祭推理考察まとめ

澪尽し編をクリアしていることが前提。ネタバレ注意。





















キャラクター

  • 前原圭一
    • 親戚の葬式で東京に戻った他に、最後にモデルガンで傷つけた少女に一人で謝りに行った。 (澪尽し編より)
    • 鬼隠し編の冒頭では、なでるのが好きだった、はにかむ笑顔が好きだった。とある、基本的に圭一は、レナをよくなでていため、最後の言葉は、レナに向けて言ったものと考えられるのではないか?
  • 竜宮レナ
    • 茨城の事件でレナはL5になりかけたが、たまたま『東京』の耳に入って入江の新薬の実験台になる形でそれを免れている。また、レナにとっての「オヤシロ様」は自己の脅迫概念と化している節があり、羽入の助言と圭一の説得によりそれから開放された。 (澪尽し編より)
  • 古手梨花
    • 皆殺し編の最後に知った真犯人の記憶の継承に成功する。 (澪尽し編)
  • 北条沙都子
    • 澪尽し編での沙都子の独白によると、 沙都子は事件直前に両親を信じ和解。老朽化した柵が壊れ転落しただけの偶然の事故であり、両親はせめて沙都子だけでも救おうと必死だった、とのこと。
  • 北条悟史
  • 祭囃しと同様に、L5状態が治まらず入江診療所の地下で治療中。終盤に詩音がその事実を知り暴走するが、ほぼ同時期に沙都子もその事実を知り説得する。またラストシーン及びEDカットで、回復、復帰し沙都子と詩音と再会を果たしたと思わせる描写がある。 (澪尽し編)
  • 園崎魅音
    • 圭一に委員長の座を明け渡したり、東京の学校に進学して見識を広めたいと発言するなど、頭首の責任感の裏にあった弱さをあまり隠さなくなっている。 (澪尽し編)
  • 園崎詩音
    • 沙都子のために鉄平殺害まで犯している。 (憑落し編)
    • 色々な経験の末に攻める事だけがアイデンティティでない事を悟り、看護学校への進学を決意する。 (澪尽し編)
  • 赤坂衛
    • 澪尽し編では、 祭囃し編程ではないが鉄平にボコられる圭一達を助けたり、『東京』の背後関係を調べて野村をとっちめたり、カーチェイスでハイテンションになったりとそれなりに活躍。
  • 北条鉄平
    • 澪尽し編では 圭一たちをボコっている最中に赤坂が介入。麻薬常習者だったことがバレ(?)たため、森の中に逃げ込むが、そこで鷹野と遭遇。警察から逃げるための人質にしようとするが、その場で彼女に発砲され、威嚇射撃で気絶。その後富竹の変わりにL5末期症状に陥り、喉を掻き毟って死亡。いつもの舗装道路に捨てられる。
  • 北条(実父)
    • CS版の声優は鉄平と同じく宝亀克寿。  →セリフ的にもまさしくてっぺい☆。
  • 間宮律子(源氏名・リナ)
    • 澪尽し編では、 上納金に手をつけようとするも、圭一達の策によって失敗し、レナが父親と真剣に相談したことで結婚詐欺にも失敗。腹いせに入江診療所に侵入し、偶然地下研究室を発見。その場で鷹野に捕らえられ、実験台にされた模様。
  • 小此木
    • 澪尽し編では、 祭囃し編とは違い、タイマンもしなければ組み手をすることもなく、沙都子のトラップの小麦粉粉塵爆発でチ−ン(その後の通信から死んではいないようだが…)
  • 岡村傑・富田大樹
    • 澪尽し編では圭一と名前で呼び合う仲に。

鬼隠し編

鉈レナから逃亡し辿り着いたダム工事現場で、圭一を襲った二人組は誰?

  • ダム現場=谷河内だとしたら山狗達の施設があるため排除しようとした? (澪尽し編)

綿流し編

祟殺し編

詩音の自殺

  • ひぐらしのなく頃に祭OPでレナの帽子を見つめる病室の詩音と関係があるのでは?(盥回し編憑落し編参照)

暇潰し編

目明し編

K1の固有結界【けいいちのこゆうけっかい】(能力)

内容に関してはネタ参照

  • 祭では著作権及び規制に触れまくる部分が多いのか結構改変されている。

罪滅し編

皆殺し編

K1の固有結界【けいいちのこゆうけっかい】(能力)

