ガイア・レギス・アニマ - 聖華世界 @ wiki

ガイア・レギス・アニマ

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［解説］

始原が生み出した世界の基点となる天体型の精霊。
この宇宙で最も古い原初の精霊の一体。
人類が付けた名は太陽系第三惑星『地球』。

約138億年前に起きた始原による大創造（ビッグバン）で宇宙が形勢され、その際に生じた膨大なエネルギーを基にして始原が生み出したのがガイア・レギス・アニマである。
この世界における宇宙を安定させる為の楔の役割を担っており、ガイアが存在することでこの宇宙での進化の可能性が生まれる。
ガイアが消滅すると連動してこの宇宙における可能性が消失し、世界そのものが凍結される。

ガイアと呼ばれる精霊は全ての並行世界に存在する。
ガイアが存在する宇宙で起きた選択の違いによって様々な可能性分岐が起き、その際に世界線の分岐が行われる。
この際にガイアも分裂し、ガイアの複製体が新たな世界の楔として機能する。
分岐された世界は独立した世界として発展を続け、そうして生まれた新たな可能性世界を集約して「多元世界」と呼ぶ。

多元世界を管理するために聖華の三女神が存在し、天都に存在する生命の樹（セフィロト）によって管理が行われている。
つまり、聖華の三女神が干渉できる世界とはガイアが存在する世界に限られるという事だ。
ガイアを失った凍結世界は存在しないものとして生命の樹から排除され無かったことになる。
可能性が失われた凍結世界がその後どうなるのかは不明である。

始原の大創造によって生まれた天体には必ず星晄と呼ばれる命の源が存在し、その天体が持つ星晄の総量によってその星で生命が生まれる可能性が左右される。
ガイアはその誕生の経緯もあり全銀河に置いても最大級の星晄を持ち、どの世界のガイアでも生命が生まれる可能性が非常に高くなっている。
この惑星で生きる全ての生命の源はガイアから来ており、死した後はその生命をガイアに還すことになる。

便宜上、十聖天の『地の玉座守護』に認定されているが、ガイアそのものは意思を持たず、銀河を安定させるためのシステムとしての役割を全うするのみである。
その為、ガイア自ら能動的に世界に干渉することはなく、あくまで「システムの運営上、必要な行為」のみを自動的に行う。