魔力眼 - 聖華世界 @ wiki

魔力眼

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［解説］

　魔素を蓄積することのできる効果を持つ魔眼。分類としては身体強化の魔眼に属する。
　周囲の大気に満ちるさまざまな属性の魔素を極少量ずつ己の眼に蓄積しておき、使用時にはエーテルの形に変換して取り出すことで、簡易のエーテルタンクとしての効果を発揮する。魔素の蓄積量に関しては個人の資質に依るところが大きいが、蓄積した魔素から変換したエーテルの使用に関しては自由度が高い。
　短節詠唱魔法(シングルアクション)の無詠唱即時行使、一時的な身体能力強化の補助、活動限界を超えた機兵の強制励起……。
　この他にもエーテルを用いた簡単な行動であれば魔力眼に蓄積された魔素から変換されたエーテルで肩代わりさせることができるため、汎用性といった意味では比類無き性能を誇る。

　一方で、魔導臓器のように大気中の魔素を無属性魔素の形で蓄積するわけではないことと、魔力眼のエーテル変換の仕組みの問題で、変換されるエーテルはその質でやや劣るという欠点があり、通常の方法で、同量のエーテルを用いた同じ魔法を発動した場合と比較して威力の面では一歩劣ることになる。
　これらと並ぶ威力を出すためには、魔力眼からより多くのエーテルを注ぎ込む必要がある。