テレーゼ・ザ・コールテンペスト - 聖華世界 @ wiki

代行者　テレーゼ・ザ・コールテンペスト

[解説]

「聖拝機関」代行者NO.Ⅳを若干20歳で拝命した実力者。聖王国貴族の家柄の出。
性別は女性。年齢は26歳(聖華暦836年時点)。

14歳の頃、当主であった父が死去した際、家督を狙う叔父に殺されかかったが、逆に返り討ちにした話は有名。結局、家督を継がずに16歳で執行者となる。
代行者となってからは、高い政治力と事務処理能力で機関の運営のほとんどを取り仕切っている(というより、押し付けられている)。そのせいか、機関長アルバレック・ストラヴァウリに対して『機関長』『聖王国最強の戦士』という点以外の事で敬意を払う素振りを見せない。

魔族・魔獣をとにかく蔑視しており、普段からゴミ屑呼ばわりしている。
日頃、自身と部下の執行者を『掃除屋(スイーパー)』と呼んでいる。

搭乗機兵

魔装兵ケラヴノス

戦闘スタイル

細剣を用いた剣術と雷属性の魔法を得意としており、戦闘において両方を高レベルで併用する。特に雷魔法を用いた身体強化で自身の反応速度を上げる事が得意で、スピードにおいては機関内でも一二を争う程である。

[性格・人となり]

生真面目であり冗談が通じない。融通が効かない印象を受けるが頑固というわけではなく、柔軟な発想力や思い切りの良さも持ち合わせている。
非常にシニカルで日頃から高圧的な物言いをし、礼儀正しく柔らかな口調で汚い言葉を平然と吐く。
新人に非常に厳しい為、優しさのカケラも持ち合わせていないように見えるが、命懸けの使命を負っている事を徹底的に自覚させて、危険を回避する術と危険に望む覚悟を教育する、彼女なりの優しさである。
葉巻を嗜むヘビースモーカー。

一度任務となれば冷静・冷徹・冷酷であり、一片の迷いも一片の慈悲も持たずに敵を殲滅する。
例えば人質を取られるような場面となった場合、救出する為に最大限努力を惜しまないが、見切りをつけると後の処置は非情な程速い。それはただ冷酷というわけではなく、非情な決断を断固として実行する覚悟を持っているからであり、誰かしら恨みを買う事になっても、少ない犠牲で多くを助けるという決意を表している(頑強なメンタルの持主故に、周りからは『鋼鉄女』と揶揄されている)。

※機密情報
17歳の頃に、ラミィ・ザ・ブラッドシザーズにのぼせていた時期があり、その事は本人にとって後悔すべき黒歴史となっている。この事を持ち出すのは非常に危険！

セリフサンプル

○日常
「私は、聖王国『聖拝機関』代行者NO.Ⅳを拝命するテレーゼ・ザ・コールテンペストだ。どうせ生きて、また会う事も無いだろう。だから憶えておく必要はない。」
「良いか、クソの役にも立たない新人ども。お前達は厄介なゴミ屑を片付ける掃除屋だ。その事を肝に銘じておけ。」
「命を懸ける覚悟が無いなら、この場から去れ‼︎半端者がいては皆が危険に晒される！」

○戦闘
「初めまして、クソ魔族の御方々。私はお前達を片付ける掃除屋の大将だ。死にたく無ければ全力で立ち向かうか、一目散に逃げるんだな。」
「化物め、相手になってやる！かかって来い‼︎」
「化物では私を殺せない。化物を殺すのはいつだって人間だからな。」

○アルバレックに対して
「アルバレック、唐突に出掛けていなくなるのは辞めてくれるか。」
「勿論、機関長の命令には従う。だがアルバレック、貴方も機関長としての自覚を持って行動して貰いたい。判っているか、機関長？」
「チッ、あのジジィめ。面倒事をすぐ私に回して来る。」
「余り、周りに迷惑をかける行動は慎んで貰おう。そうでなくても、聖騎士団との折衝が面倒だと、再三再四と言っているだろう。ねぇ、機関長？」
「貴方の事は『聖王国最強の戦士』としては尊敬している。無論、そこだけだ。」