Rkk-343 プラストーイ

聖華暦343年にロココ設計所が開発した全高約6mの作業用の獣装機。
同社が初めて工業的に生産した機体であり、特定の生物を模しておらず、その構造は単純化されている。
単純化された構造により機体は堅牢になり、優れた安定性能を示した反面、他の獣装機と比較すると格段に低い運動性能を示し、戦闘には不向き。
だが頑丈な機体には多くの貨物を積載出来た事と、大量生産によって価格が抑えられていた事から物資輸送の分野で広く普及した。
最初から特定の用途に特化した高い完成度の機体だったため、800年現在でも改良を重ねて他の従機と共に運用され続けている。
かなりの数の機体が市場に出回っている為、物資輸送以外の用途でも運用されている記録が多い。
特に安価で数を揃えやすい事から各地の武装勢力で魔導砲や擲弾投射器で武装化された本機は数多く確認されており、サードパーティのプラストーイ用の武装等も販売されている。
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