内容に関しては皆殺し編参照

  • 祭では著作権に触れまくる部分が多いのか後半の部分が結構改変されている。

鉄平殺し

(ケース1〜4までは皆殺し編参照)

  • ケース5:圭一・詩音・レナの共謀
    • 憑落し編参照。

盥回し編

憑落し編

澪尽し編

圭一の謝罪

  • 澪尽し編で圭一は親戚の葬式で東京に戻った他に 最後にモデルガンで傷つけた少女に一人で謝りに行った。
    • これはいくつもあった世界で初めての事。
    • なぜ行ったのか?
      • 罪を犯した自分が贖罪を親に肩代わりさせ、その影に隠れたのが許せなく、せめて親にかぶってもらった本来の責任と罪だけは自分の手元に戻しておきたいと思ったから。
    • 扉の向こうには 怪我が治り包帯が取れていたかつての少女の姿があった。
    • 今度は自分がみんなを守って、傷つけない人間でいると決心した。
      • その強い心で梨花を、雛見沢のみんなを守った。
    • なぜ今になってそこまで出来たのか?
      • 圭一は罪滅ぼし編で梨花に許された事を直感で覚えていた。この世界では自分の罪をちゃんと本人相手に償いたかったから。

その他考察

Frederica Bernkastelの詩追加部分

  • 鬼隠し編(以下PS2版羽入の台詞)

    始めは、ちょっとした不安だった。
    誰かを傷つけたいなんて、考えもしなかった。

    それでも、不安は孤独を生んで、そして疑念へと変わり、
    やがては、黒い殺意が心を闇に閉ざしていった。

    戻らない日常、少年は、足を踏み出す。
    その先が、奈落の底だとも気づかずに。

    ひぐらしのなく頃に祭
    第弐章 鬼隠し

    信じたいと思う気持ちが生んだ悲劇。
    流した涙は、懺悔か、それとも怨恨か。

    • 綿流し編(以下PS2版羽入の台詞)

      本当に伝えたいのは、別の言葉だった。
      本当に感じたいのは、違う心だった。

      すれ違いが溝を生み、ためらいの気持ちが、
      人を恐怖へと沈ませる。

      もう、誰にも止められない。
      冷たい感情が、剥き出しの心を深く、残酷に抉っていく。

      ひぐらしのなく頃に祭
      第参章 綿流し

      何故あの時と呟く、後悔の言葉。
      それはもはや、虚しい響きだった。

      • 祟殺し編(以下PS2版羽入の台詞)

        守りたいと思う心に、嘘はなかった。
        大切にしたいと思う心は、誰よりも強いはずだった。

        優しさから生まれた黒い感情は、やがて殺意へと変わり、
        真っ白だった思いは、赤と黒で染まっていく。

        それが、守りたかった日常の崩壊を意味していると、
        わかっていながら。

        ひぐらしのなく頃に祭
        第肆章 祟殺し

        何が間違っていたのか?
        その答えを探して、悲劇はさらに広がっていく。

        • 暇潰し編(以下PS2版羽入の台詞)

          それは、誰もが忘れそうなほど地方の、小さな村の出来事。
          悲劇は幕を閉じ、その傷跡も、消え去ろうとしていた、ある日。

          青年は、かつて出会った少女に、思いを馳せる。
          あの日聞けなかった言葉、あの日果たせなかった約束。

          その後悔と慟哭が、閉じられたままだった運命を開く、
          一つの光となった。

          ひぐらしのなく頃に祭
          第零章 暇潰し

          運命は幸せだけじゃない。
          でも、不幸を望む人なんて、誰もいない。

  • 目明し編(以下PS2版羽入の台詞)

    淡くて儚い、シャボン玉のような恋心。
    空を望めば、やがて壊れて消えるように、少女の想いは、虚しく叶わなかった。

    流した涙は、血の色となって生贄を求め、
    口を突いた悲しみは怒りとなって、殺意を生み出していく。

    純粋すぎる黒は、全てを飲み込んで、闇を広げる。
    やがては、自分自身でさえも。

    ひぐらしのなく頃に祭
    第伍章 目明し

    生まれてこなければよかったのか?
    血みどろの手は、虚空すら掴めなかった。

    • 罪滅し編(以下PS2版羽入の台詞)

