ノルニル級機兵母艦
[解説]
聖王国では他国に比べて機兵母艦の開発に熱心ではなかった。これは何より、機兵母艦より前に強襲揚陸艦を開発しており、広く運用していたからであった。
この為、機兵母艦としては600年代に開発された、箱型のクリストバル級補給艦を転用したものを多く使っていたが、さすがに対応を迫られていたのである。
この為、機兵母艦としては600年代に開発された、箱型のクリストバル級補給艦を転用したものを多く使っていたが、さすがに対応を迫られていたのである。
その形状は特徴的であった。『円盤型』艦艇だったのである。直径300メートル、全高50メートルの皿を伏せたような形状であり、進行方向を自由に変えることができる「前後左右のない」新機軸の船であった。推進機の方向を360度変えられるのである。
通常の同クラス艦艇と比べると2倍近い容積を持ち、およそ2個大隊60機の運用が可能であった。(貨物スペースを犠牲にすればもっと積み込めた)
カタパルトは艦上に十字に配置され、四方どこにでも発進可能になっている。機兵、貨物スペースも4か所に分けられ、それぞれ通路でつながっていて、中央からカタパルトにエレベーターで出られる。艦橋も中央の天辺にあり、360度見回せる。
通常の同クラス艦艇と比べると2倍近い容積を持ち、およそ2個大隊60機の運用が可能であった。(貨物スペースを犠牲にすればもっと積み込めた)
カタパルトは艦上に十字に配置され、四方どこにでも発進可能になっている。機兵、貨物スペースも4か所に分けられ、それぞれ通路でつながっていて、中央からカタパルトにエレベーターで出られる。艦橋も中央の天辺にあり、360度見回せる。