事になる圭一。警戒しながら言葉を交わすうちに圭一は鷹野から自分と同じ殺人者の匂いを嗅ぎ取っていた。互いに会った事を秘密にしようと約束して別れる2人。圭一は立ち去る鷹野を見ながら、死んでしまえと呪った。

翌日、これで沙都子も楽になれると思って明るい気分になる圭一だが彼を待ち受けていたのはとてつもなく奇妙な現象だった。祭りに行かなかった圭一に仲間達は昨日は楽しかったねと声をかけてくるのだ(鬼隠し編の祭りの描写がレナや魅音の口から語られる)。まるで自分が本当に祭りに参加していたかのように話す皆の様子に戸惑いながらも、圭一は沙都子に声をかけた。けれど沙都子の目は相変わらず死んだ魚のように濁りきっていた。そして彼女の口から、今朝も叔父に虐められたと聞かされた圭一の混乱は頂点に達する。自分は狂っているのかと思って入江に相談する圭一はその弾みで、彼に叔父殺しを告白する。だが入江は圭一を理解する振りをしながら、看護婦に圭一は精神異常をきたしていると言った。それを盗み聞きした圭一は逃亡。その際に鷹野が死んだ事を知り、入江も死んでしまえと呪う。

だんだんと狂気に犯されていく圭一。殺したはずの人間が存在して、いないはずの自分が祭りで遊びまわっている奇妙な世界に悲鳴を上げながら、彼は昨夜の晩に死体を埋めた場所を掘り起こそうとする。穴を掘っている途中、圭一は待ち伏せをしていたかのように現れた大石によって窮地に立たされる。逃げるわけにもいかず、大石の前で穴を掘り続けた圭一だが、結局死体は出てこなかった。

もう一度叔父を殺さなければいけないと決意して叔父の家を訪れる圭一だが、叔父はおらずに叔父の虐待で脱水症状になりかけていた沙都子を発見する。治療のために診療所に沙都子を連れて行こうとする圭一だが、診療所には警官が何人もいるようだった。様子を伺う圭一はそこで入江が睡眠薬服用により死んだ事を知る(遺書はなく、自殺は他殺かは不明)。圭一はそれと共に大石が行方不明になっている事を知り、ここが狂った世界であり、死ねと望めば人が死ぬ世界だと確信する。

とりあえず梨花の家に向かう2人だが、神社の前で2人はまたしても信じられない事実に遭遇する。神社に放置されていた黒いゴミ袋の中に、腹を引き裂かれて内臓をぶちまけられて死んだ梨花の姿があったのだ。逃げる沙都子を追う圭一。つり橋のところで対峙する2人だが、沙都子は「圭一はきっと何か悪いものに乗り移られてしまったんだ。お前なんか消えてしまえ」と言いながら錯乱して圭一をつり橋から突き飛ばして川に落とす。絶望しながら墜落して意識を失う圭一はその刹那、こんな狂った雛見沢など滅びてしまえと念じた。

けれど圭一は死ななかった。川辺で目覚め、傷を負いながらもとりあえず戻ろうとするする圭一だが、村中に腐臭が漂っている事に気が付く。学校に到着すると圭一を出迎えたのは自衛隊の人間達だった。隊員らが持っていたラジオのニュースより、圭一は信じ難い事実を目の当たりにする。彼が気絶している間に火山性と思われる猛毒のガスが発生して雛見沢の住人の殆どの命を奪っていたのだ。何百という死体の山を見ながら圭一の意識は途切れてしまう。(死者1200名。行方不明を除けばキャラクターの中で生き残ったのは圭一と興宮に住んでいた詩音のみ。詩音は数ヶ月後に自殺する)

エピローグ。記者と精神異常をきたしていた圭一との会話。記者によると圭一が気絶していた場所は毒ガス発生地と予測されている鬼ヶ淵との位置関係により、毒ガスが必ず通る事。圭一が生きていることはありえないとの事。圭一は取材の翌々日に原因不明の高熱で死亡する。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年05月03日 16:14