      笑い続けていれば、いつか幸せになれると信じてきた。
      誰かのことを思えば、相手も自分を思ってくれると、信じてきた。

      悲しかった思い出を置き去りにして、少女は、明日を見つめようと前を向く。
      甘えず、頼らず、たった一人で未来を切り開くために。

      その先にあるのは、
      幸せか、それとも不幸せか。

      ひぐらしのなく頃に祭
      第漆章 罪滅し

      誰かを愛したかった。
      でも本当は、誰かに愛されたかった。

      • 皆殺し編(以下PS2版羽入の台詞)

        傷つけば傷つくほど、心は臆病になっていった。
        悲しい思いが深ければ深いほど、幸せを喜べなくなっていった。

        幾千度と繰り返されてきた、同じ時間、同じ世界。
        笑顔を忘れてしまった少女は、心に鍵をかけて、引きこもった。

        その隙間から射し込んでくる光に気づいて、顔をあげる。
        パンドラの希望は、本当に存在していたのだろうか?

        ひぐらしのなく頃に祭
        第捌章 皆殺し

        取り戻した勇気と共に、明かされた闇の真実。
        諦めていた未来は、すぐ目の前にあった。

  • 盥回し編の詩
    >あなたの見たいものは、なんですか?
    私がそれを見せてあげましょう。

    あなたの聞きたいことは、なんですか?
    私がそれを教えてあげましょう。

    だけど、期待はしないでください。
    目と耳を閉じているあなたにはきっと無駄なことだから。
    • 以下羽入の台詞

      人は誰しも、辛いことから逃げたがるもの。

      人は誰しも、現実よりも夢を見続けたいもの。

      越えるべき壁、向き合う現実から目を反らし続けた先に、
      手に入れるものは、一体なんなのか、そして、失ったものは。

      ひぐらしのなく頃に祭
      第壱章 盥回し

      逃げることは罪じゃない。
      でも、現実は夢のように甘くなかった。

      • 憑落し編の詩
        >罪を犯すことは怖くない。
        怖いのは、それを認めること。

        罰を受けるのは怖くない。
        怖いのは、その痛みを知ること。

        世界から罪と罰はなくならない。
        だって、人間は未来を知ることができないから。
        • 以下羽入の台詞

          幸せになるために、彼らは命をかけて努力した。

          お互いがお互いをわかりあい、固い信頼で結びついていた、はずだった。

          優しさ、思いやり、信頼、愛情。
          そんな思いが、駒を返すように、白から黒へと変わって行った時、
          絆は脆くも崩れ去って、思いもしなかった悪夢が、
          彼らを包み込んで、心の闇を晒け出して行く。

          ひぐらしのなく頃に祭
          第陸章 憑落し

          誰も、憎んでいたわけじゃなかった。
          ただ、ほんの少しの誤解が、全てを変えてしまった。

          • 澪尽し編の詩
            >誰だって幸せになる権利がある。
            難しいのはその享受。

            誰だって幸せになる権利がある。
            難しいのはその履行。

            私だって幸せになる権利がある。
            難しいのはその妥協。
            • 以下羽入の台詞

              祟りなんて、本当は存在しなかった。
              ある者にとっての悲劇は、真実の中では、単なる喜劇だった。

              神になりたかった者、神とされてしまった者。
              二つの思いが交差した運命は、たくさんの心と、
              一つの光に導かれて、終焉の時を迎える。

              最後に振られたサイコロの目は、果たして、幾つの数字を打ち出すのか?

              ひぐらしのなく頃に祭
              最終章 澪尽し

              運命の迷い子達よ。
              さあ、カケラを紡いで、未来を開け。

二年目の祟りの真相

  • CS版澪尽し編にて。
    • 車の中で休んでいた沙都子だったが、独りでいる事に寂しさを感じ車外へ出る。展望台にて話をする両親を見たことで自分を殺す相談をしているのではないかと疑心暗鬼に陥ってしまう。
      だが沙都子の耳に届いた言葉は彼女の想像とは真逆のものであった。自分の容姿と村での立場、夢にまで見た家族を手に入れた喜びのあまりの勇み足で悟史と沙都子につらい思いをさせてしまっている事を嘆く義父。寂しさのあまり恋人にいい顔を見せようと沙都子に冷たくしてあたってしまった事を反省する母。北条夫婦は子供達の事を疎むどころか誰よりも愛していたのだ。
      子供達の未来に想いを馳せる二人の姿に沙都子の心を蝕んでいた闇は晴れていった。嬉しさのあまり両親の胸に飛び込む沙都子。彼女を受け止める両親。この瞬間彼らは本当の意味で家族になれたのだ。
      だが、それと同時に悲劇が襲う。老朽化していた柵が彼らの体重を支え切れず崩れてしまったのだ。宙に投げ出される三人。北条夫婦はとっさに沙都子を突き飛ばす。それによりかろうじて沙都子だけは助かり、その様子に安堵した北条夫妻は濁流に消えていった。……これが北条夫婦転落事故の真相である。ただ、沙都子自身の見解なので違う可能性もある。

