エリアス・ヴォルツ

[解説]
特に、拠点防衛や護衛任務など、何かを守る戦闘を得意としているが、その戦い方は、防戦一方というものではなく、防御からのカウンター戦術を中核とした「後の先」を取る、非常に攻撃的なものである。
また、この戦い方を実現するため、エリアスが乗機としてきた歴代の機装兵には機体の半分を覆えるほどの巨大な盾とアオスヴルフ(噴火)と名付けられた大型のフラム・ブレードが装備されており、彼のトレードマークとなっている。
また、この戦い方を実現するため、エリアスが乗機としてきた歴代の機装兵には機体の半分を覆えるほどの巨大な盾とアオスヴルフ(噴火)と名付けられた大型のフラム・ブレードが装備されており、彼のトレードマークとなっている。
その性格は豪胆かつ豪放で、些事には拘らない。また自身とともに戦った者は誰であれ戦友であり、背中を預ける仲間だと考える主義であり、少々暑苦しい。
一方で、自身の中で決して譲れない信念を持っており、この信念に踏み込まれた場合には、相手が誰であろうと、譲らない頑固な一面も併せ持っている。特に、非戦闘員である市民を不必要に傷つけるような行為は、嫌悪といえるほどに強く嫌っており、傭兵としての立場は弁えつつもそういった場面に直面した場合には暴走することも少なくない。
また、エリアスは長年の経験で培われた自身の直感を重視するため、判断が非常に早く、実際に成果も上げるのだが、時としてそれが命令違反に繋がることもあり上司や依頼主に「短絡的」と受け取られる場合もある。
もっとも、現在、彼が所属するグライフリッターにおいては、その隊長のワイラー・イアンホープが彼の性格やその実力を正しく理解しているため、その扱いがうまく、隊内で衝突に発展することは稀である。
一方で、自身の中で決して譲れない信念を持っており、この信念に踏み込まれた場合には、相手が誰であろうと、譲らない頑固な一面も併せ持っている。特に、非戦闘員である市民を不必要に傷つけるような行為は、嫌悪といえるほどに強く嫌っており、傭兵としての立場は弁えつつもそういった場面に直面した場合には暴走することも少なくない。
また、エリアスは長年の経験で培われた自身の直感を重視するため、判断が非常に早く、実際に成果も上げるのだが、時としてそれが命令違反に繋がることもあり上司や依頼主に「短絡的」と受け取られる場合もある。
もっとも、現在、彼が所属するグライフリッターにおいては、その隊長のワイラー・イアンホープが彼の性格やその実力を正しく理解しているため、その扱いがうまく、隊内で衝突に発展することは稀である。
[生い立ち]
聖華暦795年、自由都市同盟、南部諸国連合(ラ・カルト)内のギルガメア王国領の貧民街で生を受ける。
しかし、2歳の頃。南部諸国連合構想に反抗する活動家によるテロの被害を受け、両親が他界、天涯孤独の身の上となる。
その後、エリアスは同じくテロで妻と子供を失った男性に引き取られ、街の人達の庇護も受けて育てられることになった。この経験から、彼は故郷に対して強い感謝の念を持っており、受けた恩を返す為、実力さえあれば、資金を稼ぎやすい傭兵を志すことになる。
しかし、2歳の頃。南部諸国連合構想に反抗する活動家によるテロの被害を受け、両親が他界、天涯孤独の身の上となる。
その後、エリアスは同じくテロで妻と子供を失った男性に引き取られ、街の人達の庇護も受けて育てられることになった。この経験から、彼は故郷に対して強い感謝の念を持っており、受けた恩を返す為、実力さえあれば、資金を稼ぎやすい傭兵を志すことになる。
そうして15歳になった日、彼は傭兵協会の訓練施設を卒業し、支給された真新しい機装兵 スパルタクスに、工房で見かけ一目惚れしたことをきっかけに、なけなしの貯金をはたいて手に入れた中古のN型レギオン用の武装(60式フラム・ブレードアタッチメント付きのフラム・ラブリュスと大型のシールド)を装備させた機体を愛機に傭兵の世界に飛び込んでいくことになる。
