古手家

古手梨花

  • プロフィール
    • 古手家最後の末裔。古手神社の巫女。
      • 古手家の分家筋は「全て」戦争で絶え、今は梨花1人らしい。なぜ園崎家や公由家と違い全て戦死なのか?
        女王感染者が関係している?
        →園崎祖父のエピソード・雛見沢出身のため差別を受け、卑しい任務に就かされたがそのお蔭で生き残った。
    • 昭和53年の時点で小学生。昭和58年で6年生?
    • 古手神社にて沙都子と同居。
      • 雛見沢連続怪死事件の3年目に両親を失っている。
      • 現在の法律上の保護者は公由喜一郎。
    • 趣味は他人を慰めること。
      • ほとんどの場合、本気で「かわいそかわいそ」とは思っておらず、他人を小馬鹿にして慰めてあげるという行為自体が趣味。ゆえに慰める相手を常に探している。
      • 基本的に相手を小馬鹿にして慰める時は頭を撫でてあげる。どうにもこの慰め方が無上の喜びらしい。
      • 校長先生の頭を撫でることができる。
      • 素直に褒めるときは手をぱちぱちぱち。
      • 目の前で不幸に陥った人がいると、喜び楽しむ。(祟殺し編・圭一のゴルフクラブの件など)
      • 百年のループと全く同じ人生を繰り返す中で純朴な感情を磨耗させられた結果。それでも沙都子の危機には冷静さを投げ捨てて奔走するなど、本来の一途なところが随所に見られる。
    • 料理、洗濯、裁縫が得意。特に料理に関しては母親が教えたことのない料理まで作れるようだ。
      • ループしていく中で梨花が記憶を持ち越すことを考えると、前回のループ時に母親に教わっている可能性も?
      • 羽入が教えた。 (皆殺し編)
      • 梨花の行う奉納演舞は、口伝にも拘らず先々代のものよりも長く手順も多いそうだが、これも羽入から教わった?
    • 祭具殿に入って花を供えたりしているらしい。
    • 身長と胸がないことにコンプレックスを持っており、夢は身長を伸ばして胸をボインボインにすること。
  • 性格・人物像
    • 「みぃ☆」「にぱ〜♪」「ふぁいと、おー」など独特の表現を用いる。
    • 裏人格を持つ? 通称「黒梨花」。
      • 100年近く生きた精神である古手梨花と、肉体の年齢相応の精神を持つ古手梨花の人格を使い分けている。
      • 男と女の修羅場は好き (祭囃し編)
      • 意外に喧嘩馴れしている。目明し編は最も頻発する未来らしいので、普段から魅音(実は詩音だが)との戦いに備えて鍛錬している?
      • 100年近くs58年に殺されて終わる惨い人生を繰り返させられ、予測可能な日々にウンザリしている。それでも真摯に自分だけでなく仲間も含めて良い未来を迎えられるように苦闘し続けている
      • 100年分を越える時をループし続けた事により、幼い外見にそぐわない精神年齢・人格を持つに至った。
      • 普段の子供らしい梨花は外見相応な人格を演じたもので、こちらの方が素の梨花らしい。
      • 目明し編では 詩音にC120を注射して沈静化させることを狙った。綿流し編では殺されたらしいが目明し編では自決
      • 罪滅し編では 圭一の決意に奮起してレナに戦いを挑み、ルールX打破に貢献する
    • 沙都子に気を遣う所があるらしい。
      • 村に根付く北条への差別と、自分への優遇の差に負い目を感じていた。
      • どのような世界においても変わらない、沙都子の不幸な人生をループで何度も繰り返し見てきているため、その同情もあると思われる。
  • 母の日記の様子や予言で「死にたくない」「大好きな友人達に囲まれて〜」と言ってるのに「両親を助けたい」などは言っていないことから、両親との仲は良くない?