四年目の祟りの真相

  • CS版澪尽し編(・原作では祭囃し編)にて。
    • 去年の綿流しから数日後、入江は悟史から自分が叔母を殺害したことを打ち明られる。悟史は警察に自首する前にせめて沙都子の誕生日プレゼントだけ買っておきたいと言われたので、入江は悟史をおもちゃ屋に送迎した。
      ぬいぐるみを購入後、そのまま警察署へ向かう途中で悟史が突然暴れだし入江に攻撃、その後悟史は自分の喉元を掻き毟り始めた為、雛見沢症候群の発病を知る。入江は、仕方なく偶然持っていた睡眠薬で眠らせた後、入江診療所の地下研究室に運び検査したところL5を確認する。
      通常ならマニュアルに従い安楽死を行わなければならなかったが、今後の医学の進歩という一縷の望みを賭け、上層部と周囲のスタッフを説得し、悟史を新薬の被検体という名目で地下室に閉じ込めることになった。
      入江は元気になった状態で詩音と沙都子に会わせ、その時に打ち明けるつもりだったが、思いのほか進展せずに、そのまま打ち明ける機会が訪れないまま五年目の祟りとなってしまったのである。

主人公達の年齢は?祭

  • 年長組は中学生
    • 盥回し編で圭一はレナに「最近同い年の女と友達になった」と嘘をついた。その際に「興宮の中学なんて知らない」と発言しているので圭一は中学生。
      --上記から、「同い年の女」は本来は魅音・詩音を指しているので、魅音・詩音も中学生の可能性が高い。
  • 年長組は高校生
    • 澪尽し編から、 図書館でのラブラブデート中、
      1)お前よく今まで進学できたな(圭→魅)
      2)うちの学校は世界の国の首都がいえたら合格できる(魅→圭)より
      ※魅音は「学校」(高校の意?)と「大学」と言う言葉を使い分けている節がある?
       →すると二人とも中学生となるが、高校生と考えるほうが普通に聞こえる。
      3)圭一が魅音に、義務教育で習っているはずだろ、と突っ込みを入れている
      →現在は義務教育終了後つまり中学卒業後 
      4)魅音の受験勉強は圭一と同じ大学に行くため
      →大学受験だから今は高校生

      年長組は高校生でほぼ確定。ただし、澪尽し編のみの設定である可能性もある。
      • 義務教育でも原級留置は存在する。
      • 雛見沢分校が、公立との明確な記述はない。絶対合格するとしても、形式的に試験を行う可能性が高い(圭一やレナは編入試験ということになる)
  • 年少組は小学生
    • 祟殺し編TIPSで「北条沙都子(X歳)」となっていたので、10歳以上の場合「1X歳」と表記されていることと比較すると、沙都子は10歳未満である可能性が高い。
      • CS版では当該TIPSに年齢の記述無し。こちらもコンシューマー規制?

「レナはオヤシロ様の事になると笑い事ですまない」について

  • 澪尽し編での見解
    • 大体は原作と同じ。(本スレループ推理参照。) 茨城の件でレナはL5になりかけたが、たまたま『東京』の耳に入って入江の新薬の実験台になる形でそれを免れている。また、レナにとっての「オヤシロ様」は自己の脅迫概念と化している節があり、羽入の助言と圭一の説得によりそれから開放された。

鷹野三四は何故真相を知りながらスクラップ帳を作ったのか

  • 澪尽し編での見解
    • 鷹野が詩音にスクラップ帳を渡したのは、園崎家を疑わせて暴走させることにより、警察の操作撹乱を起こして雛見沢内で動きやすくなる事が目的らしい。レナの場合も同様の理由であるといえるが、皮肉にもレナと詩音は鷹野の計画を滅茶苦茶にするほどの暴走を見せるのだから何とも言えない。それに、梨花が指摘するように鷹野もまたこのスクラップ帳に囚われている節がある。

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最終更新:2007年05月03日 16:16