[入団経緯]
エリアスが傭兵部隊、グライフリッターに入隊することとなったのは聖華暦818年のことである。この時点で彼は傭兵となってから8年、さまざまな傭兵部隊を渡り歩き、フリーランスの傭兵も経験して、経験豊富なベテランの傭兵として、それなりに名が通っていた。しかし、それにも関わらず、エリアスはこの当時、ほのんど無職といえる状態であった。
実は、この年、エリアスは前年に入団したばかりの傭兵部隊「暁の夜鷹」隊長、コラカス・クーロウとの意見の相違から起きた衝突の末、除名処分を受けており、重ねてコラカスより、各方面に誇張した悪評をばら撒かれた結果、依頼が激減、傭兵としての活動が実質的にできなくなっていたのだ。
加えて、彼への悪評の真偽の程は別として、あからさまに「暁の夜鷹」と対立状態にある彼を雇い入れることは、傭兵部隊同士の対立に発展しかねない状況であったことから、面倒事を嫌った多くの傭兵部隊からは入隊も断られる状況に陥っていた。
加えて、彼への悪評の真偽の程は別として、あからさまに「暁の夜鷹」と対立状態にある彼を雇い入れることは、傭兵部隊同士の対立に発展しかねない状況であったことから、面倒事を嫌った多くの傭兵部隊からは入隊も断られる状況に陥っていた。
そんな状況にもかかわらず、彼を拾ってくれたのが傭兵部隊グライフリッターであった。
この当時のグライフリッター隊長が何を思ってエリアスを受け入れたのかは、今となってはわからない。隊長のふとした気まぐれだったのかもしれないし、それなりに名の通ったエリアスを破格の契約金で手に入れられるチャンスだと見たのかもしれない。
だがいずれにせよ、これによりエリアスは汚名を返上する機会を得ることになった。
この当時のグライフリッター隊長が何を思ってエリアスを受け入れたのかは、今となってはわからない。隊長のふとした気まぐれだったのかもしれないし、それなりに名の通ったエリアスを破格の契約金で手に入れられるチャンスだと見たのかもしれない。
だがいずれにせよ、これによりエリアスは汚名を返上する機会を得ることになった。
この出来事をきっかけに、彼はグライフリッターの隊長、そして部隊そのものに忠誠心を抱くようになり、以降終身この部隊に身を置くことを決意するようになる。
そうして、彼は、グライフリッターの旗のもと、幾多の戦友とともにさまざまな戦場を駆け抜け、聖華暦830年代には第八小隊隊長の座に登り詰めるに至ったのだ。
そうして、彼は、グライフリッターの旗のもと、幾多の戦友とともにさまざまな戦場を駆け抜け、聖華暦830年代には第八小隊隊長の座に登り詰めるに至ったのだ。
[セリフサンプル]
日常
「俺ぁエリアス。エリアス・ヴォルツだ。よろしく頼むぜ。」
「なるほど『正義の味方ごっこ』と切り捨てられたか!はっはっ隊長も手厳しいねぇ。俺個人としてはそういう燃え盛るような青臭さも嫌いじゃあないが……まぁそうさな。隊長の言うことはもっともさ。」
「俺ぁエリアス。エリアス・ヴォルツだ。よろしく頼むぜ。」
「なるほど『正義の味方ごっこ』と切り捨てられたか!はっはっ隊長も手厳しいねぇ。俺個人としてはそういう燃え盛るような青臭さも嫌いじゃあないが……まぁそうさな。隊長の言うことはもっともさ。」
戦闘
「全機、密集陣形をとれ!ここが正念場だ、気合を入れろ野郎ども!」
「この俺を無視してひよっこどもを狙うとはいい度胸じゃねぇか。だが、やらせねぇぜ。2番機、3番機、雑魚どもは任せる。こいつは俺が引き受けた。」
「さぁて、お相手願おうか。アオスヴルフの刃を受け止めてみせろッ!」
「全機、密集陣形をとれ!ここが正念場だ、気合を入れろ野郎ども!」
「この俺を無視してひよっこどもを狙うとはいい度胸じゃねぇか。だが、やらせねぇぜ。2番機、3番機、雑魚どもは任せる。こいつは俺が引き受けた。」
「さぁて、お相手願おうか。アオスヴルフの刃を受け止めてみせろッ!」