九罰の槍 (くばつのやり)
[解説]
蓄積されたエネルギーは開放の式句である
「Εννέα λόγχες τιμωρίας, σκίστε τους ουρανούς(九罰の槍よ、天を裂け)」
と唱える事で、槍から解放され、エネルギー波となって槍から放出される。
この時に放射されるエネルギーの波動は槍が受けた攻撃の威力に比例して上がる。
より強力な攻撃を槍で受け止めれば受け止めるほどカウンターの威力は増大していく。
この時に放射されるエネルギーの波動は槍が受けた攻撃の威力に比例して上がる。
より強力な攻撃を槍で受け止めれば受け止めるほどカウンターの威力は増大していく。
槍で攻撃を受け止める際には不可視のシールドのようなものが槍の全体を覆っている。
これが冥皇結界である。
これが冥皇結界である。
結界に触れた攻撃は威力を失う。
剣や槍などの物理的な攻撃であれば運動エネルギーが消失して、まるで攻撃が止まったかのような現象が起きる。
炎や雷であれば、炎は熱量を失い、雷は消滅する。
と言った感じで、攻撃の無力化が行われる。
剣や槍などの物理的な攻撃であれば運動エネルギーが消失して、まるで攻撃が止まったかのような現象が起きる。
炎や雷であれば、炎は熱量を失い、雷は消滅する。
と言った感じで、攻撃の無力化が行われる。
結界は九回分の攻撃を吸収すると消失してしまうため、10回目以降の攻撃を防ぐことはできない。
何回攻撃を受け止めたのかは槍に埋め込まれている9個の赤い宝珠によって分かるようになっている。
攻撃を受けた回数ごとに宝珠が赤く発光するため、槍の能力管理は至って簡単である。
何回攻撃を受け止めたのかは槍に埋め込まれている9個の赤い宝珠によって分かるようになっている。
攻撃を受けた回数ごとに宝珠が赤く発光するため、槍の能力管理は至って簡単である。
問題はこの武器は魔族由来の武装であるため魔族にしかその能力を発動することができない。
聖拝機関では半魔または魔族の協力者に槍を授け、実戦運用を試みたが、槍を使いこなせる者がおらず長らく死蔵される事となった。
聖拝機関では半魔または魔族の協力者に槍を授け、実戦運用を試みたが、槍を使いこなせる者がおらず長らく死蔵される事となった。