    • 両親の死を回避すべく努力したこともあったが、ことごとく失敗に終わり諦めた。
    • 両親との楽しい思い出等はあまり描かれていないが、梨花自身は両親を嫌ってはいなかった模様。  →母親から度々体罰を受けており、母親のヒステリックな部分は嫌っていた。「………母の件はもうどうでもいい。あの人とは反りが合わなかったし。」(暇潰し・祭囃し編)
  • 梨花は本当にオヤシロさまの生まれ変わり(の資質がある存在)なのか?
    • 古手家に8代続けて第一子に女子が誕生すれば、その8代目が生まれ変わりとされるが、女子が確認されているのは梨花の2代前まで。
    • 桜花以降、古手家でもその存在を知覚できなかった羽入が見えること、そして桜花の遺志を受け継いだことからも、彼女が桜花、つまりオヤシロさまに近い存在であることは間違いない。 (祭囃し編)
  • 実は梨花はループしていた。 (罪滅し編)
    • 暇潰し編での赤坂への予言からも推測できる。
    • 羽入の力(梨花の同意が必要らしいので、彼女の何らかの能力もあり?)によって精神を異なる可能性の世界の過去へと戻す事ができる。
      • 祭囃し編では 銃弾を手で掴んで見せた。何らかの時空間操作能力か?
    • 精神的には100年近く生きているらしい。
      • お酒もたしなむ。酒の趣味は悪い(ワインの水割り)。氷にはこだわる。
    • ループ知識があるゆえに、予定調和を死ぬほど退屈に思い、イレギュラー的な出来事を喜ぶ。 (暇潰し・皆殺し・祭囃し編)
      • それゆえ良くも悪くもイレギュラー要素の塊である圭一に好印象を持つ。
    • 望むことは昭和58年の六月を乗り越えごく普通の子供として仲間たちと生きていくこと (皆殺し編)。
      • そのせいか雛見沢の伝統や宗教には実はさして拘っていない。 (目明し編)
  • 梨花の予言とは何なのか?
    • 何度も同じ時代(時期)をループする事によって得てきた知識。未来予知ではない。 (皆殺し編)
    • どうして富竹と鷹野の死の予言はないのか?
      • いくつかの世界では彼らにも死の予言をしているが、様々な事情から2人には受け入れらてもらえず、死を覆せないので半ば諦めている。
  • 赤坂への感情
    • 「死という月を映す水面を掻き消すために」投じた"小石"程度?(暇潰し編)から、 恋愛感情 へ?(祭囃し編)
    • 評価は、「肝心な時に役に立たない。」(皆殺し編)
    • ルールXに陥らないという意味で、圭一たちと比べて異種の信頼感情は持っている。
    • 赤坂を家に泊らせる事で極端に取り乱したり恥じたりし、雪絵の前で赤坂の事を「パパー☆」と呼ぶ等ちょっかいを出して遊んでいる(修羅場を楽しんでいる)し、祭囃し編の赤坂に対しては信頼以上恋愛以下の感情はあっても不思議じゃない。 (祭囃し編)
    • 赤坂の娘、美雪とは姉妹のように仲良く出来ている事から、略奪やただならぬ事は考えてはいない、とは思う。(祭囃し編)
  • 死亡記録
    • 鬼隠し編 詳細記述なし ( 神社の賽銭箱の前で腹を裂かれ拷問死? S58_6_25? )
    • 綿流し編 園崎魅音に殺害される S58_6_21?
    • 祟殺し編 神社の賽銭箱の前で腹を裂かれ拷問死 S58_6_21
    • 暇潰し編 神社の賽銭箱の前で腹を裂かれ拷問死 S58_6_21
    • 目明し編  咽喉部刺傷による出血性ショック死 S58_6_21
    • 罪滅し編 詳細記述なし ( 神社の賽銭箱の前で腹を裂かれ拷問死? S58_6_25 )
    • 皆殺し編  神社の賽銭箱の前で腹を裂かれ拷問死 S58_6_23

