「普遍の幻装兵 フレッシル」

注)写真後方

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[解説]
旧大戦末期に、新人類側で運用されていた記録が残る幻装兵。
「全てのものに通じる」という意味を持つ〝普遍〟を冠するこの機体は、その汎用性を最大にまで高めることを目標に開発されており、装備の換装により様々な機能を付与することを可能としている。
この極めて自由度の高い換装機能を用いれば既存の幻装兵の機能を付与し、擬似的に、あるいは発展的にその幻装兵を再現することすらも可能であり、その開発コンセプト通り、フレッシルと状況に合わせた装備の組み合わせで、すべての環境、状況への完全な対応を実現していたのだ。
「全てのものに通じる」という意味を持つ〝普遍〟を冠するこの機体は、その汎用性を最大にまで高めることを目標に開発されており、装備の換装により様々な機能を付与することを可能としている。
この極めて自由度の高い換装機能を用いれば既存の幻装兵の機能を付与し、擬似的に、あるいは発展的にその幻装兵を再現することすらも可能であり、その開発コンセプト通り、フレッシルと状況に合わせた装備の組み合わせで、すべての環境、状況への完全な対応を実現していたのだ。
このような極めて自由度の高い換装機能機能の中心となったものがシードリング・コアと呼ばれる機構である。
これは操縦槽、魔導炉、転換炉などの幻装兵としての重要区画をパッケージングしたユニットにRBジョイントと呼ばれる筒状の可動ジョイントを用いた簡易的な脱出艇への可変機構と単体での移動を可能とする為の科学、魔導複合型のホバーユニットを内蔵したコアユニットで、このシールドリング・コアを中心に四肢を接続することで幻装兵として組み上がるようになっている。
加えて、シードリング・コアに接続される四肢は、高度にユニット化されており、この四肢を介して追加装備を接続、あるいは四肢ユニット自体を換装することにより、機体としての性質を大きく変化させられるようになっているのだ。
これは操縦槽、魔導炉、転換炉などの幻装兵としての重要区画をパッケージングしたユニットにRBジョイントと呼ばれる筒状の可動ジョイントを用いた簡易的な脱出艇への可変機構と単体での移動を可能とする為の科学、魔導複合型のホバーユニットを内蔵したコアユニットで、このシールドリング・コアを中心に四肢を接続することで幻装兵として組み上がるようになっている。
加えて、シードリング・コアに接続される四肢は、高度にユニット化されており、この四肢を介して追加装備を接続、あるいは四肢ユニット自体を換装することにより、機体としての性質を大きく変化させられるようになっているのだ。
さらに、このような徹底的なユニット化は量産性の向上という意味でも非常に理に適ったものとなっており、あらゆる意味で汎用量産機の一つの完成系と呼ぶにふさわしい機体であったと言えるだろう。
しかし、実際、後世において、フレッシルシリーズの出土頻度は兵の幻装兵 シュナイダーなどと比較するとそこまで多いわけではない。
これはフレッシルシリーズが本格的な量産体制に入る前に旧大戦が終結を迎えたため、兵の幻装兵 シュナイダーほどに量産されていなかったことが原因であろう。
これはフレッシルシリーズが本格的な量産体制に入る前に旧大戦が終結を迎えたため、兵の幻装兵 シュナイダーほどに量産されていなかったことが原因であろう。
また、出土時には、その規模には違いがあれど、ある程度のまとまった数が同じ遺跡群から発見されることが多いという特徴も挙げられる。
これは、フレッシルはその性質から、同型機で統一することが最もその汎用性を活かせるため、部隊単位でフレッシルに統一した上での運用がなされていたのではないかと推測されている。
これは、フレッシルはその性質から、同型機で統一することが最もその汎用性を活かせるため、部隊単位でフレッシルに統一した上での運用がなされていたのではないかと推測されている。
なお、フレッシルにはフレッシル・アウスラと呼ばれる指揮官機仕様が少なくとも数機存在しており、こちらは魔導炉出力をはじめとする基本性能の向上に加えて、転換炉に付随する出力調整機能の閾値の拡大など、より換装性能の自由度の向上が図られている。
機体開発コードは「Plan022 BUNNyS」


