鋼魔獣 スポッター



[解説]
その姿は遥か太古に存在したとされるヴェロキラプトルと呼ばれる獣脚類恐竜によく似ており、見た目通り機動性の高い鋼魔獣である。
小型なこともあり、単体での脅威度もそこまで大きくはないが、通常3〜5体程度の小規模な群れを形成して活動していることが多いため、けして侮って良い相手というわけではない。
特に、スポッターの持つ偵察機としての性質には注意を払うべきである。
スポッターは敵対する相手を視認すると戦闘状態に入るとともに個体間ネットワークで繋がった別の鋼魔獣にアラートを送るという能力を持っているため、倒すのに手間取ると群れを構成する別の個体をはじめ、個体間ネットワークを形成している他のスポッターや場合によっては、単体での脅威度の高い中型、大型鋼魔獣を誘引してしまうことになるのだ。
スポッターは敵対する相手を視認すると戦闘状態に入るとともに個体間ネットワークで繋がった別の鋼魔獣にアラートを送るという能力を持っているため、倒すのに手間取ると群れを構成する別の個体をはじめ、個体間ネットワークを形成している他のスポッターや場合によっては、単体での脅威度の高い中型、大型鋼魔獣を誘引してしまうことになるのだ。
このため、スポッターとの戦闘を行う際には、出来るだけ時間をかけずに倒すか、それが難しい場合にはそもそも発見される前に感知センサーや通信機器が内蔵された頭部ユニットを破壊して無力化してしまうという戦法が有効である。
もっとも、狩装兵などを用いて行われる中型や大型鋼魔獣を対象とした規模の大きな狩りの場合にはこの限りではなく、あえてスポッターに発見され、アラートを出させることで目的の鋼魔獣を誘き出すという方法がとられることもある。
[武装]

右腕部分はスポッターの主力火器であるガンランス状の武装と一体化しており、左手には巨大なプレートシールドを装備している。
このガンランス状の武装は、ランスとしての機能の他、ブレイズ・リアクターで生産されるブレイズを爆発的に燃焼させることで火柱を起こす火炎放射器に近い発想の機構を備えており、生身でスポッターの狩猟を行う場合には特に注意すべき武装である。