覚視の魔眼
[解説]
その能力は、魔眼としてのランクにもよるが、最短で数秒から最長で2分程度の間に自身及び、周囲の人間に訪れる危険を予見し、映像として片方の眼に映すというもので、基本的には、自動発動型となる。
予見の魔眼との最も大きな違いはここにあり、どれだけ多くのエーテルを流したとしても、遠い未来の情報を得ることができない代わりに、この能力が発動した時点で、その眼で直接捉えることができるできないにかかわらず、何かしらの危険が迫っていることを知ることができるため、リスクを回避するという点において、より直接的に戦闘に特化した予見の魔眼と言えるだろう。
また、この魔眼の熟練の使い手であれば、特殊な使い方として攻撃に転用することも可能である。
それはエーテルを魔眼に流し込みながら、攻撃を仕掛けるイメージを強く持つことで目の前の相手、すなわち〝自身の周囲にいる人間〟に対して危険が及ぶ未来の可能性を生じさせ、能力の発動を誘発するというもの。
これを用いれば、回避や迎撃など、自身の攻撃に対して相手が取る行動とその結果を先んじて知ることができるため、あたかも高度な先読みをしているかのように攻撃を相手の逃げる位置に〝置く〟というような戦い方が可能である。
それはエーテルを魔眼に流し込みながら、攻撃を仕掛けるイメージを強く持つことで目の前の相手、すなわち〝自身の周囲にいる人間〟に対して危険が及ぶ未来の可能性を生じさせ、能力の発動を誘発するというもの。
これを用いれば、回避や迎撃など、自身の攻撃に対して相手が取る行動とその結果を先んじて知ることができるため、あたかも高度な先読みをしているかのように攻撃を相手の逃げる位置に〝置く〟というような戦い方が可能である。
一方、自動発動型特有の欠点として、次々と危険が迫る戦闘時には、望む望まざるにかかわらず連続して発動してしまうという特徴があるため、どうしてもエーテルの消費が大きくなってしまい、継戦能力に悪影響を及ぼすということには注意しなければならない。