浄眼 - 聖華世界 @ wiki

浄眼（じょうがん）

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［解説］

金色に輝く瞳。
エーテルや反物質の流れを見通すことができる異能。

魔眼と対になるもの。
魔眼が反物質に適応した人類が持つ瞳なのに対して、こちらはエーテルに適応した瞳とされている。

魔眼が魔眼病によって後天的に発症するものに対して、浄眼の殆どは生まれつき持っているものである。
胎児のときに浄眼が形成されるのと、移植しようとすると能力を失うため、後天的に浄眼を得ることは殆どない。（極少数だが例外は存在する）
遺伝的に継承されることが判明しており、浄眼を持つ者同士が交配すると浄眼をもつ子供が生まれることがある。

一説には聖華の三女神に祝福されたものが持つとされている。
しかし、聖痕とは異なり光の魔素を生み出す能力は無い。
あくまで本来見えないはずのエーテルや反物質がみえるというだけに過ぎない。

エーテルが見えるようになることで、その性質を正しく理解し、魔法構築の術式展開が上達する者が多い。
そのため、浄眼をもつ者の多くは魔導士として大成する。

なおこの目で相手の魔導士を見ることで、何の魔法を発動しようとしているか、その魔法の種類や属性を見切ることができるため、魔法戦においては非常に有利となる。
とはいえ、自分が知らない魔法を見極める事はできないので、あくまで自分が知っている魔法なら、何を使おうとしているのか察知できるという感じになる。

また、エーテルを目視できることから、古い時代には偵察兵や斥候として浄眼を持つ者は重宝されていた
昨今ではエーテル索敵機が発展したこともあり、そのようなアナログな偵察が行わることも無くなったようだが。

なおアルカディア帝国においては、発症経緯の異なる魔眼の一種だと言われており、女神の祝福による異能という説は否定されている。