機動揚陸艇グラド
[解説]
艦前部のパイルバンカーが特徴となっており、これを用いて衝角突撃を行う。
船体は120mでパイル幅を含めると全長140mという機動揚陸艇の中では大型の部類に入る。
機兵の最大積載数は12機となっている。
また、搭載されている魔導障壁発生器は方位限定型となっており、突撃の際には前面に最大出力で展開される。
大型パイルバンカーは角度を付けて装備されており、船底から破壊する設計となっている。
搭載火器はこれと言って無く、艦載機兵の火力と後続する軽巡航艦フォングルの火砲支援を軸にするという割りきった運用ドクトリンとなっている。
特に損耗が多い艦種であるため、公式懲罰艦や片道艦などと揶揄されがちであるが、一部の勇猛果敢な将兵が好んで搭乗した際は猛威を振るったとされる。
簡素かつ、軽量高速である為、陣地転換が用意で、艦隊の先駆けを務める事が多い。