「普遍の幻装兵 フレッシル・アウスラ」

注)写真前方

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[解説]
旧大戦末期、非常に優れた量産機として開発された普遍の幻装兵 フレッシルだが、通常仕様の機体の他に、アウスラ仕様と呼ばれる魔導炉出力をはじめとする基本性能の向上、転換炉に付随する出力調整機能の閾値の拡大等による換装性能の自由度の向上が図られた指揮官、もしくはエース仕様機が存在していたことがわかっている。
アウスラ仕様の機体は多くの場合、非常に自由度の高いその機能拡張能力を用いて、操手に合わせたカスタマイズがなされており、なんらかの高度に特化した性能を持っていたようである。また専用装備などが存在していることが確認されており、通常仕様のフレッシルとは大きく姿が変わっている可能性もある。
なお、正確な時期は不明ながら200年代まではアルカディア帝国においてアウスラ仕様機が専用装備を含め数機管理されていた記録が残っている。
しかし、第一次聖帝戦争前後を境として、その全てが専用装備共々、所在不明となっており、聖華暦830年現在においてもその所在はわかっていない。
なお、正確な時期は不明ながら200年代まではアルカディア帝国においてアウスラ仕様機が専用装備を含め数機管理されていた記録が残っている。
しかし、第一次聖帝戦争前後を境として、その全てが専用装備共々、所在不明となっており、聖華暦830年現在においてもその所在はわかっていない。
なお、聖華暦832年。自由都市同盟の技師であり、冒険者でもあるルント・デルフィンがアルカディア帝国と自由都市同盟の境に聳える西シェラマドナ山脈に存在していた旧大戦期の遺跡内において、このアウスラ仕様のシードリング・コアを発見。のちに自身の専用機としてフレッシル・アウスラ・シルフレイを復元することになる。
機体開発コードは「Plan022 BUNNyS-TR」