ミリス・アークガーデン - 聖華世界 @ wiki

ミリス・アークガーデン

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［解説］

聖拝機関に所属している執行者。
リサ・エーデルワイスとは訓練生時代からの付き合いであり、無二の親友。

ミリスはサキュバスのリリムと人間のクレイン・アークガーデンの間に生まれた半魔である。
執行者であったクレインを暗殺するべく、魔界より派遣された刺客がリリムであったが、二人は惹かれ合い恋に落ちてしまった。
そして、リリムの裏切りを知った魔族たちは彼女を抹殺するべく追手を放った。

クレインは彼女を聖拝機関に保護させるべく奮闘し、追撃してくる魔族たちを打ち破る。
しかし、聖都ヴァース・ランまであと一歩という所で、致命傷を負い命を落とす事となってしまった。
一足遅く、駆け付けた執行者たちによってリリムは救出され、無事に聖拝機関で保護される事となった。

しばらくした後、リリムが身ごもっている事が判明し、10ヵ月後に生まれたのがミリスである。
聖拝機関ではリリムは魔族の協力者として重宝され、彼女は様々な情報を提供する事で自身と娘の立場を保証してもらっていた。

だが娘が三歳になる頃、情報漏洩を恐れた魔族たちは暗殺部隊を放ち、リリムは殺されてしまう。
なんとか娘の存在だけは隠し通す事ができたがミリスは孤児となってしまう。

その後、ミリスは聖拝機関で引き取られ代行者たちによって育てられる事となった。
執行者となるべく英才教育を施された彼女は優れた戦士へと成長していった。

その後の来歴

代行者たちを親代わりとし、彼らから執行者となるべく英才教育を施される。
しかし、彼女が戦いの道具になる事を快く思わなかった代行者たちも存在し、12歳の時からは一般人が通う学校（中等部）に通わせて貰えるようになった。

高等部を卒業し、18歳になったミリスは自らの意思で執行者になるという進路を選択し、聖拝機関へと戻って来た。
そこで、聖拝機関に捕まったリサ・エーデルワイスとその契約精霊・仙狐と出会い訓練生として2年の歳月を共に過ごした。

20歳となったミリスは訓練課程を修了し、正規執行者としてアルバレック・ストラヴァウリ直属の部隊へと所属する事となった。
部隊内ではリサとシェンフゥと共に任務を受ける事が多く、基本的に3人で魔族討伐を行う事となった。

性格・人となり

夢中になると周りが見えなくなるタイプ。
好きな相手には積極的にアプローチを掛けて行く。
サキュバスの本能がそうさせるのか、やたらと扇情的な言動を取るが、本人はその事を自覚していない。
それどころか根は純情なため、むしろ淫らな行為は苦手である。
だが、振る舞いが余りにもエロイので、よく相手を勘違いさせてしまう。
シェンフゥ曰く「こやつを放置しては大変な事になる。わしらが監視せねば（使命感）」との事。

男性によく下品な目で見られるので苦手意識を持っている。
女の子が好き。もっと言えば、リサとシェンフゥが好き。
どれくらい好きなのかと言うと、サキュバスの生殖行為の一種である「夢喰い」を二人にやった事があるくらいには好き。
実は二人のおかげでミリスはサキュバスとして二段階くらいパワーアップしている。

代行者たちの事は家族のように想っており、肉親に接するように親しく話す。
一度、アルバレックの事を「お父さん」と呼んだことがあるが、「お前の父親はオレじゃねぇ」と怒られた。だけど、彼の事は父親のように想っている。

アルバレックと同じく代行者であるラミィ・ザ・ブラッドシザースの事は本人の希望もあり「お姉ちゃん」と呼んでいる。
ちなみにミリスが初めて「夢喰い」を行った相手はラミィである。
（殆どラミィに襲われたようなものだが）

戦闘スタイル

九罰の槍を用いたカウンターによる一撃必殺が基本戦術になる。
あらゆる攻撃を９回まで無効化できる槍の能力を利用した盾役前衛が戦闘時のポジション。

戦闘時には羽を出して空中を高速移動できるため、敵の攻撃に曝される味方を瞬時に庇いに行ける。
味方を守りつつ槍のチャージを行い、一定量の威力が蓄積されたら槍の能力を開放して敵を一撃で葬る。

サキュバスであるため魔族が扱うゲヘナを一部使用できる。
とはいえ誰かに師事して教わったわけではないので、サキュバスが本能的に使用できるゲヘナしか発動できない。
端的に言えばえっちな事をするのに必要なゲヘナが得意。戦闘には不向き。