古手(父)

  • 鬼ヶ淵死守同盟の副会長。
  • 古手神社の神主。昭和56年6月(3年目の祟り)に死亡。
  • 死因は病死。病気の詳細は不明。 山狗による工作。何らかの薬物? (祭囃し編)
  • 気の弱い夫で尻に敷かれていた。
  • 基本として平和主義。村の住人には日和見主義と言われていた。
    • だが沙都子の祭具殿侵入時には激昂し梨花に濡れ衣の体罰を加えている。
    • 実は入江機関の存在を知っており、雛見沢症候群の話も聞かされ、政府の別口からの圧力によりダム建設中止になることを既に知っていた。 (祭囃し編)
    • 娘の友人の沙都子を含む北条家への弾圧の様子に耐えかねて、園崎お魎に進言した結果の風評。
  • 魅音から見た評価
    • 魅音「…うーん…。本当に大人だったら、あそこは周りに合わせて協調するべきところだったと思うけどね。」(目明し編)
    • 「冷静で中立的立場」であったとしてある程度理解を示しているようにも見える。(皆殺し編)

古手(母)

  • 古手神社の巫女?
  • 昭和56年6月(3年目の祟り)に失踪。
    • 遺書を残しての、鬼ヶ淵沼への入水自殺とされている。
    • 遺書は紛失。遺体も上がっていない。
    • 夫の病死を誤解し(文脈からすると、東京による殺人であると考えた?)、騒ぎたてようとしたので梨花と梨花を取り巻く環境を守るために東京に消されたと梨花は思っている。梨花曰く自業自得。 (皆殺し編)
      -- 梨花の入江機関への協力に反対し、鷹野と対立。前女王感染者ということもあり、機関(鷹野)に囚われ被検体に。 (祭囃し編)
  • 現実的な考えをする性格。
    • 梨花にはオヤシロ様の生まれ変わりなどではなく普通の女の子として育ってほしかった。
    • オヤシロさまに対する信仰はそれほど深くない模様。
  • 夫を尻に敷いていた。
  • 古手家の正当な血筋のため立場的に強い。
  • 梨花が誕生するまでは、村の老人たちから現在の梨花並に可愛がられていた。
  • 母の日記の様子から娘の梨花との仲はあまり良くないらしい。
    • 娘の感性が理解できずに苦しんでいた。
    • 体罰(虐待?)を加えていたことが窺える。
    • 梨花曰く「あの人とは反りが合わなかった」。
    • 祭囃し編では、娘のことを本気で心配する母親としての描写がある。
  • 症候群を含めた「梨花の立場」を知っていた。

古手桜花

  • 古手家の先祖。
  • (以下ひぐらしのなく頃に解TIPS051 『禁宝「鬼狩柳桜」』 より)
    • 一説によれば古手家の開祖であるが、「その母」が開祖という説もあり。
    • 禁宝「鬼狩柳桜」を用いて鬼神を討じたと言われる人物。
    • 記録上、最古の半人半鬼といわれる。
    • 天から啓示と宝刀鬼狩柳桜を受け、混沌の根源である鬼を討ち、後に刀を永遠に封じたという。
  • 祭囃し編では、 羽入から聞いたとも禁書に記されていたとも取れる『古手桜花と「その母」のやり取り』を、梨花が回想している。

古手陸

  • 古手家の先祖で、桜花の父親。
  • (以下ひぐらしのなく頃に祭オフィシャルガイドブックより)
    • 古手神社の神主で、羽入の夫。
    • {飄々としながらも頼まれたことをきちんとする性格から、村人からも人気があるが、重度の巫女属性を持つ。
    • 固有結界『巫女みこ天国・愛のカタリ』の能力者。
    • 羽入と幸せな家庭を築くも、鬼に取り憑かれ、最後は羽入の手によって死亡する。

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最終更新:2007年05月03日 16:15