グランドホーン - 聖華世界 @ wiki

獣装機 グランドホーン

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［解説］

都市同盟軍によって製造された、攻城用獣装機。
制作はカルマッド機兵工房。

この40ｍ超の機体に求められた性能はとてもシンプルで、それは「法撃可能な破城槌」という一言に纏めることができる。
巨大な砲と、巨大な突撃角、それらを支える巨大な胴体をなんとか低く整えるための四足歩行は、突進力という思わぬ特性をこの機体に植え付けた。

この機体最大の特徴は、やはり背部に山と積まれた法撃兵器群である。左右背部にそれぞれ多連砲身型、３連装収束型、首のすぐ後ろに連装収束型と２群と１基の高火力法撃システムを搭載し、胴体側面には４連装の対艦ロケット、尾部には対機兵用単装法撃砲を詰め込んでいる。
自己防衛用装備として、前後脚部にそれぞれ煙幕弾発射筒を装備している。

近接武装は頭部に搭載された大型ヒートホーンのみだが、この機体が加速しながら突撃してきた時、逃げ切るのは大変困難である。
更に、相手の突撃を食い止めようにも、この質量を抑え込むには相応の大きさ、重量が必要となる。
さらに、有り余る胴体の積載にものを言わせて詰め込んだ機動揚陸艇用魔導炉を利用し、短時間、正面のみという限定付きながら、魔導障壁の展開さえ可能とした。