モルフィン・ドリーム
[解説]
モルフィン・ドリーム
水と土の複合魔法。
麻薬が取れるけしの花を触媒にして、強力な催眠・鎮痛効果を持つ麻薬の霧を発生させる。
それ以上のサイズの魔獣は意識は失わないが、強烈な鎮静作用で動きが鈍り、こちらを攻撃してきていた場合は一時的に戦意を失う。
さらに悪辣なことに、一度この魔法の抵抗に失敗すると、1週間の間、弱い麻薬依存状態になる。
この状態でもう一度術を受けるか、本物の麻薬(けしから生成されるもの)を使ってしまうと、麻薬中毒者になってしまうのだ。
効果範囲は、生身の魔導士が唱える場合、術者を中心に半径20m。
触媒としてけしの花10本を必要とする。
触媒としてけしの花10本を必要とする。
魔装兵で使用する場合、効果範囲が10倍に、けしの花100kgを必要とする。
この魔法は、鋼魔獣には効果がない。
また、何らかの手段(科学技術で作られた防毒マスクや、風の魔法によるバリアーなど)で麻薬の霧を吸い込まないようにしている生物にも効果がない。
詠唱は「美しき毒の花々よ 偽りの安息を 死に至る夢をもたらせ モルフィン・ドリーム」