レスティオン - 聖華世界 @ wiki

レスティオン

---

［解説］

聖王国領北部域に存在する都市。
旧時代のノース・ダコタ州ボッティンオーに位置する。

ラヴァル火山と呼ばれる火山の麓に位置し、ラヴァル火山に生える巨大な火の魔石を利用した火力発電所によって街が成り立っている。
火力発電所で量産される雷の魔石を用いた魔導器が街中で使われていて、生活をする上で液体エーテルが殆ど必要にならない。
エネルギーが潤沢に使えるため、街の設備やインフラは充実していて、聖王国内でもかなり発展した都市となっている。
街中の道路では蒸気車両が行き交い、都市内を循環する路面電車も存在する（これらは全て雷の魔石で動くよう設計されている）
発展した都市ということもあって、この街を訪れる商人や冒険者も多い。

街には聖騎士団が一個中隊駐留しているため、治安もよく魔獣の襲撃で都市に被害が及ぶこともまずない。
必要十分な戦力が用意されていることもあり、この街には珍しく城壁が存在しない。
都市の南部に港湾区が存在し、遠方からくる都市間連絡船などはそちらに係留される。

市長は選挙で選ばれる形となっており、４年の任期が終わると次期市長を選ぶ選挙が開催される。
１８歳以上の成人には選挙権が与えられており、都市民の投票によって市長が選出される。
都市人口は約６０００人。

レイデン発電所

---

［解説］

都市最奥、ラヴァル火山にほど近い場所に建設された発電所。
ラヴァル火山に生える巨大な火の魔石から、火の魔素を抽出し、巨大なケーブルを使って発電所に魔素を送っている。
その火の魔素で発電タービンを回し、生み出した電気から雷の魔素を固体化させることで雷の魔石を量産している。

街の中心産業ということもあり、都市民の２割はこの発電所に就職している。
この発電所で作られた人工魔石は大変質がよく国内外から多数の注文が来る。